早稲田で講演したときの資料ですー
「面白いとは何か」ということをいつも考える。 その答えに近づくために、どうすればいいのだろうか。 答えに近づく一つのアプローチとして、「最高に面白いものをたくさん集める」というものが考えられる。 最高に面白いものをたくさん集めて、それらに共通する特徴を抜き出せば、「面白い」の本質が抽出される、という算段だ。 だから僕は、「最高に面白いものに出会ったな」と思った時は、必ずメモを取ることにしている。スマホの中の「最高に面白いもの」メモは既に200行を越えた。 前置きが長くなった。本題に移ろう。 この「最高に面白いもの」メモに、最近書き加えた一節がこれだ。 WEEKLY OCHIAI、デジタルネイチャーの話、コントみたい。誰も分からないのに分かったフリ。実はサバの話 謎のメモで申し訳ない。以下、説明しよう。 「WEEKLY OCHIAI」というのは、NewsPicks内で毎週配信されている落合陽
「承認欲求」をベースにしたSNSは続かない いま流行っているFacebookやTwitter、インスタなどのSNSは、基本的に「承認欲求を満たす」ことがベースになっています。 ぼくは、これは今後長くは続かないと思っています。 特にインスタは、ただ「いいね」をほしいがために「フェイクの生活」を送って「フェイクの写真」をわざわざ撮るわけです。みんなからの「いいね」をもらうことを目的にすると、どこかのタイミングで疲れてきます。「なんだか、ばかばかしいな」と思うタイミングがかならず来るでしょう。 もちろん、「SNSによって人と人がつながる」というのは、絶対になくなったりはしません。ただ「承認欲求」を満たすためのSNSは、これから長くは続かないと思うのです。 そこで何をベースにした、何を目的にしたSNSが必要なのか……。 ぼくは「自己実現」をベースにした前向きなSNSが主流になってくるんじゃないかと
法律って、物理的なモノとしてあるんですか? 「法律にこう書いてある」 と言われても、その法律ってどこにあるんですか? って思いませんか? 六法全書も、官報も、なにかのコピーですよね? 一字一句間違ってない保証はないですよね? 原本?というべき、ハンムラビ法典の石碑みたいなの(おそらく天皇の署名した紙面)があるんですか? それが、一字一句間違いなく複写される仕組みというのは、どういうことをしているのですか? オリジナルの文章は電子データで、天皇が署名するのはその複写である印刷物ですか? 複写が署名で承認されると、オリジナルが承認されたことになる的な。 それとも、天皇の署名は元の文章の電子データに電子署名するんですか? そもそも、法律って、一万円札のように、みんなが信じているから価値がある、的なものなんですか? 「法律でこう決まってる」「こう書かれてる」と言われても 「神はこう言われた」 とい
スマートフォンを使った新しいサービスを思いついた。あるいは、これまでの営業経験で築いた人脈でビジネスを始めたい——。 こんな時、会社を立ち上げ、資金を集めて……という仕組みは確立されている。プロジェクトの中身は厳しく審査されるけれど、資金と経験を提供するベンチャーキャピタルもある。 では、マイナーなスポーツの選手として生計を立てたい、モデルや小説家になりたいという場合はどうだろう。あまり会社という仕組みとはなじまない。他の仕事でもしながら下積みを選ぶ人が多いだろう。 こうした個人の自己実現を支援するSNS「フィナンシェ」の試験運用が、2019年3月7日に始まった。 仕掛けるのは、東証一部に上場しスマホ向けのゲームを展開するgumiと新会社フィナンシェ。 多くの人に「いいね」と言ってもらう承認欲求を満たすSNSから、コミュニティで個人の自己実現を支援するSNSへの移行を促したいという。 自己
相変わらず、企業の間では「ブロックチェーン」という言葉が流行っていますね。 「ブロックチェーン」を使って新しい経済圏を作るとか。 「ブロックチェーン」でトークンエコノミーを実現するとか。 「ブロックチェーン」で業務を分散化するとか。 「ブロックチェーン」を使えば自動的にトラストレスになるとか。 特定の組織が、「ブロックチェーン」という言葉を使うことに、物凄い違和感を感じていました。 はたして、ビジネスに使えるのだろうか? そもそも、何を実現するために誕生したのだろうか? 今回もJimmy Song氏の名記事を翻訳。 以下、本文。 ブロックチェーン界隈の誇大広告には驚きが隠せないです。世に出回っているブロックチェーンの宣伝文句は、だいたい次のようなものです。 1.所得格差の解消 2.すべてのデータが改ざんできない。 3.すべてのデータが効率的かつ仲介人なしで運用できる 4.死にかけている赤ち
今回はJavascriptで、ブロックチェーンのデータ構造を実装します。ブロックチェーンのデータ構造を実際に作ってみると、その堅牢性が理解できると思います。nonceを求めるマイニング・アルゴリズムも実装します。 なお、P2Pでノード間で同期を取ったり、コンセンサス・アルゴリズムで合意形成を取るところまでは、実装しませんので悪しからず。 ブロックチェーンは「万能薬」でありません。他のプログラムと一緒で、あくまで、アルゴリズムを効率的に実現するデータ構造です。 分散環境下で、セキュアにデータをもつためのデータ構造とも言えます。 つまり、手段です。導入したからといって、問題が自動的に解決したりしません。 それでは早速、作ってみましょう。実際に作業するファイルは2つです。 mkdir project cd project npm init touch blockchan.js touch tes
(編注:2020/08/18、いただいたフィードバックをもとに記事を修正いたしました。) GutenbergとWordPressに関する騒動は、PHPの終焉につながる最新記事です。深呼吸をしてください、みなさん。トロールは無視し、Mark TwainとFidel CastroとPHPとの共通点を見ていきましょう。そして、もっと重要なのは、スタートアップやスモールビジネスにとって、PHPが今でも合理的な選択である理由です。 PHPはいつから廃れ始めたのか “PHPはもうダメだ”といったブログの投稿が、登場し始めたのは2011年のようです(これより古いものを見つけたら、お知らせください)。Mediumや、mushroomsのように突然出現したcoding bootcampsを探し回れば、その唯一の共通点は、みんながPHPを嫌っているか、あるいは単に無視しているかです。どうやら、法外な値段のコー
はじめて、ブロックチェーンを知った時は興奮したものです。なぜかと言うと、「分散化した環境下で、合意形成が取れる」と謳っていたからです。 「これは民主的だな、色々な問題が解決する」と夢中になりました。 「ブロックチェーン」という言葉が、どうも一人歩きしていると感じたのは、ビットコインやイーサリアムを、よく理解してからでした。 よくよく考えれば、「分散化した環境下で合意形成」と言うのは、ビットコインのことだったのです。「ブロックチェーン」は、ビットコインや他の暗号通貨を実現するための、一要素にすぎません。 今回もJimmySong氏の論考を訳してみました。 以下、本文。 ブロックチェーン技術は真新しいものであり、十分な時間を投資すれば誰かが、通貨以外に役立つものを作るということを、ビジネス界隈では多くの人が信じています。これこそ私が「ビットコインではなく、ブロックチェーンを」症候群と呼んでいる
----------------------------------------------------------------------------- なぜ男は胸を触りたくなるのかという議題は、永遠にして普遍的かつ茶目っ気のある問いだと思うのだけれども。 「そこに乳があるからだ」的な特に面白くもなんともない回答や 「いや、そもそも男っていうのは子孫を残さないといけない生き物だから性的欲求は子孫繁栄のために(ry」的な浮気を正当化するために生物学者ぶって男の論理を振りかざす下半身を自制できない男代表的な回答や 「俺は胸よりお尻派だ!」という別に聞いてもいない性癖をぶちまけてくる空気の読めない勇者的な回答など、 果てしなく遠大かつ崇高な問いなので、いくらでも哲学的な思考が繰り返され無限の回答がこの世に生を受けてしまう。 こういった、 世の中には話している分には笑えるけどもしそれが実行に移さ
NFTというキーワードを目にする機会が急増している。 2021年に入り、Twitter創業者・ジャック・ドーシー氏やTesla創業者・イーロン・マスク氏がNFTをオークションにかけそれぞれ数億円単位の入札が行われたり、日本のVRアーティストせきぐちあいみさんの作品が1300万円の価格で落札されたりと、センセーショナルな話題が続いている。 こちらのNFTArt…なんと日本円で約1300万円で落札頂きました…!正直まだ実感が無いのですがとても嬉しく、驚いております…! VRアートの新たな可能性が始まる記念すべき日となりました…!!ありがとうございます!!!!!!#nftart #cryptoart #nft https://t.co/lhpUJO7zqS — せきぐちあいみ AimiSekiguchi (@sekiguchiaimi) March 24, 2021 その結果、年明け時点と比較し
アイテム 1 の 4 オンラインで無料視聴が可能だった10秒間の動画作品に約6万7000ドル(約716万3000円)を投じた、マイアミの美術収集家パブロ・ロドリゲス・フレイル氏。イタリアのコモ湖で撮影、提供写真(2021年 ロイター/Pablo Rodriguez-Fraile/Handout via REUTERS) [1/4] オンラインで無料視聴が可能だった10秒間の動画作品に約6万7000ドル(約716万3000円)を投じた、マイアミの美術収集家パブロ・ロドリゲス・フレイル氏。イタリアのコモ湖で撮影、提供写真(2021年 ロイター/Pablo Rodriguez-Fraile/Handout via REUTERS)
by beeple 「非代替性トークン(NFT)」は、元は暗号通貨関連の用語であり、読んで字のごとく代替不可能なトークンを指します。このNFTの特性を利用し、アート作品や映像データを「コピー不可能なデジタル作品」として取引することが注目を集めています。そんなNFTは一体どこからやってきたのか、そして既存のNFTコンテンツが抱える問題点とは何なのか、暗号通貨関連メディアのDecryptがまとめています。 The NFT Craze Offers Easy Money—And Hard Copyright Questions - Decrypt https://decrypt.co/60394/nft-craze-easy-money-hard-copyright-questions デジタルコンテンツをNFTとして販売することが近年大きな注目を集めており、「2021年を象徴する単語を選ぶなら
✒️2024年、どんなことしてるか加筆してるから是非また読んでね!!!!! ーーーーーーーーーーーー タイトルを見て記事を読んでくれた人、意味わからないですよね。 僕も意味わからないです。が、本気です。 春から東京藝術大学大学院で学ぶことになりました。 平日に事業を、週末に作品を、の日々を経て、めでたくこの度合格。 東大を卒業し、会社を経営しながら東京藝大の大学院生になるわけです。 やったぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 僕は何者なのか、何をしているのか、何がしたくて藝大を受けたのか。ここから説明させてください。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 6億円で会社売却した東大生起業家マンが、東京藝大に進学して不老不死を目指すワケ ーーーーーーーーーーーーーーーー もし読んで、ちょっとでもお話してみたいなと思ってくれた人は「noteみた!!」ってインスタかツイッターでDMして欲しいです
アメリカで10年ごとに行われる国勢調査で白人の人口が減少し、アメリカのメディアは調査開始以来初めてだと伝えています。一方で複数の人種だと回答する人が急増するなど社会の多様性が進んでいることが改めて浮き彫りとなりました。 12日に発表された2020年のアメリカの国勢調査によりますと、去年4月1日時点のアメリカの全人口はおよそ3億3140万人で、10年前の前回の調査と比べておよそ7.4%増えています。 人種別では中南米系のヒスパニックを除く白人はおよそ1億9100万人と2.6%減少していて、アメリカメディアによりますと1790年に調査を始めて以来初めて減少しました。 また全人口に占める割合も57.8%と過去最低となったということで、背景には出生率の低下があると見られています。 一方で、2つ以上の人種と答えた人は10年前と比べて3.76倍増えたほか、ヒスパニックの人口はおよそ6210万と23%増
形態素境界にハイフンを入れないと記事を公開できなかったチキンな私をお笑い下さい。 東京都がCOVID-19ワクチン接種に対してポイントを付与するというニュースに関して「ワクチンポイント…略すとチンポだな」という発言を複数見かけました(検索するとけっこう出てきてどれが初出なのか分かりません)。 そもそも「ワクチン」が話題になりはじめた初期から「チン」の部分で盛り上がりすぎだと思いますけれども,「(ワク)チン+ポ(イント)」って複合語前部要素の語末から2モーラ+後部要素語頭から1モーラっていう構成が「(アノニ)マス+ダ(イアリー)」のパターンとまったく一緒なんですよ! 増田erの方々は増田と一緒だって何が悪いんだと思われるかもしれません。いや私も「…これは!」となった後「だから何なんだろう…」となってしまいました。個人ブログなんだしたまにはこんな記事でも良いよね。 以下余談です。 以前もちょっ
よし、それでは2019年を振り返ろうか 写真、撮った枚数がすごく多いわけじゃないけど、ものすごく考えた一年 自分の写真を見返して、何を撮っているのか確認しています 人工物の直線、ガラスに反射した曖昧な像 青と赤、つるつるとガサガサ 境界が少しずつ消えていく様 行き止まりとその奥 光の影 すごく探している。視線が彷徨っている 脳が滑らかに繋いでしまう像の、ある一フレームだけを記憶から引っ張り出そうとしている そういう意味で、僕の被写体は自分の記憶なんだと思う ちなみに、白内障になりました 11月ごろに突然右目の視力が落ちた 右目は曇ったオールドレンズ開放みたいな見え方になった で、病院にいったら白内障だと。治らないから手術してね、と 改めて、いつか見えなくなるのだという事実を思い知りました 以下、東京都写真美術館『至近距離の宇宙』より、藤安淳と濱田祐史の作品。 この展示はとても良かったです。
皆さんご無事ですか。 とにかくここのところずっと休みがなくて、疲れ果てていて やっと休日だ、と思ったら嵐 明けて日曜、明日は普通に仕事あり 死んだように寝るか、外に出るか悩んで、写真を撮りに行ってきました いぬですね。無事でよかった こっちはいぬの形をしたものです 今日持って行ったのはZレンズ三兄弟。35mm、50mm、85mm とにかく性格がよく似たレンズたちです 高解像、色収差極小、柔らかなボケ どれで撮っても写真が似てくるのが難といえば難 色々試してはいるのだが、何せ久しぶりなもので で、街に出たわけですが、良かったです シンプルな喜びに溢れているのを感じました、写ってないかもしれないけど ゆきかうひと 行き交う人 とにかくポジティブな空気がよかった そんななかで撮っていたら、どうでもよくなって、これはよかった シリアスな生活が続くと、自分の手に余ることにまで我慢がならなくなってしま
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