コーエーテクモ、基本給を平均で２割超引き上げ－業績超過で還元ゲーム開発会社のコーエーテクモホールディングスは21日、社員の基本給を平均で23％、金額にして月７万3000円引き上げると発表した。巣ごもり需要やゲームのヒット作品に恵まれ、前期（2022年３月期）の業績が従来の予想水準を上回る見通しとなったため、「最大の功労者である社員の活躍」に報いるとしている。 ７期連続のベースアップのほか特別賞与も支給する。大卒初任給は従来の水準から月５万6000円増の29万円となる。 コーエーテクモは前期から始まった中期経営計画で、24年3月期に売上高900億円、営業利益300億円、経常利益400億円の達成を目標として掲げていた。「戦国無双５」「仁王２」「ライザのアトリエ２」などのヒット作に加え、ソフトバンクグループの社外取締役も務める襟川恵子会長による投資からの利益が奏功し、前期に２年前倒しで利益目標を達成することが確実となったとした。 ゲーム業界では巣ごもり需
