人生無理 @Y9Zwbn 良く考えたら夏目漱石から野口英世に変わったのがもう20年も前だから、今の若い子は夏目漱石の千円札を知らないのか😲💦 20年ってあっという間だ😂 x.com/nextExpresszon… 2024-04-25 21:21:22
おつかれさまです。 明治時代の建築物が大好きな腰掛けOLです。 今日は、「博物館明治村」にある明治の文豪が名作を生んだ家を紹介します! 森鷗外・夏目漱石住宅 もともとは、明治20年(1887)頃に東京都文京区千駄木町に医学士・中島襄吉の新居として建てられたものです。 空家になったこの家に、 明治23年(1890)から森鷗外が住み、 『舞姫』を発表! その後、 明治36年(1903)から夏目漱石が住み、 『吾輩は猫である』を発表! 昭和38年(1963)に解体され、 昭和39年(1964)に明治村に移築されました。 同じ家に相次いで文豪が住むなんて! そして、その家で名作が生まれるなんて! 事実は小説よりも奇なり。 田の字型の平面をベースにした明治時代の典型的な中流住宅の間取り。 南面に突き出した書斎は陽当り良好! 文豪目線でのぞくお庭。 走って怒られたい、長い渡り廊下。 小物まで忠実に再現
「天災は忘れた頃にやってくる」は、 夏目漱石の小説モデルで一番弟子だったんだ ❢❢ 前回 セローで半端な福島キャンツー ③ 福島第一原発・東電展望台 規制区域内通過ドキュメント 「天災は忘れた頃にやってくる」 を最初に唱えた寺田寅彦の警句 「起きてしまった災害を忘れることなく日々の備えをしよう」 という意味 寺田寅彦(1878〜1935年)物理学者 第五高等学校(現・熊本大学)で夏目漱石に英語を習い、漱石が主宰する 俳句結社に参加したことから、生涯親交を結び、「漱石の一番弟子」 『吾輩は猫である』に登場する水島寒月は、寺田がモデル 『三四郎』にも、寺田は、野々宮宗八の名前で登場している 防災学者でもあった 寺田は物理学者として数々の業績をあげたが、 防災学者として地震・台風・火山などの被災地を調査し、 そこから得た教訓を一般向けの随筆に著した 東京帝国大学理科大学・理化学研究所・東京帝国大
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2024年2月20日にファンタジア文庫より『夏目漱石ファンタジア』が発売された零余子先生です。第36回ファンタジア大賞にて「大賞」を受賞し、満を持してデビューされます。何者かに暗殺されてしまった夏目漱石が、森鷗外と野口英世の手によって樋口一葉の体で蘇り、帝都に渦巻く謎や陰謀と対峙することになる本作。夏目漱石を主人公に据えることに対するこだわりや、本作における夏目漱石像など様々にお話をお聞きしました。 【あらすじ】 西暦一九〇六年。夏目漱石、作家の自由を脅かす政府に反逆。西暦一九一〇年。夏目漱石、暗殺。西暦一九一一年。夏目漱石、樋口一葉の身体にて蘇生。「――彼女の肉体に、俺の脳を移植したのか」森鴎外による禁忌の医術を受け夏目漱石は樋口一葉の身体で蘇った。それは帝都に渦巻く闇との戦いの再開を意味していた。誰が自分を殺したのか。どうして鴎外は漱石を蘇らせたの
夏目漱石は大正5(1916)年12月9日に亡くなりました。 107年前の今日です。 目次 「夏目漱石の妻」 漱石の精神状態は 漱石と猫 漱石とオート―ミール 「夏目漱石の妻」 NHKオンデマンドでドラマ「夏目漱石の妻」を視聴しました。 本放送は2016年。漱石没100年の年です。 主演は尾野真千子さんと長谷川博己さんです。 明治という激動の時代を駆け抜け、夫婦として成長していく姿を、夏目漱石の妻。鏡子の視点から描いたドラマです。 ユーモアを交えながら描いているのですが、几帳面で気難し屋の漱石には、現代人の私にはまったく共感できない。 朝寝坊でズボラな鏡子もどうかと思うけど。 それでも時に家族に暴力を振るう漱石は、自分が親の愛情を知らずに生きてきたとはいえ、それが素晴らしい小説を世に残す天才ゆえの狂気だとしても、幼い娘までに手をあげるというのは、許せませんでした。 長谷川博己さんも尾野真千子
時代は日露戦争の頃、洋画家である主人公が山中の温泉宿に宿泊し、そこで出会った美女「那美」と知り合い「自分の画を描いて欲しい」と頼まれるが、何か物足りない所があり描かなかった(描けなかった)。 那美の従兄弟が戦地へ招集され駅まで見送った時、彼女が見せた表情に、主人公は「それだ、それだ、それが出れば画になりますよ」と告げるのだった。 というのが、「草枕」の大まかなストーリーです。 というか、前半の大部分は主人公の七面倒な内面が難解な表現で描かれています。 まさに冒頭に出てくる有名なフレーズの通り。 智に働けば角が立つ。 情に棹させば流される。 意地を通せば窮屈だ。 とかくに、人の世は住みにくい。 どうも世の中が住みにくいというよりも、急激な西洋化で日本の心象風景が激変していた時代についていけなかったのでは、という印象です。 最後のシーンで、急に全てがつながる感じ(説明が難しい)が、気持ち良かっ
メッケル憩室がんを患い闘病中だったシンガー・ソングライターのKANさんが12日に61歳の若さで亡くなったことが17日に公表され、音楽界からは続々と追悼や惜しむ声が上がっている。 【写真】KANさんの葬儀で参列者に配られた“らしさ”あふれる返礼品 KANさんがレギュラー出演したFM COCOLO「Wabi-Sabiレディオ・ショー」の18日放送分では、共演者で長年の親交があったスターダスト☆レビューの根本要と、馬場俊英が思い出を語り合った。 無二のユーモアにこだわるKANさんの仕事ぶり、ギャグやダジャレや遊び心に長年近くで触れてきたのがこの2人。根本は「皆さんに報告させていただきますけど、KANちゃんのお葬式の遺影は、本人の意向で夏目漱石のやつでした」と笑った。かつてアーティスト写真として使われていた、夏目漱石の自画像を模した写真が祭壇に飾られたことを明かした。 馬場も「それと、還暦の記念に
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。 本日は【160】バットを振りました。 文豪の文章を読みながら、 バットを振りました。 もしかすれば、 創作家の心の持ち方、 物の観方は、 十人十色だ。 と、3行で済むと思います。 青空文庫より。出だしだけ。 『創作家の態度』夏目漱石 演題は「創作家の態度」と云うのであります。態度と云うのは心の持ち方、物の観方くらいに解釈しておいて下されば宜しい。この、心の持ち方、物の観方で十人、十色さまざまの世界ができまたさまざまの世界観が成り立つのは申すまでもない。一例を上げて申すと、もし諸君が私に向って月の形はどんなだと聞かれれば、私はすぐに丸いと答える。諸君も定めし御異存はなかろうと思う。ところがこの間ある西洋人の書いたものを見たら、我々は普通月を半円形のものと解しているとあったのみか、なぜまんまるなものと思っていぬかと云う訳までが二三行つけ加えてあったんで、少し驚い
薮下通りを下り切り、根津裏門坂に突き当たると左右が日本医科大学。 masapn2.hatenablog.jp 右手本郷通に向かって坂を登って行き、日本医大前の信号(一炉庵という和菓子屋がある所)を右折し、進んで行くと日医大同窓会橘桜会の建物の敷地内に、「夏目漱石旧居跡」があります。 ここは、夏目漱石(慶応3.1.5(陰暦)~大正5.12.9 小説家)がイギリス留学から帰国した明治36年の3月から明治39年12月まで暮らした家があった所です。 漱石がこの地に暮らしたのは、わずか3年と10カ月でしたが、この地は漱石の作家デビューの地。あの「猫伝」こと「吾輩は猫である」(明治38.1~39.8 『ホトトギス』)が書かれた場所になります。 そのためこの旧居跡は、別名「猫の家」「我猫庵」とも呼ばれていて、「猫伝」の主人公である猫の「吾輩」と、飼い主である苦沙弥先生の住む家のモデルとなったのも、ここに
西洋から伝わった文明の大きく花開くさまを間近につぶさに見つめた文人たちが、洋食を求め街を行く。明治、大正、昭和から平成を経て令和の今も愛され続ける洋食の店を巡る誌上クルーズ。「想像の舌は長くて何処迄でも届く」(『御馳走帖』)と書いた内田百閒に倣って、いざ! 洋食の歴史を辿ると必ずや目にするだろう3文字が〈煉瓦亭〉だ。東京・銀座で1895年から続く老舗で、北杜夫は「銀座の昼食バンザイ!」と叫び(山本容朗『文人には食あり 文壇食物誌』)、古川緑波は「煉瓦亭のトンカツは、僕に言わせりゃあ、最も本格的な、トンカツだった」(『ロッパ食談 完全版』)と、連載に、日記に、その名を書き残す。 少年時代には驚きをもって、年を経るごとに愛着と懐旧の情を募らせるように、〈煉瓦亭〉とそこから徒歩数分の場所にある〈資生堂パーラー〉に通い続けたのは池波正太郎。小学生の時分から、小遣いを貯めて百貨店の食堂でビフテキを食
大人になると読み方がかわる 『こころ』の K はどのような人間なのか K のような苦学生はたまにいた 夜学校の先生になったのは合理的な判断ではあった 苦労すれば強い人になれる 苦学の世界は二つあった 先生と K の旅行 大人になると読み方がかわる 夏目漱石による小説『こころ』は、名作とされている。 初版本復刻版 こゝろ (岩波文芸書初版本復刻シリーズ) 作者:夏目 漱石岩波書店Amazon 有名な作品なだけに、色々な人が様々なことを書いているが、誰もが否定できないのはとにかく面白く読めてしまうことだろう。『こころ』は新聞連載小説であるため、一日の掲載分の終盤には、次回への期待を煽られるようなことが書かれている。ついつい続きを読みたくなってしまうような構造で、このあたりは職業作家夏目漱石の面目躍如といったところであろう。 ただし漱石の初期作品とは異なり、『こころ』には書きながら考えているよう
私はたしかにあの文章を見ました。しかし少しも気になりませんでした。 それは自分のものでないからかもしれませんが、ああいう所へ出るものは好加減な出鱈目に近い事が多いというのが大理由かと思います。 ー 略 ー 私もあなたと同じ性格があるので、こんな事によく気を悩ませたㇼ気を腐らせたりしました。しかしこんな事はいつまで経っても続々出て来て際限がないので、近頃は出来るだけこれらに超越する工夫をしております。 私は随分人から悪口やら誹謗を受けました。しかし私は黙然としていました。『猫』を書いた時多くの人は翻案か、または方々から盗んだものを並べたてたのだと解釈しました。そんな主意を発表したものさえあります。 武者小路さん。気に入らない事、癪に障る事、憤慨すべき事は塵芥の如く沢山あります。それを清める事は人間の力で出来ません。それと戦うよりもそれをゆるす事が人間として立派なものならば、出来るだけそちらの
前に来たときと同じく季節は冬。けれど、当時の名古屋は雨だった。 確か小雨で、歩きながら傘は差していなかったような気がする。そこかしこに小さな屋根はあっても全身が湿るから、広い庭園に長居するのは憚られて、早々に南園の聴松閣内部へ避難してしまっていたのを思い出した。だから、こうして気の済むまで伴華楼の周囲をうろうろしていられたのは新鮮。1月下旬のとある日はよく晴れていた。 伴華楼(ばんがろう/bungalow)は、揚輝荘の敷地内にある建物のひとつ。大正15年に起工し、昭和4年に完成した。 現存しているのはこれと「聴松閣」「座敷(聴松閣横)」「白雲橋」また敷地内に最初に建造された茶室である「三賞亭」など、有形文化財に登録された5棟くらい。でも、最も栄えていた頃には驚くことに30棟を超える建物が敷地内に存在していた。多くが失われた理由は戦災や、老朽化や、開発による土地の減少。 公式サイトには昭和1
あらすじ熊本の高校を卒業した三四郎は東京の大学へと進学し、初めて都会の空気に触れ、様々な人と出会い、自分が生活する世界を過去・学問・恋。三つの世界をみつける。それらを比較し並べて見た時、社会的迷子である青年はどのような世界で生きるのか。漱石の描いた青春小説であり、前期三部作の一作 三つの世界この作品で大きなキーワードの一つ「三つの世界」について書きたいと思います。 三つの世界を意識しながら三四郎を読む事は作品を深く理解するうえで非常に大切だと思います。 上京した三四郎は都会の生活を送りながら、自分の生活には三つの世界が存在していると考えます。 懐かしい香りがして、全てが平穏である代わりに全てが寝ぼけていて、戻ろうと思えば戻れる立ち退き場のような存在である熊本を「過去の世界」と考えます苔の生えたレンガ造りが有り、現世よりも、書物に興味を抱いて孤独に貧しく日々勉強に励む。出ようと思えば出られる
最近訪れた温泉旅館で、「ユリ根」を使った料理が提供された。 初めて見るそれは文字通り植物の「『百合』の根っこ」であるらしく、人間でもこういうものが食べられるのだとは今まで全く知らなかったので、詳細を教えられながら味わった。小鉢の中央におこわが盛られ、その丘の頂上にユリ根の切片がふたつかみっつ、まとめて乗せられているもの……。 温かく、やわらかな食感がよく蒸したじゃがいもに似ていて美味しかった。印象や形がにんにくにも近いというのは後から調べて気付いて、なるほど確かにそういう感じだったかもしれない、と回想する。 きちんと味を知ってしまったので、もしもこれから先に見る夢のなかに百合の花が出てくるとするなら、きっと私は真っ先にその根を喰らおうとするに違いない。手足のない虫に姿を変えて、土に潜って、陽光の及ばない場所で宝物のように守られている根を目の当たりにしては恍惚とする運命にあるのだと思う。 表
ひらた・おりざ/1962年東京都生まれ。国際基督教大学(ICU)教養学部に入学。在学中に劇団「青年団」を結成し、戯曲と演出を担当。卒業後、こまばアゴラ劇場の経営者となる。日本各地の学校において対話劇を実践するなど、演劇の手法を取り入れた教育プログラムの開発にも力を注ぐ。2002年度から採用された国語教科書に掲載されている自身のワークショップの方法論は、多くの子どもたちが教室で演劇をつくるきっかけとなった。 ニュースな本 ビジネス・経済から、エンタメに教育、政治まで…。世の中には山のように書籍が存在する。その中から「読んでためになる」「成長できる」「思わずうなる」ような書籍を厳選し、その一部をお届けする連載。話題の新刊から埋もれた名著まで、きっと素敵な発見があるはずだ。気になる書籍があれば、ぜひ元の書籍を読んでほしい。 バックナンバー一覧 夏目漱石、太宰治、司馬遼太郎…日本の近代文学史に名を
アニメ『北斗の拳』ラオウ役などで知られ、2013年に亡くなった声優・内海賢二さん。このほど、内海さんの声が生前の音源をもとに「AI音声」で再現され、日本の名作文学の序章を朗読した音声コンテンツが配信された。 【写真】その他の写真を見る 電子書籍ストア「Reader Store」で独占配信される、AI音声の朗読付き電子書籍「YOMIBITO Plus(ヨミビト・プラス)」のコンテンツとしてリリースされたもので、夏目漱石の小説『吾輩は猫である』『坊っちゃん』の冒頭部分や、宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』が朗読されている。 YOMIBITO公式YouTubeチャンネルでは「YOMIBITO Plus」の制作過程を追ったメイキング映像を公開。今回は内海さんのほかに、小西克幸、梅田修一朗もAI音声化にチャレンジしており、それぞれ声のサンプルを収録し、合成していく様子などが記録されている。 内海さんの息子
Panasonic Melodious Library【パナソニック メロディアス ライブラリー】- TOKYO FM - 小川洋子,藤丸由華 - 今週で最終回でした。なんだかんだとずっと日曜日はメロディアスライブラリーを聴いていましたね。最終回ということで特別版のCMが流れていました。これにはちょっと驚きです。 さて、夏目漱石の―こころ―ですが、改めてこういう内容だったんだなぁと再認識しました。かなり悲しいお話です。 夏目漱石の時代で話しされていた心と、令和の今、話されている心はそんなに変わってないのかなぁと思いました。仕事や健康の意味は明治の頃とはだいぶ変わったはずです。 日曜日の10時台はかなり良い時間なので後継の番組はどういう感じになるのかチェックしたいものです。15年以上の長きにわたり読書会を開いてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。
深爪@「親になってもわからない」好評発売中 @fukazume_taro 今更、夏目漱石の「坊っちゃん」を読んでるんだけど「50歳くらいの老婆が」って一節が出てきて白目剥いてる。 2023-02-24 19:23:40 深爪@「親になってもわからない」好評発売中 @fukazume_taro 「坊っちゃん」、愚痴と悪口が延々書かれてるんだけどキレと勢いがあるのでとにかく爽快。夏目漱石はユーチューバーになったらめちゃくちゃ人気出ると思う。 2023-02-24 19:34:27 深爪 @fukazume_taro 主婦/コラムニスト 二児の母。主な著書に「親になってもわからない」「立て板に泥水」「深爪式 声に出して読めない53の話」「深爪流 役に立ちそうで立たない少し役に立つ話」amzn.to/39gB7tV。ドラマ、人生、恋愛、子育て、シモと執筆ジャンルは多様。Amazonアソシエイトに参
夏目漱石 こんにちは、暖淡堂です。 時折、夏目漱石の作品を読みたくなります。 代表作はだいたい「青空文庫」で読めるので、好きな時に読んでいます。 スマホ用のアプリもありますね。 最近思い出して読んだのが「坊っちゃん」。 色々と苦労はしているのですが、無理をして周囲に合わせるということをほとんどしていません。 そのために、自分はあちらこちらうろつかなければなりませんが。 ただ、他人に合わせるよりも、その場に馴染まない自分の方が移動する。 その時に、ためらいをほとんど見せません。 そこが痛快さを感じさせる部分かもしれません。 自分のことを振り返ると、さまざまな(想像上のものも含む)しがらみで動けなくなっています。 しがらみの、結構大きな部分を占めるのが会社。そこには仕事(収入)と同僚(コミュニケーション)の問題が含まれますね。 定年を迎えるタイミングで、できるだけ多くの部分を整理したいと思いま
夏目漱石の『こころ』といえば、男女の三角関係を描いた名作小説だ。 高校の国語で扱うことが多いと思うが、『こころ』の解釈は想像以上に多数ある。 そんな時に役に立つのが、研究者や文芸評論家が書いた研究本や解説本だ。数多くある夏目漱石『こころ』の解説本・評論本・研究書の中でおすすめを紹介したい。 こころ 夏目漱石「こゝろ」を読み直す / 水川 隆夫 夏目漱石『こころ』をどう読むか 『反転する漱石』 / 石原 千秋 「こころ」で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生 / 石原 千秋 なぜ漱石は終わらないのか / 石原 千秋、小森陽一 個人主義の運命 近代小説と社会学 / 作田 啓一 現代文学論争 / 小谷野 敦 漱石のリアル / 若林 幹夫 こころ こころ (ちくま文庫) 作者:夏目 漱石 筑摩書房 Amazon まずは、夏目漱石の『こころ』の元本だが、数ある文庫本の中でもちくま文庫版をおすす
日本近代文学の文豪でラスボスの“夏目漱石”――その攻略法を漫画にひもづけて読む:ITmedia エグゼクティブ勉強会リポート(1/2 ページ) 1000円札の絵柄になった漱石、教科書に載った漱石、弟子が見た漱石、家族が見た漱石、全て同じ漱石だが、それぞれにイメージは違ったものとなる。漱石というイメージを孫の夏目房之介さんが読む。 ライブ配信で開催されているITmedia エグゼクティブ勉強会に、日本近代文学の文豪の1人である夏目漱石の孫であり、マンガ評論家でエッセイストの夏目房之介氏が登場。「孫が読む漱石 ~夏目漱石というイメージ~」をテーマに講演した。セミナーの冒頭で夏目氏は、次のように語っている。 「まず申し上げておかなければならないのですが、僕は漱石に会ったことはありません。うちの父が9歳のときに亡くなってますんで、会いようがないのです。まあ、会わなくて良かったと思ってますけどね。あ
読者の方々がすでに知っているように、このブログの管理者は夏目漱石作品を愛読していて、それらを世に送り出した作家本人にも並々ならぬ興味を持っている。とても、好きなのだ。漱石先生が。 だからいつも残念に思っている。 実際に漱石がそのような発言をした、という記録がどこにも残っていないのに、かなりの人々がその根拠を確かめないまま、不確かな情報の拡散に加担してしまっている事柄があることを。 「夏目漱石が "I Love You" を『月が綺麗ですね』と訳した」という伝説には、その典拠となる文献が、ない。 現時点でどこにも見つかっていない。 ・国立国会図書館のレファレンス協同データベース しつこいようだがもう一度書く。 「夏目漱石が、英語における "I love you" を『月が綺麗ですね』と日本語に訳した」という言説には、出典がない。 現時点でどこにも見つかっていない。 彼がいつ、どこで、さらにど
「三四郎」についての記事はこちら関連記事:「坊ちゃん」の記事はこちら 「それから」について 「それから」は三四郎・それから・門、所謂前期三部作と言われる作品の2作目にあたります。 話の内容は高等遊民である代助が友人である平岡の奥さんで、元恋人である三千代を奪う略奪愛を書いています。 現代でも不倫・浮気などを行えば社会的信用、立場を失うことになりかねませんが、現代よりもさらに男女のルールが厳しい明治の世において略奪愛というテーマを題材にしているのも「それから」を読むうえでのポイントの1つだと思います。 高等遊民・三角関係という非常に漱石らしい作品ですが単純に略奪愛のみをかいているだけではありません。 お金・労働について作品を通して何度も「お金」「労働」について登場人物が話をしている場面が出てきます。 漱石作品を読む上で大前提として理解して頂きたいのは明治という複雑な時代背景です。 今まで封建
関連記事:「坊ちゃん」の記事はこちら 1「こころ」を読む上で頭に入れて欲しいこと趣味の読書は授業の「国語」とは違い正しい解釈を求められることはないですし、テストもありません。何も考えず読み進めてもそれは個人の自由です。「アンパンマン」をみて「バイキンマンは悪い奴でアンパンマンは良い奴である」 その考えは学校であれば正解ですが、趣味でアンパンマンをみるなら別の解釈をしたっていいわけです。逆に「何度も悪事をしてしまうバイキンマンが悪いのではなく、バイキンマンを生んだ社会に問題があるのではないか。アンパンマン達は太陽が照らされた過ごしやすい環境で暮らしているが、バイキンマンはどうか」 同じ作品でも人によって様々な解釈や感想を持つことは当然の事のように思います。 ただ解釈・感想は自由ですが、作者の作品に対するテーマやキーワードというのは不動であり、読者の思いで変えられるものではありません。 それら
こころをもう久しく読んでいないのだが、最近ぱっと思いつくことがあった。あの先生が殉死ということを思いついたのを「殉死! 殉死!」とはしゃいでいた場面があって、あれというのは本編の中でも唯一といっていい先生がはしゃいだ場面なんじゃないだろうか。じゃあ何がそんなに嬉しかったのかということ。 ・先生の中にある悲観というのは、Kがもしかして自分のせいで死んだのじゃないかということそれ以上に、あんなみじめったらしいやり方でKに抜け駆けしてお嬢さんを手に入れようとしたそのみっともなさと後ろ暗さ、負い目、そうしたものだったのではと思うのだ。それは誰にも分ることではないしお嬢さんにもわからないことなんだけど、そういうことをもうどうしようもないほどに自分というものはわかってしまっているわけであって。そういう自らに対しての醜悪さというものをその後の人生ずっと抱えて生きていかねばならないというその辛さというもの
香日ゆら @kouhiyura ■『JK漱石』2巻2023年11月8日発売 ■ 前作は『三枝教授のすばらしき菌類学教室』全3巻/漱石関係色々に(4コマは『先生と僕』KADOKAWA版・河出文庫版有)、4コマとか『いだてん』明治ことば指導とか。 https://t.co/Izmrs4OOjN 香日ゆら @kouhiyura 漱石がI love youを「月が綺麗ですね」と訳したとかいうここ10年くらいで突然人口に膾炙した出典がないアレ。 いうてもネットやTVや出典確認しない豆知識や文豪ネタまとめにしか載らないだろうと思ってたんですが、 漱石を気になる人が手に取りやすいような本に載ってるのを確認してしまってもうムリぽ 2022-09-20 14:32:28 香日ゆら @kouhiyura ピンとこないかもですが、これは ・知ってる人は当然知ってる有名エピが実はデマだった ではなくて ・漱石調べ
どうも。うきうきなです。 いつもありがとうございま〜す😆 今日はビックリでした。 最近コンビニはセルフレジになっていますよね。 お会計のときは画面をタッチしてお金を投入。 今日は子供に頼まれていたアイチューンズカードを買いました。 ちょうど千円札も欲しかったので、一万円札でお支払い。 お釣りが出てきたので普通に受け取りました。 その足で近所のスーパーへ。 そこでお支払いのときに、お財布を開けると、 一枚だけ微妙に色がちがうお札が……。 あらっ!!漱石さん!! 😆😆😆 ビックリしました!! そして、このお金は使えるのかしら?と頭をよぎりました。 セルフレジから出てきたお金だから使えるに決まっているけれど、 でも、念の為ネットで調べました。 大丈夫、使えますよ😆 そして、今も私のお財布の中に。 漱石さん、私のお財布へようこそ😊 ゆっくりしていってくださいね。 レシートは入れないので
表すならこんなイメージ 日本人の教養! なんて言われるこの1冊 つい面白くて、 何日かで読み終えました。 こころ (新潮文庫) 作者:漱石, 夏目 Shinchosha/Tsai Fong Books Amazon まさか恋愛の絡まるストーリー とは思っておらず、 まずは驚きました! そこには人間の弱さと、 理解不能で説明の難しい心の動きや 人間の側面が描かれ、 100年前の本とは思えないくらい 新鮮で面白かったです! 心情の移り変わりやその様子 が細かく美しく描かれているので、 すごくイメージが湧きやすい。 本当に自分が 当事者のように感じられるほど、 罪悪感や心情を感じてしまいます。 特に、僕は根が暗いので かなり想像が膨らみ、 影響を喰らいました笑 先生の自宅や宿でほとんどストーリーが進むんですが、その家の匂いまで伝わってきます。 恋愛での嫉妬 他人を完全には理解できない歯がゆさ 過
あまり意識していなかったんですが、今頃になって夏目漱石に夢中です。 そういえば国語の教科書に載ってた。 私の個人主義 作者:夏目 漱石 Amazon あまりピンと来ませんでした。 でもでも、よーーーく考えると、これ以前の本って文体が古くて読めたもんじゃない。ほとんど古文。でも夏目漱石っていまだに普通に読める。これってすごくない? 僕の文体にとって大事な要素を三つあげてくれといわれたら、僕は「音楽性」と「ユーモア(おかしみ)」と「親切心」と答えると思います。日本の作家でいちばんシンパシーのようなものを感じるのはやはり夏目漱石です。彼の文章には、その三つが備わっているように見えるからです。 — 村上春樹のつぶやきbot (@EssentialWord1) 2022年6月4日 しかも、それまでの日本文学って内へ内へ入ってる。 こんなにたくさんの魅力的なキャラがたくさん出てくる外に開かれた日本の文
حملة الأسهم في الشرك @mokuhyokabuka 「吾輩」は薄暗いところで出生したが、まもなく書生に家族犬共々拾われた。そこでタバコというものを初めて知る。ドライブ中に笹原に我輩だけ遺棄されるが大きな池に這い出し街に出たことで助かる。放浪の末に教師の家に住み込む。人間について車屋の黒から、わがままで不人情で泥棒も働く不徳者で… 2022-06-01 18:03:42 حملة الأسهم في الشرك @mokuhyokabuka “このウイキペディアの『吾輩は猫である』のあらすじは誰が書いたものか分からない。分からないが、どうも間違っている。” 『吾輩は猫である』のウイキ間違い探し|小林十之助 @mokuhyokabuka #note note.com/kobachou/n/n49… 2022-06-01 18:04:11
日本の文学作品・文豪をイメージしたコラボレーションカフェ「文豪達のティータイム -日本近現代文学の世界へ-|YOU+MORE!×フェリシモミュージアム部×秋葉原和堂」が、2022年4月20日(水)から5月15日(日)まで、東京・秋葉原和堂にオープンする。 近現代日本文学“文豪たちの文学作品”がお茶に宮沢賢治 著「銀河鉄道の夜」×苹果が香る紅茶芥川龍之介、夏目漱石、宮沢賢治、江戸川乱歩、中島敦…など、明治から昭和にかけての近現代日本で生まれた、文学作品にフォーカスしたカフェが限定登場。店内では、フェリシモが手掛けた、文学作品をイメージした香り豊かなティーとともに、文豪たちにインスピレーションを受けた特製スイーツやフードメニューを味わうことができる。 芥川龍之介 著「蜘蛛の糸」×蓮が香る紅茶芥川龍之介『蜘蛛の糸』へオマージュを捧げた紅茶は、蓮の花をイメージした香りが広がる華やかな仕上がり。夏目
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