5月11日、スペイン南部で、マグニチュード5.3の地震があり、住宅や教会などが倒壊するなどして、少なくとも10人が死亡した(2011年 ロイター/Francisco Bonilla) [マドリード 11日 ロイター] スペイン南部ムルシア地方で11日午後6時47分(日本時間12日午前1時47分)ごろ、マグニチュード(M)5.3の地震があり、住宅や教会などが倒壊するなどして、少なくとも10人が死亡した。 ムルシアの当局者は国営ラジオに対し、「(同地方の)ロルカ中心部全体が深刻な被害を受けた。市民は自宅に戻ることを非常に恐れている」と語った。 現地からのテレビ映像によると、町の広場に複数の家族らが集まり、れんがやがれきが道路を覆う中、建物の倒壊から身を守っていた。 国営ラジオに答えたある女性は、「ここに座っていたら、すべてのものが動き始めた。絵は壁から落ち、テレビは倒れ、(揺れは)長い間続いた