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  • また、あなたとブッククラブで(2021年)/Book Club: The Next Chapter(2023年) - うちこのヨガ日記

    年始に乗った飛行機の中で2023年の映画『Book Club: The Next Chapter』を観て、とても素敵な映画だったので、先日アマゾンでその前の作品を観ました。 邦題は『また、あなたとブッククラブで』原題は『Book Club』です。 4人の70代女性が若い頃からずっと読書会でつながっていて、わちゃわちゃする話です。 また、あなたとブッククラブで(字幕版) ダイアン・キートン Amazon 多くの人が映画の感想レビューサイトに「シニア版SATC」と書き込みをしていて、まあ実際そうなのだけど いまのわたしには、こっちのほうが観ていて楽しい!!! このシリーズ最高じゃないか。ってくらい、大好きになりました。 主人公と同世代のわたしの母も飛行機の中でこの映画を観ていて、「あの服、似合っててよかった!」と、ダイアンのファッションを絶賛していました。 わたしもこの映画をきっかけにダイアン

    また、あなたとブッククラブで(2021年)/Book Club: The Next Chapter(2023年) - うちこのヨガ日記
  • 【読書】『祇園怪談』森山 東 著 - ふでモグラの気ままな日常

    【あらすじ&ひとりごと】 森山東さんの京都を舞台に繰り広げられる、祇園の芸舞妓をめぐる雅びなホラー作品です。読み進めていくうちに、実はミステリでもありました。 怪異の正体とは、、、徐々に明かされていく驚愕の真実。 『お見世出し』で日ホラー小説大賞短編賞を受賞され、その後に『デスネイル』、そして三作目が作品です。三作品の中でこの作品が一番おもしろかったです。 舞妓を志す恵里花は、祇園南一である老舗のお茶屋「夕月」を訪れる。女将の月春は恵里花の才能を直感し、夕月に置くことを認めるが、恵里花の周囲では不可解な霊現象が起き続ける。 それは夕月に伝わる伝説・梅姫の呪いによるものなのか、華やかな祇園の世界に巻き起こる悪夢と悲劇を描く連作短編集です。 これは祟りというよりも生きた人間の怖さですね。やはり何よりも怖いのは、生きている人間の執念なのかもしれません。 芸舞妓として生きる華やかな世界の裏には

    【読書】『祇園怪談』森山 東 著 - ふでモグラの気ままな日常
  • 2023年に読んだ本の中からおすすめ10作品を紹介する - 書に耽る猿たち

    2023.12 東京都台東区にある古書店「フローベルグ」の書庫 この洞穴みたいな空間は地下に続いていて、乱雑に積み上げられたたちに囲まれた書店員さんがなんだか羨ましくなった) もうこんな時期に来てしまった。一年があっという間だという陳腐な言葉にもほとほとうんざりする。このブログを続ける限りは年に一度はこの企画をやろうと決めているので、今年も、昨年2023年に読んだの中から個人的なおすすめ10作品を読み終えた順(ランキング形式ではなく)に紹介しようと思う。 第1作目 『ネイティヴ・サン アメリカの息子』リチャード・ライト 2023年に入って最初に読み終えた1冊。これが今年のベストになるだろうなという予感がして、まさにその通りになった。こんなに感動できる小説にはなかなかお目にかかれない。今でも読んでいる途中の興奮・熱狂、恐怖、読み終えた時の感動・ひとすじの光は忘れられない。いま思い返すと

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  • 2024年のリーディングチャレンジ(ロマンス小説編) - トーキョーブックガール

    みなさんにとって、2023年はどんな年でしたか? わたしにとっては、愛犬の闘病や介護に始まり、看取りや大切な人の死を経験した、辛い1年でした。一言で言うとすると、 Espero que la salida sea alegre y espero no volver nunca más というフリーダ・カーロの言葉が思い浮かぶくらい。 戻りたくない、でも思い出になってしまうのも嫌で2023年を立ち去りたくない、という気持ち。 ただし辛いことがあった分、に支えられた1年でもありました。 かけがえのない人生のパートナーで、苦しいときにずっとそばにいてくれる母のようでもあり、無邪気な娘のようでもあった愛犬。このブログは彼女と一緒に過ごす時間に、彼女のそばで綴っていたものなので、なんだか見るのが辛くなって遠ざかっていたのだけれど、今年はできる範囲で投稿しようと思います。 そういうわけで、2023

    2024年のリーディングチャレンジ(ロマンス小説編) - トーキョーブックガール
  • 呪いを解く者 - 隠居日録

    フランシス・ハーディングの呪いを解く者 (原題 UNRAVELLER)を読んだ。 この物語はラディスという架空の国が舞台のファンタジーだ。ラディスには<原野ワイルズ>と呼ばれる霧に包まれた森が隣接しており、そこには不思議な力を持つ生き物が暮らしている。特に厄介なのは蜘蛛に似た<小さな仲間>で、この生き物は人間に呪いの力を与えるというのだ。誰かを強く憎むことがきっかけで、<小さな仲間>により「呪いの卵」がもたらされ、それがやがて呪の力を持つ「呪い人」を生み出してしまう。呪い人は憎んだ相手を別な生き物や物に変える力を持ち、恐れられている。この国にある政務庁は<原野ワイルズ>を排除すべく100年前に行動を起こしたが、結局混乱をもたらしただけで、原野と和平を結ぶしかなかった。以来協定は守られている。 この世界にひょんなことから呪い人の呪いを解ける者が現れた。それが15歳の少年のケレンである。ケレン

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  • 何千時間も使って未解決事件を解決しようと奮闘する人々──『未解決殺人クラブ~市民探偵たちの執念と正義の実録集』 - 基本読書

    未解決殺人クラブ~市民探偵たちの執念と正義の実録集 作者:ニコル・ストウ大和書房Amazon市民探偵というと日でイメージとして上がるのは毛利小五郎(with/江戸川コナン)か金田一あたりだろうが、実は世の中には多種多様な市民探偵が存在する。 事件現場にかけつけたり、たまたま居合わせたりして事件を解決するのではなく、市民探偵の多くはインターネットで公開された情報を集め、フォーラムで議論をしながら事件解決への糸口を探す。やっていることは地味な行為の積み重ねだが、解決にあたって重要な役割を果たすことも多い。確かに彼らも市民探偵なのだ。 その執念の凄まじさは、おそらく多くの読者の想像を超えたものだ。たとえばテネシー州の元工場労働者トッド・マシューズは、両目を失い腐敗した状態で大きなバッグに入れて放置されていたことから「テント・ガール」と呼ばれていた身元不明の女性を、11年にもわたって調査して、最

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  • 『ルピナス探偵団の当惑』津原泰水 ティーンズハートレーベルから復活した本格ミステリ - ネコショカ(猫の書架)

    津原やすみ時代に書かれた作品をリライト 津原泰水(つはらやすみ)のデビュー作は1989年の講談社X文庫ティーンズハートの『星からきたボーイフレンド』である。当時は津原やすみ名義で作品を刊行していた。 もともと少女小説の書き手であったこの作家が、同様に講談社X文庫ティーンズハートレーベルから上梓した『うふふ(ハート)ルピナス探偵団』『ようこそ雪の館へ ルピナス探偵団』が書のオリジナルとなっている。 『ルピナス探偵団の当惑』は2004年刊行作品。先ほどの二作品を改稿した上で、書下ろし作品「大女優の右手」が追加されている。 ルピナス探偵団の当惑 (ミステリー・リーグ) 作者:津原 泰水 原書房 Amazon 単行は原書房から刊行されていたが、文庫版は東京創元社から出ている。こちらは2007年に登場。版元は変わっても、カバー絵は北見隆が担当している。こういうのはありがたいね。 なお、2006年

    『ルピナス探偵団の当惑』津原泰水 ティーンズハートレーベルから復活した本格ミステリ - ネコショカ(猫の書架)
  • 『柴田元幸翻訳叢書 ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース』|怪奇小説よりの粒揃いの名作短編 - 書に耽る猿たち

    『柴田元幸翻訳叢書 ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース』柴田元幸/編訳 スイッチ・パブリッシング 2023.10.14読了 愛でたくなるような美しいだ。柴田元幸さんが厳選し自ら訳した英文学の短編傑作が12作収められている。この叢書シリーズには、姉妹編として『アメリカン・マスターピース古典編』というがあるようだ。 ひとつめのジョナサン・スウィフト著『アイルランド貧民の子が両親や国の重荷となるを防ぎ、公共の益となるためのささやかな提案』という短編にまず驚いた。まぁ、そもそもタイトルがやたらと長い。で、中身はというと、一歳になる子供を用にするという、なんたる提言かよ…。しかし読み進めるうちに、これが皮肉・風刺が効いていて楽しい。ささやかな提案どころか強烈極まりないのだが笑。スウィフトといえば『ガリバー旅行記』しか思い浮かばず、それも子供の頃に読んだ記憶があるだけ。柴田さんが訳した

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  • 2023年秋アニメ! シュガーのおすすめ作品紹介! ランキングTOP5も! - シュガーのファンタイム

    ランキング参加中アニメ ようこそ、シュガーです。 今回は2023年10月よりスタートする2023年秋アニメについて書いて行きたいと思います。 私が見ようと思っている作品について内容紹介やPV、放送情報などをまとめていこうと思います。 その後に個人的期待作品5選も紹介しようと思います。 ではいきましょう! 2023年秋アニメ 視聴予定作品 01.葬送のフリーレン 02.シャングリラ・フロンティア 03.でこぼこ魔女の親子事情 04.ミギとダリ 05.鴨乃橋ロンの禁断推理 06.オーバーテイク! 07.私の推しは悪役令嬢。 08.婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む 09.ウマ娘 プリティーダービー Season 3 10.魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール 11.アンダーニンジャ 12.アンデッドアンラック 13.最果てのパラディン 鉄錆の山の王 14.ひきこまり吸血

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  • 『グレート・サークル』マギー・シプステッド|壮大な愛の物語 - 書に耽る猿たち

    『グレート・サークル』マギー・シプステッド 北田絵里子/訳 ★ 早川書房 2023.9.16読了 飯嶋和一さんの作品に、江戸時代に初めて飛行機を飛ばした人を描いた『始祖鳥記』という小説がある。大空を自由のまま鳥のように飛びまわりたいという願い。この『グレート・サークル』を読む前にその作品が頭に思い浮かんだ。あぁ、これは同じように空を飛ぶことに魅入られた人の話だろうなと。 タイトルからして壮大な世界が思い浮かぶ。800頁超えの単行で鈍器に近いと言っても差し支えないほど。ブッカー賞候補作とのことで期待をしていたが、それに違わずこの物語世界に、マリアンらの生き方に虜になる。 1950年、1人の女性航空士マリアンが地球一周飛行を試みるが、達成間際に消息を絶ってしまう。一方、2014年、若手女優ハドリーの元に、マリアンの伝記映画に出ないかという話が舞い込む。時空を超えた2人の物語が絡み合い奥行き

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    oljikotoushi
    oljikotoushi 2023/09/19
    とても気になります!また読んでみようと思います!
  • 『メグレと若い女の死』 / ジョルジュ・シムノン - アガサ次郎の推理日記

    メグレと若い女の死〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 16-3) 作者:ジョルジュ・シムノン 早川書房 Amazon ジョルジュ・シムノンの作品を読むのは恐らく初めてだと思います。 同じくメグレ警視シリーズを読むのも初めてです。 メグレ警視はいずれ読みたいと思っていたシリーズの一つで、今年の2月に作の新訳版が出たのを知って読もうと決めていました。 さて、そんな初めてのメグレ警視。 メグレ警部と言えば、名探偵コナンに登場する目暮警部が思い起こされますが、目暮警部と同じような巨漢の持ち主のようです。 しかしその有能さは目暮警部とは大きく異なります。 モチーフ元は偉大な警察官なのに、「当に同じ警察官?」と思ってしまうほど原作では目暮警部が殆ど役に立っていないので仕方ないことでしょう(キャラとしては好きですけどね)。 さて、そんなメグレ警視が活躍する作です。 身元不明の女性が遺体で発

    『メグレと若い女の死』 / ジョルジュ・シムノン - アガサ次郎の推理日記
    oljikotoushi
    oljikotoushi 2023/09/04
    私も読んだことがなかったのですが、とてもおもしろそうで気になりました!また読んでみます!
  • マフィアを生み出してるのは、えっ、私たち!? - Pocket Garden ~今日の一冊~

    『列車はこの闇をぬけて』 (2017年)ディルク・ラインハルト作 天沼春樹訳 徳間書店 毎週月曜日の19時~21時頃に投稿しています♪ Facebook『大人の児童文学』ページもよかったら ひっそりInstagramも気まぐれ更新 はああああ、今日の一冊はですね、内容はとても重いというか、もう苦しくて苦しくて。でも、疾走感やリアリティがはんぱなく、一気読みした一冊。 こういう限りなく絶望に近い現実を生きている子どもたちが、今もいることが、信じがたい。でも、現実。そして、その現実を生み出しているのに、私たちも関係しているということの衝撃よ。これを子どもたちに読ませるの?うーん、まずは大人こそ読まなければいけない一冊でした。この社会問題を生み出しているのは大人。 『列車はこの闇をぬけて』あらすじ 米国に働きに行ったきりの母さんを追って、14歳のミゲルは故郷グアテマラを出て、メキシコに向かう。メ

    マフィアを生み出してるのは、えっ、私たち!? - Pocket Garden ~今日の一冊~
  • わたしはスペクトラム - いちばんべったこ

    物語の3分の2くらいから、明るい兆しが見えてきた。それまでは重苦しい展開でした。 思い通りにならなくて何もかもうまくいかず、イライラを爆発させてしまう主人公。 みんなと溶け込みたいのに、変な子と思われてしまう。 誰にも分かってもらえない。 自分のことを見つめられるようになるにしたがって、少し折り合いがつけられるようになっていく。 作者は、自分自身が自閉スペクトラム症のリビー・スコットと作家のレベッカ・ウエストコット。

    わたしはスペクトラム - いちばんべったこ
  • ラオス 山の村に図書館ができた - いちばんべったこ

    安井清子さん作。 このを読んでほんとによかった。 読まなかったら、ラオスのことは知らないままで一生を終わったかもしれない。 ラオスという国の名前は知ってても、ラオスのことはほとんど何も知らないということに気付かされた。 このは、ラオスの山の中の村に図書館をつくり、その後もビエンチャンに住みながら活動を続けている著者の記録です。 その村はモン族の村で、当時は電気も電波も通っておらず、子どもたちも貴重な労働力で、薪を集めたり水汲みもしていた。つい10年ほど前のことです。 図書館建設中も、たった2か月の赤ちゃんが亡くなりその葬儀もすまないうちにまた赤ちゃんが亡くなる。その後すぐまた3人目の赤ちゃんが亡くなってしまうという状態だ。 でも人情に厚く、よそ者も家族のように扱ってくれ、図書館建設に力を貸してくれたサイガウ爺さんやツィー婆さん、ニア・ノーボーたちのことは忘れられません。 週二回図書館

    ラオス 山の村に図書館ができた - いちばんべったこ
  • 【NETFLIX】ダコタ・ジョンソン主演映画『説得』のあらすじ・キャスト・評価・舞台について - スペイン語と美容が好きなOL

  • 胸に重いものが残る「底辺女性史」秀作 | 『サンダカン八番娼館』山崎朋子 - 海外オヤジの読書ノート

    3カ月にわたる一時帰国を終え、とうとう居所にもどってきました。 娘は何とか行きたい高校に進学できたものの、高3になるのに大学受験に気が出ない息子、体の衰えも顕著で半分ボケてきた父、気になっていた確定申告を8年もそのまま放置していた母、と家庭に問題が幾つかありました。 「何とか楽して大学に入りたい」(これを聞いた時点で半分私キれてますが)というアホ息子は総合型受験をしたいそうで、その手の塾に3校同行し、大枚をはたいてきました(懐が痛くて涙が止まらない)。父の確定申告のミスと母の隠蔽?していた収入の申告の整理を税理士につなぎ、この税理士にも相当な大枚をはたきました(親持ちですが。ただ、付随する年金事務所とか保険会社とかとのやり取り・書類の整理や各種証明書の再発行依頼は私がやったんですがね)。 自虐的に言うと、仕事が暇なのが唯一の救い?かもしれません。おかげで家庭の細々とした問題に対処できまし

    胸に重いものが残る「底辺女性史」秀作 | 『サンダカン八番娼館』山崎朋子 - 海外オヤジの読書ノート
  • 『女たちの沈黙』 - かもめもかも

    女たちの沈黙 作者:パット バーカー 早川書房 Amazon 10年にわたったトロイア戦争の最後の年。 トロイアの近隣都市リュルネソスが、ギリシア連合軍によって滅ぼされた。 目の前で夫や弟たちや同胞を殺されたリュルネソスの王妃ブリセイスは、囚われて奴隷となる。 彼女の主となったのは、まさに彼女の目の前で虐殺劇を繰り広げた、ギリシア軍の英雄アキレウスだった。 予想に反してアキレウスは床の中では残忍では無かったが、ブリセイスは最初の晩、自分の中のなにかが死んだことに気づく。 すさまじく過酷で恐怖に満たされた最初の数日をなんとかやり過ごし、これからは自分と同じように「戦利品」として囚われた他の女たちと共に、新たな日常を築いていくのだと考えていた矢先、ことは起こった。 ギリシア軍の総大将アガメムノンが、アキレウスに思い知らせるために、ブリセイスを無理やり自分のものにしてしまったのだ。 怒ったアキレ

    『女たちの沈黙』 - かもめもかも
  • 『イリノイ遠景近景』藤本和子|翻訳家が語る上質なエッセイ - 書に耽る猿たち

    『イリノイ遠景近景』藤和子 筑摩書房[ちくま文庫] 2023.2.19読了 昨年末に読んだトニ・モリスン著『タール・ベイビー』の訳者が藤和子さんで、そうだ、このエッセイを読もうかなと思っていた。他のをつまみいしていて忘れかけていたのだが、先日片岡義男さんの『僕は珈琲』のなかで、まさにこの『イリノイ遠景近景』に触れられていた。片岡さんがおもしろいと語るんだから間違いないよな、と。 アメリカ・イリノイ州にある小さな町で過ごした日々を、過去の思い出を絡ませながら綴ったエッセイである。1992年から1年半ほど『小説新潮』で連載された記事をまとめたもの。藤さんは「書くこと」だけでなく「聞くこと」「感じること」に秀でている。周りの人々を観察する目と耳が利いている。 些細な出来事そのものがおもしろおかしいんだけど、そもそも藤さんの文章が上手くて引き込まれる。業の翻訳よりもエッセイに向いてる

    『イリノイ遠景近景』藤本和子|翻訳家が語る上質なエッセイ - 書に耽る猿たち
    oljikotoushi
    oljikotoushi 2023/02/23
    気になりました!!
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  • 2022年11月-12月 エンタメ消費 - 稼いだ金全部使うウーマン

    大晦日です。 毎年この時期になると、大掃除で死蔵していたiPad miniを発見し超久々に起動からのこの駆け込みブログを書いている気がする、今年もそうです。 うまいもん消費とおなじく、ぼっとしていたらすっかり機を逃してしまったエンタメまとめを2ヶ月まとめて放出します。 ■書籍 かわいい結婚 (講談社文庫) 作者:山内 マリコ 講談社 Amazon 映画版「あのこは貴族」を見て、山内マリコ作品読みたいな〜と思ってKindle Unlimitedに出ていたこちらを読みました。全編かわいく小首を傾げつつも家父長制に中指を突き立てるようなムードがあってとても良かったです。こういうマインドを大切にしたい。 きのう何べた?(20) (モーニングコミックス) 作者:よしながふみ 講談社 Amazon 今回もとても良かった、マジでケンジとシロさんが家族になっていく様が胸熱すぎる…。あとジルベールとシロさ

    2022年11月-12月 エンタメ消費 - 稼いだ金全部使うウーマン