北朝鮮の「人工衛星」と称するミサイル発射の発表については、政府としてはその中止を強く北朝鮮に求めているところですが、北朝鮮が発射をする場合、我が国への影響について、政府は以下のように評価しております。 まず、不具合なく発射が行われた場合は、第1段目が韓国南部の全羅道の西方沖合に設定された落下区域に、また、第2段目が太平洋上のフィリピン島の東方沖合に設定された落下区域に落下すると考えています。 次に、発射が失敗する場合についてですが、第1段目の切り離し以前に不具合が発生するようなケースでは我が国まで届かず、我が国領域への影響は生じません。また、第2段目のロケットが燃焼開始すれば、通常、我が国領空の上を越えて飛翔することとなります。ただし、通常は考えにくいものの、第2段目の燃焼開始後、燃焼が中断するようなケースでは、一部が我が国領域内に落下することも全く考えられないわけではありません。 したが
自民党南スーダンPKO調査団報告 23年11月25日 (「1 調査団派遣の背景」「2 視察主要目的」「3 調査団の構成」「4 主な日程」は略) 5 調査の概要 (1)エンテベ国連補給基地ユーリ・シェレプ副所長との面談の概要及び所感 ◆ウガンダのエンテベ国連補給基地は、国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUSCO)のために設置し、物資集積・人員交代・教育訓練の拠点となっている。 ◆2006年に基地は拡張され、国連のグローバルフィールド支援戦略の中に位置づけられることとなった。現在、コンゴPKO以外にも、周辺の様々なPKOミッションおよび国連活動等の支援を行っている。また、地域のサポートセンターとして、文民の訓練、ワークショップ等が行われている。 ◆米国もウガンダ反政府勢力(LRA)掃討作戦支援ジョイントミッションの為に、この基地が使えないか検討している。他方、これまで軍事面での支援は
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