新潟市中心部にある「ドカベン」など人気野球漫画のキャラクターの銅像撤去問題で、全7体が現状のまま存続することとなった。古町通5番町商店街振興組合(新潟市中央区)の池一樹理事長や篠田昭市長が23日、明らかにした。 組合側と、作者の水島新司さん=同市出身=の事務所側とで話し合いを続けていたが、今月半ばごろに銅像の存続が決まった。具体的な交渉の内容などは、明らかにしない約束となっているという。 池理事長は「銅像は5番町にないのが想像できないくらいの存在になっていたので、存続が決まってホッとした」。篠田市長は「いい方向になって大変喜んでいる。これを契機に、水島先生の素晴らしい漫画ワールドをより多くの人に楽しんでもらえるよう活用を図りたい」と語った。 銅像は2002年に同組合など… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続