カウンセラーの性暴力事件 私は今、猛烈に怒っている。そして悲しんでいる。 8月ころから、臨床心理学や犯罪心理学の「専門家」にして、著名なカウンセラーである長谷川博一氏から、性的被害を受けたという女性たちが声を上げ始めた。 被害者の多くは、性的虐待やDV被害のトラウマなど数々の心理的問題を抱えて、カウンセリングを受けていた女性たちであるが、こともあろうに当のカウンセラーから性被害を受けたというのである。 女性たちは、長谷川氏のツイッターに被害を書き込み、彼のツイッターは一時炎上状態となったが、彼は片っ端からそれを消去し、火消しに回った。 そして彼は、被害者たちの声は自分を陥れるための嘘である、誘ったのは女性のほうだなどと述べ、自分こそが被害者であるとのツイートを重ねた。 先週発売の週刊誌上で、とうとうこの事件が報道され、その生々しい様子が明るみになった。 複数の性交渉があった 事件は、ここに