マリの首都バマコ(Bamako)で行われた、クーデターを支持するデモ行進(2012年3月28日撮影)。(c)AFP/HABIBOU KOUYATE 【3月29日 AFP】西アフリカのマリで起きたクーデターで22日から所在が分からなくなっている同国のアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)大統領(63)は28日、AFPに対し、反乱兵たちに身柄を拘束されてはおらず、現在も首都バマコ(Bamako)の安全な場所にいると述べた。 トゥーレ大統領は電話での短い会話で、「私はバマコにいる。神のおかげで私の家族と私は無事だ。ぜひ知っておいてもらいたいのは、私は捕らわれていないということだ」と述べた。「当然、私は状況の推移を追っている。マリで平和と民主主義が勝利を収めることを心から願っている。今私が言うべきことはそれだけだ」 マリ国内ではクーデターに対する意見は分かれている