政府はこれまでも、偽造防止の観点からおおむね20年ごとに紙幣のデザインを変更してきました。今回は肖像の変更とともに、最先端の技術を使った偽造防止対策を盛り込むことにしています。 現在の一万円札や五千円札にも表面の左下にホログラムが施されていますが、新しい紙幣では斜めに傾けると肖像が立体的に動いて見える最先端のホログラムが導入されます。 この技術が紙幣に採用されるのは世界で初めてだということです。 「すかし」も、現在のものに加え、さらに高精細な模様を取り入れることになっています。 アルファベットと数字を組み合わせた、紙幣を識別するための「記番号」は、現在の最大9桁から10桁に変更し、額面の数字もこれまでより見やすいよう大きくする予定です。 紙幣の大きさ自体は、一万円札、五千円札、千円札とも現在のものと同じにする予定です。 一方、五百円貨幣はデザインは現在のものを基本とし、「2色3層構造」と言