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人類学の検索結果1 - 40 件 / 77件

  • 数学概念が人類に生まれつきそなわっていないことを示す、数と言語人類学──『数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた』 - 基本読書

    数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた 作者:ケイレブ・エヴェレット発売日: 2021/05/08メディア: 単行本 はじめに 数の概念は、生まれつき備わっているものではない 数の概念がないなんてことがあるのか? 1〜3 おわりに はじめに 『ピダハン──「言語本能」を超える文化と世界観』という、左右や数字の概念を持たない珍しい言語の持ち主であるアマゾンの少数民族について書かれたノンフィクションがある。この本、少数民族の話ながらもそこからチョムスキーの言語本能否定の話や、幸せとは、文化とは、宗教とは、といった話に繋がっていく普遍的な話を展開しており、そのユーモア溢れる筆致もあって世界的に話題になっていった。 今回取り上げたい『数の発明』は、その『ピダハン』の著者ダニエル・L・エヴェレットの息子、ケイレブ・エヴェレットによる著書である。親子揃って言語学者とは凄いが、ケイレブは父親であ

      数学概念が人類に生まれつきそなわっていないことを示す、数と言語人類学──『数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた』 - 基本読書
    • 日本人がタンザニアで文化人類学調査のため古着商人に→「歳を取らない15歳ぐらいの白人の少女がスラング混じりの下町言葉でがめつい古着商やってる」と超有名になった話が興味深い

      とくぞうだったんですよ @sv_g8 今読んでるエチオピア都市部零細商人の文化人類学調査の話がむちゃ面白くて、彼らの文化を知るために実際に自分も古着商人をはじめた結果、「歳を取ることのない15歳ぐらいの白人の少女がスラング混じりの下町言葉でがめつい古着商やってる」と超有名になってしまったという話をしている。 2022-03-06 01:08:40 とくぞうだったんですよ @sv_g8 白人(アフリカ人から見たらアジア人も白人も白っぽいと区別は付けづらい)の歳を取ることがない15歳ぐらいの少女(アフリカ人から見たら小柄な日本人女性は常にだいたい15歳ぐらいに見える)って案件、なんだか都市化したエルフみたいな不思議さがある。 2022-03-06 01:11:16 とくぞうだったんですよ @sv_g8 この本はアフリカ都市部零細商人の持つ『ウジャンジャ(狡知)』という概念を調べた者なのだけれど

        日本人がタンザニアで文化人類学調査のため古着商人に→「歳を取らない15歳ぐらいの白人の少女がスラング混じりの下町言葉でがめつい古着商やってる」と超有名になった話が興味深い
      • 「文化人類学では基本的に『途上国』『先進国』って言葉を使いません」と言うと学生たちはキョトンとして「では何て呼ぶのですか?」と訊いてくる

        福井栄二郎 @natganigpa 「文化人類学では基本的に「途上国」「先進国」って言葉を使いません」と言うと、学生たちはキョトンとする。「じゃあ何て呼ぶのですか?」と訊かれるが、そこは言葉の問題じゃない。「途上/先進」という考え方自体が、文化人類学にそぐわないんです。 2024-05-01 20:48:54

          「文化人類学では基本的に『途上国』『先進国』って言葉を使いません」と言うと学生たちはキョトンとして「では何て呼ぶのですか?」と訊いてくる
        • 《二宮和也結婚》“炎上元アナ妻”A子さんの「暴力的な”匂わせ”行為」を社会人類学で分析 | 文春オンライン

          12月1日、嵐の二宮和也(36)が、ラジオ「BAY STORM」(bayfm)の放送中に、自らの口で初めて結婚を報告した。 二宮がファンクラブサイトで元アナウンサーのA子さん(38)との結婚を発表したのは11月12日。SNSには結婚への批判が溢れかえった。Twitterでは「#二宮の唯一の欠点はA子(※実際は名前)」というタグがトレンド入りし、嵐の公式Instagramのコメント欄にはファンからの悲痛な叫びが投稿され続けた。ジャニーズを20年以上取材してきた芸能リポーターの駒井千佳子氏も、13日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、翌日に嵐のドーム公演が札幌で開催されることに触れ、「やっとチケット当たって、みんなオシャレしていくわけで……」とファンの心情を慮るなど、世間をざわつかせていた。 この現象について、某国立大学在学中にジャニーズファンの心理や行動を社会人類学の視点から研

            《二宮和也結婚》“炎上元アナ妻”A子さんの「暴力的な”匂わせ”行為」を社会人類学で分析 | 文春オンライン
          • 『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』緩くつながり、ときに裏切り、香港で見たアングラ経済の姿 - HONZ

            『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』緩くつながり、ときに裏切り、香港で見たアングラ経済の姿 香港の中心街に立地するチョンキンマンション。安宿が密集するこの建物は、沢木耕太郎の『深夜特急』に登場したこともあり、今でも日本からの旅行客を引きつけている。 2016年に香港の大学に客員教授として所属した著者は、ひとりのタンザニア人、カラマと知り合う。彼は「チョンキンマンションのボス」と名乗った。 「ボス」の日常は怪しさに満ちあふれていた。毎日、昼ぐらいに起き、夜な夜な仲間とたむろ。仕事は中古車ブローカー。インターネットを使って母国と香港の業者の取引を仲介している。大して働いている様子はないものの、月に数万ドル稼ぐこともある。 経済人類学者の著者が彼らの商慣行や起業家としての側面に関心を寄せるようになったのは自然の流れだった。本書は国家の制度などに守られない彼らがいかに自

              『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』緩くつながり、ときに裏切り、香港で見たアングラ経済の姿 - HONZ
            • 「死体を隠すときに海育ちは山を、山育ちは海を選ぶ」説を文化人類学的視点で読み解く話

              ヒグチ🍳 @yokoline 漫画・アニメ・生活について考える人。便利な生活用品や美味しいごはん屋さんを紹介します。 ▼マイブーム︰VTuber、怪談 ▼好きな食べ物:チョコモナカジャンボ ▼活動︰#雑談アンケート yokoline.hatenablog.com ヒグチ🍳 @yokoline 「死体を隠す時、海育ちの人は山を、山育ちの人は海を選ぶ」「西洋のホラーは神様から見放される恐怖を、日本のホラーは神様に見つかる恐怖を描いている」には関係がありそう。つまり、自分が育った土地の神に目をつけられるのを恐れるからでは 2022-08-15 12:19:55

                「死体を隠すときに海育ちは山を、山育ちは海を選ぶ」説を文化人類学的視点で読み解く話
              • 工学系彼氏「ぼくのラズベリーパイ知らない?」人類学系私「知らないー。けど、私も食べたい」→のちに判明した事実

                鳥羽ひな🇺🇸 @nendaishi 彼氏「ぼくのラズベリーパイ知らない?」 私「知らないー。けど、私も食べたい」 彼氏「いや…まあ…じゃあいっしょにベーカリー行こっか」 彼氏(工学専攻) 私(人類学専攻) 全く違うものを指していたことが後に判明 2023-02-26 05:14:53 鳥羽ひな🇺🇸 @nendaishi 彼氏「えーっと…これがラズベリーパイだよ(右)」 私「へ〜」 私「じゃあこれもラズベリーパイ?(左)」 彼氏「あはは!いいえ、それは全然違うもの」 私(同じようなもんにしか見えない…) pic.twitter.com/uRu3DJ2i1z 2023-02-26 05:18:07

                  工学系彼氏「ぼくのラズベリーパイ知らない?」人類学系私「知らないー。けど、私も食べたい」→のちに判明した事実
                • すべてのデザイナーのかたわらに人類学者を――人類学者・中村寛【連載:デザインと人類学のフィールドノート】|designing

                  すべてのデザイナーのかたわらに人類学者を――人類学者・中村寛【連載:デザインと人類学のフィールドノート】 「デザインのための人類学」、「人類学のためのデザイン 」、そして「デザインの人類学」。これら3つに続く、第4の道に期待を寄せる。それは、デザインと人類学とが互いの領域から逸脱して、一緒になにごとかを生み出すというものである。 2023.03.14 以前からデザインと人類学は互いの知を交換し、刺激を与え合ってきた。デザインが機会発見として人類学の手法を用いれば、人類学はデザイン実践を対象とする調査を行う。また近年では、人類学者がデザインの現場に参画する「デザイン人類学」の可能性も耳にするようになっている。 両者がともに幅広い対象を持つからこそ、多様な接点が生まれている。そう考えれば、上述したものにとどまらない、多様な実践と学びが繰り広げられているのかもしれない。 連載「デザインと人類学の

                    すべてのデザイナーのかたわらに人類学者を――人類学者・中村寛【連載:デザインと人類学のフィールドノート】|designing
                  • 読むと人間がわかる! 文化人類学「最強の入門書」7冊【書籍オンライン編集部セレクション】

                    ブログ「読書猿 Classic: between/beyond readers」主宰。「読書猿」を名乗っているが、幼い頃から読書が大の苦手で、本を読んでも集中が切れるまでに20分かからず、1冊を読み終えるのに5年くらいかかっていた。 自分自身の苦手克服と学びの共有を兼ねて、1997年からインターネットでの発信(メルマガ)を開始。2008年にブログ「読書猿Classic」を開設。ギリシア時代の古典から最新の論文、個人のTwitterの投稿まで、先人たちが残してきたありとあらゆる知を「独学者の道具箱」「語学の道具箱」「探しものの道具箱」などカテゴリごとにまとめ、独自の視点で紹介し、人気を博す。現在も昼間はいち組織人として働きながら、朝夕の通勤時間と土日を利用して独学に励んでいる。 『アイデア大全』『問題解決大全』(共にフォレスト出版)はロングセラーとなっており、主婦から学生、学者まで幅広い層か

                      読むと人間がわかる! 文化人類学「最強の入門書」7冊【書籍オンライン編集部セレクション】
                    • 発達心理学(人類学)の立場からは、足し算順序もかけ算の順序も否定できる

                      今回はNHKのヒューマニエンスの番宣です。面白かったので皆さん診ましょう ヒューマニエンス 40億年のたくらみ 「“文字” ヒトを虜にした諸刃の剣」 初回放送日: 2022年10月25日 「文字」は「言葉」と一緒に扱われることが多いが、実はまったく違う。例えば、言葉は誰もが生まれながらに習得できるが、「文字」は教育の社会インフラが不可欠だ。脳での処理が違い、話すためには言語野があるが、読み書きのためには専門領域が無く、他の領域を流用している。いわば無理をしているのだ。絵画などで優れた才能がある人の中には、文字を苦手とする人も珍しくない。文字と人類、その出会いと功罪の歴史を妄想する。 https://www.nhk.jp/p/ts/X4VK5R2LR1/episode/te/WQ2YKP89XQ/ ねこのしっぽ @jDwM1xw5QhhoOSF 人類学的に文字は新参であり、文字の認識は顔の認

                        発達心理学(人類学)の立場からは、足し算順序もかけ算の順序も否定できる
                      • 非常口 on Twitter: "Twitterで学んだこととして、文化人類学や社会学って「文化や社会をこう変えるべきだ!」というアジテーションをする学問らしいということがまず挙げられる。"

                        Twitterで学んだこととして、文化人類学や社会学って「文化や社会をこう変えるべきだ!」というアジテーションをする学問らしいということがまず挙げられる。

                          非常口 on Twitter: "Twitterで学んだこととして、文化人類学や社会学って「文化や社会をこう変えるべきだ!」というアジテーションをする学問らしいということがまず挙げられる。"
                        • 第6回 海部陽介(人類学):人類はどのように日本列島にやって来たのか?(提言編)

                          ぼくらとサルの違いのひとつは、生息地域です。霊長類は200~300種いますが、どれも限られた地域にしかいません。でも、ホモ・サピエンスは1種で全世界にいます。ぼくらは世界中に人間がいるのはあたり前だと思っているけれど、生物学的にいうと全然あたり前じゃないんです。なぜそうなったかというのが、ぼくのひとつの大きな疑問です。 15万年前の世界を見てみると、ホモ・サピエンスはアフリカだけにいて、ユーラシアにネアンデルタール人(旧人)がいて、中国に旧人がいて、インドネシアには原人がまだ存在していました。その時人類は多様だったんです。これは生きものとしては普通の状態です。では、どのようにして今のような地理分布になったのでしょうか。 185万年ぐらい前に、原人のグループがアフリカの外に出たことがわかっています。この人たちがジャワ原人や北京原人になっていき、またフローレス島などにも到達しました。こうして人

                            第6回 海部陽介(人類学):人類はどのように日本列島にやって来たのか?(提言編)
                          • 視点:文化人類学への開かれた招待 第2版

                            Japanese translation of “Perspectives: An Open Invitation to Cultural Anthropology, 2nd Edition”

                            • 山口県の土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアムにある「英雄」と呼ばれる13本もの槍を打ち込まれ顔が潰されている人骨が不思議すぎる

                              チカモリ @tikamorifugeshi 山口県の土井ヶ浜遺跡の人類学ミュージアムにある謎の人骨 13本の鐵の槍を打ち込まれ、顔が潰されている「英雄」と呼ばれるもの。 しかし戦いでこんなに槍が刺さる訳がなく、埋葬の際に刺されたもので、何故かこのあたりでは採れない珍しい貝の腕輪をしてる。 この「英雄」はほんとに英雄か。 pic.twitter.com/F7MZWUpSkk 2021-10-09 16:12:35 チカモリ @tikamorifugeshi この腕輪の貝はゴホウラ貝と言う貝で奄美大島付近で採れる貝 山口県から遠く離れてるので、この英雄は南方の民族である可能性があります。 土井ヶ浜遺跡の多くの埋葬された骨は海の方を向いてる事が多く、海の向こうにある死者の国を見ている説や、自分達がやってきた方角を見てる説もあります。 2021-10-10 10:25:10

                                山口県の土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアムにある「英雄」と呼ばれる13本もの槍を打ち込まれ顔が潰されている人骨が不思議すぎる
                              • 動物に関する文化人類学の議論の有害性について - 道徳的動物日記

                                今回書くことは数年来考えてきたことであり、これまでにもTwitterなどでぶつぶつと文句は言ってきたのだが、まとまった文章を書くタイミングはなかった。 しかし、先月に文化人類学者の奥野克巳氏(以下敬称略)がアップした「分別と無分別の間で ~動物解放への違和感から考える~」という記事を見てみると、コンパクトな記事ながらも、文化人類学が動物に関する倫理規範や動物の権利運動などについて言及する時にあらわれがちな問題点がぎゅっと詰まっていた。 ちょうどいい題材だと思ったので、この記事を叩き台にしながら、私の考えを述べさせてもらおう。 www.akishobo.com 奥野のこの記事の副題は「動物解放への違和感から考える」であり、文中でも、西洋の反イルカ漁運動や動物の権利運動が取り上げられている。 そして、動物愛護や動物の権利の歴史について、奥野なりのまとめが書かれている。 だが、私から見ると、奥野

                                  動物に関する文化人類学の議論の有害性について - 道徳的動物日記
                                • 青識亜論(せいしき・あろん) on Twitter: "とぼけてばっかりもアレなんで、いちおうフェミニズム内部の論理についても解説しておきます。まず、社会学とか文化人類学の重要な軸として、「本質主義」と「構築主義」の対立というものがあります。これを理解しなければ、フェミニストが何に怒っているのかは理解できません。"

                                  とぼけてばっかりもアレなんで、いちおうフェミニズム内部の論理についても解説しておきます。まず、社会学とか文化人類学の重要な軸として、「本質主義」と「構築主義」の対立というものがあります。これを理解しなければ、フェミニストが何に怒っているのかは理解できません。

                                    青識亜論(せいしき・あろん) on Twitter: "とぼけてばっかりもアレなんで、いちおうフェミニズム内部の論理についても解説しておきます。まず、社会学とか文化人類学の重要な軸として、「本質主義」と「構築主義」の対立というものがあります。これを理解しなければ、フェミニストが何に怒っているのかは理解できません。"
                                  • 更新世へのタイムトラベルを通して、現代人類とホモ・ハビリスのロマンスを描き出す異色の時間・文化人類学SF──『時の他に敵なし』 - 基本読書

                                    時の他に敵なし (竹書房文庫 び 3-1) 作者:マイクル・ビショップ竹書房Amazonこの『時の他に敵なし』は、1982年に刊行されネビュラ賞も受賞した、マイクル・ビショップによるタイムトラベル・ラブロマンスである。今回が本邦初訳で、この時代にあらためて翻訳される約40年前の作品ってどうなんやろなあと思いながら読み始めたものの、いやはやこれが確かにへんてこな話だが、たしかにおもしろかった。 パズルのように時系列、時間がバラバラになっている小説で(大部分は時間軸順に並んでいるから混乱はしないけど)、一度読んだだけではよく全貌がつかめないので今回この記事を書くためにも二回目を読んだのだが、これがまるで苦ではないぐらいにはおもしろい。物語の多くが200万年前の更新世初期で展開し、言葉を喋ることもできないホモ・ハビリスとの生活を描くことで、会話が封じられた小説として難しい状況が続く本作の性質を考

                                      更新世へのタイムトラベルを通して、現代人類とホモ・ハビリスのロマンスを描き出す異色の時間・文化人類学SF──『時の他に敵なし』 - 基本読書
                                    • セクシュアリティの文化人類学が面白いわけ - 田中雅一 | トイビト

                                      会員登録(無料)していただくと、記事から任意の箇所を抜粋したり、メモをつけて保存できるようになります。 セクシュアリティとは、性に関するさまざまな事柄を指す広範な意味合いを持つ言葉です。かつては「性欲」や「性現象」と訳されることがありました。また、社会的な性別や性役割を意味するジェンダーとの対比においては、性的指向つまりセクシュアルオリエンテーションとほぼ同義で使用されることもあります。つまり、ジェンダーは社会における性分業や女性差別に関わるものとして、いっぽうのセクシュアリティはセックス(性行為)に関わるものとして理解される傾向があるようです。 しかし、ジェンダーがもっとも意識されるのは、実は異性愛でのセックスの場面です。ベッドの上で男性は男性らしく、女性は女性らしくふるまう。男性は相手の女性が求めている男性らしさを演じ、女性も同じように、相手の男性が期待している女性らしさを演じます。も

                                        セクシュアリティの文化人類学が面白いわけ - 田中雅一 | トイビト
                                      • オンライン空間の文化とその実践に関する人類学的考察―「淫夢」を事例として―|えすの

                                        0 noteでの公開に際しての前書き ご無沙汰しておりました、もしくは初めまして、Ethnoです。 筆者は現在、大学院の博士課程で文化人類学を専攻しています。日本語圏のオンライン空間(≒インターネット)をフィールドとして調査をしており、「淫夢」という文化における人々の実践を対象に研究を進めています。「文化圏の研究はその文化圏に還元すべき」がモットーなので、筆者が2022年に執筆・提出した修士論文を公開してみることにしました。 本論はTwitter(現:X)をフィールドに「淫夢」を人類学的なアプローチから調査・解釈を試みた論文となっています。淫夢に関するテキストとしては「学術的な視座から真面目に取り扱う」という事が、人類学研究としては「ネットの文化をネットの文脈で解釈する」という事が、それぞれアピールポイントになるかと思います。執筆から1年経った現在見返すと正直ガバガバな部分も多いのですが、

                                          オンライン空間の文化とその実践に関する人類学的考察―「淫夢」を事例として―|えすの
                                        • Kentaro Hara on Twitter: "4℃の話だけど、4℃→男性→女性→転売所→男性→…の回路が成立している点で4℃は(社会科学的に難問である)貨幣鋳造に成功していると言える。新品未開封の状態で(アクセサリーとしての使用価値を消費されずに)トークンとして循環する様子は貨幣そのもので、文化人類学の研究対象になるのでは。"

                                          4℃の話だけど、4℃→男性→女性→転売所→男性→…の回路が成立している点で4℃は(社会科学的に難問である)貨幣鋳造に成功していると言える。新品未開封の状態で(アクセサリーとしての使用価値を消費されずに)トークンとして循環する様子は貨幣そのもので、文化人類学の研究対象になるのでは。

                                            Kentaro Hara on Twitter: "4℃の話だけど、4℃→男性→女性→転売所→男性→…の回路が成立している点で4℃は(社会科学的に難問である)貨幣鋳造に成功していると言える。新品未開封の状態で(アクセサリーとしての使用価値を消費されずに)トークンとして循環する様子は貨幣そのもので、文化人類学の研究対象になるのでは。"
                                          • デビット・ライス on Twitter: "みんなが本当のところ批判したいのは「文系学問の一部が左翼的・フェミニズム的な規範的主張にドリブンされていること」であって、そこに含まれる社会学もあればそうでない社会学もあるし、人類学や哲学や文学だってそこに含まれたりするけど、なんとなく「社会学」を叩けばいいことになっている。"

                                            みんなが本当のところ批判したいのは「文系学問の一部が左翼的・フェミニズム的な規範的主張にドリブンされていること」であって、そこに含まれる社会学もあればそうでない社会学もあるし、人類学や哲学や文学だってそこに含まれたりするけど、なんとなく「社会学」を叩けばいいことになっている。

                                              デビット・ライス on Twitter: "みんなが本当のところ批判したいのは「文系学問の一部が左翼的・フェミニズム的な規範的主張にドリブンされていること」であって、そこに含まれる社会学もあればそうでない社会学もあるし、人類学や哲学や文学だってそこに含まれたりするけど、なんとなく「社会学」を叩けばいいことになっている。"
                                            • 人類学の視点から「発達障害」をとらえ直す。その先に見えた日本社会の奇妙さとは? - 社会 - ニュース

                                              「発達障害の人に対し、当事者を十分に考慮せず仕事に就かせる支援が是だとされる。障害のある人への支援政策において『就労』が重視されすぎているのです」と語る照山絢子氏 発達障害本ブームというべき昨今。書店には関連書籍が山と積まれ、新刊も次々と出版されている。そんな中、フィールドワークを通したユニークな視点でこの問題に切り込んだのが『発達障害を人類学してみた』だ。 著者の照山絢子氏(筑波大学准教授)に、人類学の視点を通した発達障害のとらえ方について聞いた。 * * * ――文化人類学者が発達障害をテーマとするとき、ほかの専門家と何が違うのでしょうか? 照山 発達障害だけにフォーカスするのではなく、それを通して日本社会を見るところが特徴だと思います。 ――というと? 照山 日本社会がどういうものかが、発達障害を通して見えてくるんです。 発達障害はもちろん医学的な概念です。代表的なものとしては自閉ス

                                                人類学の視点から「発達障害」をとらえ直す。その先に見えた日本社会の奇妙さとは? - 社会 - ニュース
                                              • hhasegawa on Twitter: "この「天安門事件!」はご本尊の「日教組!」に学んだ不規則発言かと思ったら、そうではなくあの界隈ではこう書けば中国人が閲覧できなくなり工作を防げるという信仰があるらしいと聞き、文化人類学的な知見を得た。 / “ガルパン監修者のフィン… https://t.co/lsVEUr3ST8"

                                                この「天安門事件!」はご本尊の「日教組!」に学んだ不規則発言かと思ったら、そうではなくあの界隈ではこう書けば中国人が閲覧できなくなり工作を防げるという信仰があるらしいと聞き、文化人類学的な知見を得た。 / “ガルパン監修者のフィン… https://t.co/lsVEUr3ST8

                                                  hhasegawa on Twitter: "この「天安門事件!」はご本尊の「日教組!」に学んだ不規則発言かと思ったら、そうではなくあの界隈ではこう書けば中国人が閲覧できなくなり工作を防げるという信仰があるらしいと聞き、文化人類学的な知見を得た。 / “ガルパン監修者のフィン… https://t.co/lsVEUr3ST8"
                                                • 裏の部屋(ミーム) - 妖怪と、人類学的な雑記

                                                  (2022年2月7日追記) YouTubeやツイッターなどでバックルームの動画がバズっていて、ここへのアクセスも増えています。2020年末にこの記事を書いたあと、さらに調べたことに基づいて、『早稲田文学』2021年秋号の「ホラーのリアリティ」特集に「ノスタルジック・ホラー バックルームとコアの世界」という文章を寄稿していますので、より詳しい研究が知りたい方はそちらを書店や図書館などでご覧ください。 なお、この論文で引用したバックルームの描写のうち「地獄が聞き耳を立てているに違いない」(it sure as hell heard you)は誤訳です。より正確には「そいつがあなたの音を聞きつけてしまったに違いない」という感じでしょうか。 www.bungaku.net ↓Amazonへのリンク https://www.amazon.co.jp/dp/4480993266 (追記ここまで) 最近

                                                    裏の部屋(ミーム) - 妖怪と、人類学的な雑記
                                                  • 国立人類学博物館 後編 - 時たま、旅人

                                                    www.churobird.work メヒカ(アステカ)室はこの博物館のなかでも最大のスペースをとっていました。展示品の多くはメキシコシティの地下から発見されたものです。 かつてのメキシコシティでもあるアステカ帝国の首都ティノチティトランは湖に浮かぶ都市でした。伝説の地アストランで暮らしていたアステカ族は「サボテンの上で蛇を食べている鷲がいる地」という予言に導かれて13世紀にメキシコ盆地に到着しましたが、当時のメキシコ盆地には新参者の住む場所はありませんでした。先住国の攻撃を逃れるように移ったテスココ湖の小島で「サボテンの上で蛇を食べている鷲」を目撃し、小島に定着し、その地を都として国を建てました。その後、彼らは小島の灌漑を進めて農地を広げるとともに、徐々に力を蓄え、1428年には独立を果たしました。スペイン人が到来する16世紀にはメキシコ高原を支配する大帝国に成長していました。湖上に浮か

                                                      国立人類学博物館 後編 - 時たま、旅人
                                                    • Amazon.co.jp: チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学: 小川さやか: 本

                                                        Amazon.co.jp: チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学: 小川さやか: 本
                                                      • 『チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学』(春秋社) - 著者:小川 さやか - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

                                                        著者:小川 さやか出版社:春秋社装丁:単行本(276ページ)発売日:2019-07-24 ISBN-10:4393333713 ISBN-13:978-4393333716 「ついで」から次々生まれる営み香港に集ったタンザニア人が住む「チョンキンマンション」に在外研究のために住み込み、そこで出会ったボス「カラマ」と行動を共にし、「確たるビジネススキルもない、思いつきのように香港・中国本土の交易に乗り出すアフリカ人」が作り出す、独特の経済を読み解いていく。 いや、読み解く体系が存在しているわけではない。彼らは「定住者」ではなく、「緩慢な移動者」。組織だったビジネスを展開するわけでもないし、そもそも互いのビジネスに踏み込もうともしない。人には人の事情があるとの前提に立ち、自己責任論を発生させない。助けるべき人間を選別することもしない。彼らの日常的な助け合いは「ついで」で回る。著者はその「ついで

                                                          『チョンキンマンションのボスは知っている: アングラ経済の人類学』(春秋社) - 著者:小川 さやか - 武田 砂鉄による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
                                                        • 不倫は文化なのか -その人類学的な起源を探る- - 地底たる謎の研究室

                                                          題名:不倫は文化なのか -その人類学的な起源を探る- 報告者:ダレナン 本記事は、この記事の続きです。 通常、ヒト(ホモ・サピエンス)とされる人類は、多くは一夫一妻、場合によっては一夫多妻が家族という形態となる。その一夫一婦制、あるいは、別の見方で性役割分業に関しては、他の大型類人猿にはないヒト特有のものであることから、人類学での研究対象として以前から注目されている1)。 奈良大学の尾上正人博士1)によれば、一夫一婦制や性役割分業に関して様々な人類学者からの意見がある。例えば、ジャレド・ダイヤモンド博士によって核家族の生成論理が展開され、狩猟採集時代における性愛の相手を見つけることよりも、食料調達と分配(による生存)が家族にとって喫緊の課題だったのではないかと推測されている。また、オーウェン・ラヴジョイ博士によって、二足歩行化と脳の肥大化・消化器官の縮小等による難産化・育児期間の延長が、ヒ

                                                            不倫は文化なのか -その人類学的な起源を探る- - 地底たる謎の研究室
                                                          • プロダクトマネジメントの課題の多くは“人間”にある 人類学専攻のPMが語る、顧客中心のプロダクトリーダーシップ

                                                            世界で活躍するプロダクトリーダーからProduct Leadershipを学ぶ「Product Leaders 2022」。Amazon、Notion、Walt Disney Company、ServiceNow、Pendo、Squareなど、世界的企業でプロダクトをリードする豪華スピーカーがさまざまなトピックを語りました。ここで登壇したのは、Pendo社のタチアナ・マムート氏。これまでの経験の中でいかなる方法でプロダクトリーダーシップを発揮してきたか、プロダクトリーダーシップの重要性について話しました。 Pendo社・グローバルプロダクトリーダータチアナ Mamut氏 Ken Wakamatsu氏(以下、Wakamatsu):タチアナさん、自己紹介をお願いします。 タチアナ・マムート氏(以下、タチアナ):こんにちは。グローバルプロダクトリーダーのタチアナ・マムートです。これまで「Sale

                                                              プロダクトマネジメントの課題の多くは“人間”にある 人類学専攻のPMが語る、顧客中心のプロダクトリーダーシップ
                                                            • 「弱者ポジション競争」は進化人類学では「逆支配戦略」と呼ばれており、敵対勢力をせん滅するための由緒ある戦略らしい

                                                              むしろ「かわいそうランキング上位」を目指すのは、進化人類学的によくあること。 道徳とかと関係ない「敵をせん滅するための戦略」であり、これを道徳で擁護するのはチートだと思います

                                                                「弱者ポジション競争」は進化人類学では「逆支配戦略」と呼ばれており、敵対勢力をせん滅するための由緒ある戦略らしい
                                                              • 香港でタンザニア人に密着 今話題の文化人類学のホープ:朝日新聞デジタル

                                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                                                  香港でタンザニア人に密着 今話題の文化人類学のホープ:朝日新聞デジタル
                                                                • 遺伝人類学が解き明かす「人類誕生」と「人種」の謎 – 橘玲 公式BLOG

                                                                  人類学者の篠田謙一さんと対談させていただいたので、関連記事として、デイヴィッド・ライク『交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史』(日向 やよい 訳、NHK出版)の紹介をアップします。一緒にお読みいただければ。 原題は“Who We Are and How We Got Here: Ancient DNA and the new science of the human past(我々は何者で、どのようにしてここに至ったのか 人類の過去を探る古代DNAと新しい科学)”(「海外投資の歩き方」のサイトでの公開は2018年10月19日。一部改変)。 ****************************************************************************************** 30億ドル(約3300億円)の予算をかけたヒトゲノム計画が

                                                                  • 拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン、人類学、未来を巡る座談会」前編 | CULTIBASE

                                                                    拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン、人類学、未来を巡る座談会」前編 モダンデザインを確立したバウハウスの設立から約100年。その中でデザインの対象は、従来のグラフィックやプロダクトから、サービスや組織といったより社会性を持つものへと広がり、いまや政策や社会システムにまで拡張されようとしています。 シンプルな問題から、より複雑な問題へ。この変化は人への深い理解を要求し、デザインは人類学などの他分野と影響し合うことで適応してきました。デザインがエスノグラフィーを用いたプロダクトの開発や改善を行うようになった一方、人類学はその活動にデザインすることを取り込み、社会や文化へ積極的に介入する。これらの実践が交差する領域はデザイン人類学と呼ばれ、近年注目を集めています。 これからの人や社会、そしてデザインのあり方

                                                                      拡張するデザイン、もしくはデザインではない何かへ──「Designs for the Pluriverseを巡って:デザイン、人類学、未来を巡る座談会」前編 | CULTIBASE
                                                                    • テラヤマアニ on Twitter: "おれ、異常者のレベルでスピとかオカルトとか嫌いなので、朝のテレビで「今日は牡羊座が」云々言ってるのを見るだけで眉間にしわが寄ってしまうのだけど、今読んでる本で頭ガツーンとぶん殴られる衝撃受けた。進化人類学から読み解く、占い文化の役割についての話が書いてあった。"

                                                                      • 文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記

                                                                        1.問題の要点 2.それは炎上だったのか? 3.ツイッター民俗への誤解 4.「風評被害」は強い言い方でしょう? 5.炎上理由――民俗を愛好する輩からの反発だ! 6.妖怪研究者とマニアが結託している? 7.発狂倶楽部という親密圏 8.妖怪研究者はマニアと線引きできていない? 9.歴史マニアに問題はある、それでは妖怪マニアには? 10.「親密圏」からの攻撃? 11.役に立つことへの強迫 12.まとめ――文春オンラインの記事はなんだったのか 先日、文春オンラインにて以下の記事が公開された。筆者は在野の民俗学者・室井康成氏である。 bunshun.jp 短い記事だが念のため要約する。 昨年12月、室井氏が「民俗学を代表するイメージとして妖怪と夜這いがあるのは風評被害である」とツイート(以下Tw)したところ、妖怪研究者および妖怪マニアから総攻撃を受け、炎上した。なぜ炎上したのか。室井氏は、自身の書き

                                                                          文春オンラインの「「民俗学といえば妖怪、夜這いでしょ?」民俗学者が悩む“風評被害” 」という記事について - 妖怪と、人類学的な雑記
                                                                        • 文系大学院(人類学)にいくつもりが、いつのまにかAIベンチャーに転職してた【入社エントリ】 - ABEJA Tech Blog

                                                                          はじめまして!今年、ABEJAに入社しました高崎です!こちらは、ABEJAアドベントカレンダー2022の8日目の記事になります。 今回は、箸休め的に、ABEJAへの入社エントリ(ビジネス職)をお届けします! この記事で伝えたいこと いわゆる文系でもAIの世界で活躍の場がある!むしろこれから AIだけでなく、ヒトも大事にしたい。共感してくれたのがABEJA 興味がある人は、ぜひABEJAに来てほしい!お話しましょう! 目次 この記事で伝えたいこと 目次 今は何をしている人? 元々何をしていた人? もともと、AIには「いいイメージ」を持っていなかった AI時代にマーケティングをやっていくとしたら? よし、大学院(人類学)に行こう 嫌いになれないアイツ = AIが頭から離れない その中で出会ったのがABEJA 実際にAIベンチャーに入ってみて 1つ目 ABEJAは「テクノプレナーシップ」を地で行

                                                                            文系大学院(人類学)にいくつもりが、いつのまにかAIベンチャーに転職してた【入社エントリ】 - ABEJA Tech Blog
                                                                          • 4土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム・矢を浴びた英雄は持衰かシャーマン? | ひもろぎ逍遥

                                                                            「遺跡にも運、不運がある。」 遺跡関係の本に書いてあったなあ。 この大きなミュージアムを見て、そんな言葉を思い出しました。 ここはとても幸運な遺跡でした。 土井ヶ浜人類学ミュージアムは、展示の建物と、遺跡保存の建物の二つの構成になっています。 さあ、いきなり遺跡に行きましょう。 正面の小山の下に遺跡があります。 200体以上の弥生人骨が出土した中でも密度が高い所を公開しているそうです。 約80体の人骨が発掘時の姿で復元されています。 一番確認したかったのは矢が刺さった人骨。「貝輪をした英雄」です。 友人が話してくれたとき、「敵が攻めてきた時、一人でムラを守った英雄だ」と言ったのですが、 写真を見て疑問が湧いたので、見に来たのです。 至近距離から射られています。 「これは処刑じゃない?」 「うん、死刑だね」 これは夫との会話です。 (持衰かシャーマンではないだろうか。この人は何か失敗したんで

                                                                              4土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム・矢を浴びた英雄は持衰かシャーマン? | ひもろぎ逍遥
                                                                            • UXリサーチに役立つ文化人類学的思考|mihozono

                                                                              よく「文化人類学を専攻していたことが、UXリサーチの仕事に役立っていますか?」というご質問をいただきます。今日は私なりに感じていることを書いてみたいと思います。 文化人類学へ至った背景まず私のバックグラウンドからお話したいと思います。私の出身校ICUはリベラルアーツ教育で、幅広く授業をとった上で3年次から専攻を選ぶことができます。入学当初は国際関係学や開発学を学び、国連やNGOなどで途上国開発に携わる仕事がしたいと思っていました。ただ、教室で授業を受けているだけではピンとこないことも多く、もっと現場のことを知りたいと思い海外ボランティアとしてトルコとベトナムを訪れました。 トルコで訪れたのは、外国人が来ることがほとんどない田舎町。私たちのことを物珍しそうにしながらもとても歓迎してくれました。町の真ん中に共同のかまどがあり、女性たちがいつも楽しそうにパンを焼いていたのが印象的でした。 ベトナ

                                                                                UXリサーチに役立つ文化人類学的思考|mihozono
                                                                              • 2022.4.1 『こころの人類学』 - カメキチの目

                                                                                「弱肉強食」という論理。 人間も自然の存在だから、強い者が弱い者に勝つのは当然、弱い者は強い者に 従えばいい、という考え方がある。 (「強い」「弱い」は、「暴力」「権力」「金力」など「むき出しの力」をイメージさせる。 しかし、いまは何を「強」「弱」とするのかを問わないけれど、ほんとうはそれがだいじ) 人間も自然だといっても、その「自然」には、人類種が長く生存していくための 文化のひとつ、道徳・倫理があって、それに従えば明らかにまちがっている。 学校で教わったということだけでなく、長く生きてきて、真実だと信じる。 (「真理」かどうかはわからないが、「真実」) しかし、人の世から戦争はいまもなくならない。 プーチンの姿を見ていると、「弱肉強食」信者は遺物だと思っていたら、 いまだ健在だった。 (もちろん彼だけではない。テロをぶっ潰せ!フセインは核兵器を隠しもっているから殺せ!と イラク戦争を仕

                                                                                  2022.4.1 『こころの人類学』 - カメキチの目
                                                                                • なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか──文化人類学のビジネス人類学への系譜とは? | Biz/Zine

                                                                                  なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか──文化人類学のビジネス人類学への系譜とは? 消費者インサイトを理解するための「エスノグラフィ」活用講座レポート・前編 2021年秋、ソニー株式会社が「人文学系の視点をベースに、人と社会を研究するリサーチャー」の採用募集を行い、話題となった。募集要項には、必須要件として、「文化人類学」「社会学」「哲学」「心理学」「神経科学」などの研究経験、あるいはデザインリサーチ経験が記載されていた。本稿では、2022年3月23日開催、Biz/Zine Academy「消費者インサイトを理解するための『エスノグラフィ』活用講座」から、『アイデア資本主義』の著者で、文化人類学の知見をビジネスに活用し事業会社の支援を行う、アイデアファンド・大川内直子氏の講演内容をレポートする。前編である本稿では、文化人類学がビジネス人類学に至るまでの系譜を、講演内容から明らかにす

                                                                                    なぜ大企業が文化人類学者を“青田買い”するのか──文化人類学のビジネス人類学への系譜とは? | Biz/Zine