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  • 「人とAIの“模倣”は本質的に同じ」Rubyの父・まつもとゆきひろに聞く、技術の進化と“模倣”の関係 レバテックラボ(レバテックLAB)

    「人とAIの“模倣”は本質的に同じ」Rubyの父・まつもとゆきひろに聞く、技術の進化と“模倣”の関係 2024年5月14日 一般財団法人Rubyアソシエーション 理事長/Ruby開発者 まつもと ゆきひろ(松本行弘) プログラミング言語Rubyの生みの親。株式会社ネットワーク応用通信研究所フェロー、一般財団法人Rubyアソシエーション理事長、NPO団体軽量Rubyフォーラム理事長などを務める。島根県松江市名誉市民。 近年、大量のデータから文章や画像を生み出す生成AIに注目が集まる中、改めて「模倣」が果たす役割を問い直そうという動きが広がっているように見受けられます。実際に、人間はこれまで、既存の技術を「模倣」しながら新しい技術をつくりだし、その繰り返しによって発展を遂げてきました。 世界中のプログラマーから支持を集める「Ruby」も、他のプログラミング言語のさまざまな要素を採り入れて誕生し

      「人とAIの“模倣”は本質的に同じ」Rubyの父・まつもとゆきひろに聞く、技術の進化と“模倣”の関係 レバテックラボ(レバテックLAB)
    • 「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性

      「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性 #18 動的型付け言語と大規模開発 今回のテーマは「動的型付け言語と大規模開発 まつもとゆきひろ氏:こんにちは。まつもとゆきひろです。Matzチャンネル、18回目になりますね。今日は前回の続きで、「動的型付け言語と大規模開発」について話そうと思います。 本当は前回放送リリースした次の日ぐらいに放送できるようにと思っていたんですけど、意外と忙しくてですね(笑)。 今度、フィンランドのヘルシンキで、「Euruko」というカンファレンスが開かれるんですけれども、まだ物理で海外旅行する気にならないので、キーノートを録画しましょうという話になって、そのキーノートの準備をして、スライドを書いて、英語の講演を録画するみたいな作業をしていたら、あっという間に時間が経ってしまって、「Voic

        「作りたいものをいかに早く完成させるかが正義」 まつもとゆきひろ氏が語る、ソフトウェア開発におけるベロシティの重要性
      • 「不機嫌な上司から逃げるのは正しい」 まつもとゆきひろ氏が語る、心の健康を守り、キャリアを長持ちさせる方法

        「不機嫌な上司から逃げるのは正しい」 まつもとゆきひろ氏が語る、心の健康を守り、キャリアを長持ちさせる方法 #9 エンジニア生存戦略 生存戦略のためには“健康”が一番 まつもとゆきひろ氏:こんにちは、まつもとゆきひろです。この放送もだいぶ休み休みになってきましたが、中断してしまわないように努力しようと思っています。 今月の15日(※本放送は2022年6月17日)に、「Social Tech Talk #03」というのが開催されました。「Qiita」と日立のコラボで開催されたウェビナーだったんですけれども、その中で基調講演を依頼されて「若手エンジニアの生存戦略」というテーマでお話ししました。 エンジニアを目指す学生さんを対象にしてイベントを開いたりしているサポーターズさんという会社が若手エンジニアやエンジニアを目指す学生の生存戦略みたいなテーマをずっと依頼されていたので、そこの話をベースに、

          「不機嫌な上司から逃げるのは正しい」 まつもとゆきひろ氏が語る、心の健康を守り、キャリアを長持ちさせる方法
        • ひろゆきがRubyの父・まつもとゆきひろに聞く「弟子募集しないんですか?」 - エンジニアtype | 転職type

          日々プロダクトに向き合うエンジニアのみなさんにヒントをお届けすべく、日本最大の電子掲示板『2ちゃんねる(現5ちゃんねる)』を立ち上げた、ひろゆきさんを迎えた本連載。国内外のプロダクトを、ひろゆきさんはどうみるのか? ひろゆきさんが開発者ならどこをブラッシュアップするのか?そんなことを、毎回話題のプロダクトを取り上げながらお届けすることでプロダクト開発で大切なことを探っていきます。 今回で3回目となるこちらの連載。1回目、2回目と若きエンジニアを論破してしまう回が続いたので「次回は論破しないひろゆきもみてみたい…」という気持ちに駆られてきた編集部一同。そこで、ひろゆきさんに聞いてみました。

            ひろゆきがRubyの父・まつもとゆきひろに聞く「弟子募集しないんですか?」 - エンジニアtype | 転職type
          • まつもとゆきひろ氏が“幻のPerl6”から学んだ教訓 「OSSの最大の敵」と「セカンドシステムの危険性」

            プログラミング言語「Ruby」の国内最大のビジネスカンファレンス「RubyWorld Conference」。Rubyの先進的な利用事例や最新の技術動向、開発者教育の状況などの情報を発信することで、「Rubyのエコシステム(生態系)」を知ることができる場として開催します。ここで登壇したのは、Rubyアソシエーション 理事長のまつもとゆきひろ氏。プログラミング言語の過去、歴史から学ぶ教訓について発表しました。全4回。3回目は、「Second System Syndrome」について。前回はこちら。 退屈は最大の敵 まつもとゆきひろ氏:次はPerlですね。ここまでですでに4回ぐらいPerlの話題が出てきています。なぜかというと、私はPerlが大好きなんですね。実は、Perlが大好きなんですが、Perlのプログラミングは大好きじゃないんですね。あと、Perlのソースコードも大好きじゃないんですね

              まつもとゆきひろ氏が“幻のPerl6”から学んだ教訓 「OSSの最大の敵」と「セカンドシステムの危険性」
            • Journal InTime(2023-12-20)

              タグ 250DUKE | Debian | FreeBSD | JavaScript | KLX125 | Linux | Mac | MAZDA3 | Mournmail | Rails | Ruby | tDiary | Textbringer | Viterbi | XPS13 | エクシーガ | キーボード | 会社 | 家 | 本 | 車 最近の記事 2023-03-27 1. ACアダプターの抜き差し時に電源モードを変更する 2023-01-04 1. HiDPI/LowDPIのマルチディスプレイ環境で期待通りのスケーリングが行われない 2023-01-03 1. Ubuntu 22.04でのハイバネーション 2. Ubuntu 22.04のibus-mozc起動時の入力モードをひらがなにする 2022-12-29 1. T14 Gen 3のSSD換装・メモリ増設とUbuntu

              • Rubyの聖地・島根県松江市で、まつもとゆきひろ氏と過ごす3泊4日ワーケーション、2024年1月に実施

                  Rubyの聖地・島根県松江市で、まつもとゆきひろ氏と過ごす3泊4日ワーケーション、2024年1月に実施 
                • 松江の技術者が開発!「Ruby」活用へ 松江市長と意見交換|NHK 島根県のニュース

                  松江市在住の技術者が開発し世界で使われているプログラミング言語「Ruby」の活用をさらに進めて、市民や企業が新しいビジネスを生み出しやすい環境を整えようと、市長と関係者が意見を交わしました。 30日はプログラミング言語「Ruby」を開発した、市内在住のまつもと ゆきひろさんや、市の構想の計画を立てている企業の代表など4人が上定市長を訪ねました。 そして、これまで「Ruby」を通じて行ってきた産業の活性化やエンジニア間の交流をさらに深めながら、起業家の育成や異なる業界の企業との交流、それに、コロナ禍で停滞した海外のIT企業との交流を深めるための施策について意見を交わしました。 この中では、「エンジニアにもビジネスについて知ってもらうことが大事だ」とか「新しいビジネスに失敗しても許容されるような環境整備が必要ではないか」などの意見が出されました。 市は今年度は実証実験を行い、来年度から計画を実

                    松江の技術者が開発!「Ruby」活用へ 松江市長と意見交換|NHK 島根県のニュース
                  • 巨大なタスクに圧倒されそうな時は“分割統治”で征服せよ ゴールまで走り続けるために有効な考え方

                    大きな問題も分割すればなんとかなる まつもとゆきひろ氏:次のことわざにいきましょうね。4番目は、これもことわざじゃないと言われちゃうんですが、「分割統治」という言葉です。英語だと「Divide and Conquer」。「分割して征服せよ」という感じです。大きな問題もね、分割すればなんとかなるというやつですね。 (スライドを示して)これは最近見た漫画です。巨大なタスクが存在して、圧倒されそうな気持ちになった時には、タスクを取り上げて細かく分解すると、細かく分解されたタスクは無視しやすいので、タスクは片づかなくても気分は楽になるという漫画なんですけども(笑)、実際、そういうところもあるんですよね。 非常に巨大なことをしろと言われると大変なんだけど、手に負える範囲に分割して1つ1つ話をしていくと問題を解決できるというのは、どこにおいても応用可能な原則だと思います。 クイックソートは一応現時点で

                      巨大なタスクに圧倒されそうな時は“分割統治”で征服せよ ゴールまで走り続けるために有効な考え方
                    • エンジニアは推測するな、計測せよ まつもとゆきひろ氏が説く、非機能要件で数字を重視すべき理由

                      技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。「技育祭2023【春】」に登壇したのは、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏。プログラミングの体験の中で実感した、ことわざや格言について話しました。全4回。2回目は、「推測するな、計測せよ」と「許可を求めるな、謝罪せよ」について。前回はこちら。 非機能要件に対しては「数字で話をすること」が重要 まつもとゆきひろ氏:2番目のことわざ、続いていきましょう。「推測するな、計測せよ」。これはちょっと誰が言い出したか調べられなかったんですが、わりと有名な言葉です。 なにかというと、プログラミングの中にはいわゆる非機能要件と言われているやつがあるんですね。 こんな機能があるとか、こういうことができる、というのは機能要件ですよね。そうじゃない要件があって、例えば、このプログラムをバッチプログラム

                        エンジニアは推測するな、計測せよ まつもとゆきひろ氏が説く、非機能要件で数字を重視すべき理由
                      • 関数・変数・機能に対する名付け方は“理解の試金石” まつもとゆきひろ氏が、プログラミングで名前が大事だと思う理由

                        技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。「技育祭2023【春】」に登壇したのは、Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏。プログラミングの体験の中で実感した、ことわざや格言について話しました。全4回。1回目は、「名前重要」について。 日本人プログラマーで最も有名なRubyの生みの親 まつもとゆきひろ氏:ご紹介に与りました、まつもとゆきひろです。裏番組もおもしろそうなんですけれども(笑)、こちらに来ていただいてありがとうございます。何人ぐらい来てくれているのかな? まぁいいや。 今日はですね、「プログラミングのことわざ〜Rubyの父が語る教訓と知恵〜」というタイトルでお話しします。 まつもとゆきひろです。こんな感じのアイコンで活動していますけれども、Rubyを作った人として知られています。インターネットではひらがなです。ちょっ

                          関数・変数・機能に対する名付け方は“理解の試金石” まつもとゆきひろ氏が、プログラミングで名前が大事だと思う理由
                        • 「オープンソースとは何か?」、まつもとゆきひろが起源や経緯を含め詳しく解説

                          出典:日経Linux、2021年9月号 pp.144-150 「まつもとゆきひろのプログラミング質問箱」を改題、編集 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 連載「プログラミング質問箱」の2回目は「オープンソース」についてです。Rubyの創始者、まつもとゆきひろがプログラミングに関係あったり、なかったりする質問に独自の視点で回答します。 こんにちは、まつもとゆきひろです。今回は現代において社会を動かす原動力ともなっているオープンソースについて、その起源や経緯を含めて解説しましょう。 [オープンソースの秘密] Q.オープンソースとはなんですか? これは簡単なようで実は難しい質問ですね。「オープンソース」とは、「オープンソースソフトウエア」の省略形、または、「オープンソースソフトウエア」から連想される「何か」です。 この質問に対して明確に回答するには、まずオープンソ

                            「オープンソースとは何か?」、まつもとゆきひろが起源や経緯を含め詳しく解説
                          • 「良いものを作れば広まる」は嘘ではないが真実でもない まつもとゆきひろ氏が語る、“30年”の経験の中で感じたこと

                            Qiita Conferenceは、ソフトウェア開発者が集まり、最新の技術や最先端の挑戦・ソフトウェアの未来についての考えや知見を共有し、つながる場を創出する、「Qiita」が開催するオンライン技術カンファレンスです。ここでプログラミング言語Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏が登壇。まずは、「成功するソフトウェア」における「成功」について話します。 Rubyは30年間生き延びたソフトウェアプロダクト まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):それでは発表をさせてください。「成功するソフトウェアの作り方」と題しまして、Rubyのまつもとが発表します。先ほど「Heroku」の発表がありましたが、私は元Herokuなので、すごく懐かしく聞いていました(笑)。 (スライドを示して)こんなアイコンでふだん活動しています。 英語圏ではMatzという名前を使っています。Rubyを作った人として知られ

                              「良いものを作れば広まる」は嘘ではないが真実でもない まつもとゆきひろ氏が語る、“30年”の経験の中で感じたこと
                            • まつもとゆきひろさん「30 Years of Ruby」 〜RubyKaigi 2023 1日目キーノート | gihyo.jp

                              2023年5月11日から13日まで、長野県松本市でRubyKaigi 2023が開催されました。今回のRubyKaigiは「松本に始まり松本に終わる」かたちで、Rubyの作者であるまつもとゆきひろさんの基調講演からスタートしました。タイトルは「30 Years of Ruby」です。 今年はRubyの開発を始めてから30年の節目ということで、今回の講演では、これまでの開発で得た様々な教訓を、いくつかの時代ごとに区分して紹介くださいました。 1993年2月24日⁠:Rubyの誕生 Rubyの名前が決まったのがこの日です。この時点ではRubyのコードは1行もなかったそうですが、公開された日ではなく、名前が決まった日が誕生日とされています。ソフトウェアは物理的実体を持たない概念であり、名前によってその存在が決まるのだから、名前が決まった日を持ってRubyという概念が誕生したとみなしているそうです

                                まつもとゆきひろさん「30 Years of Ruby」 〜RubyKaigi 2023 1日目キーノート | gihyo.jp
                              • ANDPAD TECH TALK 第14回 - RubyKaigi 2023 現地で最速Keynote振り返り!Podcast公開収録 - ANDPAD Tech Blog

                                こんにちは!アンドパッドの鳩です。 アンドパッド開発本部がお届けするPodcast「ANDPAD TECH TALK」第14回が配信されました! 第14回は、【ANDPAD TECH TALK 特別企画】です。 RubyKaigi 2023 の現地会場にて、最速でKeynoteの振り返りを公開収録しました! 株式会社アンドパッドのフェローでありRubyコミッターの柴田 ( ⁠⁠⁠@hsbt )が、クックパッド株式会社のRubyコミッター笹田氏 ( @koichisasada )をお呼びして 最速でKeynote振り返り&現地レポートを行いました。 公開収録中にKeynoteスピーカーであり、Rubyの父であるまつもと氏 ( ⁠⁠⁠@yukihiro_matz⁠ )が飛び入り参加するイベントが発生し、3名でのトークとなりました。公開収録ならではのライブ感をお楽しみください。 スピーカー 株式

                                  ANDPAD TECH TALK 第14回 - RubyKaigi 2023 現地で最速Keynote振り返り!Podcast公開収録 - ANDPAD Tech Blog
                                • 「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

                                  映画TOP 映画ニュース・読みもの Winny 「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」 インタビュー 2023/3/20 20:30 「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」 2002年、「Winny」と呼ばれるファイルを簡単に共有できるソフトが開発され、試用版が「2ちゃんねる」に公開される。本人同士が直接できる革新的なシステムは瞬く間にシェアを伸ばして注目を集めるが、映画やゲーム、音楽などが違法にアップロードされる事態が続出し、深刻な社会問題へ発展。著作権侵害による逮捕者もが現れるなか、開発者である金子勇も著作権法違反幇助の容疑で逮捕されてしまう。 この事件を映画化したのが『Winny』(公開中)。『ぜんぶ、

                                    「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
                                  • 「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース

                                      「Ruby」開発者・まつもとゆきひろが語る、「Winny」事件の理不尽な逮捕劇「プログラミングを奪われることほど残酷なことはない」(MOVIE WALKER PRESS) - Yahoo!ニュース
                                    • まつもとゆきひろと考えるデータ処理の未来 RubyからStreemへ〜Ruby開発者 まつもとゆきひろ(Matz)さん【データ×まつもとゆきひろ】|株式会社primeNumber

                                      まつもとゆきひろと考えるデータ処理の未来 RubyからStreemへ〜Ruby開発者 まつもとゆきひろ(Matz)さん【データ×まつもとゆきひろ】 ソフトウェア技術者のまつもとゆきひろ(Matz)さんが開発したRubyは、1995年のリリースから現在まで世界中のユーザーに愛され、開発に利用されてきたプログラミング言語です。一般財団法人Rubyアソシエーション運用のもと、オープンソースの言語として2012年にISO/IEC規格を取得。クックパッドやスタディプラス、huluなどのメジャーなサービスの開発に採用されてきました。実は、primeNumberのtrocco®もRubyで作られたサービス。『Ruby biz Grand prix 2022』では、ビジネスコネクション賞を受賞しました。取り組みを評価いただいた勢いで審査委員長の“Rubyのパパ”まつもとゆきひろさんに対談をお願いし、Rub

                                        まつもとゆきひろと考えるデータ処理の未来 RubyからStreemへ〜Ruby開発者 まつもとゆきひろ(Matz)さん【データ×まつもとゆきひろ】|株式会社primeNumber
                                      • 「Rubyがあるこの世界はすばらしい」を目指したい “コミュニティで作り続けるプログラミング言語”の価値

                                        プログラミング言語Rubyの国内最大級のカンファレンス「RubyKaigi」。「RubyKaigi 2022」のKeynoteで登壇したのは、「Ruby」開発者のまつもとゆきひろ氏。「Contribute to Ruby」をテーマに、Rubyの歴史・これからについて語りました。全5回。4回目は、「Ruby 3.2」リリースにおけるパフォーマンス改善について。 「Ruby 3.2」におけるパフォーマンス改善 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):さて、みなさんの貢献をご紹介しておきましょう。2022年の年末に公開される予定の「Ruby 3.2」では、パフォーマンス改善がたくさん行われています。YJITもありますし、最近も「YJIT使ってめっちゃ速い」みたいなブログ記事が出ていました。 それから昨日のキーノートにありましたね、WASMで動くRubyという感じで。、私自身は、「WASMで動くよう

                                          「Rubyがあるこの世界はすばらしい」を目指したい “コミュニティで作り続けるプログラミング言語”の価値
                                        • “親切な人たち”が言ってくる「Rubyは死んだ」「Rubyなんか使わない」 まつもとゆきひろ氏がノイズを気にせず考える、Rubyの価値

                                          プログラミング言語Rubyの国内最大級のカンファレンス「RubyKaigi」。「RubyKaigi 2022」のKeynoteで登壇したのは、「Ruby」開発者のまつもとゆきひろ氏。「Contribute to Ruby」をテーマに、Rubyの歴史・これからについて語りました。全5回。1回目は、Rubyの価値を形作る、Productivity・Community・Joyについて。 オフラインでも開催された「RubyKaigi 2022」 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):おはようございます。 会場:おはようございます。 まつもと:声が小さい(笑)! (会場笑) まつもと:おはようございます! 会場:(さらに大きく)おはようございます! まつもと:あぁ、いいですね、物理会場は。おはようございます。15分ほど遅れましたけれども、2日目を始めたいと思います。 昨日のカンファレンスはどうでした

                                            “親切な人たち”が言ってくる「Rubyは死んだ」「Rubyなんか使わない」 まつもとゆきひろ氏がノイズを気にせず考える、Rubyの価値
                                          • まつもとゆきひろさん「価値を生み続けるための鍵はコミュニティ —Contribute to Ruby—」 ~RubyKaigi 2022 2日目キーノート | gihyo.jp

                                            RubyKaigi 2022 キーノートレポート まつもとゆきひろさん「価値を生み続けるための鍵はコミュニティ —Contribute to Ruby—」 ~RubyKaigi 2022 2日目キーノート 2022年9月8日から10日までRubyKaigi 2022が開催されました。2日目の基調講演では、Rubyの作者であるまつもとゆきひろさんが登壇し、「⁠Contribute to Ruby」というタイトルで発表しました。 この講演では、Rubyの価値とRubyに関わる人々に期待するコントリビューションについて話しました。 Rubyの価値 まつもとさんがRubyを公開してから現在に至るまで、Rubyに対してさまざまな意見が寄せられ、批判的な意見もたくさんあったと言います。紹介されたいくつかの意見の中には、Rubyの存在自体を否定する意見もありました。 では、Rubyは存在する価値がないの

                                              まつもとゆきひろさん「価値を生み続けるための鍵はコミュニティ —Contribute to Ruby—」 ~RubyKaigi 2022 2日目キーノート | gihyo.jp
                                            • 「“楽しくないけどお金のためにやる人”はやはり伸びない」 まつもとゆきひろ氏が説く“プログラマーに向いている人”

                                              ITエンジニアが不足している現在、エンジニアを目指すにはどうすれば良いのでしょうか? プログラミング言語「Ruby」を作り出したまつもとゆきひろ氏に、クルーズ株式会社のエンジニアである館山遼氏と山口顕二氏が“エンジニアの心得”について聞きました。 まつもとゆきひろ氏の経歴 司会者:まずは、まつもとさんの簡単な経歴をよろしくお願いします。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):まつもとゆきひろと言います。プログラミング言語のRubyというのが世にあって、そいつを作ったのが私ということになります。大学を卒業して新卒でソフトウェア開発者、ソフトウェアエンジニアとして就職したのが1990年で、その時は、今でいうとSESという言い方をするんですかね、受託開発する会社に勤めていました。 私の同期が中堅規模のソフトウェアハウスで働いていたので、200人ぐらい同期がいたんですけど。その中で経験があるという

                                                「“楽しくないけどお金のためにやる人”はやはり伸びない」 まつもとゆきひろ氏が説く“プログラマーに向いている人”
                                              • ボジョレー・ヌーヴォーみたいに毎年言われる「Rubyは死んだ」 まつもとゆきひろ氏が考える、プログラミング言語の未来

                                                技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、Ruby言語の開発者である、まつもとゆきひろ氏。エンジニアを目指す学生からの質問に答えました。全3回。2回目は、Rubyがメジャー言語になったターニングポイントと、Rubyの魅力について。前回はこちら。 Rubyがメジャー言語となったターニングポイント 楓博光(以下、楓):では次の質問です。「Rubyがここまでメジャーになれたターニングポイントや、理由はなんだと思われますか」。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):いくつかあったと思うんですけど。1つは、1995年当時、ネットニュースという媒体があって、そこに、自分が作ったソフトウェアを公開するスレっていうんですかね、今風に言うと。ニュースグループというのがあったんですけど。 1995年の12月、そこに「Ru

                                                  ボジョレー・ヌーヴォーみたいに毎年言われる「Rubyは死んだ」 まつもとゆきひろ氏が考える、プログラミング言語の未来
                                                • 心理学と人間工学の交点にプログラミング言語開発があった まつもとゆきひろ氏が17歳の時に言語を作りたいと思ったわけ

                                                  技育祭は「技術者を育てる」ことを目的としたエンジニアを目指す学生のための日本最大のオンラインカンファレンスです。ここで登壇したのは、Ruby言語の開発者である、まつもとゆきひろ氏。エンジニアを目指す学生からの質問に答えました。全3回。1回目は、まつもと氏が言語開発に興味を抱いたきっかけと、誕生するまでの経緯について。 Rubyの父の経歴 楓博光(以下、楓):まず、Matzさん(※まつもと氏のニックネーム)から経歴を簡単にお話しいただいてもよろしいでしょうか。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):そうですね。32年前の1990年に大学を卒業して、プログラマーとして普通に就職したんですけれども、もともとプログラミング言語が大好きだったので、その傍ら、趣味でプログラミングをしていました。それで、「いつか作るか」と思っていた言語にとうとう取り掛かったのがRubyです。転職をするうちに、だんだんR

                                                    心理学と人間工学の交点にプログラミング言語開発があった まつもとゆきひろ氏が17歳の時に言語を作りたいと思ったわけ
                                                  • まつもとゆきひろの技術情報収集術、そして現在の関心事を聞く - TechFeed Conference 2022スペシャルインタビュー

                                                    本記事は、TechFeed Conference 2022 の開催に際しての「基調講演」コンテンツです。 先日TechFeed公認エキスパートにもご就任頂いた「Rubyの父」まつもとゆきひろさんに、TechFeedならではの切り口でロングインタビューを敢行! TechFeedといえば技術情報収集ということで、今回はまつもとさんの技術情報収集術について伺いました。(後半ではRubyとコロナ禍、そしてコミュニティについて存分に語っていただきました)。 まつもとゆきひろ、情報収集術を語る – まつもとさんは具体的にどのように情報収集をしてるんでしょう? まつもと: 暇なときずっと、って感じですね。 仕事とかプログラミング以外の時間は、ずっと何かしらの情報を得ているんじゃないでしょうか。 私の情報収集はRSSリーダーがメインですが、Twitterで共有されているリンクなんかも見ますし、寝る前にKi

                                                      まつもとゆきひろの技術情報収集術、そして現在の関心事を聞く - TechFeed Conference 2022スペシャルインタビュー
                                                    • Rubyの父・まつもとゆきひろを「言語」に誘った本

                                                      世界中のユーザーに支持されるプログラミング言語「Ruby」の開発者で、日本を代表するプログラマーのまつもとゆきひろさん。「活字中毒」と自らを語るまつもとさんに、故郷・鳥取県の本屋や大学の図書館で過ごした読書漬けの時間を振り返ってもらった。 すご腕プログラマーにしてプログラミング言語オタク(失礼!)の「Rubyの父」としても知られていますが、どんな本に親しんでこられましたか。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):割と活字中毒の気配があってですね、ご飯を食べているときにも食卓に置いてある調味料の成分表を見始めるぐらいです。 原点は子どもの頃にあります。鳥取県米子市出身なのですが、実家の真正面が本屋で、そこにずっと入り浸っていました。買いもしないで、立ち読みばかりでしたが。 本屋はちょっとした通りにあって、同級生がその前を通るといつも座って本を読んでいる。だから同級生は、あの本屋がまつもとの家

                                                        Rubyの父・まつもとゆきひろを「言語」に誘った本
                                                      • Ruby × jemallocのすすめ - メドピア開発者ブログ

                                                        集合知プラットフォーム事業部・エンジニアの榎本です。コロナ禍の運動不足を解消すべく筋肉体操で筋トレを続けてますが、上腕三頭筋がいい感じに成長しており継続の大切さを身に沁みて実感しております。 目次 TL;DR(三行要約) Rubyアプリケーションのメモリ肥大化問題 jemalloc を使ってみる jemalloc とは? jemalloc で改善するのか? jemalloc の設定方法 jemalloc をプロダクション導入してみた結果 まとめ おまけ:jemalloc についてMatzに聞いてみた TL;DR(三行要約) jemalloc でRubyアプリのメモリ効率改善 jemalloc でRubyアプリのパフォーマンス改善 jemalloc の導入も簡単 Rubyアプリケーションのメモリ肥大化問題 Ruby on RailsなどのRubyアプリケーションを運用する上で、メモリ使用量の

                                                          Ruby × jemallocのすすめ - メドピア開発者ブログ
                                                        • 自分の棚卸しして ルビー開発者 まつもとゆきひろ氏講演 大田高 | 山陰中央新報デジタル

                                                          松江発のプログラミング言語「Ruby(ルビー)」の開発者・まつもとゆきひろ氏(56)が11日、大田高校(大田市大田町)で講演した。急速に変化する社会で正しい進路や生き方を選択するため、自らと向き合い、興味・関心や得手不得手、価値観を自己分析する「〝自分の棚卸し〟をしてほしい」と1年生約130人に説いた。 まつもと氏は、高校生世代に該当する2004年生まれの半数は「生まれたときに存在しなかった職業に就く」という近年の予測を紹介。急激な情報化や社会情勢の変化で、過去の経験則が通用しない時代に突入していると指摘した。 「自分がどんな自分かを知って、正しい判断をする必要がある」と強調し、士気が上がること、時間を使いたいことは何かなど、自らを見つめ直し、頭の中を整理する作業が適切な選択につながると述べた。 画一的ではなくユニークさや他者との違いが重視される時代でもあるとし、動画投稿サイト・ユーチュー

                                                            自分の棚卸しして ルビー開発者 まつもとゆきひろ氏講演 大田高 | 山陰中央新報デジタル
                                                          • 小さな目標を立て続けたからこそRubyはできた まつもとゆきひろ氏が語る、「言語を作りたい」気持ちからの道程

                                                            AIによる自動化、ノーコード開発アプリ......  “開発不要”増加時代に言語開発者が考える「プログラミングとプログラマーの本質」 小さな目標を立て続けたからこそRubyはできた まつもとゆきひろ氏が語る、「言語を作りたい」気持ちからの道程 数多くのプログラミングスクールが立ち並び、小学校でもプログラミング教育が始まったことからも、重要度が高まっているプログラミング。一方で、プログラミングを必要としない“ノーコード開発”にも注目が集まっています。 ノーコード開発が普及すれば、プログラミングに対してハードルが高く感じていた方も触れやすくなる一方、ブラックボックス化などの懸念点もあるでしょう。そこで今回は、Rubyの生みの親であるまつもとさんに、ノーコード開発のことを踏まえながら、言語を学ぶ意味、プログラマーの仕事について質問しました。まずは、Rubyとノーコード開発について。 「言語を作り

                                                              小さな目標を立て続けたからこそRubyはできた まつもとゆきひろ氏が語る、「言語を作りたい」気持ちからの道程
                                                            • なぜソフトウエア後進国の日本で、Rubyは成功したのか? 生みの親・まつもとゆきひろが語った五つのポイント - エンジニアtype | 転職type

                                                              転職・求人情報サイトのtype エンジニアtype スキル なぜソフトウエア後進国の日本で、Rubyは成功したのか? 生みの親・まつもとゆきひろが語った五つのポイント 2021.09.06 スキル Rubyまつもとゆきひろ 日本発で世界的に使われているソフトウエアは、残念ながらそう多くはない。その数少ない成功例の一つが、プログラミング言語「Ruby」だ。Rubyによって開発された有名Webサービスは、日本だけでなく世界中に数多くある。 では、なぜRubyは成功できて、他の多くの日本のソフトウエアは成功することができなかったのか。2021年9月4日に開催された「type エンジニア転職フェア ONLINE」では、Ruby開発者である、まつもとゆきひろさんに開発の背景や成功の要因を語ってもらった。 まつもとさんの経験に裏打ちされたメッセージは、新たなソフトウエアやサービスをつくろうとするエンジ

                                                                なぜソフトウエア後進国の日本で、Rubyは成功したのか? 生みの親・まつもとゆきひろが語った五つのポイント - エンジニアtype | 転職type
                                                              • なぜRuby 3は速くならなかったのか?

                                                                この記事は、著者の許可を得て配信しています。 https://www.fastruby.io/blog/ruby/performance/why-wasnt-ruby-3-faster.html 多くの人がRuby 3のスピートに失望しています。その理由はたくさんあると思いますが、それを考察するのも悪くないと私は思います。 では、なぜ Ruby 3 は速くなかったのでしょうか?約束を破ったのでしょうか?(ネタバレ: 私はそうは思いませんが、そう思う人がいるのは理解できます)。 早いとは:何と比較しているのか? 問題の原因は、あまりにも期待しすぎたところにあると思います。みんなが「3倍速」の意味を理解していませんでした。みんなが、その意味をしっかりと考えたとは思いませんが、その意味があまり明確に伝わっていなかったとも思います。 だから、約束されたことを理解していた人もいたけれど、理解していな

                                                                  なぜRuby 3は速くならなかったのか?
                                                                • 「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから

                                                                  「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから はじめに 「ITエンジニアが集まる街」として、長く注目を集めている松江市。昨今のコロナ禍において、特に「二拠点生活」「移住」「ワーケーション」といったキーワードで再注目されているようだ。 その背景にあるのは、2006年から松江市が取り組んでいる「Ruby City MATSUEプロジェクト」の存在だろう。プログラミング言語「Ruby」を核としたIT産業振興を開始し、本プロジェクトをきっかけに松江市に進出したIT企業は40社以上にも及ぶ。松江市の支援制度も手厚く、その内容も高く評価されている。 また「Ruby City MATSUEプロジェクト」で忘れてはいけないのが、Rubyの父、まつもとゆきひろ氏だ。「Rubyといえば松江」というブランディン

                                                                    「前例がないことへの挑戦」ー まつもとゆきひろ氏インタビュー 15周年を迎えた「Ruby City MATSUEプロジェクト」のこれまでとこれから
                                                                  • 「Rubyでこれやります!」を事前に宣言 自分を追い込むまつもとゆきひろ流仕事の進め方

                                                                    つよつよチャンネルは、bravesoft CEO&CTOの菅澤英司氏がエンジニア的に「おもしろい話」や「ためになる話」を届けるチャンネルです。今回は、Ruby言語の父であるまつもとゆきひろ氏がふだんの開発の方法とRuby3.0について話しました。 新しいことをやるためにはエネルギーがいる 菅澤英司氏(以下、菅澤):言語開発者のまつもとさんが今もプログラミングをされているということで、どうしているのかがすごく気になっていまして。例えば、設計は頭の中で考えてから作るのか、書きながら進んでいくのかとか。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):段階にもよるんですけど、私のふだんのフェーズはどちらかと言うと、バグを直したり、部分的な改善をしたりがほとんどなんですよ。バグを直すためのプログラムが、期待していない動きをするとき、期待する動きに直すにはどうしたらいいだろうかと考えて直すという感じです。 問

                                                                      「Rubyでこれやります!」を事前に宣言 自分を追い込むまつもとゆきひろ流仕事の進め方
                                                                    • 子どもが「おもしろい!」と思えばやればいい まつもとゆきひろ氏が思うプログラミング教育の理想形

                                                                      つよつよチャンネルは、bravesoft CEO&CTOの菅澤英司氏がエンジニア的に「おもしろい話」や「ためになる話」を届けるチャンネルです。今回は、Ruby言語開発者のまつもとゆきひろ氏の幼少期と今の日本のプログラミング教育について。前回の記事はこちら 16進数の羅列をコンピューターに打ち込む小学生時代 菅澤英司氏(以下、菅澤):前回Rubyの話をいろいろお聞きしたときに、がんばって作ったとおっしゃっていたんですけど、言語を作るというのはなかなかのことだと思うんですよね。どうやって育っていったか、どうしたらまつもとさんになれるのかということで、子どものときはどうだったんですか? BASICを始める前とか。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):ちょっと変な子だったみたいですね。 菅澤:(笑)。出身は鳥取なんですよね? まつもと:はい。鳥取の米子市ですね。 菅澤:地域の影もあるんですか?

                                                                        子どもが「おもしろい!」と思えばやればいい まつもとゆきひろ氏が思うプログラミング教育の理想形
                                                                      • 鳴かず飛ばずから世界のRubyへ 広がるきっかけとなったRailsとまつもとゆきひろ氏今後の展望

                                                                        つよつよチャンネルは、bravesoft CEO&CTOの菅澤英司氏がエンジニア的に「おもしろい話」や「ためになる話」を届けるチャンネルです。第2回は、Ruby開発者であるまつもとゆきひろ氏がRubyがどうやって世界に広がっていったのかについて話しました。前回の記事はこちら。 公開2週間で200人がRailsコミュニティに参加 菅澤英司氏(以下、菅澤):前回はRubyを開発したという話を聞きました。サーバーにアップしたらどんどん広まっていったという話はちょっとワクワクしますね。 まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):ありがとうございます。すごく伸びた感じでもないんですけど、80年代から90年代にかけてNetNewsというのがあって、1990年代だと自分のソフトウェアをインターネットで公開して配ることはそんなに珍しくはなかったんですよね。 菅澤:あるんですね。 まつもと:誰も使わなくなってき

                                                                          鳴かず飛ばずから世界のRubyへ 広がるきっかけとなったRailsとまつもとゆきひろ氏今後の展望
                                                                        • 半年かけてやっと動いた”Hello, World!" Ruby言語をまつもとゆきひろ氏が17歳から開発した理由

                                                                          つよつよチャンネルは、bravesoft CEO&CTOの菅澤英司氏がエンジニア的に「おもしろい話」や「ためになる話」を届けるチャンネルです。第1回は、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏が、「Ruby言語」が誕生したきっかけと開発の経緯について話しました。全4回。 本記事の動画はこちらから。 プログラミングを中学生で始める 池澤あやか氏(以下、池澤):本日のゲストはRubyの生みの親である、まつもとゆきひろさんです。どうぞよろしくお願いします。 菅澤英司氏(以下、菅澤):よろしくお願いします。今画面を観ているんですが、後ろにけっこう大量の本が置いてありますね。ご自宅ですか? まつもとゆきひろ氏(以下、まつもと):はい、自宅ですね。 菅澤:自宅とのリモート中継で、話をしていけたらと思います。さっそくRubyの話などいろいろ聞いていきたいんですが、Ruby言語を開発されて、今もプログラ

                                                                            半年かけてやっと動いた”Hello, World!" Ruby言語をまつもとゆきひろ氏が17歳から開発した理由
                                                                          • Matzミーティングに潜入!Ruby開発者・まつもとゆきひろさんに聞くRuby秘話|ZOZO DEVELOPERS BLOG

                                                                            こんにちは、広報の坂井(@hana_yonde)です! ZOZOテクノロジーズでは月に1度、技術顧問であるまつもとゆきひろさん(通称:Matz)とのオンラインミーティングを実施し、勉強会を行っています。 「社員なら誰でも参加自由!」ということで、ミーティングにお邪魔してきました!社員があれこれ聞いていたので、当日出た質問とMatzさんからの回答を抜粋してお届けしたいと思います。 Rubyの人気が低下…?日本のプログラマーのガラパゴス化についてー 最近、プログラミング言語の人気ランキングなどで「Rubyの順位が徐々に下がってきている」と感じることがあります。Rubyの人気がなくなってしまうと、日本のプログラマーがガラパゴス化するというか、世界から孤立してしまうんじゃないかなと思っているのですが、MatzさんはじめRubyを作っている方たちはどう考えていらっしゃるのでしょうか? Matz:ご質

                                                                              Matzミーティングに潜入!Ruby開発者・まつもとゆきひろさんに聞くRuby秘話|ZOZO DEVELOPERS BLOG
                                                                            • Ruby 3.0.0 リリース

                                                                              Posted by naruse on 25 Dec 2020 Ruby 3.0系初のリリースである、Ruby 3.0.0 が公開されました。 これまで、Ruby3に向けてパフォーマンスの改善、並行処理、静的解析という3つの目標を掲げて、活発に開発が行われてきました。特にパフォーマンスの改善については、Ruby 3x3 として「Ruby3はRuby2の3倍速くする」ことを目指してきました。 Ruby 3.0では開発の指標の一つとしてきたOptcarrotベンチマークで3倍を達成するとともに、以下のような取り組みが行われています。 benchmark-driver.github.io/hardware.html に書かれている環境で計測されました。 8c510e4095 が Ruby 3.0 として使われています。環境やベンチマークによっては3倍にならないかもしれません。 Ruby 3 では

                                                                              • Ruby、jQueryなどの廃れていくOSSを開発している人達はどういう気持ちで日々それらを開発しているんですか?

                                                                                回答 (7件中の1件目) ふむ。Rubyが廃れていくOSSという評価にはだいぶ不満がありますね。絶頂期と比べると人気が下がっていることは認めるとしても、それと「廃れていく」とはまったく異なることだと認識しています。 Rubyは安定的な人気を保っていますし、新参の(人気があると評価される)OSSよりもよほど大きなコミュニティと資産を保有しています。誰かが特定のOSSを「廃れていく」と評価するのは勝手ですが、現実に開発者の気持ちに影響を与えるかと言うと、不愉快であるという点を除くとほとんど影響ないでしょう。 しかし、(Rubyを名指しされたのでやや感情的な反応をしましたが)実際に廃れてい...

                                                                                  Ruby、jQueryなどの廃れていくOSSを開発している人達はどういう気持ちで日々それらを開発しているんですか?
                                                                                • Matzの講演について

                                                                                  https://supporterzcolab.com/event/30/ Matzの講演について、もにょった事があったので書く。 一応エクスキューズをしておくと、私はプログラマーとしてのMatzは純粋に尊敬してるし、Rubyも大好きだ。 なぜ「我慢」をするのかMatzの講演の主張は、「理不尽を受け入れるな」ということだと思う。つまり「我慢をするな」ということだ。 「本来給与は、あなたの労力に対する見返りではなく、あなたが生み出した価値の見返りである。だから、我慢をすることには、経営者と労働者のどちらにとっても意味がない。」 この主張に対しては両手を上げて賛成である。ただしここには、「価値を生み出せない人」という概念が抜け落ちている。 「価値を生み出せない人」は、「生み出した価値の見返りとして給与をもらう」ことができるか?当然Noである。ここで、「価値を生み出せない人」が給与をもらうために

                                                                                    Matzの講演について