FiNCの篠塚(@shinofumijp)です。4月からCTOを拝任しました。 本記事では1月から行ってきた「アーキテクチャレビュー」という取り組みについて紹介します。 FiNCではマイクロサービスを6年前から採用しており、順調にサービスも成長したおかげで、現在では稼働しているマイクロサービス数は50を超えるほどになりました。 マイクロサービスの採用により、限られた範囲での開発においては速度を落とさずスケールすることが可能という恩恵を得られましたが、一方でサービス数の増加は安定性、メンテナンス性をはじめとした様々な問題も生みました。その1つにアーキテクチャ全容の理解が困難になるという問題があります。例えば「ユーザが食事を投稿した際に食事アドバイスのプッシュ通知を送る」という機能1つをとっても、アドバイス管理サービスが食事投稿のイベントを検知するためにイベントを購読し、同サービスがアカウント