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昆虫の検索結果121 - 148 件 / 148件

  • 虫の羽はエラから進化した?古代の羽を持つ水生昆虫の化石が見つかる - ナゾロジー

    鳥やコウモリなどの羽は前足が進化したものであるということをご存じの方は多いでしょう。 では虫の羽は何から進化したのでしょうか? 実は虫の羽は鳥やコウモリの羽とは位置づけが大きく異なっており、どうやって生まれたのか、未だによくわかっていません。 虫がどの時点で羽を持ったか、体のどの部分が進化して羽となったのかなど議論が続いています。 現在は水生昆虫が陸に上がってから羽を進化させたという説が有力ですが、2023年12月にチェコのカレル大学ヤコブ・プロコップ氏らの研究グループが羽の痕跡を持つ水生昆虫の化石を発見したことを発表しました。 これにより、羽が水生昆虫のエラから進化した説が再び注目されています。 この研究はCommunications Biologyに2023年12月12日付けで掲載されました。 New evidence that insect wings may have evolve

      虫の羽はエラから進化した?古代の羽を持つ水生昆虫の化石が見つかる - ナゾロジー
    • トコジラミについて知っておきたいこと、5つの誤解をただす

      90倍に拡大したトコジラミ(Cimex lectularius)の顕微鏡写真。(PHOTOGRAPH BY MURAWSKI, DARLYNE A. DR., NATIONAL GEOGRAPHIC) ホテルでトコジラミが発生したという話題は、米国のローカルニュース番組で夏の風物詩と化している。休暇が台無しになったと涙ぐむ人のエピソードや、トコジラミに刺された箇所に残る小さくて赤い跡のクローズアップ、それにCimex lectulariusという学名を持つトコジラミに関する解説画像。まるで夏の大作映画の悪役のような扱いだ。(参考記事:「殺虫剤をはねのけるトコジラミの進化」) シラミと名が付くものの、実はカメムシの仲間であるトコジラミ(ナンキンムシ)。適温が25℃前後とされるトコジラミは、夏によく発生する。成虫の大きさは5~8ミリ。刺されると夜も眠れないほどかゆくなったり、ひどいと熱が出たり

        トコジラミについて知っておきたいこと、5つの誤解をただす
      • 【ナゾロジー×産総研 未解明のナゾに挑む研究者たち】「一人ぼっちになったアリはどうなる?アリの社会性研究」 - ナゾロジー

        アリは社会から孤立すると死んでしまう!?――古藤さんの研究では、アリの背中に二次元バーコードを貼っている様子が非常に目を惹いて面白いのですが、まずはじめにアリの社会性研究とはどういう研究なのか教えていただけますか? 古藤:まずアリとかハチなど皆さんが想像する社会を持っている生き物の研究は、サイエンスの世界では生態学という分野を中心として古くから研究されてきました。これは本当に古い歴史のある研究分野で、私なんてまだ全然見習いレベルです(笑) ――そんな(笑)ではその歴史ある世界で、古藤さんが研究しているのはどんなことなんですか? 古藤:そうですね。たぶん皆さんもアリの社会というと、唯一子供が産める女王様がいて、それを頂点にたくさんの働きアリがサポートしながら集団で暮らしているというイメージはあると思います。 じゃあこうした社会(コロニーと呼んでいます)の一部として存在する働きアリが、その社会

          【ナゾロジー×産総研 未解明のナゾに挑む研究者たち】「一人ぼっちになったアリはどうなる?アリの社会性研究」 - ナゾロジー
        • 環境市場新聞・生物多様性レポート #2 | エコニュースウェブマガジン

          好きでも嫌いでもいい、まずは関心を 兵庫県伊丹市にある緑豊かな昆陽池(こやいけ)公園。園内の池のほとりにたつ伊丹市昆虫館は、身近な昆虫と触れ合える施設だ。 チョウ温室では、南国の花々の中を約14種1000匹のチョウが飛び交う。館内には昆虫界を拡大したジオラマや標本、図書コーナーなどがあり、自然の 環境について楽しく学べる。 こうした施設で働く学芸員は、いわば「昆虫博士」。虫好きが高じて研究者の道を選んだように思うが、同館の長島聖大さんは少し違う。かつては昆虫 が大の苦手だった。 高校時代、学校に「クサギカメムシ」が大量発生した。天井には常に20〜30匹止まっていて、ときどき教科書に落ちてくる。調理実習の際、炊飯器の中 にも混入しているのを見て「カメムシを絶滅させる」と誓った。 その後、農薬を開発しようと、東京農業大学農学部に入学。まずは相手を知るため、毎日カメムシを採集し図鑑で名前を調べる

          • 「昆虫ホテル」で越冬手助け 水辺の楽校が環境学習 | 平塚 | タウンニュース

            相模川沿いの河川敷に一風変わった建造物「昆虫ホテル」が誕生した。 これは湘南いきもの楽校(NPO法人暮らし・つながる森里川海/臼井勝之理事長)が、自然界で生きる昆虫の越冬を手助けするもの。環境学習の一環として昨年11月に子ども7人、大人11人で制作された。 昆虫ホテルは、木製パレットやブロックなどの廃材を利用した骨組みを杭で補強。屋根を取り付け、隙間に藁や竹を敷き詰めた。 昆虫ホテルではてんとう虫やカメムシなどの昆虫やカタツムリが越冬のために棲みつくことが期待できる。 3月には何が棲んでいるかを調査する予定で、臼井さんは「どんな生き物が棲むか楽しみです」と期待している。

              「昆虫ホテル」で越冬手助け 水辺の楽校が環境学習 | 平塚 | タウンニュース
            • 【独自】食用コオロギの会社が破産…その真相とは 経済ジャーナリストが分析「SDGsというきれい事だけではビジネスはできない。ベンチャー投資ブームが終わった」 | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ

              「食糧不足を救う」として注目を集めている、食用コオロギの会社が倒産した。 【映像】食用コオロギを使ったパスタやアイスもなか 新規参入から、わずか3年で破産手続きを始めたのは、長野県茅野市に工場を持つ「クリケットファーム」。親会社を含めた3社での負債総額は2億4290万円にのぼる。クリケットファーム公式サイトでは「世界ではいま食糧危機への警鐘が鳴らされています。だからこそ、私たちは昆虫食に着目し、動物性タンパク質をとるための新たな選択肢を世の中に提案していきます」などと呼びかけていた。

                【独自】食用コオロギの会社が破産…その真相とは 経済ジャーナリストが分析「SDGsというきれい事だけではビジネスはできない。ベンチャー投資ブームが終わった」 | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ
              • 大発生するセミを「ゾンビ化」、死ぬまで交尾に駆りたてる寄生体

                マッソスポラ菌(Massospora cicadina)に感染した周期ゼミ。お腹だったところが黄色っぽい胞子で覆われている。菌はセミをゾンビ化し、求愛行動を操って、胞子の拡大を助けるような行動を取らせる。(PHOTOGRAPH BY CHIP SOMODEVILLA/GETTY IMAGES) 米国でこの春、セミが大量発生する。今年は南東部から中西部までの17州で、13年ゼミと17年ゼミの大集団の周期が221年ぶりに重なるからだ。長い地中生活のあとセミたちが地上に出てくる目的は、交尾相手を見つけ、死ぬこと。ただそれだけだが、そのセミたちを食い物にしようと待ち構えている菌がいる。セミの体を内側から食い荒らし、宿主を性行為に取り憑かれたゾンビにしてしまうマッソスポラ菌だ。(参考記事:「221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来」) 過去に発生した周期ゼミを観察した科学者たちは

                  大発生するセミを「ゾンビ化」、死ぬまで交尾に駆りたてる寄生体
                • だから「給食のコオロギ」は食べてはならない…「環境に良い」と「昆虫食」を勧める人たちが裏でやっていること(鈴木 宣弘,森永 卓郎)

                  「既存の農業・畜産が環境を破壊している。だから水田を潰し、培養肉や昆虫食を普及させせよう」今年のダボス会議でもこういった主張がなされ、SNS上では批判が集まっている。経済アナリストの森永卓郎氏と、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏の対談書『国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)から一部を抜粋・再編集してお届けする。 連載第1回前編 環境のために「昆虫」を食べるべきなのか 食料価格の高騰で、「コオロギ食」や「培養肉」が注目を集めている。 2022年11月に徳島県のある高校でコオロギパウダーを使った給食が提供され、話題になった。 コオロギをはじめとする昆虫食は食料問題の解決策として近年注目を集めている。牛肉など食肉の生産には、大量の穀物飼料が必要で、貧困国の食料問題を悪化させるほか、地球環境に悪影響を及ぼすとされる。 また牛のゲップにふくまれるメタンガスが、地球温

                    だから「給食のコオロギ」は食べてはならない…「環境に良い」と「昆虫食」を勧める人たちが裏でやっていること(鈴木 宣弘,森永 卓郎)
                  • “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明

                    花粉を体に付けたキノコバエを水差しのような形状をした花序(かじょ、花の付いた茎全体)の中に死ぬまで閉じ込めながら受粉していると考えられていた植物のテンナンショウに、キノコバエも卵を産み付けて幼虫を育てる場に利用していることを神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授(植物生態学)らが発見した。キノコバエの一部は産卵後に花序から脱出しているとみられる。テンナンショウがキノコバエをだまして見返り無く受粉に使っているという常識を覆し、両者が助け合う共生関係になりつつある可能性を示している。 ナンゴクウラシマソウ(サトイモ科テンナンショウ属)の花に引き寄せられたキノコバエのうち、イシタニエナガキノコバエのみ産卵と脱出ができるものがいる。ふ化したキノコバエの幼虫は腐った部分を食べて育つ(イラスト・神戸大学西垣宏紀さん、末次健司教授) 虫に花粉や蜜を与えて多くの花を訪れてもらうことで受粉し、種子を残す植物

                      “死の罠”の花を幼虫のエサにするキノコバエ、常識を覆す関係が判明
                    • 害虫探しを「あきらめない」天敵の昆虫を育成、防除の効果高める

                      さまざまな野菜の害虫、アザミウマ類などの天敵「タイリクヒメハナカメムシ」のうち、害虫を粘り強く探して食べる個体を選んで代々育て、防除効果を高める系統を作ることに成功した。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の研究グループが発表した。幅広い作物や栽培環境に生かせるといい、化学農薬だけに依存しないための技術として期待される。 害虫防除は化学農薬によるのが主流だが、開発にコストや時間がかかる上、抵抗性の発達した害虫も現れて「いたちごっこ」が続く。農薬のみに依存せず、害虫の天敵を利用する方法の研究が進むが、天敵は農場に放つタイミングが極めて難しく、害虫がまだ少ないうちに放つと餓死したり、作物から離れたりしてしまう。逆に害虫が増えてから放つと定着はしても、防除が追いつかず手遅れになることがある。 こうした中、農研機構の研究グループは昆虫などの「餌の探索行動の切り替え」という性質に着目した。天敵

                        害虫探しを「あきらめない」天敵の昆虫を育成、防除の効果高める
                      • 新発見! 4800キロ飛ぶオオカバマダラの秘密は羽の斑点?

                        メキシコのシエラ・チンクアの越冬地に集まるチョウたち。山の冷涼な気候がチョウの代謝を低下させてエネルギー消費を抑える。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 毎年、数百万匹のオオカバマダラがカナダ南部と米国北部の一帯から4800キロメートルも移動して、メキシコシティ郊外の森林地帯で越冬する。(参考記事:「【動物大図鑑】オオカバマダラ」) 「オオカバマダラの大移動は広く知られています」と、米ジョージア大学の動物生態学者であるアンディ・デイビス氏は話す。「しかし、エネルギーが乏しい小さな昆虫がなぜ驚異的な渡りを成し遂げられるのか。この謎は、まだ解明されていません」 ところが、2023年6月21日付で学術誌「PLOS ONE」に発表された論文によると、米大陸を渡るオオカバマダラの不思議な力の一部は、驚くべきことに、その小さな羽

                          新発見! 4800キロ飛ぶオオカバマダラの秘密は羽の斑点?
                        • 世界初!ハエ幼虫が自らのフンで呼吸用シュノーケルを作ることを発見 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)

                          カメムシに寄生するハエの新生態解明。将来的なカメムシ防除利用にも期待 比較社会文化研究院 舘 卓司 准教授 2024.05.07 呼吸は重要な生命活動であり、呼吸戦略は生物の生息環境と密接に関係しています。そのため、呼吸戦略を研究することで生物の生態や進化プロセスをより深く理解できます。 本研究では、カメムシに寄生するヤドリバエの幼虫が、カメムシの体内で呼吸するために自身のフンを固めてシュノーケルを作り、呼吸していることを明らかにしました。この“フン製シュノーケル”はカメムシ寄生の種を中心に複数のヤドリバエで確認されました。 ヤドリバエの仲間は寄生したホストを最終的に殺してしまうため、農業害虫の密度を抑える働きをしていると考えられています。本研究のように彼らの生態を解明し知見を蓄積することは、ヤドリバエを用いた農業害虫の管理法確立に繋がると期待されます。 多くの生物にとって呼吸は最も重要な

                            世界初!ハエ幼虫が自らのフンで呼吸用シュノーケルを作ることを発見 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY)
                          • ふわふわの白い毛が生えた新種のカミキリムシが発見される(※昆虫出演中) : カラパイア

                            いっておくけどこのトップ画像ほどかわいくはない。だけど確かに背中に白い綿のようなモフモフがくっついていて、昆虫好きな人なら若干かわいげがあると言ってもらえるかもしれない。 カミキリムシの仲間は、地球上でもっとも多様な昆虫のひとつで、3万6000種以上、5100属が存在しているが、まだまだ未発見、あるいは発見されているものの登録されていない種も多い。 オーストラリアで、背中と体、頭が白いふわふわの毛に覆われたカミキリムシが発見された。9.7mmと、とても小さくて綿ぼこりと勘違いしてしまいそうだが、それは新種だったのだ。ということで本文ではご本人に登場してもらおう。

                              ふわふわの白い毛が生えた新種のカミキリムシが発見される(※昆虫出演中) : カラパイア
                            • パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                              農業は、これまでも一貫して天然資源の良き管理者と認識されてきたが、昨今では、再生可能エネルギーを含め、持続可能性の新たな分野への進出を始めている。 クリーンで環境負荷の低いエネルギーの利用に、二酸化炭素排出や、その他の汚染の低減をはじめとする多くの利点があることは明らかだが、農業の場合、さらに追加的なメリットを得ることができる。 とりわけ、農業と太陽光発電を組み合わせる、しばしば「営農型太陽光発電(アグリヴォルタイクス)」と呼ばれる方式は、土地利用の生産性と効率性の最適化に寄与する。 業界団体のSolar Energy U.K.(ソーラーエナジーUK)が2023年夏に発表した研究では、英国の多くの太陽光発電所が、個体数を減らしつつある生物種のすみかとなっていることが判明した。こうした種のほとんどは、主に自然保護目的に管理された土地に生息するものだ。 ランカスター大学およびコンサルタント企業

                                パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                              • 奈良・纒向遺跡でチャバネゴキブリの一部検出 世界最古の可能性 | 毎日新聞

                                奈良女子大と大阪市立自然史博物館の研究チームは11日、邪馬台国の最有力候補地とされる奈良県桜井市の纒向(まきむく)遺跡で、古墳時代前期(3世紀後半)の土層から、チャバネゴキブリの体の一部を検出したと発表した。チャバネゴキブリの発見例としては世界最古となる可能性があるという。世界各地に生息するゴキブリの起源を探る手がかりになりそうだ。 纒向遺跡は奈良盆地東南部に広がる3~4世紀の大規模集落遺跡で、女王・卑弥呼(ひみこ)(248年ごろ没)の墓との説がある箸墓(はしはか)古墳など初期の前方後円墳が点在。過去の発掘調査では計画的に配置された大型建物跡が見つかり、卑弥呼の宮殿の可能性が指摘されているほか、周辺からはイノシシやタイ、サバの骨、桃の種など供物とみられる大量の食物の痕跡が確認された。

                                  奈良・纒向遺跡でチャバネゴキブリの一部検出 世界最古の可能性 | 毎日新聞
                                • 「お化けカブト」は日本最大の甲虫だった 育てた幼虫はまさかの新種 確認前に夏休みの標本に 沖縄・ヤンバルテナガコガネ発見40年 | 沖縄タイムス+プラス

                                  現在の在日米軍司令官は、在日米空軍司令官、第5空軍司令官という三つ司令官ポストを兼務する空軍中将がその職に就いている。階級こそ沖縄の四軍調整官である海兵隊中将と変わりないが、統合指揮をする権限を持たず、平時において日本側と調整する役割の行政官に近い。 日本側が3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を新設すれば、相手方が行政担当の司令官のままでは連携ができない。階級は中将のままで統合指揮ができる上位者に格上げするか、韓国軍に対する統合指揮権も持つ在韓米軍司令官のように大将とするか、いずれにしても見直しが求められていた。 国賓待遇で訪米する岸田文雄首相とバイデン大統領との間で日米の指揮統制の見直しについて協議が行われる。注目されるのはその中身である。一昨年12月、岸田政権は安保関連3文書を改定して「反撃(敵基地攻撃)能力の保有」を決めた。自衛隊に「防衛」だけでなく「攻撃」の役割も担わせようと

                                    「お化けカブト」は日本最大の甲虫だった 育てた幼虫はまさかの新種 確認前に夏休みの標本に 沖縄・ヤンバルテナガコガネ発見40年 | 沖縄タイムス+プラス
                                  • 【レポ】超強力な虫除けスプレー「ゼロデナイト」をえげつないほど虫が入ってくる会社で使ってみた結果…

                                    本格的に暑さと湿度があがってきて、もはや夏真っ盛り。 この季節に元気になるものといえば……虫である。 新宿二丁目の繁華街のど真ん中にある、我がロケットニュース24編集部。 飲み屋が立ち並ぶエリアなのでゴミの量も多い上に、古いビルで網戸もないから虫が入って来放題である。蚊にコバエに得体のしれない細長い虫など、害虫だらけなのだ。今をときめくネットニュースの編集部とは思えない劣悪な環境。 窓際の席に座っていると虫ストレスが半端ないので、ドラッグストアで高級虫除けスプレー「アース イヤな虫ゼロデナイト」を買って1ヶ月半ほど様子を見てみた。 ・シュッとワンプッシュで1年効く? アース 「イヤな虫 ゼロデナイト」は、最近はやりの(?)プシュッと部屋にワンプッシュするだけで1年間イヤな虫が出なくなる……という虫よけスプレー。 だいたいこうしたスプレーは蚊専用、コバエ専用などになっているのだが、「ゼロデナ

                                      【レポ】超強力な虫除けスプレー「ゼロデナイト」をえげつないほど虫が入ってくる会社で使ってみた結果…
                                    • 液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明

                                      餌の粘度の違いに応じてアリが餌を運ぶ際に「飲む」と「つかむ」を使い分けていることを、岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域の藤岡春菜助教(行動生態学)らが明らかにした。今後はつかむ行動の進化的起源や天敵の存在など野生に近い環境での採餌行動を調査する。外来種アリの駆除法につながる可能性もあるという。 アリの餌の中には、液体状の花の蜜や樹液、植物の樹液を吸ったアブラムシなどが出す甘露がある。これら液体の餌を巣に持ち帰る時、国内にいるトゲオオハリアリやオオズアリでは、液体状の餌を飲んで胃にためて運び、巣内で吐き戻す行動と、液体を大顎(あご)で挟み、表面張力でまとまっている液体をつかんだようにして運ぶ行動をみせることが確認されている。 藤岡助教らは、「飲む」行動と「つかむ」行動をアリが甘さか粘りによって使い分けているのではないかと考え、沖縄にいるトゲオオハリアリを飼育し、糖度や粘度を変えた餌を与え

                                        液体の餌をあごで「つかむ」アリ、飲まずに巣に運ぶ鍵を解明
                                      • ひとりぼっちのアリ、すぐに死ぬのはなぜ? 解析で見えた原因物質は:朝日新聞デジタル

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                                          ひとりぼっちのアリ、すぐに死ぬのはなぜ? 解析で見えた原因物質は:朝日新聞デジタル
                                        • 実験で小バエ大量発生、民家侵入 九州大、カブトムシの幼虫飼育中 | 共同通信

                                          九州大は16日、福岡県嘉麻市でカブトムシの幼虫を飼育中、小バエが大量発生し、3月ごろに近隣民家に多数侵入する被害が発生していたと発表した。小学校廃校を活用し、さなぎを鶏の飼料に加工する事業の実証実験中だった。大学は住民に謝罪し、実験を中断。幼虫は福岡市内の大学キャンパスの密閉施設に移した。 九州大によると昨年末、約500個のカブトムシ飼育容器の一つで小バエが発生。繁殖が止まらず今年3月、近隣民家に侵入したため、殺虫剤でほぼ全ての小バエを駆除したという。 九州大は捕獲器を設置するなどしたが、当初は「殺虫剤の使用を控えた」ため、駆除が遅れたという。

                                            実験で小バエ大量発生、民家侵入 九州大、カブトムシの幼虫飼育中 | 共同通信
                                          • 60年以上姿を消していた“美しくて残忍な甲虫”が「動物の箱舟」に

                                            米マイアミ動物園のスタジオで撮影されたマイアミタイガービートル。ある昆虫専門家によれば、マイアミタイガービートルという名前の由来は「非常に貪欲な捕食行動」だ。体長は1センチにも満たないが、素早く動き回り、アリや小さな甲虫などの昆虫を待ち伏せて襲う。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC, PHOTO ARK) 玉虫色の体に表情豊かな丸い目。そんな見た目のマイアミタイガービートル(Cicindelidia floridana)を美しいと言う人もいるだろう。確かにその通りだ。しかし、写真家のジョエル・サートレイ氏は、このハンミョウの仲間に美しさだけでなく残忍さも見てとる。 「極限までズームインすると、のこぎりのような1対の大顎が見えます。昆虫を捕まえてかみ砕くのに最適です……もし私たちが小さかったら、マイアミタイガービートルは、平気で私

                                              60年以上姿を消していた“美しくて残忍な甲虫”が「動物の箱舟」に
                                            • 水に潜るハエも! 米国国立公園の美しくも驚きの昆虫たち

                                              米国東部に生息するホタル。米国には光を放つ昆虫が177種以上存在する。夏にホタルを見るなら、グレート・スモーキー山脈国立公園やコンガリー国立公園といった南部にある国立公園が最適。(PHOTOGRAPH BY JOHN ABBOTT/NATURE PICTURE LIBRARY) イエローストーン国立公園でオオカミを見たり、エバーグレーズ国立公園でアリゲーターに出会ったりしたくて、米国の国立公園や自然保護区へ行く人は多い。だが、昆虫学者に話を聞けば、いちばん魅力的なのは小さな動物たちだと教えてくれるはずだ。 色鮮やかな鳥たちで有名なハワイ火山国立公園にも「ほんとうにクールな節足動物がたくさんいるんです!」と、米国森林局で働く昆虫学者カイル・ロイ氏は語る。 ハワイを始めとする米国各地の自然公園で、実は主役級の活躍をしている魅力的な小さな虫たちを紹介しよう。

                                                水に潜るハエも! 米国国立公園の美しくも驚きの昆虫たち
                                              • 絶滅の淵にある希少チョウ「ツシマウラボシシジミ」保護の10年|NHK

                                                日本海に浮かぶ長崎県の対馬。晴れた日には対岸の韓国が遠望できる国境の島だ。その地理的位置から「陸橋の島」とも呼ばれ、様々な動植物が朝鮮半島から対馬を経ていまの日本列島に渡ってきたと考えられている。固有の動植物も多く、島の空港の名前にもなっているツシマヤマネコはその代表格として名高い。 小さな昆虫にも対馬の豊かな生物多様性を代表する種がいる。「ツシマウラボシシジミ」というチョウだ。しかしこのチョウはいま、島のごく限られた地域にわずかに残っているに過ぎず、「日本で最も絶滅に近いチョウ」のひとつとなっている。 このチョウを守るため、10年間にわたって対馬と、1000キロ離れた東京とを結んで続けられてきた命のリレーを取材した。 ツシマウラボシシジミは翅を広げても2センチ程度の小型のチョウだ。「ウラボシ」とは「裏星」のことで、翅を閉じたときに後ろばねの裏面に見える黒い斑点が名前の由来となっている。

                                                  絶滅の淵にある希少チョウ「ツシマウラボシシジミ」保護の10年|NHK
                                                • 風速30m耐えた…ペットボトルの農業用ハウス 製作費3万円 千葉県立農大校がマニュアル / 日本農業新聞公式ウェブサイト

                                                  千葉県立農業大学校(東金市)は、再利用ペットボトルを骨組みに使った農業用ハウスを完成させた。2018年に発表したものを改良し、強度を高めた。3万円程度で製作でき、天敵昆虫の飼育や育苗などに活用できる。今年度中をめどに、農家が自作するための手引を作れるよう学生が実証を進めている。 ハウスは間口3メートル、奥行き4メートル、高さが2メートル。厚みのある2リットル入りのペットボトルの底に園芸支柱「ダンポール」とマイカー線を通し、アーチ状に18本を連結したものを骨組みに使う。 枠として地面に打ち込んだ単管パイプの両端にアーチを4列一組、中央部に3列一組にして接続。テントを張る要領で防虫網を覆った。 同大学校はアブラムシ類を防除するナミテントウを販売する。ナミテントウやタバコカスミカメなどの天敵昆虫を飼う小型ハウスが必要となり、同大学校の病害虫専攻教室の清水敏夫准教授が、18年に学生らと建てた。 当

                                                    風速30m耐えた…ペットボトルの農業用ハウス 製作費3万円 千葉県立農大校がマニュアル / 日本農業新聞公式ウェブサイト
                                                  • 着物1枚に使う繭は3000個!鮮やかな緑色の繭を作る希少な蚕「やまこ」を守る人が語る魅力とは

                                                    ツイートとともに投稿された画像にあるのは、蚕(かいこ)の繭、その数なんと3000個。これが着物1枚を作るのに必要な量なのだという。 着物一枚を織るのに、やまこの繭がこれだけ必要です。 https://t.co/H91Jr4Q0BI — YAMAKO_PROJECT (@yamako_project) 2023年5月27日 大きな器からあふれ出ている緑色の繭 ツイートを投稿したのはYAMAKO_PROJECT(@yamako_project)さん。長野県安曇野市で野生の蚕を育て、繭から製糸するという活動を行っているプロジェクトチームだ。信州・安曇野地方ではこの蚕を、親しみをこめて「山蚕(やまこ)」と呼んでいるという。 天蚕。「てんさん」という言葉を聞いたことがありますか? 野に育つ野生の蚕(かいこ)です。 信州安曇野では、山蚕(やまこ)と呼ばれます。 繭といえば、白い繭を思い浮かべるでしょう

                                                      着物1枚に使う繭は3000個!鮮やかな緑色の繭を作る希少な蚕「やまこ」を守る人が語る魅力とは
                                                    • 地上と地下の生態系をつなぐ「コア生物種」―DNAメタバーコーディングで見えてきた食物網の季節動態―

                                                      鈴木紗也華 生態学研究センター博士課程学生(研究当時)と東樹宏和 同准教授および馬場友希 農業・食品産業技術総合研究機構上級研究員らの研究グループは、生物多様性を網羅的に解明する「DNAメタバーコーディング」技術を応用し、50種のクモと約1,000種の餌生物が織りなす食物網の構造とその動態を解明しました。 他の生物を捕食する生物の体内には、餌種のDNAが含まれています。本プロジェクトでは、早春から晩秋の草原生態系を対象とした野外調査で2,000個体以上のクモを採集するとともに、その全個体について餌種DNAをターゲットにした分析を実施しました。その上で、食物網の構造をネットワーク科学の観点から解析しました。 その結果、食物網の構造が季節の移り変わりとともに劇的に変化している様子を捉えることに成功しました。検出された約1,000種の餌種の中には、植物の葉を食べる昆虫や地下の有機物を食べるトビム

                                                        地上と地下の生態系をつなぐ「コア生物種」―DNAメタバーコーディングで見えてきた食物網の季節動態―
                                                      • このカブトムシ、かっけえ…! メカニカルな昆虫プラモデルが最高

                                                        夏と言えばカブトムシ! 前日に仕掛けた罠をウキウキしながら早朝確認しに行って、よくわからない虫しかいなかった残念な思い出が蘇ります……。 簡単に捕まらないからこそカブトムシは子どもたちの憧れになるわけですが、大人になるとこういうメカっぽいデザインもいいですよね。 このメカニカルなカブトムシのプラモデル、めちゃくちゃカッコいいです! しかも……モーターが付属しており、電源を入れると動くんです!!! 細かいパーツが連動して動くメカニカルなカッコよさと、羽が高速で羽ばたく昆虫のダイナミックなカッコよさを兼ね備えた、まさに最強のプラモデルと言えるでしょう。

                                                          このカブトムシ、かっけえ…! メカニカルな昆虫プラモデルが最高
                                                        • ヒグマがセミの幼虫を食べると樹木の成長が低下、知床の人工林

                                                          北海道の知床半島でヒグマがカラマツの人工林の地面を掘り返してセミの幼虫を食べており、掘り返しのために樹木の成長が低下していることが、高知大学などの調査で明らかになった。人の手が入った生態系で動物が新しい行動をし、これまでなかった影響を環境にもたらす事例として注目される。 ヒグマは夏に天然林で草本を食べていた(左)が、2000年以降は人工林でセミ幼虫を掘って食べ、樹木の成長に影響をもたらしている(イラスト・イスキュルの小泉絢花氏、高知大学の富田幹次助教提供) 開拓で天然林を伐採した地域で調査 高知大学農林海洋科学部の富田幹次助教(動物生態学)は北海道大学生だった2019年~20年、ヒグマの行動が樹木へ与える影響を、知床半島でも観光客が多く訪れる幌別‐岩尾別地域で調査した。 幌別‐岩尾別地域はもともと天然林が広がっていたが、明治時代以降に開拓が進み、森林が伐採された。1970年ごろから森林を取

                                                            ヒグマがセミの幼虫を食べると樹木の成長が低下、知床の人工林