退職金ゼロにする奇策が全国自治体で横行 非正規公務員5.8万人、勤務が毎日15分短いだけで「パート扱い」 非正規の地方公務員には退職金を払いたくない? 全国の自治体でそんな観測が浮上している。退職金の受給資格があるフルタイム非正規より1日約15分だけ勤務時間が短いため、受給できない「パート」が約5万8000人いることが国の調査で判明したからだ。専門家は「自治体が恣意的に勤務時間を短くしているのではないか」とみている。(渥美龍太、畑間香織)
米ニュースサイト「アクシオス」は29日、イスラエルのネタニヤフ首相が28日に電話協議したバイデン米大統領に対し、国際刑事裁判所(ICC)が自身を含む政権や軍の幹部に逮捕状を出す懸念があるとして、逮捕状の発行を阻止するよう助けを求めたと報じた。複数のイスラエル政府関係者の話としている。 報道によると、ネタニヤフ氏はパレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、自身のほか、ガラント国防相、ハレビ軍参謀総長に逮捕状が出されることを警戒している。米国もイスラエルと同様にICCには加盟していない。米政府関係者は「ICCが逮捕状を出す明らかな兆候はない」としつつ、「捜査担当者がNGOや加盟国から逮捕状を出すよう圧力を受けている」との見方を示した。【ワシントン松井聡】
女性器切除――アフリカや中東の国々を中心に、女性器を切除する古くからの慣習がある。FGMと呼ばれ、世界で2億人の女性が経験しているといわれる一種の通過儀礼だ。命の危険も伴う人権侵害としてユニセフ(国連児童基金)が根絶をめざし、英国では法整備を進め、近年、娘に受けさせた母親が有罪判決を受けた。こうした国際社会からの批判を受け、女性の90パーセントがFGMを経験するとされる西アフリカのシエラレオネでは、「イエローボンド」と呼ばれる「切らないFGM儀式」が広がりつつある。これまで撮影は許されてこなかったが、私自身がその儀式を受けることを条件に、FGMに反対する母娘への同行取材が認められた。新たな動きは、深く根付いた伝統にどのような変革を起こせるのか。国際女性デーの3月8日に合わせ、変化の兆しが見えるシエラレオネでの取り組みを伝える。(Yahoo!ニュース ドキュメンタリー) 女性器を切らない選択
世界初!フランスで中絶の権利を憲法に明記へ 「歴史的な瞬間」可決時に歓喜の声も[2024/03/05 07:41] フランスで4日、女性が人工妊娠中絶を選択する権利を、憲法に加える法案が可決されました。 フランスの上院(元老院)と下院(国民議会)は4日、パリ郊外のベルサイユ宮殿で合同会議を開き、女性が人工妊娠中絶を選ぶ権利を新たに憲法に加える法案を賛成多数(賛成780票、反対72票)で可決しました。 フランスでは1975年に中絶が合法化され、国民のおよそ8割が合法化を支持しています。 フランスメディアによりますと、中絶の権利を憲法に明記するのは世界で初めてです。 イベントに参加した女性 「歴史的な瞬間です。中絶の権利を守りたいと思っていたし、フランスのこのような決定はとても素晴らしいことです。誇りに思います」 「とても大きな一歩です。今起きているのは世界にもこれまで例を見ない歴史に残るよう
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桐生市が生活保護受給者らから預かったとされる認め印の一部=群馬県桐生市で2023年12月18日午後4時44分、大澤孝二撮影(画像の一部を加工しています) 群馬県桐生市は18日、生活保護受給者などの認め印を1944本預かり、書類に押印していたと発表した。認め印は生活保護を担当する福祉課に保管しており、このうち資料が残っている2018年度以降を調査したところ、86世帯の通知書などについて本人の了解を得ずに課員が押印していたことが判明したという。市は「遠方で資料を取りに来られない場合などに使用した」と説明している。 同市によると、認め印を預かり始めた時期は不明で、受給者からの預かり証なども存在しなかった。同姓の印を使い回していた可能性があるほか、既に死亡している人のものも含まれているとみられ、本人に返却できない状態という。
宇多丸さんが2022年9月1日放送のTBSラジオ『アフター6ジャンクション』の中で関東大震災の際に発生した朝鮮人虐殺についてトーク。『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』『TRICK トリック 朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人たち』『証言集 関東大震災の直後 朝鮮人と日本人』『ようきなやつら』『関東大震災の想像力』『それは丘の上から始まった 1923年横浜の朝鮮人・中国人虐殺』などの本を紹介しながら話していました。 (宇多丸)ということで皆さんね、ご存知の通り、関東大震災から100年、経ちましたという。1923年にあったわけですね。で、TBSラジオでは今週寄り添うラジオ・つながるチカラ TBSラジオ防災キャンペーンを実施中。様々な番組で防災・災害にまつわる企画をやっているというような中で、昨日はね、防災時にも役立つ、普段使いもできる便利グッズというのを小物王の納富
ジャニーズ事務所が外部専門家に依頼していた、創業者による性加害問題の調査報告書を読みました。 外部専門家による再発防止特別チームに関する調査結果について | ジャニーズ事務所 | Johnny & Associates 50本ぐらいしか、この手の調査報告書を読んでいませんが、読んだ感想は、「調査報告書として最上級にしっかりしている」です。 その理由は、 外部専門家から提出された当日に公表している ヒアリング対象が広範囲 被害者の証言が非常に具体的で、事務所に不利なものが掲載されている 原因分析、対応策が必要以上に網羅的 ※後述 対応策が現経営陣・株主にとってかなり厳しい というものです。 外部専門家といっても、会社に起用されているわけで、この手の第三者調査は何だかんだで物足りない部分があるのですが、今回の報告書はまったく手を緩めたものではありませんでした。 再発防止策、全部やる!? だって
これまで女性を物語の主軸に据えた人気作品を多く生み出し、『私の男』では直木賞を受賞した桜庭一樹さんは、周司あきらさんと高井ゆと里さんの共著『トランスジェンダー入門』(集英社新書)をどう読んだのでしょうか。 まず架空の〝わたし〟がどのようにこの『トランスジェンダー入門』を読んだかを書いていきたいと思います。どうか、しばらくお付き合いください。 わたしは差別をするような悪い人間ではありません。トランスジェンダーの人たちには平和に暮らしてほしいと、もちろん、心から思っています。ただ、だからといって女性の安全が脅かされるのも間違っているため、悩ましいところです。平成時代のネットミームで「半年ROMれ」というのがあったのですが、現在のトランス差別問題は、へたにROMっていると、トランス女性は危険な存在だというニュースが流れてきて、それはフェイクニュースだとも流れてきて、いつまでも詳しくなることができ
タレントのデヴィ夫人が18日、自身のツイッターを更新し、創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所に言及した。 この日ツイッターで「私はジャニー氏をよく知っている」と切り出したデヴィ夫人は「ジャン・コクトーがジャン・マレーを愛したように、そのような特別な世界、関係性というものはある。ジャニー氏は半世紀に渡って日本の芸能界を牽引し、スターを育て、その非凡な才覚で何億何千万という人々を楽しませ、夢中にさせてきた。昨今の流れは偉大なジャニー氏の慰霊に対する冒涜、日本の恥である」と指摘。ジャニー喜多川氏による性加害問題を、国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会が調査するまでに発展した流れを疑問視する。 さらに「ジャニー氏が亡くなってから、我も我もと被害を訴える人が出てきた。死人に鞭打ちではないか。本当に嫌な思いをしたのなら、その時なぜすぐに訴えない」と怒りをあらわにする。 「東
10代の若者が警官に射殺され、各地で暴動が起きた(6月30日) JUAN MEDINAーREUTERS <荒くれ者ぞろいの警官が貧困地区の移民を射殺、「差別はない」との建前と現実の大きな矛盾> 公式には人種差別の存在を否定しているフランスでアラブ系の少年が白人警官に殺され、怒りの暴動が全国各地で起きた。この国の治安当局に、暴力と人種差別の体質が染み込んでいる証拠だ。 【動画】フランス各地での抗議デモ(5日目夜) そもそも大都市周辺の最貧地区では、以前から黒人やアラブ系の住民と警官隊が一触即発の状態にあった。しかもフランスの警官は、ほかの欧州諸国に比べて乱暴で高圧的なことで知られる。 去る6月27日、アルジェリア人とモロッコ人の血を引く17歳の少年がパリ西郊外のナンテールで、交通検問中の警官に射殺された。現場に居合わせた市民が一部始終をスマホで撮影し、ネットに上げた。その動画が瞬時に拡散し、
お笑い芸人のパックンことパトリック・ハーランさんは、学生時代に貧しい家庭で育った経験がある。「貧困家庭には、金券や品物ではなく現金を給付してほしい」と語るパックンさん。貧困の当事者にとって本当に必要なものはなにか、話を聞いた。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――パックンさんは学生の頃、貧困家庭で育ったとうかがいました。 パックン: 両親が離婚して、お母さんが僕を引き取ってから、1人で僕の生活費や学費を稼ぐことになりました。ただ、残念ながら当時のコロラド州は、女性が安定した収入を得られる仕事に就くのは難しくて、就職しては失業するという繰り返しだったんです。僕が日本でいう高校2年生後半のころに、お母さんが学校の先生になって、やっと安定した収入が入るようになりました。それまではかなり生活が厳しかったですね。 お母さんは自分のことを後回しにして光熱費や食費を支
2011年、“アンドロジナスモデル”として世界にセンセーションを巻き起こし、2013年に“トランス女性モデル”へと華麗なる変身を遂げた元祖トランスジェンダースーパーモデルのアンドレア・ぺジック。2015年にはトランス女性として初めてメジャービューティーブランドの“顔”に抜擢されるという偉業を成し遂げた。トランスジェンダーモデル・俳優のパイオニアである彼女が築き上げた偉大なる軌跡を、プライドマンスに振り返る。 Actress and model Andreja Pejic poses during the red carpet of the movie "The Girl in the Spider's Web", at the 13th edition of the Rome Film Fest, Wednesday, Oct. 24, 2018. (Photo by Massimo Va
モーガン・フリーマン86歳が説く、人種差別を終わらせる唯一の方法【世界を変えた現役シニアイノベーター】 アカデミー賞助演男優賞を獲得した『ミリオンダラー・ベイビー』をはじめ、映画史に残る名作に出演する俳優モーガン・フリーマン。そんな彼は、持ち前の強い信念と覚悟で世界にポジティブな変革をもたらすべく、さまざまな活動に尽力する。
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