今月からトラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用され、輸送力不足が懸念される「物流の2024年問題」がいよいよ現実のものとなりつつあります。 小売店で売っているおにぎり1つとっても、店頭に並ぶまでに関わっているトラックは20台。物流業界が大きく変わろうとする中、暮らしにどういった影響があるのでしょうか?そして、私たちが意識すべきこととは?(大阪放送局 國村恵ディレクター・報道局経済部 樽野章記者)
魚類と呼ばれる動物は5億年前から地球に存在し、現在の世界の海や川には3万3462種もいるとされる。魚類がうまれてからの5億年の間には、すべての生物種の9割以上が絶滅した大量絶滅時代(約2億5100万年前、ペルム紀末)があり、魚類も大部分が絶滅した。 本書で対象としているのは、そんな壮大な物語ではない。全魚類ではなくウナギとワカサギの2種類だけ。そのうえ世界全体ではなく日本、それも島根県の宍道湖という汽水(=海水と淡水が混じった水)の湖で起こったできごとが中心だ。この湖では1993年からウナギとワカサギがまったく漁獲されなくなるくらい減ってしまった。その原因は何か? 著者は水田で使われる農薬の一種であるネオニコチノイド系殺虫剤の影響だと考えている。 宍道湖は面積79㎢の日本で7番目に広い湖で、湖当たり年間漁獲量は長年、日本一をキープしている。漁獲量の大部分は魚ではなくヤマトシジミという二枚貝
ロシアのウクライナ侵略によって、国際社会の秩序が大きく揺らいでいます。日本を含む多くの国がロシアへの経済制裁を行っています。ロシアから禁輸措置を執った場合に、天然ガスなど様々な分野で影響が避けられないのですが、水産物についても大きな影響があります。 ロシアからの水産物輸入の現状我が国の水産物の輸入相手国のシェアはこのようになっています。 令和2年度 水産白書より引用 ロシアのシェアは7.1%となっており、輸入の1割弱が消えることになります。 ロシアからの輸入金額のシェアは次のようになっています。 財務省統計より筆者作成 金額が大きいものでは、イクラ、ズワイガニ、紅鮭、たらこ、うに、タラバガニ、ほっけ、甘エビ、白サケ、スルメイカなどです。北のオールスターが勢揃いといったかんじですね。 これらは、日本にも代替品はあるのですが、資源状態が悪いものが多く、水揚げは減少傾向です。ロシアからの輸入が止
島根県宍道湖におけるウナギやワカサギの漁獲量激減の原因を調査 水田から流出するネオニコチノイド系殺虫剤が川や湖の生態系に与える影響を世界で初めて検証 淡水と海水が混合した汽水域での毒性物質の影響評価の重要性を指摘 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質情報研究部門【研究部門長 田中 裕一郎】山室 真澄 特定フェロー(東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授)と、東京大学、島根県保健環境科学研究所、名古屋市環境科学調査センター、千葉工業大学は、島根県の宍道湖を対象とした調査により、水田などで利用されるネオニコチノイド系殺虫剤が、ウナギやワカサギの餌となる生物を殺傷することで、間接的にウナギやワカサギを激減させていた可能性を指摘した。 ネオニコチノイド系殺虫剤はミツバチの大量失踪を招いた可能性が報告されており、欧米では規制を強化する傾向にあるが、
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:キュウリウオでかっぱ巻きを作りたい > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ホンモロコはクチボソ(モツゴ)の代用魚だった 話を伺ったのは柿沼養魚場を営んでいる柿沼賢さん。この養魚場は柿沼さんの父親が1999年にオープンさせた養魚場で、当初はドジョウとナマズを食用として育て、ナマズの街として有名な埼玉県吉川市の料理屋などに卸していたが、現在はホンモロコを中心に飼育している。 そこで謎なのは、琵琶湖の固有種であるホンモロコを埼玉で育てている理由である。県内でホンモロコを買う人がたくさんいるとは思えない。わざわざ西日本まで出荷しているのだろうか。 一年振り、二度目の柿沼養魚場。 柿沼養魚場の柿沼賢さん。 「今から20年くらい前ですかね。
ちょっと贅沢したいと食べた、お寿司。その夜、私は腹部の激痛で目を覚ました。 原因は寄生虫「アニサキス」。 しかも、それがアレルギーとなり、症状が繰り返すとは思いもしなかった。私は体の異変をきっかけに、取材を始めた。 (おはよう日本 ディレクター 大川祐一郎) 去年の春、うららかな休日。 自宅近くのお寿司屋さんで、にぎり寿司をテイクアウトし、家族で食べた。入っていたのは、私の好物のイカやヒラメ、トロなど9種類。 満足した気持ちで寝付いたが、明け方、激しい腹痛で目が覚めた。みぞおち付近が断続的に痛い。思わず「うっ」ともだえてしまう。 病院に行き、胃の内視鏡検査を受けると……いた!アニサキスだ。 アニサキスの幼虫は、サバやアジなどの魚介類に寄生し、全長は2センチから3センチほど。ヒトの体内に入ると胃や腸に刺さり、激しい腹痛やおう吐などを引き起こす。これが食中毒の「アニサキス症」だ。 私の場合、胃
「未利用魚のサブスク」会員が1万人を突破 “売れなかった魚”がなぜウケているのか:3分インタビュー(1/3 ページ) 3分インタビュー: 「SNSで話題のあの商品はどうやって開発したの?」「なぜこの会社はこんな取り組みを進めているの?」ちょっと気になっていた企業の“なぜ”をコンパクトに紹介します。 サービスや製品に込めた思いや苦労話など、担当者にしか分からない「裏側」を徹底取材。仕事が忙しくて、じっくりと情報を得ることができない人でも読めるよう、できるだけ簡潔にまとめています。テレワーク中の息抜きや移動時間、就寝前に「3分インタビュー」でサクッと情報収集! 記事一覧はこちら 未利用魚を使用したサブスクサービスが成長している。サービス名は「Fishlle!(フィシュル)」。福岡市に拠点を置くベンナーズ社が運営していて、サービス開始から2年半でサブスクの会員が1万人を突破した。 未利用魚とは、
昆布の作り方、知ってますか? 昆布ってどうやって育つのだろう? 私も、そしてほとんどの読者も、あまり考えたことはないだろう。 それを知りたくて、利尻昆布の生産地として知られる北海道の利尻島に出向いてみたところ、そこにあったのは長年の勘どころが必要とされる超アナログな世界で、豪快かつ繊細な仕事だった。 ※現地では、検温やマスク、消毒など、感染予防対策を行った上で取材しています。 昆布の作り方、知ってますか? 一生に一度は行ってみたい夢の浮島、利尻島 午前3時、いざ最北の海へ とにかく豪快な昆布漁 ひたすら干すのみ。これぞ利尻の夏の風物詩 すべてはお日様のご機嫌次第 「養殖昆布って?」親方に聞いてみる 天然と養殖の違いとは なぜ漁は夏限定なのか 天気予報だけをアテしない明確な理由 利尻昆布はいったいどこがすごいのか 利尻島、それは昆布パラダイス 一生に一度は行ってみたい夢の浮島、利尻島 まずは
サンマなどの漁獲規制について話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)が日本で開催され、サンマの漁獲枠を55万トンに設定することで合意されました。「資源回復に前進」、「踏み込んだ措置が初めて実現」などと、概ね好意的に報道されているのですが、とても喜べる内容ではありません。 サンマ漁獲枠導入で初合意 55万トン、資源回復へ前進 昨年まで2年連続で中国などが反対し決裂していたが、3年目の協議でようやく中国も歩み寄り、資源枯渇の回避へ前進。踏み込んだ措置が初めて実現した。 2019/7/19 01:13 (JST)7/19 07:26 (JST)updated 出典:一般社団法人共同通信社 資源減少に繋がる過剰な漁獲枠設定私には、55万トンという漁獲枠が資源回復に寄与するとは、到底思えません。下の図は、全ての国のサンマの漁獲実績を足したものです。過去に長い歴史をもつサンマ漁業ですが、水揚げ総量が55
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2024年4月16日(火) アメリカ主導の有人月探査で、日本人宇宙飛行士がアメリカ人以外で初めて月面に着陸することが、先の日米首脳会談で決まった。宇宙担当の水野倫之解説委員が解説。 イラストは日本の飛行士が月面に降りようとしているようすを描いてみた。 早ければ4年後に、こうした光景が見られるかもしれない。 アメリカは、日本やヨーロッパなどと有人月面探査を計画。 まず2026年にアメリカ人2人を月面に着陸させ、その後も継続的に着陸する計画。 今回の日米合意で、日本人飛行士が月面に降り立つのは2回、アメリカ人以外では初となることが確認されたので、早ければ2回目の2028年に1人目の着陸...記事を見る 2024年4月15日(月) ウクライナとスイスが主催して、ウクライナの平和構想を討議する首脳も含めたハイレベル協議を6月にスイスで開催することになりました。石川専門解説委員に聞きます。 Qウクラ
要約 日本学術会議が2020年4月に公表したマイクロプラスチックに関する提言の内容をまとめて紹介します。マイクロプラスチック汚染が進んでいる現状と、生海洋物やヒト健康への影響を懸念する内容ですが、リスク学的な視点からはツッコミどころも多いです。リスク評価がないままに悪いものと印象付けていると感じます。 本文:マイクロプラスチック問題のからくり 何か次の研究ネタとしていい感じの毒はないですか?今研究で扱っている毒ではもうブームが去って研究費がとりにくくなってきているんです。助けてください! これは私の完全な妄想ですが、化学物質の環境リスク研究には「ブーム」があることは間違いありません。ダイオキシンや環境ホルモンがあり、ナノマテリアルがあり、ネオニコチノイド系農薬があり、そして今マイクロプラスチックがあります。 マイクロプラスチックはその名の通りプラスチックの小さい破片で、海洋漂着ごみとしての
ボトルワインを詰めたケースを海に沈める出口浩さん=神奈川県三浦市の小網代湾で2020年12月、岩崎信道撮影 ボトルワインを海に沈め、波の振動で熟成を促す――。こんな取り組みが神奈川県三浦市の小網代湾で進められている。穏やかな海に、地元漁業関係者がホテルなどから託されたワイン約400本を投入。半年後には「海底熟成ワイン」として引き揚げられる。 2020年12月26日、小網代湾内。遊漁船船長で小網代観光振興活性化検討協議会役員の出口浩さん(58)は、かねて決めていたポイントにボトルワインを詰めたケースを手際よく沈めていった。水深十数メートル、下が砂地で潮の通りが良く、水温12~14度と冬場でも安定している。劣化の原因とされる紫外線も届かない。「沈めるのは若いワインがいい。引き揚げたとき、おいしくなったことが確実に分かるから」 ケースにはボトルを守る金網がかぶせてあり、ロープで結わえたブイがつい
マイワシが“尋常じゃない”ほど獲れている富山県のスーパーマーケットでは、1匹10円で売る店が出てきました。さらにマイワシを丸のみにする特大のサバまで激安になっていました。その一方、逆にかなり値段があがっている魚もありました。 【写真を見る】“尋常じゃない”イワシついに1匹10円で売る店も イワシ食う特大サバも激安 富山県の氷見漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚が並ぶ氷見市のスーパーマーケット。 女性客:「安い。安い。ほかはこんなところない」 客がこぞって買い求める魚がマイワシです。 記者:「何匹買いましたか?」 女性客:「30匹」 さらに、こちらの女性は…。 女性客:「40匹、4袋。安いから…」 マイワシが10匹で100円。1匹10円という激安で売られています。 中には50匹買った客もいたといいます。それでも500円。 浜井フードセンター 浜井大祐さん: 「まず1匹100円って勘違いされる
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北海道のスルメイカ漁は今シーズン記録的な不漁が続いていて、漁が解禁されたことし6月から先月までの函館市の水揚げ量は、450トン余りと統計が残る2005年以降、最も少なくなっています。 ことし6月に解禁された北海道のスルメイカ漁について函館市は、市営の市場での取り扱い量をもとに水揚げ量をまとめました。 それによりますと、先月末までの生のスルメイカの水揚げ量は458トンで、去年の同じ時期より330トン、率にして42%減って統計が残る2005年以降、最も少なくなっています。 その結果、1キロ当たりの取り引き価格は平均911円で、去年の同じ時期と比べて219円上昇しています。 イカの生態に詳しい「函館頭足類科学研究所」の桜井泰憲所長は「例年よりも海水温の高い状態が続いたことが記録的な不漁の原因の1つだとみられる。今後も一定の水揚げは見込めるが、大幅な回復は望めないだろう」と話しています。 また、石
サンマの早取りに疑問も=流通業者は旬の秋に期待 2019年06月15日13時15分 不漁対策で出漁が早まり、季節外れの初夏に入荷した小ぶりの生サンマ=8日、東京都江東区の豊洲市場 サンマ漁が例年よりも2カ月近く早く始まり、首都圏のスーパーで「生サンマ」の販売がスタートしたが、季節外れで小ぶりなため売れ行きはさえない。流通関係者からは、脂が乗る旬の秋に期待を寄せる声が多く、早期の出漁に疑問の声も上がっている。 【豊洲発】新鮮!魚の情報 不漁続きのサンマについて、水産庁は漁獲の回復に向け、今年から大型船が公海で1年を通じて操業できるよう規制を緩和。5月中旬から太平洋の公海へ出港し、6月15日までに150トン以上のサンマを北海道の根室港で水揚げした。 魚体は、昨年までの初物よりも一回り小さい1匹当たり100グラムほど。東京・豊洲市場(江東区)にも数回入荷したが「細身で脂が乗っていない」と仲卸業者
本来、自然界に存在しないはずの巨大な魚が、鹿児島湾で相次いで目撃されています。専門家からは、生態系への影響を心配する声が上がっています。 ■魚の正体は…クエ×タマカイ「人工交雑魚」 鹿児島湾の海中をゆったりと泳ぐ白いまだら模様の魚。他の魚と比べると、かなり大きいことが分かります。 撮影者:「そばに近寄ってくるまでは、僕らも全く気付いていなくて。向こうから近寄ってきて初めて、『あっ!そこにいる』と気付いた。周りにいる魚の中で、ずば抜けて大きかったので驚いた」 見慣れないこの魚の正体は、高級魚の「クエ」と世界最大級のハタ科である「タマカイ」を掛け合わせて生まれた「人工交雑魚」です。成長すると、体長1メートル以上、体重は100キロを超えると推定されています。 高級魚「クエ」の味と「タマカイ」の成長の早さを併せ持つ魚として近年養殖が進み、回転寿司店にも登場するなど、人気となっています。 撮影者:「
マンボウは絶滅危惧種? マンボウMola molaは現在、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで、絶滅危惧種「カテゴリー:危急」に指定されています(2015年発表)。2015年当時はまだマンボウ属は世界的にほぼ1種と考えられていましたが、2017年にカクレマンボウMola tectaの新種記載、ウシマンボウMola alexandriniの再記載の論文が発表され、現在マンボウ属は少なくとも3種いることが確定しています。 となると、「2015年にマンボウは絶滅危惧種」と指定された根拠の文献の中に、カクレマンボウやウシマンボウの情報が混ざっている可能性が考えられます。実際、現在のIUCNのマンボウのページのトップ画像に使われている写真はウシマンボウです。
年間400億円超と日本一の水揚げ額を誇る漁港。 そこでは“水揚げされたカツオが消える”といううわさが絶えなかった。 なぜカツオは消えたのか。 「水揚げした量はまさに“水物”。持っていってしまえばあとは闇の中」 数十年続いたという不正。 その当事者が、実態を証言した。 ※2022年5月16日・11月7日追記 去年12月。ホテルの1室。 彼は少し緊張した様子で私(記者)の前に座った。 カツオの窃盗事件で逮捕され、その後保釈された漁協職員(取材当時/現在は解雇)。 事件のキーマンだ。 舞台となったのは、静岡県の焼津漁港。 年間445億円(2021年/焼津市調べ)と日本一の水揚げ額を誇る。 中心となっているのが冷凍カツオで、国内全体の水揚げ量の半数以上を占めるという。 こちらも日本一だ。 「焼津ブランド」は全国的な知名度があり、地元は水産加工会社や飲食店などで栄えてきた。 保釈 ・被告が起訴された
ウナギの完全養殖を研究している国立研究開発法人水産研究・教育機構(横浜市)は、ウナギの卵を人工ふ化させた仔魚(しぎょ)(レプトセファルス)に鶏卵の黄身を原料にした餌を与え、稚魚(シラスウナギ)に成長させることに成功した。関係者への取材で分かった。これまでの餌は資源保護が求められたサメの卵を使っていたが、入手しやすい新たな餌の開発で、人工的に稚魚を量産できる可能性が高まった。(岸友里) ウナギの完全養殖 人工的に産卵、ふ化させて成魚まで飼育し、その成魚が産んだ卵から次の世代の成魚を育てること。ウナギ稚魚の相次ぐ不漁から、日本では完全養殖の研究が始まり、1973年に北海道大が世界で初めて人工ふ化に成功した。2010年、水産総合研究センター(現・水産研究・教育機構)が世界初の完全養殖を達成した。マグロの完全養殖とは違い、商業化はまだされていない。
どんぐり陸士長 @Dongurihou 🇫🇷「牡蠣うめぇぇぇ!」ムシャムシャ 🦪(あ……ごめんフランス……なんか調子悪い) 1970年寄生虫による病気でカキが絶滅の危機に 🇫🇷「やべぇよ!牡蠣が全滅するぅ!」 🇯🇵「あの……うちの宮城県三陸沖のマガキの稚貝送ります……」 🇫🇷「すげぇ!生命力が強いしカキの病気にも打ち勝つチカラを持ってる!ありがとう!」 以来フランスで流通するカキの相当部分は日本由来の真牡蠣に 2011年 🇯🇵「うわぁぁぁ!地震だぁぁぁぁ」 東日本大震災発生 🇯🇵「あぁ……津波で宮城県のカキ養殖施設が壊滅状態に……どうしよう」 🇫🇷カキ養殖業者 「かつて日本に助けてもらった恩返しをするで!」 養殖施設の復旧を支援したという 2024-05-01 17:33:46
能登半島地震では半島の北側の広い範囲で、国内の観測史上、最大規模の地盤隆起が起こったことが明らかになってきた。漁港の海底は干上がり、漁業再開は極めて難しい状態に陥っている。津波の観測にも支障をきたした。研究者も衝撃を受けたという地殻変動はなぜ起こったのか。 海底露出で津波観測計も機能せず 日本地理学会によると、今回の地震で、能登半島の北側の海岸線が約90キロの範囲で沖方向に広がった。特に隆起が大きかった石川県輪島市門前町黒島町では、海岸線が約240メートルも沖側に前進したことが確認されている。海岸線の地盤は、最大で約4メートルも隆起して高くなった。 県の漁獲量は2021年、全国で19番目を記録した。大半は、豊富な魚礁がある能登半島で水揚げされたものだ。特に半島北側の「外浦」と呼ばれる海域ではこの時期、ズワイガニやアカガレイなどの漁が最盛期を迎える。しかし、輪島市や珠洲市、志賀町の19港で、
岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow Archaeologist: Bows & Arrows, Horse Riding Culture / Wine Drinker「弓馬の道の人類史」の探求をライフワークとする考古学徒。直近では戦争と平和をめぐるレジリエンス、イノベーターとしての子供や若者の役割に注目している。2男2女の父、4男5女の祖父。 https://t.co/HVefCae3WZ 岡安 光彦 Okayasu Mitsuhiko @mysterious_bow 「日本の弓はなぜ長いのか?」 その答えを探し始めて直ぐに、人の背丈を越すような長大な弓が、インド太平洋の沿岸、島嶼部に広がっていることにすぐ気づいた。そしてさらに、太平洋の島々に、そうした長弓を広めることができた人々は、オーストロネシア語族以外にありえないことにも。 2024-04
マダコの好漁場で知られる兵庫県明石市沖で、根掛かりするなどして釣り人が海底に残したタコ釣り用漁具「エギ(疑似餌)」が漁師を悩ませている。タコつぼを漁船のローラーで引き揚げる際、絡まったエギの針が漁師の手や脚を直撃し負傷するトラブルが頻発。今夏回収を試みたところ、2カ月半で実に約1万6千個が揚がった。同市漁業組合連合会は釣り人に注意を促すとともに、釣り針の改良を業者に求めるなど対策に乗り出した。(長沢伸一) 「引っ掛かっとうぞ」。明石市の東二見漁協の漁師西尾俊哉さん(62)は最近、タコ漁の最中に仲間に大声で注意を促す機会が増えた。原因はタコつぼに絡まったエギだ。 エギは小魚やエビをかたどったプラスチック製の疑似餌に、針を取り付けた漁具。釣り人が海に投げ入れ、岩陰に潜むタコを釣る。 タコつぼ漁では長いロープに等間隔で取り付けたつぼを海底に沈め、大型ローラーで船上まで高速で一気に引き揚げる。これ
富士川汚泥、発生源は山梨 投棄の凝集剤と一致 生態系への影響深刻【サクラエビ異変 母なる富士川】 サクラエビの主産卵場の駿河湾奥に流れ込む富士川中下流域の広範囲に堆積している粘着性の汚泥の成分が、富士川に流入する山梨県の雨畑川で採石業者が約8年にわたり不法投棄していた高分子凝集剤入りポリマー汚泥の成分と一致したことが17日、東京海洋大と静岡新聞社が協力して行った分析で判明した。山梨県は2019年6月、行政指導で採石業者に野積みの汚泥を撤去させ、事態の幕引きを図ったが、対応の検証を迫られるのは必至だ。 少なくとも2011年9月から続けられていた高分子凝集剤入りポリマー汚泥の不法投棄の瞬間=19年4月、山梨県早川町の雨畑川(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から) 研究者は、粘着性汚泥が富士川の生態系に深刻な影響を及ぼしていると指摘。採石業者は魚毒性物質を含む複数の凝集剤を使用していたことが判明し
リンク readyfor.jp 日本の生食文化を守りたい|新アニサキス撃退法の社会実装へご支援を - クラウドファンディング READYFOR 非加熱・非冷凍のパルスパワーによる新アニサキス撃退法の社会実装を目指し、熊本大学産業ナノマテリアル研究所浪平隆男がクラウドファンディングへ! - クラウドファンディング READYFOR 9 users 249 リンク ITmedia NEWS アジに寄生したアニサキスをパルス電流で“瞬殺”する技術、熊本大学がクラファン実施 「サバ、サケ、サンマにも」 加熱も冷凍もせず、魚介類に潜む寄生虫のアニサキスを“瞬殺”する──そんな技術を開発した熊本大学と福岡市の水産会社が、早期の社会実装を目指してクラウドファンディングを始めた。 53 users 311
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