言わずとも知れた教育社会学の典型テーマですが,教員を対象とした調査からも,この現象を浮かび上がらせることができます。今回はそれをご報告しようと思います。 用いるのは,ここのところ毎回使っている,国際教員調査(TALIS 2013)です。ローデータをゲットしましたので,任意の設問間のクロスも自由自在。いろいろなことを明らかにできる「お宝」です。ローデータは,下記サイトにてダウンロードできます。
言わずとも知れた教育社会学の典型テーマですが,教員を対象とした調査からも,この現象を浮かび上がらせることができます。今回はそれをご報告しようと思います。 用いるのは,ここのところ毎回使っている,国際教員調査(TALIS 2013)です。ローデータをゲットしましたので,任意の設問間のクロスも自由自在。いろいろなことを明らかにできる「お宝」です。ローデータは,下記サイトにてダウンロードできます。
高等教育には公的な助成がなされていますが,それは2つの成分からなります。大学等の教育機関への助成と,個々の家計を対象とした助成です。 後者の家計対象助成が総額全体の何%を占めるか。OECDの “Education at a Glance 2013” にこの指標の国際統計が載っていますので,それをグラフにしてみました。2010年の統計となっています。 日本は29.2%であり,OECD平均の23.2%よりは高くなっています。しかし注目してほしいのは,その中身のほとんどが “Student loans” であることです。われわれがいう「奨学金」のことですが,国際統計ではしっかり「ローン」に直されています。青色のスカラシップとはみなされていません。 申すまでもなく,わが国の奨学金は実質「ローン」なのですが,国際統計ではこの点がしっかり認識されているようで,安堵の感を覚えました。国際的にみると,青色
現在では同世代の2人に1人が大学に進学しますが,大学進学率は,この2年間続けて下がっている模様です。2011年春が51.0%,2012年が50.8%,そして2013年が49.9%なり。 これは浪人込みの進学率ですが,浪人込みの率なんて出せるのか,という疑問もあるかと思いますので,当局の計算方法を説明いたしましょう。 大学進学率とは,同世代のうちどれほどが大学に進学したかという指標です。ベースは高卒者ではありません。文科省の『学校基本調査』からこの値を計算する場合,当該年に大学に入った者の数を,推定18歳人口(3年前の中学校・中等教育学校前期課程卒業者)で除すことになります。 http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/kihon/1267995.htm 分子の大学入学者数には,より上の世代(いわゆる浪人生)も含まれますが,当該年の18歳人口から
前置き 東京大学の中でも人文系の学生は就職に対して不安に思う傾向が強いようである。毎日jpの「東京大:新入生6割が就活不安」 [1] という記事によると、人文系の学科に進むことが想定されている文科三類の学生は7割近くの新入生が就職に不安を感じているそうだ。 同記事によると、2013年4月初めに、東京大学新聞社が東大の新入生に向けてアンケートを実施したそうだ。そのアンケートによると、「就活に不安を感じるか」という質問に対し、「とても不安」か「やや不安」と回答した文科3類の新入生は69%であった。新入生全体で見ると、「とても不安」か「やや不安」と回答したものは58%であったそうだから、人文系の学科に進むことが想定されている文科三類の学生は就職に悲観的である傾向が見受けられる。 このように人文系の学生が不安を持つのはもっともである。というのも、人文系の学問というのは職業生活に直結しない。だから、
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 体育、部活で死亡470件 文科省が初公表 2012年7月4日 13時10分 学校の体育の授業や部活動での事故防止策を検討する文部科学省の有識者会議は4日、事故分析や対策を盛り込んだ報告書を公表した。1998~2009年度の12年間で生徒が死亡したのは470件、重い障害を負ったのは120件。このうち、部活動中に起きた事故は競技別では柔道が最多の50件に上り、安全対策として「受け身の練習が重要」と指摘した。 本年度から中学校で武道が必修化された中、体育の授業や部活中の事故に関する統計を文科省が公表したのは初めて。 事故全体の590件のうち、中学、高校での体育の授業中の事故は212件で、部活中の事故は318件だった。授業中の柔道の事故は9件で、陸上(87件)や水泳(24件)の方が多かったが、部活中では柔道が最多の50件(16%)を占めた
鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日本の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日本の研究機能についての分析データが示されていました。 日本の若手研究者の減少については、以前のブログでもご紹介したように、最も有名な科学誌の一つであるNature誌の3月20日号にも記事が掲載されていましたね。http://www.nature.com/news/numbers-of-young-scientists-declining-in-japan-1.10254 そして、資料の中で私が目を留めたのは、エルゼビア(Elsevier)社
経済的理由の中退は最少に 無償化が効果、私立高調査 経済的理由で2010年度に私立高校を中退した生徒は1校当たり0・44人だったことが27日、全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)の調査で分かった。09年度の0・71人を下回り、1998年度の調査開始以来、最も少なかった。 昨年4月に高校無償化が始まり、私立高生は世帯所得に応じて年約12万〜24万円の就学支援金が国から支給されている。都道府県も低所得世帯に授業料との差額の負担を軽減する措置をとっており、全国私教連は「高校無償化で自治体の学費減免制度が拡充されたことが大きい」としている。 経済的理由の中退は最少に 無償化が効果、私立高調査 - 47NEWS(よんななニュース) このような記事が話題になっていた。 経済的理由での私立高校中退については全国私教連のwebサイトに過去の調査結果が公開されている 2010年9月末 学費滞納・中退調査
平成22年9月15日 政策統括官(労働担当)付 労働政策担当参事官室 参事官 酒光一章(7721) 室長補佐 田尻智幸(7726) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3502)6726 厚生労働省では、このたび、就職を控えた学生や若者が働くときに知っておくべき労働法を学ぶ上で、役に立つハンドブックとして「知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~」を作成しました。 本ハンドブックは、平成21年2月に「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会報告書」(座長 佐藤博樹東京大学社会科学研究所教授)の中で「労働関係法制度を知ることは、労働者・使用者双方にとって不可欠であり、わかりやすさを最優先にしたハンドブック等を作成・配布するといった取組を強化すべき」という指摘を受けたことを踏まえて作成したものです。 【「知って役立つ労働法」の主な特徴】 ○就職を
@shinichi_m 義務教育で英語の筆記体を教えるのってどうなの? 文字を意思伝達の手段として捉えるならば、即刻止めるべき。っていうのは、読めない人が多いから。美しさを表現する手段ならば、もっと教えるべきだが。 2010-09-13 21:48:27 Ai Goto @aigoto_jp アメリカではブロック体が多かったけれど、ヨーロッパ人は意外と筆記体も多かったナ。書けなくてもいいけど、読めた方がいいので、やはり習っておいて損はないと思う。っていうか、単純に書くのが楽しかったナ♪ @shinichi_m: 義務教育で英語の筆記体を教えるのってどうなの? 2010-09-13 22:01:13 km @kobamika 昔は英語は筆記体で書くのが一般的でした。たった26文字のことだし、早く書くにはやはり筆記体が書きやすかったりするのでは? RT @shinichi_m: 義務教育で英語
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