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"Aftermath of Tech utopia"の検索結果1 - 40 件 / 43件

"Aftermath of Tech utopia"に関するエントリは43件あります。 社会ネットインターネット などが関連タグです。 人気エントリには 『ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか』などがあります。
  • ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか

    アメリカという「現代のバベル」 崩壊後のバベルに生きるというのはどんなものだろう? 創世記には、ノアの子孫たちがシナルの地に巨大な都市を建設したと記されている。彼らは自身らの「名を高めるため」に、「頂上は天まで届く」塔を建てた。神は人間の傲慢に腹を立てて言った。 「見よ。彼らは一つの民であり、一つの言葉だけをもつ。そしてこれは、これから彼らが為すことの始まりに過ぎないのだ。今や、彼らが為そうとすることで不可能なものはなくなった。さあ、下界に降り、彼らの言葉を乱そう。彼らが互いの言うことを理解できなくなるように」 聖書の本文に記述はないが、この物語の有名な解釈の多くでは、神が塔を破壊したことになっている。そこで、この劇的な場面を心に描いてみよう。人々は互いにコミュニケーションを取ることができず、互いの無理解を呪い、廃墟の中を彷徨うのだ。 このバベルの物語は、2010年代のアメリカで起きたこと

      ジョナサン・ハイトが解き明かす「アメリカ社会がこの10年で桁外れにバカになった理由」 | 「現代のバベルの塔」はいかにして建設され、崩されたのか
    • google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2

      またはてないじりの漫画描いてごめんなさい…。でも思いついたら描かないでいられなかったのと、あと、自分が描かなかったらだれが描くんだろう、だれが人力検索はてなのことを思い出すんだろうと思って……。 q.hatena.ne.jp 人力検索はてな www.gizmodo.jp この記事にある通り、最近はさらにひどくなってる。生成AIによって記事の作成が容易になってるのもあるんじゃないかな。よくわかんないけど。 goldhead.hatenablog.com また、このエントリには全面同意で、本当に個人の記事にたどり着かなくなった。それに伴い、特殊な事例の処置の仕方(昔は大抵個人がメモっていて、そういうのがヒットした)も全然わからなくなった。野生の専門家がまとめた特定の分野に詳しいホームページが2000年ごろは結構あったんだけれども、そういうものも一切ヒットしなくなった。まず、そういう静的にまとめ

        google検索の劣化して専門家はdiscordに行ってしまいインターネットには屑情報だけになってしまった - orangestar2
      • ノア・スミス「やっぱりもしかしてスマホがわるいのかも」(2023年3月2日)|経済学101

        By Matthew Yohe, CC BY-SA 3.0十代の子たちの不幸を説明するもっとも有望な要因「テレビなんてぶち壊せ / 新聞なんて投げ捨てろ / 田舎に行こう / 家を建てよう」――ジョン・プライン アメリカで広まっている十代の不幸について,興味を引く議論が続いている.発端は,疾病対策予防センター (CDC) の調査報告だ.これによると,アメリカの高校生たちのあいだで,哀しみや無力感が増えてきている.とくに女の子で顕著だ.たんに,聞き取り調査に対してみんながこれまでとちがう回答をしているだけじゃない.十代の自殺者も増えているし,不安や鬱の症状も増えている.2012年~2013年ごろから,事態が悪化しはじめている: Source: Twenge (2020)考えうる理由のひとつは,「2011年よりも世の中がずっとひどくなってしまったから」というものだ.テイラー・ローレンツが言うよ

          ノア・スミス「やっぱりもしかしてスマホがわるいのかも」(2023年3月2日)|経済学101
        • 「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠

          今の10代の人の間で、「ゼロ年代のいにしえのインターネットへの憧れ」がそこそこ共有されているっぽいのに最近気づいてる— highland (@highland_sh) 2023年12月18日 highlandさんの上掲投稿を見かけて、その少し前に読んだ00年代のブロガーの文章を連想せずにはいられなかった。 amamako.hateblo.jp gothedistance.hatenadiary.jp 未経験な世代の憧れを牽引し、その時代を経験した世代も懐古的に当時を語る、その00年代のインターネットとはどういうものだったのか? 私も思い出したくなったので少しだけ書く。 「当時のインターネットは良いことづくめじゃなかった」という一面 この問題について、同じくhighlandさんは絶対に無視できない一面にも触れている。 おもしろい個人サイトとか、フラッシュ動画とか、2ちゃんの面白コピペとか見て

            「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠
          • ユーチューブ、新型コロナ含む全ての反ワクチンコンテンツを禁止

            [ワシントン 29日 ロイター] - 米アルファベット傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は29日、新型コロナウイルスワクチンだけでなく、全ての反ワクチンコンテンツを禁止すると発表した。 ユーチューブのほか、フェイスブックやツイッターなどのハイテク大手が健康に関する偽情報の拡散防止で十分な対応を取っていないという批判に対応する狙いがある。 米アルファベット傘下の動画投稿サイト「ユーチューブ」は29日、新型コロナウイルスワクチンだけでなく、全ての反ワクチンコンテンツを禁止すると発表した。2015年10月撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)

              ユーチューブ、新型コロナ含む全ての反ワクチンコンテンツを禁止
            • (追記)インターネットが変わったから結婚した

              インターネットが大好きだった。現在アラサーだけど小学校低学年の頃からネットに入り浸ってた。 人付き合いが苦手でリアルでは周りに合わせてニコニコしてるだけ、家に帰ってきたら疲れすぎて寝ちゃうみたいな私にとってはネットは天国だった。好きな人とだけ好きな話が好きなだけできるし、ニコニコ動画で「www」って書き込むだけだけどなんだかみんなで仲良く楽しんでる感じがして楽しかった。こう書くと笑われるだろうけど。 大学生になっても社会人になってもネットとSNSに入り浸り続けてたけど、コロナあたりから何かが変わった気がする。 うまく言えないけど、ネットが変わってしまった。 「それ匿名掲示板でも叩かれるんじゃないか」と私でも引くレベルの暴言や悪口や冷笑を普通の人が普通につぶやくのが増えた気がするし いわゆる「釣り耐性」がない人が、アフィカスや政治的扇動に釣られまくって踊らされている。 特に前者は深刻だと思う

                (追記)インターネットが変わったから結婚した
              • 東浩紀「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」 いまのネットにある「違和感」の正体

                「これでいいんですか?」って何回も何回も何回も何回も言った 【東】吉田さんの取材は緊張しますね。 ——雑談するだけなので大丈夫ですよ! とりあえず今回の本は、ライバルが『鬼滅の刃』ってぐらいに売れてるらしいじゃないですか。 【東】初速は。でも、どれくらい広がってるのかわからないですよ。そもそもゲンロンってなんだってことですからね。『ゲンロン戦記』ってタイトル自体、「これでいいんですか?」って何回も何回も何回も何回も言ったんだけど、「いや、これがいいんだ」ということで。 ——東さんがゲンロンという会社を作って大変なことになった話だから正解ではあるんですよね。なんでこれを出そうと思ったんですか? 【東】中公さんから企画が来て、「『ゲンロン戦記』って本を出しませんか?」って。これは仮題でそのうち変わるのかと思ってたら変わらないまま最後までいっちゃったっていう感じです。 ——最初からそこまで決まっ

                  東浩紀「TwitterやYouTubeで『知の観客』をつくることはできない」 いまのネットにある「違和感」の正体
                • 「クックパッド」は何故こんなにも凋落したのか

                  コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

                    「クックパッド」は何故こんなにも凋落したのか
                  • タイトルすら読めない人の「声」は今のネットに存在するか - シロクマの屑籠

                    note.com 先日、狂人を名乗っている小山さんが、「論破王」ひろゆきさんとtwitterで「議論」になった一部始終をnoteにまとめてらっしゃった。その内容は、ひろゆきさん自身に焦点を当てるよりも、ひろゆきさんのファン層に焦点を当てた内容だった。 小山さんは驚きをもって語る。「日本語は読めないけれど論破したい」という欲望が存在する、と。ひろゆきさんのファンからの声には、論争内容を理解したコメントがぜんぜんなくて、まったく論争内容を理解していないコメントが無限に飛んでくる、と。 自分はインターネットに20年以上どっぷり浸かり、不毛なネット論争を何十何百と繰り返してきたわけなのですが、ここまでファン層の知的レベルが低いのは確実にひろゆきさんが初めてだと思います。というか、おそらくは「論争」という知的(?)遊戯を嗜まない層にまでひろゆきさんの影響力は波及している。論争の当事者になることで、そ

                      タイトルすら読めない人の「声」は今のネットに存在するか - シロクマの屑籠
                    • ツイッターの「おすすめ」に慣れてきた - phaの日記

                      一時期はあんなに嫌いだった、ツイッターの「おすすめ」タイムラインに、だんだん慣れてきてしまった。 ツイッターにはもともと、フォローしている人のつぶやきが時系列順に並ぶという、一種類のタイムラインしかなかった。 ところがあるときから、ユーザーの好みに合わせてツイッター社がおすすめするつぶやきが並ぶタイムラインが登場した。これが「おすすめ」タイムラインだ(英語では「for you」)。 最初は、「おすすめ」なんて全く要らない機能だと思っていた。 「おすすめ」だとフォローしていない人の興味のないつぶやきが流れてきたりするのがストレスだった。時系列順に並んでないと理解できないつぶやきが意味不明になるのも嫌だった。 ツイッター社は「おすすめ」をやたらとおすすめしてきたのだけど、余計なことをするな、と反感を持っていた。 自分の見たいものは自分で決める。おすすめアルゴリズムなんかに決められたくない。 ツ

                        ツイッターの「おすすめ」に慣れてきた - phaの日記
                      • インターネットは断片化されることを望んでいる

                        Noahpinionより。 全世界を1つの部屋に一緒に放り込んでもうまくいかない。 BY ノア・スミス ノア・スミス @Noahpinion 15年前、インターネットは現実世界からの逃避先だった。 今や、現実世界がインターネットの逃避先になっている。 5年前、私は大学時代の友人Dayvとビールを飲みながら座っていました。Twitterをスクロールして、ドナルド・トランプの最近の暴挙に腹を立てている人たちを見て、こう言いました。「15年前、インターネットは現実世界からの逃避先だった。 今や、現実世界がインターネットの逃避先になっている。」「ツイートして!」とDayvが言ったので、私はそうしました。そのありきたりな意見は、私のツイートで最も人気を博し、その引用は今や、ウェブ上のあらゆるコンテンツミルで無限に投稿されています。 なぜ、このような面白みに欠ける観察が、こんなにも多くの人の心に響いた

                          インターネットは断片化されることを望んでいる
                        • 「トランプ優勢」を報じ続けた「日本のメディア」、その大きすぎる問題(平河 エリ) @gendai_biz

                          バイデンの勝利 2020年大統領選挙の勝者はジョー・バイデン元副大統領となった。 日本時間11月8日の午前中の段階でまだ全ての開票は終了していないが、ペンシルバニア州の選挙人をバイデン候補が獲得したことで、全ての選挙人の過半数である「270人以上の選挙人」を獲得することが確実になり、一斉に米主要メディアがバイデン候補の勝利を報じた。 今回の選挙戦において、特殊な要因は2つあった。 1つ目。今回の投票率は史上空前のもので、バイデン候補、トランプ大統領の両者とも、2008年のオバマ大統領の得票を抜き、史上最多とそれに次ぐ第2位の得票となることが予想されている点。 2つ目。民主党の支持層が郵便投票を利用し、共和党がほとんど利用しなかったことで、票が開くタイミングによって(そしてそれが郵便投票なのか、当日投票なのかによって)、どちらの候補に有利な票か明確に分かれたこと。そして、選挙の序盤においては

                            「トランプ優勢」を報じ続けた「日本のメディア」、その大きすぎる問題(平河 エリ) @gendai_biz
                          • Netflixドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』と出演者のその後 - YAMDAS現更新履歴

                            『監視資本主義』の衝撃を学ぶ教材としてのNETFLIXドキュメンタリー『グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル』|市川裕康 (メディアコンサルタント) 週末、ワタシも Netflix ドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』を観た。これは必見である。 ワタシは2016年に「今回の大統領選挙の結果についてフェイスブックに咎を負わせるのは、いくらなんでもやりすぎだろう」と書いたわけだが、そのときはケンブリッジ・アナリティカのことをよく分かってなかった。現実には、Facebook はワタシなんぞが考えているよりも遥かにユーザの人心を掴んでいた。そして、ケンブリッジ・アナリティカはそれをあくどくハックしたわけである。 市川裕康さんは「監視資本主義」という言葉を使っているが、ちょうど Wired にこの言葉の提唱者であるショシャナ・ズボフの本の書評が掲載されている

                              Netflixドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』と出演者のその後 - YAMDAS現更新履歴
                            • 東京オリンピック開会式でのゲーム音楽の使用にまつわる議論から、現代における社会の分断について考える──インターネットは民主主義の敵なのか?

                              東京オリンピックの開会式の入場曲に、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』をはじめとするゲーム音楽が使用されたことについて、ネットではその是非を巡って、さまざまな意見が飛び交っている。 ゲーム音楽が、ひいてはゲーム文化が国際的な場で使われる=認められたことは喜ばしいことであるとか、自分の好きな曲が流れてきて嬉しい!だとか。その逆に、愛するゲーム文化が政治的に利用されるのが許せない、という意見も見受けられる。 まぁ、人それぞれ意見はあってよいと思うし、それを表明するのも自由だと思うので、こうした議論が起こること自体は、とても興味深いことだと感じる。 千駄ヶ谷・新国立競技場 そうした一方で、今回の一連の動きで、個人的に改めて再認識したのが、 今の世の中──少なくともネット上において、本当に「分断」が顕著になってきているなぁ ということかもしれない。 というのも、「ゲームが好き」という

                                東京オリンピック開会式でのゲーム音楽の使用にまつわる議論から、現代における社会の分断について考える──インターネットは民主主義の敵なのか?
                              • おまえは便所の落書きのつもりでブコメを書いているのかも知れないが、その便所の落書きには受け取り人がいるんだよネットでは - 自意識高い系男子

                                ブクマカだけで議論w してんじゃねーよ yoppymodel.hatenablog.com はてなブックマークの攻撃性問題は、ブクマカだけで議論しても無意味である。なぜならブクマカに迷惑をかけられている「被害者」は、ブクマカではなくブロガーだからだ。加害者であるブクマカだけでいくら議論wを重ねたところで、自分たちがいかに楽しく罪悪感を感じずに被害者をいじめるかという話しか出るわけがない*1。 それなりに炎上経験のある有名はてなブロガーで、はてブを好きな人間などいない。今回炎上の中心となっているヨッピー氏は言わずと知れた超有名ブロガー/ライターだし、過去を振り返ってみてもid:fujipon氏、id:p_shirokuma氏ら、名だたるはてなブロガーがはてブを批判している。 fujipon.hatenablog.com p-shirokuma.hatenadiary.com 前垢から含めて2

                                  おまえは便所の落書きのつもりでブコメを書いているのかも知れないが、その便所の落書きには受け取り人がいるんだよネットでは - 自意識高い系男子
                                • アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む

                                  紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 原題 著者について はじめに オバマの希望からハランベの死まで 第一章 リーダー不在のデジタル反革命 第二章 逸脱のオンライン・ポリティクス 第三章 オルタナ右翼のグラムシ主義者たち 第四章 ブキャナンからヤノプルスまでの保守文化戦争 第五章 「Tumblr」からキャンパス・ウォーズへ:美徳のオンライン経済における希少性の作り方 第六章 「男性圏」を覗いてみると 第七章 よくいる女、リア充、マスゴミ 結論 「ネタだよ」と言われてももう笑えない 評価(評者・田楽心) お知らせ ★その1 サイト運営者の一人、青野浩の翻訳書が出ます。 ★その2 友人が最近本を出したので、よろしくお願いします。 紹介(評者・田楽心 Den Gakushin) 2016年のトランプ当選を受けて、アメリカ人の多くが、2008年のオバマ当選時との「不可解なギャップ」に首を

                                    アンジェラ・ネイグル 著『リア充を殺せ! ―― 匿名掲示板とカウンターカルチャーは、いかにしてオルタナ右翼を育て上げたか』(2017年)/80点 - リベラルアーツの扉:海外教養書を読む
                                  • 裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで

                                    ちなみに私は色々と30年間経験した後に、「現実社会で違法とされている事はエンタメでも基本表現を制限・禁止するべき」と思っています。 自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう。— 裕木奈江 🧅 NAE YUUKI (@nae_auth) 2022年4月19日 b.hatena.ne.jp 裕木奈江さんのTwitterでの発言が物議を醸しています。というか、炎上しています。 実際は、このツイートは連続したツイートのうちの一つであり、「日本ではゾーニングがうまく機能していないこと」「それが『世界の(先進国の)基準』とかけ離れてしまっていて、他国から奇異の目で見られがちなこと」を前提にしたものではあるのです。 ツイートというのは、短くまとめなければいけないので、色々とこぼれ落ちてしまうものがあって、裕木さ

                                      裕木奈江さんは「われわれは、みんなバカだから」と言っているのだと思う。 - いつか電池がきれるまで
                                    • 哲学者ハン・ビョンチョル「完全な支配は、人々が遊びに興じることで成立する」 | 「疲労社会」に生きる現代人

                                      デジタルの世界で、私たちは搾取されている。「よくない」と頭ではわかっていても、実際はスマートフォンを片時も離さず、少しでも暇があればSNSをチェックし、他人との比較に余念がない。現代がモノで溢れかえる一方、私たちは「非物質」に取りつかれ、安定性を失っていると、哲学者ハン・ビョンチョルが警鐘を鳴らす。 私たちが手で触れ、匂いを嗅ぐことができるモノたちの、原子と分子から成る「物質界」は、情報社会つまり「非物質世界」へと、眩暈(めまい)がするように溶解しつつある。 そう指摘するのは、韓国生まれのドイツの哲学者ハン・ビョンチョルだ。私たちは、なおこの「非物質」を求め、購入し、販売しており、それらは私たちに影響を及ぼし続ける。 デジタルの世界は、私たちがまだ現実世界とみなしているものと異種交配して混ざり合い、人間をかつてないほど触れがたく、はかない存在に変えている。 最新の著作『非物質:現代社会の破

                                        哲学者ハン・ビョンチョル「完全な支配は、人々が遊びに興じることで成立する」 | 「疲労社会」に生きる現代人
                                      • 東浩紀の炎上と『リアルのゆくえ』から考える - とまべっちーの考え事

                                        東浩紀がまた炎上している。7月10日のニコ生での開票番組の中で福島瑞穂議員の発言を曲解の上猛烈に非難した様子が後日ネットに拡散され、リベラルから総攻撃を受けた。東はすぐに弁解noteを公開するが、謝罪もせず開き直っており、論理も破綻しているし言論人としての責任を放棄しているとしていっそう激しく叩かれることになった。これらの批判に対してその後東は沈黙しているため、ネットでは7月20日現在も炎上が続いている状況だ。 リベラル側の論客たちは、これを機に東浩紀への不満を噴出させた。批評家としてブレブレだとか、ポストモダン的な価値相対主義(どっちもどっち)がいけないとか、過去には南京大虐殺についても伝聞だけではその有無を確定できないと発言していたことなどが持ち出され批判された。さながらどうして東はダメなのかの論評会だ。これらの論客たちの批判は十分検討に値するものだと私は思った。ただ、これらの論客はも

                                        • 能登半島地震、途上国からSNSに大量偽情報…X利用が1日4000万人の日本向け「インプ狙い」

                                          【読売新聞】能登半島地震を巡り、SNS上に投稿された偽情報の多くは、海外の10か国以上から発信されていた。偽情報でインプレッション(閲覧数)を稼ぎ、広告収益を得るためだ。第6部では、従来の法規制やルール、倫理観では健全性が確保できな

                                            能登半島地震、途上国からSNSに大量偽情報…X利用が1日4000万人の日本向け「インプ狙い」
                                          • ジャック・ドーシーがBlueskyを辞めた理由をもうちょい詳しくエスパーする|KingYoSun

                                            インタビュー記事はこちら https://www.piratewires.com/p/interview-with-jack-dorsey-mike-solana GIGAZINEはBlueskyのかなり初期から分散SNSを追っていて他のメディアより比較的コンテキストがわかっていると思いますが、今回は是非元になったインタビュー記事を読んでほしいです。SNSと言論の自由、検閲について興味があるなら特に 私とBlueskyそれでお前は誰やねんって話なので、ちょっと自己紹介します 多分bsky.appの日本人だと一番古いか、三番目くらいに古いユーザーで、多分世界初のBlueskyのサードパーティサーバー(PDS)のboobee.blueを運営しています。 その時の記事はこれ https://note.com/kingyosun/n/n45d3b1ff89bf 上の記事のときは「プロトコルはマジで

                                              ジャック・ドーシーがBlueskyを辞めた理由をもうちょい詳しくエスパーする|KingYoSun
                                            • 中国提案"New IP"をIETFが蹴る、インターネット分断を懸念〜インターネットと人権|星 暁雄(ITジャーナリスト)

                                              インターネット技術を推進する団体IETFは、中国が提案したインターネットの中核を置き換える新技術New IP(IP: internet protocol)に全面的な「ノー」を突きつけた。 中国HuaweiがITUに"New IP"提案、IETFは連絡を受け検討 経緯は次のようになる。2019年9月、中国企業Huaweiの専門家らが、国連機関ITU(国際電気通信連合)に対して新たなインターネットの基本技術"New IP"を提案した。この提案は、ITUからインターネット技術を推進するIETF(The Internet Engineering Task Force)にも伝えられた。2020年3月28日、Financial Timesはこの新技術New IPへの懸念を伝える長文記事を掲載した(Inside China’s controversial mission to reinvent the

                                                中国提案"New IP"をIETFが蹴る、インターネット分断を懸念〜インターネットと人権|星 暁雄(ITジャーナリスト)
                                              • 「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化

                                                「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化 2023.11.07 Updated by yomoyomo on November 7, 2023, 12:00 pm JST 前々回「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」、前回「テクノ楽観主義者からラッダイトまで」を書いた者として、今回はマーク・アンドリーセンの「テクノ楽観主義者宣言(The Techno-Optimist Manifesto)」(解説付き日本語訳)を取り上げるのが必然と思われます。まさに大富豪の白人男性の先鋭化とテクノ楽観主義者の現在を見るうえで必読と言える内容になっています。 しかし、この渾身のマニフェストに対する風当たりは強い、という印象があります。それについては後で取り上げますが、いろいろな意味で潮目の変化を感じずにはいられません。 著者のマーク・アンドリー

                                                  「テクノ楽観主義者宣言」にみる先鋭化するテック大富豪のイキり、そしてテック業界の潮目の変化
                                                • 「ヤフコメ民をヒートアップさせたかった」在日コリアンを狙った22歳。ウトロ放火事件“ヘイトクライム”の動機とは

                                                  「ヤフコメ民をヒートアップさせたかった」在日コリアンを狙った22歳。ウトロ放火事件“ヘイトクライム”の動機とは在日コリアンが集住する京都・ウトロ地区を襲った放火事件。犯行を認めた男は、韓国民団をねらった同様の事件を2度起こしていた。憎悪感情をもとにした「ヘイトクライム」と指摘される事件を起こした、その動機とは。 在日コリアンが集住する京都府宇治市ウトロ地区で、2021年8月に起きた放火事件。 非現住建造物等放火の罪などで起訴された奈良県桜井市の無職有本匠吾被告(22)は、愛知や奈良の在日大韓民国民団(韓国民団)施設でも不審火事件を起こしたと供述した。 その背景に何があるのか。BuzzFeed Newsは3月、拘置施設で被告と接見。その後も手紙による取材を続けた。 本人の言葉から浮かび上がったのは、一連の事件は在日コリアンへの差別意識と不当な憎しみの感情をもとにした犯行、つまり「ヘイトクライ

                                                    「ヤフコメ民をヒートアップさせたかった」在日コリアンを狙った22歳。ウトロ放火事件“ヘイトクライム”の動機とは
                                                  • メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで | p2ptk[.]org

                                                    メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/292023/3/29 Pluralistic プラットフォームはこのように滅びていく。まず、ユーザにとって良き存在になる。次に、ビジネス顧客にとって良き存在になるために、ユーザを虐げる。最後に、ビジネス顧客を虐げて、すべての価値を自分たちに向ける。そうして死んでいく。 私はこれを「メタクソ化(enshittification)」と呼んでいる。プラットフォームが容易に価値の配分方法を変更できることと、プラットフォームが買い手と売り手の間に陣取ってそれぞれを人質にし、両者の間を通過する価値のシェアをますます大きくする「両面市場」の性質によって生じる必然的な帰結である。 産声を上げたばかりのプラットフォームはユーザを必要とする。それゆえ、はじめはユーザにと

                                                      メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで | p2ptk[.]org
                                                    • Twitterはいよいよ限界?もう引っ越ししかない?2023年のSNSとの付き合い方を考える|FINDERS

                                                      渡辺由佳里 Yukari Watanabe Scott エッセイスト、洋書レビュアー、翻訳家、マーケティング・ストラテジー会社共同経営者 兵庫県生まれ。多くの職を体験し、東京で外資系医療用装具会社勤務後、香港を経て1995年よりアメリカに移住。2001年に小説『ノーティアーズ』で小説新潮長篇新人賞受賞。翌年『神たちの誤算』(共に新潮社刊)を発表。『ジャンル別 洋書ベスト500』(コスモピア)、『トランプがはじめた21世紀の南北戦争』(晶文社)など著書多数。翻訳書には糸井重里氏監修の『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経ビジネス人文庫)、レベッカ・ソルニット著『それを、真の名で呼ぶならば』(岩波書店)など。最新刊は『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』(亜紀書房)。 連載:Cakes(ケイクス)|ニューズウィーク日本版 洋書を紹介するブログ『洋書ファンクラブ』主催者。 イーロン

                                                        Twitterはいよいよ限界?もう引っ越ししかない?2023年のSNSとの付き合い方を考える|FINDERS
                                                      • デジタルを問う 欧州からの報告:民主主義を破滅させる巨大IT企業による「監視資本主義」 | 毎日新聞

                                                        膨大な個人データを収益化する巨大IT企業のビジネスモデルを、自著で「監視資本主義」と名付けたショシャナ・ズボフ米ハーバード大経営大学院名誉教授が、毎日新聞のオンライン取材に応じた。ズボフ氏はインターネット空間を支配するこのビジネスモデルは「民主主義にとって破滅的なもの」で、法律によるルール作りが不可欠だと主張。欧州連合(EU)が進める巨大IT規制を、変革に向けた「新たな局面」をもたらす動きだとして高く評価した。 現在のネット空間では、人々がパソコンやスマートフォンで情報を検索したり、ネット交流サービス(SNS)などを使ったりするたびに、利用履歴など個々人に関するデータが収集される仕組みになっている。ズボフ氏はグーグルやフェイスブック(FB、現メタ)などの巨大ITがこれらのデータを事実上無断で利用し、人々がどんな行動をとるのか予測して広告主などに販売する、新たな市場を構築したと指摘する。そし

                                                          デジタルを問う 欧州からの報告:民主主義を破滅させる巨大IT企業による「監視資本主義」 | 毎日新聞
                                                        • 帰ろう、はてな村(的などこか)へ。 - シロクマの屑籠

                                                          インターネットの大海原とそこでの消耗、消耗の回避についてざっと意見申し上げてみます……という体裁で書きたいことを書かせてください。 書くのが「怖い」とか「めんどくさい」という気分になることが多くなってきた - いつか電池がきれるまで Twitterとは、何だったのか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 お二方の文章を読んで私はこう思いました。「帰ろう、『はてな村』へ」。今のブログでは書きづらくて、今のツイッターが危なっかしくて神経を遣うとしたら、私たちはもっと小さな場所に籠って、自分の言いたいことを言ったり、自分が書きたいことを追求したりしたほうがいいのではないでしょうか。 井の中の蛙、というけれど 「井の中の蛙大海を知らず」って、何か良くないことを指摘する際に用いられがちな言い回しですね。しかし、ときには井の中の蛙でいること・いられることも大切で、なんなら必要ではないでしょうか。 例

                                                            帰ろう、はてな村(的などこか)へ。 - シロクマの屑籠
                                                          • リバタリアニズムの終焉――陰謀論に乗っかるロン・ポールとその支持者をみた雑感 - 接近から流します

                                                            最近のウクライナ情勢で最も残念に思ったことは、少なくないリバタリアンが陰謀論に傾倒していることでした。 とりあえず以下のツイートをご覧ください。 It's day 15 of war in Ukraine. 1) After yesterday's deadly attack on a Mariupol maternity hospital, a false claim began trending on Russian Telegram that a non-preganant crisis actor played the role of two pregnant women there. It was echoed by the Russian embassy in UK today. pic.twitter.com/LenVVB7wZP — Shayan Sardarizadeh

                                                              リバタリアニズムの終焉――陰謀論に乗っかるロン・ポールとその支持者をみた雑感 - 接近から流します
                                                            • Netflixの「グレート・ハック」は、日本のソーシャルメディアや、マーケPR関係者に是非見てほしい|徳力基彦(tokuriki)

                                                              これは凄まじいドキュメンタリーです。 「グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル」って、ちょっと日本語だとタイトルがカッコ悪くて見る気にならないと思いますが。 facebookとケンブリッジアナリティカのスキャンダルを、始まりから最後まで当事者に張り付いてまとめた映像作品です。 この公聴会の映像を覚えている人は多いと思いますが、日本ではそんなに深く報道されませんでしたよね。 このドキュメンタリーでは、彼らのやり方に疑問を抱いて、勇気を持って一石を投じた人物と、それによって目が覚めて重要な内部告発の役割を担う人物の両方にスキャンダルの初期から密着してるのが、本当にすごいです。 政治関係者だけでなく、ソーシャルメディアやマーケティング、PRに関わる全ての人が見ておくべき。 正直、数千万人の個人情報とはいえ、facebookの個人情報レベルで選挙の結果が操作できるとか、あまり信じてなかっ

                                                                Netflixの「グレート・ハック」は、日本のソーシャルメディアや、マーケPR関係者に是非見てほしい|徳力基彦(tokuriki)
                                                              • 劉慈欣の話題の『三体』と「暗い森」になりつつあるインターネット - YAMDAS現更新履歴

                                                                The Dark Forest Theory of the Internet - OneZero kottke.org 経由で知った文章だが、面白かった。 Kickstarter の共同創業者の Yancey Strickler が、Medium が今年になって開始したテクノロジーと科学をテーマにした OneZero に寄稿した文章だが、彼がそこで最初に持ち出すのは、中国本国でベストセラーになっただけに留まらず、アジア人初のヒューゴー賞受賞となるなど欧米でも高く評価されている劉慈欣『三体』である。 そう、7月に大森望さんらの翻訳で訳書が出る、今から話題の本だ!(別にステマじゃないよ) 三体 作者:劉 慈欣早川書房Amazon 正確に言えば、『三体』三部作で披露される「宇宙の暗い森理論(the dark forest theory of the universe)」なのだが、それは地球から宇

                                                                  劉慈欣の話題の『三体』と「暗い森」になりつつあるインターネット - YAMDAS現更新履歴
                                                                • Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】 サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗/下

                                                                  サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗/下 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】 清義明 ルポライター ゲーマーゲート事件で、アメリカの匿名掲示板に分岐点が生じたと書いた。そして、西村博之氏がオーナーになって、日本基準ともいえる自由放任主義の掲示板になった4chanがオルタナ右翼と差別主義者に完全に乗っ取られたかのようなダーク無法地帯となった。 西村氏の前のオーナーであるクリストファー・プール氏は、まだゲーマーゲート事件の書き込みの規制を行い、なんとか騒ぎをおさめようとしていた。その時に、ゲーマーゲート事件の書き込みの規制に反発したユーザーが新しく使いだしたのが、8chanである。 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【1】 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【2】 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【3】 Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【4】 Q

                                                                    Qアノンと日本発の匿名掲示板カルチャー【6】 サイバースペースにおける「言論の自由」の社会実験の失敗/下
                                                                  • 宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 - 香山リカ|論座アーカイブ

                                                                    宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 「真実は存在せず、すべてが許される」時代をどう生きる 香山リカ 精神科医、立教大学現代心理学部教授 宅八郎さんが亡くなった、というニュースがネットを駆け巡った。享年・57歳。 「まだ若いのに」と言われる年齢だが、私は「そうか、彼ももうそんな年齢になっていたのか」と思った。 実は、私は彼を「宅八郎さん」とか、彼と直接の知り合いだった人がそう言っていたように「宅ちゃん」とかではなく、本名の「矢野くん」と呼ぶことが多かった。彼も私の本名で呼んでいた記憶がある。私たちはそれぞれがペンネームというか芸名というか、そういうものを持つ前からの知り合いだったのだ。 自分の昔ばなしで申し訳ないが、私は国立大学受験に失敗し、滑り込んだ私立医大になかなかなじむことができず、松岡正剛氏が率いていた出版社・工作舎やそこから分派した人たちの編集プロダクションな

                                                                      宅八郎さんの死去・トランプの敗北・ポストモダニズムの終焉 - 香山リカ|論座アーカイブ
                                                                    • テクノ楽観主義者からラッダイトまで

                                                                      テクノ楽観主義者からラッダイトまで 2023.10.11 Updated by yomoyomo on October 11, 2023, 12:39 pm JST 前回の「先鋭化する大富豪の白人男性たち、警告する女性たち」を書いた後に、「中央公論」2023年10月号に掲載された八田真行氏の「イーロン・マスクは一人ではない」(前半部がウェブ公開されています)を読み、イーロン・マスク、ピーター・ティール、マーク・アンドリーセンといった「シリコンバレーのテクノクラートたち」の思想を表現する「TESCREAL」という造語が紹介されているのが注意を引きました。 「TESCREAL」とは、トランスヒューマニズム(Transhumanism)、エクストリピアニズム(Extropianism)、シンギュラリタリアニズム(Singularitarianism)、宇宙主義(Cosmicism)、合理主義(R

                                                                        テクノ楽観主義者からラッダイトまで
                                                                      • インターネット・サブカルという夢の終わり - あままこのブログ

                                                                        米津玄師が「ハチ」と言う名義で出した『砂の惑星』という曲があります。 www.youtube.com この曲の歌詞には、かつてニコニコ動画というサイトで、VOCALOIDを使って生み出された、数々の名曲のタイトルや歌詞が引用されています。 w.atwiki.jp 僕を含めたインターネット老人会の人らは、この歌詞を読んで「そうだよな、あの米津玄師も、俺らがいたあそこらへんから巣立っていった人間なんだよな」とにやけたりするわけです。 もちろん「同じ界隈にいた」というだけで、それ以外に何の共通点もないわけですが、それでも勝手に仲間意識をもったりするのです。 似たような気持ちは、声優とかVTuberとかにも抱きます。特に今活躍しているVTuberの雑談とかを聞くと、自分たちと同じようなサイトやFlashゲーム・動画を楽しんできたし、自分と同じ様なインターネット黒歴史を抱えていたことがわかって、嬉し

                                                                          インターネット・サブカルという夢の終わり - あままこのブログ
                                                                        • 連邦議会議事堂襲撃事件から見える「SNSの時代」を総括する SNSから締め出せばそれでいいのか?

                                                                          ついに「トランプ現象」に一つの終わりが近づいている。それで影響力がなくなるわけではなく、別のものに変わる可能性は高いが、過去10年間続いてきた「SNSとその影響力の時代」が結果として何をもたらしたのか、それが見えてきたように思う。今回はそのことを筆者なりに考察してみたい。 ※本記事は2021年1月11日に公開されたものです。本件を取り巻く状況は急激に変化する可能性があります。 この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年1月11日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。 「連邦議会議事堂襲撃事件」が衝撃的であった理由 1月6日に米国ワシントンDCで起きた連邦議会議事堂の襲撃事件は、われわれが思う以上に、アメリカ合衆国に住む人

                                                                            連邦議会議事堂襲撃事件から見える「SNSの時代」を総括する SNSから締め出せばそれでいいのか?
                                                                          • ノア・スミス「インターネットは断片化したがっている」(2022年12月17日)

                                                                            世の中のみんなを1つの部屋に放り込んでうまくいくわけがない 5年前,同僚の Dayv といっしょにビールを1杯やってたときのことだ.ぼくは Twitter をぐりぐりスクロールしながら,ドナルド・トランプの最新暴挙にみんなが憤慨してるのをしげしげと眺めて,こんなことを言った.「あのさ……15年前,インターネットは現実世界からの逃避先だったじゃん.いまは,現実世界の方がインターネットからの逃避先だよね.」 すると Dayv が,「それ,ツイートしなよ!」 ――で,そうした.この凡庸な所見が,ものすごくウケた.他のどのツイートよりも人気だ.ウェブのあちこちのコンテンツ工場で,これが無限に引用されつづけてる. あの他愛ない所見が,どうしてここまでたくさんの人たちに響いたんだろう? いま,インターネットから逃げ出す必要が感じられる理由は,わかりやすい.スマートフォンによって,インターネットが物理的

                                                                              ノア・スミス「インターネットは断片化したがっている」(2022年12月17日)
                                                                            • 今の日本は若者にとって、ガチで怖いだけの場所。

                                                                              「そういえばコロナで婚姻数ってどうなったんだろう」と思い検索してみたところ、予想通りというか凄い事になっていた。 (出典:婚姻数急減「人と会えなかった2年」の深刻な影響) 「リモートワークは出社しなくていいからラクチンだし、不快な人間関係も無くなるから幸せ」 「これが一生続けばいいのに」 自分はもう中年近いという事もあってか、どちらかといえばそのような意見を聞くことが多い。 コロナは持たざるものにあまりにも厳しい けど、人間関係がまだ発達途上にある人間からすれば、正直これはたまらないだろう。 生きることは苦であると説いたのはブッダである。 私達は誰もが自分自身の欲望を持っており、その欲望はしばしば他人と対立する。 対立した欲望は軋轢を産み、そこにザラザラとしたものをもたらす。ここに暴力性が皆無だという人はいまい。 しかし、同時にこの暴力の中にしか無いものがあるのも事実である。 私達は誰かと

                                                                                今の日本は若者にとって、ガチで怖いだけの場所。
                                                                              • フェイスブック内部告発者、「恐ろしい真実」証言へ-5日上院公聴会

                                                                                1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 米フェイスブックの内部文書を米証券取引委員会(SEC)に提供した内部告発者は、同社が自社プラットフォームの有害な影響について一般市民や株主を欺いたと米上院で証言する。 証言テキストによると、元プロダクトマネジャーのフランシス・ホーゲン氏(37)は5日の上院商業科学運輸委員会の小委員会で、「フェイスブックは、子供を含めわれわれの安全を代償に利益を確保することで1兆ドル(約111兆円)企業になった」と証言する。 また「私は恐ろしい真実に気づいたため名乗り出た。フェイスブック社内で起きていることを把握している人は社外でほぼ誰もいない。会社指導部は極めて重要な情報を市民や米政府、株主、各国・地域政府に提供していない」と語る。

                                                                                  フェイスブック内部告発者、「恐ろしい真実」証言へ-5日上院公聴会
                                                                                • なんだか凄いことになっちゃった世界 - あままこのブログ

                                                                                  企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来 ふと思う、なんでこんなことになっちゃったのかなぁと。 そりゃさ、多少は僕らも調子に乗ってたんだと思う。オリコンチャートでアニソン一位にして、avexだののJ-POPをコケにしてやりたいとか、24時間マラソンや27時間ゴミ拾いを邪魔して、ネットを馬鹿にするテレビの鼻を明かしてやろうとか。 でも、じゃあ僕らが結局何をしたかったかといえば、そんな外のことは本来どうでも良くて、多分ネットの仲間たちでつるんで、わいわいくだらないことやりたかっただけだと思うんだよな。社会を変えようとか、どうでもよくて、半径1クリックぐらいの内輪で盛り上がれればそれで良かったはず。ネットの外も、所詮ネットなんてその程度のお遊びだと考えていたし、中の住人だった僕らも、それで満足してたはず。 でも今、僕らはなんか、悪い奴らか

                                                                                    なんだか凄いことになっちゃった世界 - あままこのブログ

                                                                                  新着記事