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きだてたくの検索結果1 - 26 件 / 26件

  • 真っ黒すぎる塗料で脳がバグる

    文房具ライターという仕事をやっていると、「黒さ」にちょっと敏感になる。 例えばボールペンの黒はどれも同じように見えて、実は油性インクの赤黒いのとか、フリクションのグレー気味な黒とか、ほんといろいろ。で、どれが結局いちばん黒いんだ的な話になることもあって、黒さを気にする機会が多いのだ。 そんな中、ポールペンじゃないが「やたらと黒い塗料」が発売されるという話を耳にした。どれぐらい黒いのか、気になるじゃないか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:豆乳を迷わず選べるオリジナルサインペン作り > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 黒い塗料業界、わりと混沌 実はこの黒い塗

      真っ黒すぎる塗料で脳がバグる
    • 姪の新入学に向けて文房具ライターが本気を出す

      来年春に、ちょっと離れたところに住んでる姪っ子(弟夫婦の子)が新一年生として小学校に入学する。 となれば入学準備に文房具のセッティングは必須だし、そしておじさんこと僕は文房具を紹介する文房具ライターである。よしおじさんちょっと本気出すわ。 ということで、まだ年も明けてないというのに新一年生用文房具のセレクトを始めたので、まぁ見てやってくださいよ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:日本人が知らないパンプキンスパイスとはなにか > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 来年の文房具を準備するにはまだ早いんだけども。 まずぶっちゃけた話をすると、この時期からの文房具セ

        姪の新入学に向けて文房具ライターが本気を出す
      • 中学生が開発したガムテープ剥がし機「熱ぺろん」とはなにか

        先日、とある中学校の先生からメールをいただいた。 ざっくり言うと、その先生が顧問をしている物理研究部の生徒さんたちが「ダンボールに貼られたガムテープを簡単に剥がせる装置」を作っているんだけど、文房具ライターの立場から何かアドバイスをもらえませんか?というものだ。 えー、なにそれなにそれ、気になる。役に立つコメントができるかは分かんないけど、ひとまず実物を見せてもらいに行こう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:自宅にファンシー文具店の在庫全部ってどんな感じ? > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k ガムテープ剥がし装置を作った中学生って、どういう人たちなのか お

          中学生が開発したガムテープ剥がし機「熱ぺろん」とはなにか
        • 脂身の生ハム「ラルド」が自作できたので好き放題に食べよう

          半年前、豚の背脂に塩をまぶして冷蔵庫に放り込んでおいた。 その顛末は「脂身だけの生ハム「ラルド」は自作できるのか」という記事にしたんだけど、今回はいよいよ漬け込み半年を経たラルド(自作バージョン)がちゃんと完成したのか?というご報告である。 結果から言っゃうと、それなりにラルド感のあるラルドができていたのだ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:レンガを積んでソーセージ1本が燻せるスモーカー作り > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k ラルドのおさらいと、作るまで。 改めて「ラルド」とはなにかを説明しておくと、まさに前回記事のタイトル通り、豚の脂身だけを塩漬けして

            脂身の生ハム「ラルド」が自作できたので好き放題に食べよう
          • 実はあんまり分かってないマッケンチーズをきちんと作って食べよう

            アメリカのドラマを見ているとわりとな頻度で登場するのが、マカロニ&チーズ…通称「マッケンチーズ(Mac'n Cheese/mac and cheese)」という料理だ。 「今度、美味い店を教えるよ?マッケンチーズが最高なんだ」とか「このマッケンチーズ、ママ直伝のレシピなの」とかバンバン出てきて、ほんとアメリカ人は好きなんだなーと感心する。 とはいっても茹でたマカロニにチーズを絡めただけだろう。そこにママ直伝みたいな工夫が入る要素ってあるのか? うーん、食べてみないと分からんやつかな、これ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:アマビエとか新型ノートとか!夏の文房具フェス2020

              実はあんまり分かってないマッケンチーズをきちんと作って食べよう
            • タンメンの断面を見てみよう

              「布団が吹っ飛んだ」とか「アルミ缶の上にあるミカン」というのは、ダジャレであると同時に、現実にあり得る情景描写でもある。 対して「タンメンの断面」というのは、ダジャレとして言葉の上では成立しているけど、現実にはあり得ない情景だ。だって丼に入っている麺類の断面なんて、普通は見えるはずないんだから。 そうなると、逆に見てみたくない? タンメンの断面。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:簡単エスプーマこと泡醤油が未来の調味料っぽい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 断面を見るのは、シンプルに楽しい そもそも“断面萌え”なんてワードがあるぐらいで、およそみんなが断

                タンメンの断面を見てみよう
              • ペン回し世界王者にペン回しとペンの話を聞いてきた

                文房具ライターという仕事をしていると、いろんな文房具関係の人と知り合いになれる。その中には、世界チャンピオンというスゴい人もいる。 なんのチャンピオンかというと、ペン回しだ(文房具関係と言っていいのか微妙だけど)。 「ペン回しって指でペンをくるくる回すアレでしょ?」とか「そもそもペン回しの世界大会ってどんなんだよw」とか、そういう捉え方をしている人は、今からその考えがバキバキにぶっ壊されるので、ちょっと楽しみにして読むといい。いやマジで。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:文房具で戦え!激戦ブングーファイブ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k ペン回し王者登

                  ペン回し世界王者にペン回しとペンの話を聞いてきた
                • 切って捏ねて刻んで作るダンボールの超絶アート

                  先日、ミニ額の取材にお邪魔した際に「ダンボールアーティストの方もウチのミニ額を使ってくれてますよ」という話が出た。そのアーティストさんことオダカマサキさん、実は僕も以前からTwitter経由でいくつも作品を拝見していて、すごく気になっていたのだ。 さらにオダカさん、この夏にダンボール工作本を出版されて、それもめちゃくちゃ面白かったのである。 よし、じゃあ取材をお願いして、いろいろ作品とか使ってるツールとか見せてもらおう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ミニ額専門店に行くと日々の暮らしがちょい上質になる > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k アトリエの中はい

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                  • ナタデココは自宅で育てられる

                    ある日、夕食後のデザートにナタデココを食べていたときのこと。ふと妻が「ナタデココって、自分で作れないのかな?」と言い出した。 彼女はナタデココが好物なので、自作すればいっぱい食べられるのではないか、と思ったらしい。 その理屈は分からないでもないが、そもそもあの白いコリコリしてグニッとした謎めいた物体、どうやって作っているのかが謎である。 うーん、じゃあ調べて作ってみるか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:黒板消しとか73色方眼とか!夏の文房具フェス2021 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k そもそもナタデココってなんなのか問題 いちおうの前知識として、「

                      ナタデココは自宅で育てられる
                    • ミニ額専門店に行くと日々の暮らしがちょい上質になる

                      「ミニ額」というのをご存知だろうか。ミニサイズの額縁で「ミニ額」である。 と言っても、だいたいの人は額縁なんかに触れたこともないし、興味もないだろう。そもそも額縁に絵を飾るという行為自体、画家か富豪ぐらいしかやらないだろう。 …と以前は僕も思ってたんだけど、実は額縁、使ってみるとやたらと面白いのである。 ということで、額縁をもっと身近なものにするべく、気軽に買えるミニ額の専門店に行ってみた。 ※『デイリーポータルZをはげます会』のサポートによってこの記事を制作させていただきました。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:お菓子の宝石ドレンチェリーを自作したい > 個人サイト イロブ

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                      • 脂身だけの生ハム「ラルド」は自作できるのか

                        「ラルド」というイタリアの食べ物をご存知だろうか。 端的に言えば、豚の脂身の塩漬けのこと。生ハムの脂の部分だけ、とも言う。これがやたらと美味いという話で、それは食べてみたいぞ。 さらには、現地では相当に庶民向けの雑な食べ物らしく、適当に自分で安い脂身を漬け込んでも作れる、という話も聞いた。そんな適当なものなら、作ってもみたい。 そんな流れからの、ラルドへの挑戦である。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:どこの本社オブジェでしょうかクイズ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k まずは食べてみないと分からないラルド 順番としては、そもそもまずは食べてみないことには

                          脂身だけの生ハム「ラルド」は自作できるのか
                        • 印刷製本は職人の優しさでできている

                          編集部古賀さんから「印刷屋さんを取材に行きたいんですけど、きだてさん興味ありませんか?」という連絡が来た。 僕、実はキャリアの最初が印刷会社のデザイン部門なので(3年ほどしかいなかったけど)、まぁなんとなくレベルだけど、印刷や製版のことは知ってるつもりだ。 古賀「で、今回は印刷の綴じ部門と折り部門を見せてもらおうと思って」 え? そこ? 印刷そのものじゃなくて、綴じと折り? 確かにそこはあんまり知らない部分だけど、地味じゃないか? 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:誰でも簡単にペンが回せてミサイルも撃てる中華ペン > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k かなり真

                            印刷製本は職人の優しさでできている
                          • 歌舞伎揚専門店で買える最高級歌舞伎揚を知っているか

                            普段から専門店巡りを趣味としてて、弊サイトでもこれまでいろんなお店を取材させてもらってきた。 で、最近ちょっと話に聞いて気になっているのが「歌舞伎揚」の専門店である。そう、あの後を引く甘じょっぱさでお馴染み、株式会社天乃屋の揚げせんべいだ。 例えば歯ブラシ専門店なら、各メーカーの様々な歯ブラシがぎっしり並んでいるのが見どころなんだけど……歌舞伎揚専門って、狭すぎないか? 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:実はあんまり分かってないマッケンチーズをきちんと作って食べよう > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 歌舞伎揚専門店は高円寺にあった 場所は中央線高円寺駅の徒

                              歌舞伎揚専門店で買える最高級歌舞伎揚を知っているか
                            • 折り機はなにをやってるのか分からなすぎて、ほぼ手品マシーン

                              「印刷の現場」と聞いてまず想像するのは、巨大な印刷機にゴンゴンと紙が流れていくところとか、お客さんからのデータをPCでチェックしてるオペレーターさんとか、そういうところだろう。 いやそうじゃなくて。印刷物は刷って終わりじゃないでしょ。刷り上がったものを製本したり、DMを封筒に入るサイズに折ったりとか、そういうのも含めて印刷屋さんなのだ(製本・折りはそれぞれ専門のところも多いけど) そういう、印刷のあまり目立たない仕上げ行程を見せてもらう記事の後編、今回は“折り”部門である。 編集部より:前回の綴じ部門「印刷製本は職人の優しさでできている」も合わせてどうぞ…! 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュ

                                折り機はなにをやってるのか分からなすぎて、ほぼ手品マシーン
                              • スリッパ専門店でこの冬最高に暖かいスリッパを買うのだ

                                ライターという仕事は、基本的に家の中に引きこもってポチポチと原稿を書く仕事である。 ただ、その生活が快適かと言われるとちょっとアレで。家が古くて断熱性が弱いため、妙に寒いのだ。特に足元がかなり冷えるのが厳しく、このままじゃ原稿作業にも支障が出そう。 なので、とりあえず暖かいスリッパとか買いたい。スリッパ専門店で。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:9体の仏様とゆる仏様がいる町、九品仏~難読駅へいってらっしゃい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 冷え性からのスリッパ専門店探し もちろん自宅が冷えるのは今年に始まった話じゃない。ここに引っ越してから5年ずっと毎

                                  スリッパ専門店でこの冬最高に暖かいスリッパを買うのだ
                                • 簡単エスプーマこと泡醤油が未来の調味料っぽい

                                  先日、とあるラーメン屋さんで「柚子と昆布だしのエスプーマ」をかけたラーメンを食べた。 エスプーマというのは、液体に窒素を吹き込んでムース状の泡にしたもので、しゅわしゅわした舌触りになったり、風味が強調されたり、といった効果があって、つまり美味しいのである。 これ自宅でもできないかなー……と調べてみたところ、醤油をふわふわの泡にする「泡醤油」という技法があって、これは自宅でも簡単に作れそうなのだ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:昭和文具とかキャラ匂わせ鉛筆とか!夏の文房具フェス2022 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k とりあえず泡立てれば泡醤油は作れる

                                    簡単エスプーマこと泡醤油が未来の調味料っぽい
                                  • チューブ薬味の自由さに挑む

                                    先日、スーパーで買い物をしているときに、気になるものを見つけた。 いわゆる「チューブわさび」系列の薬味なんだけど、福神漬けとか紅しょうがとか…えっ、それチューブに入ってていいやつ?というラインアップなのである。 そうか、そういうのありなんだ。じゃあ、こっちも自分の好きなものをチューブ入りにしたっていいんじゃないのか。いいはずだ。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:バネ靴を履くと楽しい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k チューブ薬味はここまで自由だ 「えー、マジかー」と思いつつ買ってみた例のチューブ薬味がこれだ。 まさかこれがチューブに入るかというシリーズ。

                                      チューブ薬味の自由さに挑む
                                    • 「気泡割り専用アラビックヤマト」は純粋な達成感の塊だ

                                      「アラビックヤマト」を知らないという人、たぶんあんまりいないだろう。オレンジ色のキャップの、あの液体のりだ。 じゃあ、そのアラビックヤマトで「気泡割り」という遊びをしたという人、いるだろうか。いや、これは「なにそれ?」でも不思議じゃない。僕の身の回りでもほぼそんな反応だったし。 ところが、そんな薄いレベルの反応しかない遊びをする専用のアラビックヤマトが、おもちゃとして発売されるというのである。なにそれ。とりあえず話を聞いてみるしかないだろう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:レタスとかサンドイッチとか!夏の文房具フェス2019 > 個人サイト イロブン Twitter:tec

                                        「気泡割り専用アラビックヤマト」は純粋な達成感の塊だ
                                      • 「とろみ vs 炭酸水」爽快感の境界を探る

                                        そろそろ炭酸水が美味しく感じる季節だ。 ゴクゴク飲むとシュワッとした刺激が爽快で、蒸し暑いときも気分がスッキリする。 ということで、梅雨の頃から夏場にかけては無糖の炭酸水をずっと愛飲しているんだけど……ふと気になったのだ。炭酸水はとろみが付いても爽やかなのか、と。 とろみと爽快感は果たしてどちらが強いのか。それが知りたいのである。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:チューブ薬味の自由さに挑む > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 「とろみ」=非・爽やかという図式 意味が分からないという人もいるかと思うが、考えてみて欲しい。 「サラサラ」は爽やかだが、「とろとろ

                                          「とろみ vs 炭酸水」爽快感の境界を探る
                                        • テクニカルチーズトーストの伸びしろを探る :: デイリーポータルZ

                                          当たり前だけど、チーズトーストは美味しい。 溶けたチーズが熱くてトロトロでコッテリしてて、むしろ美味い以外の要素が無いほど。 パンにチーズをバサッと乗せて焼くだけの手軽さも、慌ただしい朝食に丁度良いんだけど……ただ、実はチーズトーストにはまだ先がありそうにも思うのだ。 もう一手間を加えてやることで、テクニカル・チーズトーストは新たなステージに到達するんじゃないか。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:実はカバディ、痩せて見える、おごらせる…アイディアTシャツ大会 > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 溶岩の如くドゥロロロロンと流れる「超とろチーズトースト」 なん

                                            テクニカルチーズトーストの伸びしろを探る :: デイリーポータルZ
                                          • そろそろ学んでおきたい、盆栽の楽しみ方

                                            ここ数年「そろそろ始めないと…!」と軽い焦燥感を持って見てたのが、盆栽だ。 だってほら、漫画やアニメではそこそこいい年をしたおじいさんはほぼ例外なく盆栽をやっていて、しかも楽しそうなのだ。そうか、歳を取ると盆栽が楽しくなるのか。じゃあいい年になって来た自分もやるべきでは。という感じの流れで。 とはいえ現時点では、どう始めたらいいのかという手がかりもなく、正味のところ盆栽の楽しみ方もあんまり分かってない。学ぼう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:引っ越しの片付けは文房具でなんとかしたい > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 我々はまず盆栽の正面を知るべきだった

                                              そろそろ学んでおきたい、盆栽の楽しみ方
                                            • 食用グリッターで輝くファビュラス和食

                                              Netflixで配信されてる料理番組「パリスとお料理」がめちゃくちゃ面白い。 最強セレブかつ料理初心者のパリス・ヒルトンが、料理を作ってゲストをもてなすという内容なんだけど…レースの手袋をつけたまま調理するわ、フライ返しなどの器具がスワロフスキー鬼盛り仕様だわと、隅から隅までファビュラス! で、そんなパリス料理で特に気になったのが、料理をキラキラさせる「食用グリッター」だ。あれ、使ってみたいなー。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:脂身の生ハム「ラルド」が自作できたので好き放題に食べよう > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 料理をきらめかせる食用グリッターと

                                                食用グリッターで輝くファビュラス和食
                                              • 鉄道の街大宮でハイエナ見てナポリタンを食う~新幹線の駅にひとり置き去り~

                                                2019年の「住みたい街ランキング」で、横浜・恵比寿・吉祥寺と来ての第4位が、大宮。駅には12路線が乗り入れ、都心へのアクセスも抜群。程よく賑わっていて、かつ、家賃もそこそこ安い大宮。 なるほど、確かに住みたい街かもしれない。でも、個人的に言わせてもらえば「新幹線で降りたい街」じゃなかった気もするのだ。 いま、僕は大宮で途方に暮れています。 ※この記事は年末年始とくべつ企画「新幹線の駅でひとりだけ置き去りにされたい」の記事です。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:焼くと革っぽくなる粘土で革べこを作る > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 07時15分 東京駅丸

                                                  鉄道の街大宮でハイエナ見てナポリタンを食う~新幹線の駅にひとり置き去り~
                                                • フルーチェの可能性はカルシウムで開かれる

                                                  今まで、フルーチェが嫌い、という人に出会ったことがない。 たとえ初対面であっても、あの“クリーミーでフルーティーなプルプルとろとろ”の話をすれば誰もが笑顔になるし、「ほほう、あなたはイチゴ推しですか。私はミックスピーチですねー」なんて感じで会話も弾む。そこは憎悪も争いもない、真に平和な世界だ。 ただ、一人のフルーチェ好きとして生きてきた中で、ひとつだけ疑問がある。「どうしても牛乳じゃなきゃ駄目なのか」ということである。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:ペン回し世界王者にペン回しとペンの話を聞いてきた > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k そこにカルシウムさえ

                                                    フルーチェの可能性はカルシウムで開かれる
                                                  • コインランドリーの最新機器ってどんなんだ

                                                    “よく知らない業界の展示会”というのが好きだ。 今まで興味を持たなかったジャンルにおける最新知識がスルスルと入ってくるので、ただ見て歩くだけでも「なんか物知りになったなー」と思えて楽しい。 なので、展示会・見本市の開催スケジュールサイトみたいなのをちょいちょい見ているんだけど、そこで気になるのを見つけた。「国際コインランドリーEXPO 2022」である。 おおお、なんだそれ気になるな。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:姪の新入学に向けて文房具ライターが本気を出す > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k パシフィコに最新コインランドリー事情を見に行こう 要するに

                                                      コインランドリーの最新機器ってどんなんだ
                                                    • 自宅にファンシー文具店の在庫全部ってどんな感じ?

                                                      川崎市で文具店を営んでいた知人が、昨年末に実店舗をたたんで、通販オンリーにシフトするという。 表層的には「あー、そういう時代なんだね」ぐらいで終わっちゃう話なんだけど…ただ、店舗在庫の文房具をぜんぶ自宅に引き取ってしまったため、家の中がすごいことになっているらしいのだ。 コレクターである僕の家もなかなかに文房具まみれだけど、文房具屋の在庫を全部入れたほどじゃない。 どんな感じなのか、見せてもらおう。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:雪のない上毛高原で冬の高原っぽさを求めさまよう~新幹線の駅にひとり置き去り~ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 自宅文具倉庫

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