<スペインリーグ:バルセロナ4-2エイバル>◇21日◇最終節◇カンプ・ノウ 【バルセロナ(スペイン)=木下淳、山本孔一通信員】エイバルMF乾貴士(28)がバルセロナ相手の日本人初ゴールを決めた。スペインリーグの2016-2017シーズン最終節に左MFで先発すると、前半7分に先制点。右サイドバックのカパが上げたクロスが反対サイドで走り込んだ乾に届くと、ダイレクトで左足を合わせ、クロスバーの下をたたきゴールに飛び込むシュートを決めた。乾の今季2点目に聖地カンプ・ノウは沈黙。元日本代表が世界的クラブから歴史的ゴールを奪ってみせた。 これで終わらない。後半16分にも乾がまた決めた。右サイドから流れてきたボールに反応し、左足でボレーシュート。アウト回転がかかったボールがゴールマウスを強襲し、再びクロスバーの下をたたいてネットを揺らした。勝たなければ逆転優勝がないバルセロナを相手に、敵地で2点リード。