【サブカルちゃんねる】2010年度の文化庁メディア芸術祭でアニメーション部門大賞を受賞した「四畳半神話大系」。(C)四畳半主義者の会 日本のコンテンツを、世界に広めようと活動しているプロジェクトには、文化庁が手がける文化庁メディア芸術祭もある。漫画、アニメーション、アート、エンターテインメントの4部門について、優れた作品を選び表彰する制度。国立新美術館で展示会や受賞者によるシンポジウムを行ったり、世界各地でこれまでの受賞作品を見せるイベントを開いて、旧来の芸術の枠組みには入らない、新しいメディア芸術の発展と普及を後押ししている。 14回目を迎えた2010年度は、アニメ部門で「四畳半神話大系」がテレビシリーズとして初めて大賞を受賞した。監督の湯浅政明氏は、映画「マインド・ゲーム」で大賞、「カイバ」で優秀賞を受賞している“常連”。今回は森見登美彦(もりみ・とみひこ)氏の原作を元に、従来のテレビ