こんばんは、紫栞です。 今回は桜庭一樹さんの『紅だ!』を読んだので感想を少し。 あらすじ 東京の新大久保駅近くに構える百人町第百ビル一階、元チキン屋の探偵事務所「道明寺探偵屋」。 社員は女子テコンドーの元オリンピック選手・真田紅(さなだくれない)と、元警視庁勤務の黒川橡(くろかわつるばみ)の二名のみのこの探偵社に、一人の謎の少女が飛び込んできた。 チキン屋と勘違いして飛び込んできたらしきその少女は、自らをハイタカだと名乗り、妙な流れから紅にボディーガードを依頼する。大金を所持しており、何者かに追われている“如何にも訳あり”な様子のハイタカを訝りつつも、紅は依頼を受けることに。 同じ頃、「道明寺探偵社」のもう一人の社員である橡は警視庁勤務時代の先輩である藤原から偽札事件の調査を依頼されていた。 大規模な偽札事件と命を狙われる少女・ハイタカ。やがて、二つの事件は繋がり始めるのだが――。 バディ