企業から契約者情報を不正に聞き出したとして逮捕された東京の探偵業者2人が、去年、神奈川県逗子市で起きたストーカー事件で殺害された女性の住所について、調査の依頼を電子メールで受け、回答もメールで行っていたことが警察への取材で分かりました。 調査の際には犯罪行為などに使わないとする書面を受け取ることが法律で義務づけられていて、警察は、2人が調査の目的を確認していなかったとみて調べています。 東京・目黒区の探偵業者、小浜博敏容疑者(59)ら2人は、企業のコールセンターから契約者情報を不正に聞き出したとして愛知県警察本部に逮捕され、警察は、これとは別に去年11月、神奈川県逗子市で起きたストーカー事件で殺害された33歳の女性の詳しい住所を、小浜容疑者が市役所に電話をかけて不正に入手した疑いがあるとみています。 警察によりますと、2人は事件の前日、千葉県の別の探偵業者から調査の依頼を電子メールで受け、