関連トピックスエジプト14日、議会選の一部を無効とした最高憲法裁判所前で抗議の声を上げる市民ら=ロイター14日、議会選の一部を無効とした最高憲法裁判所前で目を閉じる市民=ロイター エジプトの最高憲法裁判所は14日、同国議会について「選挙制度の一部が法の下の平等に反しており、議会の当選は無効」と判断した。議会全体が解散、再選挙となる見通しだ。一方、同時に審理された旧ムバラク政権幹部の公民権を停止する法律についても「違憲」と判断。これにより、アフマド・シャフィーク元首相(70)の大統領選への立候補資格は改めて認められた。 憲法裁のスルタン長官は同日、「人民議会(下院)はすべて解散することになる」とロイター通信などに述べた。人民議会選は昨年11月〜今年1月に実施された。議席の3分の2が比例代表制、残りが小選挙区制で争われたが、「無所属候補は比例区に立候補できない一方で、政党所属候補が小選挙区
2月19日、エジプトの選挙管理委員会は、ムバラク政権崩壊後初めてとなる大統領選挙について、投票日の発表を延期した。カイロで10日撮影(2012年 ロイター/Mohammed Salem) [カイロ 19日 ロイター] エジプトの選挙管理委員会は19日、ムバラク政権崩壊後初めてとなる大統領選挙について、投票日の発表を延期した。ただ、選挙当局者は6月第1週になるとの見通しを示している。
印刷 関連トピックスエジプト エジプトで11月下旬から行われている人民議会(下院、498議席)選挙の第1回投票の開票結果が7日発表された。56議席が争われた小選挙区で、イスラム系政党が約6割を獲得し、圧勝した。同国の実権を現在握る軍最高評議会の幹部はイスラム系政党の躍進に警戒感をにじませ、選挙後に始まる憲法起草委員会の人選に介入する意向を示した。 政府系紙アハラムなどによると、首都カイロなど9地域での開票結果で、イスラム穏健派のムスリム同胞団が設立した自由公正党が少なくとも29議席を獲得、厳格なイスラム主義を主張する光の党は4議席で、2位に付けた。議席数が公表されていない比例区でも自由公正党は37%、光の党は24%の票を得た。 自由公正党は、ムバラク政権時代に弾圧された同国最大のイスラム組織ムスリム同胞団を基盤とする。「イスラムの精神に基づいた近代的な市民国家づくり」を主張、キリスト
12月2日、エジプトの選挙管理委員会は人民議会選挙の第1回投票について、投票率が過去最高の62%に達したと発表した。写真は選挙管理委員会のイブラヒム委員長(2011年 ロイター/Esam Al-Fetori) [カイロ 2日 ロイター] エジプトの選挙管理委員会は2日、11月28─29日に投票が行われた人民議会選挙の第1回投票について、投票率が過去最高の62%に達したと発表した。 選挙管理委員会のイブラヒム委員長は、「(古代エジプト王の)ファラオの時代以来、最も高い投票率だった」と指摘。不正選挙が行われていたムバラク政権時の投票率を大きく上回ったと述べた。第1回投票では有権者1360万人のうち830万人が投票したという。投票は来年1月まで3回に分けて行われる。
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