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読書に関するppummuのブックマーク (3)

  • そんなに難しいか?

    どれも迷うほどの問題とは思えない。 (1)老夫婦 殺してはならない。このケースならば公的支援を受けられる可能性があるので、まだ最善の努力を尽くした状態とは言えない。「公的支援は受けたくない」というのは個人的な趣味に過ぎない。 (2)新生児 殺してはならない。夫婦の事情は夫婦で解決すべき問題であり、他者が忖度することは許されない。もちろん、当該の子を生きながらえさせるために莫大な費用が発生する、その費用を捻出できる見込みがない、という将来はもちろん見えているかもしれないが、「それでも(夫の忘れ形見を)殺したくない」と母親が主張する可能性はゼロではない。いずれにせよ助産婦に「殺す権利」はない。 (3)凶悪犯 殺してはならない。速やかに、当該の自動車を隔離できる施設を準備し(たとえば使われていない埠頭の倉庫など)そこに自動車を誘導、その後、催眠ガスを投入するなどして無力化し拘束するなどの方法が考

    そんなに難しいか?
    ppummu
    ppummu 2017/08/31
    確かにそうですねと思った。はい読書します。
  • キッチンに入るな

    [前回…] ■ なにしろ、みんな同じことを言っていたのである。 『八月の光』(新潮文庫)、訳者・加島祥造の「あとがき」より: 《しかし彼の作品では三十四歳の時の『サンクチュアリ』が凄まじい暴行シーンで世間に知られたのみで、あとはほとんど世間の注目を得ず、一九四五年には彼の一七冊の創作集はすべて絶版になっていた。しかし彼の評判は翻訳を通じてフランスで高まっていた。また一九四六年には『ポータブル・フォークナー』という編集が出たが、その冒頭に載ったマルコム・カウリーの紹介文によって、アメリカでの評価は画期的な転換を行いはじめた。一九五〇年、五十三歳の年にノーベル文学賞を受け、「自分は人間の終焉を信じない」という非常に格調の高い演説を行い、後につづく作家たちを励ました。》pp.657-658 * 太字は引用者、以下同じ 『アブサロム、アブサロム!』(講談社文芸文庫、下巻)、訳者・高橋正雄の「解説

  • 悪人(上) 誰が本当の悪人なのか…か - 読書生活 

    みんな、普通の人 土木作業員の「清水祐一」 祐一の祖母「房江」 生命保険会社の外交員「石橋佳乃」 石橋佳乃の父、田舎で床屋を営む「石橋佳男」 紳士服量販店に勤める「馬込光代」 努める有名な旅館の御曹司「増尾圭吾」 この6人が主な登場人物です。 増尾以外は、普通の人です。 私のまわりにもこういう人、たくさんいます。 私だってこの小説に登場していてもおかしくない、それくらい、普通の人です。 この、増尾以外の5人は、人生の負け組といってもいい。 その負け組に感情移入して、多くの人はこの作品を読むのではないでしょうか。 そして、唯一の勝ち組、増尾を敵視して読んでしまいます。 見栄っ張りな佳乃、不器用な祐一、ネガティブな光代…。 登場人物、みな性格は違えど人に飢えています。 認めてほしい、愛してほしい、そう願っています。 大金持ちの増尾ですらそうです。 その飢えが胸にしみます。 上下巻ですが、上巻は

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