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量子コンピュータの検索結果161 - 200 件 / 561件

  • 初の国産量子コンピュータ、クラウドサービスとして提供 オンラインで64量子ビット計算機を活用可能に

    理研は「量子ソフトウェア開発者や量子計算研究者および企業開発者との協力を深めることで、量子コンピュータ研究開発を一層加速する」としている。 今後は100量子ビット、1000量子ビットと量子ビット数の拡大を続け、将来的には100万量子ビット級の集積化技術の開発に向けて研究を進める。 関連記事 ChatGPTに難解な「量子コンピュータ」の仕組みを尋ねる 分かるまで問い詰め続けてみたら? AIチャットbot「ChatGPT」「新しいBing」に、人間には答えにくい質問や、答えのない問い、ひっかけ問題を尋ねてみたらどんな反応を見せるのか。それぞれの反応からAIの可能性、テクノロジーの奥深さ、AIが人間に与える“示唆”を感じ取ってほしい。 無償で使えるWeb3プラットフォーム、富士通が提供へ 疑似量子やHPCパワーを利用できるAPIも用意 富士通は、独自のWeb3プラットフォーム「Fujitsu W

      初の国産量子コンピュータ、クラウドサービスとして提供 オンラインで64量子ビット計算機を活用可能に
    • すさまじい数学的証明「MIP*=RE」が予言する、量子コンピューターが可能にすること

      すさまじい数学的証明「MIP*=RE」が予言する、量子コンピューターが可能にすること2020.02.28 12:3028,622 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US [原文] ( 山田ちとら ) 学校で習った数学とはまるっきり違う世界へ、ようこそ。 ここは洞窟のなか。暗い地下道を進んでいくと、つきあたりに鍵のかかったふたつの部屋が現れます。中には、全知全能の仙人がひとりずつひっそりと佇んでいます。あなたが質問すれば、仙人たちはひとりずつ答えてくれます。 ところが困ったことに、仙人たちが常に真実を語ってくれるとは限りません。そして仙人同士は互いに意思疎通を図れないものの、あなたの問いかけに返してくる答えそのものはもつれ合い、連動しています。ですから、あなたが知りたい問題の答えを導き出すには、よく考えて賢く質問しなければなりません。質問によって、そしてその答えによっ

        すさまじい数学的証明「MIP*=RE」が予言する、量子コンピューターが可能にすること
      • 量子もつれ ~アインシュタインも「不気味」と言い放った怪現象

        量子もつれ ~アインシュタインも「不気味」と言い放った怪現象:踊るバズワード ~Behind the Buzzword(5)量子コンピュータ(5)(1/9 ページ) 今回は、私を発狂寸前にまで追い込んだ、驚愕動転の量子現象「量子もつれ」についてお話したいと思います。かのアインシュタインも「不気味」だと言い放ったという、この量子もつれ。正直言って「気持ち悪い」です。後半は、2ビット量子ゲートの作り方と、CNOTゲートを取り上げ、HゲートとCNOTゲートによる量子もつれの作り方を説明します。 「業界のトレンド」といわれる技術の名称は、“バズワード”になることが少なくありません。“M2M”“ユビキタス”“Web2.0”、そして“AI”。理解不能な技術が登場すると、それに“もっともらしい名前”を付けて分かったフリをするのです。このように作られた名前に世界は踊り、私たち技術者を翻弄した揚げ句、最後は

          量子もつれ ~アインシュタインも「不気味」と言い放った怪現象
        • トポロジカル量子コンピュータを実現する「非可換エニオン」粒子の性質が解明

            トポロジカル量子コンピュータを実現する「非可換エニオン」粒子の性質が解明
          • 歴史で学ぶ量子力学【2】「自分が物理学など何も知らない喜劇役者だったらよかったのに」 - ナゾロジー

            20世紀のはじめ、第一次大戦が終りを迎えた頃、物理学は光の「波動説」と「粒子説」の2つの間で揺れていました。 光が矛盾するどちらの性質でも成り立ってしまうことに皆が困惑していたのです。 1922年にアーサー・コンプトンによるコンプトン効果の発見によって、アインシュタインの光量子仮説は決定的なものになっていました。 コンプトン効果とは、電子にX線をぶつけたとき、弾かれて散乱したX線の波長が伸びるという現象です。波長が伸びるということは、X線がエネルギーを失っていることを意味しています。 衝突でエネルギーを失うという現象を古典物理学で説明するなら、ビリヤードのようにぶつかった玉が運動量の一部を相手に奪われた、ということになります。 波は運動量を持たないため、古典物理学の解釈ではX線を波と捉えたまま、散乱で波長を伸ばす理由が説明できませんでした。当時の物理学がコンプトン効果を理解するためには、X

              歴史で学ぶ量子力学【2】「自分が物理学など何も知らない喜劇役者だったらよかったのに」 - ナゾロジー
            • 【ネタバレなし予習】『オッペンハイマー』を取り巻く9人の物理学者:交錯する理想が描いた未来 | Fan's Voice | ファンズボイス

              【ネタバレなし予習】『オッペンハイマー』を取り巻く9人の物理学者:交錯する理想が描いた未来 Joshua Connolly 多事多難な激動の時代に生を受けたロバート・オッペンハイマーという男について語ること、描くという行為一般は、それが如何なる媒体であったとしても結局は「何について語らないか」という制作上の選択の連続に集約される行為に他ならない。それが映画であれば、尚更のことであろう。クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー』は上映時間にして180分と、映画作品としては相当に贅沢な構成を許されている作品として映ることだろうが、オッペンハイマーの半生を語る上では十分と判断するには程遠いくらい、彼の生涯は多体系の相互作用の極致と言えるほどに複雑で多岐に渡る出来事で満ちていた。 『オッペンハイマー』が我々観客に語りかける3時間の物語は、僅か一瞬のことでしかないが、逆に言えばそれは、オッペン

                【ネタバレなし予習】『オッペンハイマー』を取り巻く9人の物理学者:交錯する理想が描いた未来 | Fan's Voice | ファンズボイス
              • 量子計算を学ばない量子コンピュータ入門 - Qiita

                はじめに 全世界で使われているOpenSSLの開発者は常勤1名のようです。 https://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702303433504579501080000871574 人々はソフトウェアの中身が分からなくても使えれば全世界で使われて、有用にビジネスに応用できます。量子コンピュータは量子計算を学ぶのが基本となっていますが、それが変わりつつあります。 社会人にそんな時間はない 量子計算を学ぶのに数年という時間はなく、働き方改革でただでさえ時間が使えず、手っ取り早く使いたいところです。 現在の計算は変分計算が主流のハイブリッド方式 現在の量子コンピュータのアルゴリズムで現場で利用されているのは主にハイブリッド方式でかつ、本来の汎用計算とは異なるものです。現在変分計算のハイブリッドが本当に有用かどうか分からないので、覚えるのは研究者と開発者だけで

                  量子計算を学ばない量子コンピュータ入門 - Qiita
                • 東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」を事業化 技術に自信、世界シェア25%目指す

                  東芝は10月19日、原理的に破られることがないとする暗号技術「量子暗号通信」を使った事業を始めると発表した。20年第3四半期に英国で先行サービスを始め、第4四半期に日本を含め世界で展開する。25年度までに金融機関を中心としたサービスを本格的に始め、35年度までに量子暗号通信市場の世界シェアの25%を獲得したいとしている。 量子暗号通信は、光の最小単位である「光子」を使って通信する技術。東芝は2点間を専用の光ファイバーでつなぐ「量子暗号通信システム」と、既存の光ファイバー網の中で量子暗号通信を行う「量子鍵配送サービス」の2つを展開するとしている。 量子暗号通信システムは伝送距離と速度を重視するシステムで、120kmを300kbpsで伝送できる。既存の光ファイバー網を使う量子鍵配送サービスは、専用の光ファイバーを必要としないため導入が容易であることがメリット。伝送距離は70kmで速度は40kb

                    東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」を事業化 技術に自信、世界シェア25%目指す
                  • キユーピー、熟練でも30分かかるシフト表の作成を1秒に 量子コンピュータ活用で | Ledge.ai

                    キユーピー株式会社は惣菜工場において、量子コンピューティング技術を活用し、製造サインのシフト最適化プロジェクトを開始した。サービス開発元の株式会社グルーヴノーツが10月9日に発表した。 惣菜工場における製造ラインのシフトを最適化 シフト計画を作成するには、本人の労働条件や休暇希望、製造ラインごとに求められる人数・スキル要件、勤務間隔、人件費、人と人の相性など、さまざまな条件を考慮する必要がある。 このような多くの条件を満たしたうえで、さまざまな組み合わせパターンのなかから最適な答えを解く問題は「組合せ最適化問題」と言われる。組合せ最適化問題を解決するテクノロジーが、量子コンピューティング技術のなかで「イジングマシン」(または、量子アニーリング)といわれる技術だ。 グルーヴノーツは、イジングマシンを活用し、業務上のさまざまな組合せ最適化問題を解くモデル(イジングモデル)やアプリケーションを開

                      キユーピー、熟練でも30分かかるシフト表の作成を1秒に 量子コンピュータ活用で | Ledge.ai
                    • 東大、量子コンピューティングを「手を動かして」ゼロから学べる教材公開

                      東京大学素粒子物理国際研究センター(ICEPP)が、量子コンピューティングを「手を動かして」学びたい人向けの実習教材「量子コンピューティング・ワークブック」を無料公開している。大学1年程度の数学とPythonプログラミングの知識があれば、ゼロから自習できる教材を目指したという。 東京大学量子ネイティブ育成センターによる講義「IBM Qを使った量子コンピューター入門:ハードからソフトまで」の付属教材で、ICEPPの研究者が執筆した。 教材の章立ては講義の時限に対応しており、各章の最後に実習課題を設けている。最初章では「量子コンピュータに触れる」と題して、量子コンピュータで量子力学的状態が実現しているか検証する。 実習は、Pythonライブラリ「Qiskit」でプログラムを書き、作成した量子回路を「IBM Quantum Experience」(IBMQ)の量子コンピュータで実行できる。 一般

                        東大、量子コンピューティングを「手を動かして」ゼロから学べる教材公開
                      • 量子もつれを利用して物理的に情報を送信することなく画像を「テレポート」させる手法を研究者らが実証

                        長距離の量子通信は情報セキュリティにおいて重要であり、すでに衛星を用いた長距離間で実証されていますが、これまでは2次元を超える高次元状態の通信に課題がありました。新たに南アフリカ・ドイツ・スペインの国際研究チームが、量子通信において送信できる情報の次元を増やし、物理的に情報を送信することなく画像を「テレポート」させる技術を実証しました。 Quantum transport of high-dimensional spatial information with a nonlinear detector | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-023-43949-x 2023-12 - 'Teleporting' images across a network securely using only lig

                          量子もつれを利用して物理的に情報を送信することなく画像を「テレポート」させる手法を研究者らが実証
                        • 量子時代のスプートニクショック、中国4600kmの量子暗号通信網

                          量子コンピューターの急速な発展によって、現在の通信で一般的に使われている暗号システムが一瞬で解かれてしまう危険性が顕在化してきた。国家機密など機微な情報を守る技術として世界で量子暗号通信の開発競争が激化している。規模で世界を圧倒する中国の脅威に、世界各国が対抗する構図が見えてきた。 「中国が作りあげた量子暗号通信網は、 “スプートニクショック”のような出来事だ」――。科学イノベーションに関する調査・分析を担うシンクタンクである研究開発戦略センター(CRDS)フェローの眞子隆志氏はこう力を込める。 いわゆる「スプートニクショック」とは、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が1957年10月、人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、宇宙やミサイル開発のリーダーと自負していた米国が自信を打ち砕かれ、軍事的脅威を受けた状況を示す。中国が作り上げた量子暗号通信網は、「量子時代のスプート

                            量子時代のスプートニクショック、中国4600kmの量子暗号通信網
                          • 理論物理学PDF (要点と途中計算を分離)

                            結論が計算に埋もれていて要点を掴みにくい しかしながら内容を丁寧に追いかけるには,途中計算や説明が省かれすぎている と感じることがあるかもしれない. 「帯に短し襷に長し」である. そこでこのページでは「要点の抽出」と「途中計算・説明の補足」を基本方針とした物理のノートを公開している (例外もある). 教科書として読めるノートも多くある. 教科書別 【PDF】ランダウ=リフシッツ『力学』 力学の教科書 エリ・デ・ランダウ,イェ・エム・リフシッツ,2013,ランダウ=リフシッツ理論物理学教程 力学 (増訂 第 3 版)(広重徹,水戸巌訳),東京図書株式会社,東京 を,要約と途中計算の分離した見通しの良い自己完結的テキストへと再構成し,さらに補足・考察を加えたノートである. 【PDF】ランダウ=リフシッツ『場の古典論』前半 場の古典論の教科書 エリ・デ・ランダウ,イェ・エム・リフシッツ,2015

                            • [速報]AWS初のマネージド量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」がGAされました![朗報] | DevelopersIO

                              利用可能なリージョン 2020年8月14日現在、Amazon Braketは以下のリージョンで提供されています。 us-east-1(N.Virginia) us-west-1(N.California) us-west-2(Oregon) 後述しますが、これらはそれぞれAmazon Braketのエンドポイントがあるリージョンとなっています。 早速触ってみた 何はともあれ、ようやくAmazon Braketが一般提供されて触れるようになったので、早速触ってみました。 今回やってみたこととしては、以下になります。 Amazon Braketの有効化 ノートブックインスタンスの作成 D-Waveのチュートリアルを試してタスクの作成 Amazon Braketの有効化(初回) まず、Amazon Braketを利用する為にはAmazon Braketの有効化が必要となっています。 利用可能リー

                                [速報]AWS初のマネージド量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」がGAされました![朗報] | DevelopersIO
                              • CRYPTREC | 注意喚起情報

                                注意喚起情報 CRYPTREC ER-0001-2019 現在の量子コンピュータによる暗号技術の安全性への影響 2020年(令和2年)2月17日 CRYPTREC 暗号技術評価委員会 今般、ゲート型の量子コンピュータが量子超越を実現したという報告があり、暗号技術の危殆化が一部で懸念されております。しかし、現在の量子コンピュータの開発状況をふまえると、暗号解読には規模の拡大だけでなく量子誤り訂正などの実現が必要であるため、CRYPTRECとしては、CRYPTREC暗号リスト記載の暗号技術が近い将来に危殆化する可能性は低いと考えています。 今後も、本暗号リスト記載の暗号技術の監視活動を引き続き実施していきます。 今般、ゲート型の量子コンピュータが量子超越を実現したと主張する論文がNature誌に発表されました[1]。この論文では、ランダム量子回路からのサンプリング問題を、古典計算機を用いた場合

                                • 量子コンピューターの頭脳であるQPUとは一体何なのか?をNVIDIAが解説

                                  by IBM Research 従来のコンピューターとまったく異なる計算方式を採用しているため、従来よりも圧倒的な速度と量の計算をこなすことができる量子コンピューターの計算ユニット「QPU」について、半導体企業のNVIDIAが解説しています。 What Is a QPU? | NVIDIA Blogs https://blogs.nvidia.com/blog/2022/07/29/what-is-a-qpu/ 量子コンピューターは従来のコンピューターよりもはるかに高い計算能力を持ち、これまで「時間がかかりすぎるために解決が事実上不可能」とされたような問題も解決できる可能性が期待されています。例えば、さまざまな暗号技術の核となる因数分解計算も量子コンピューターによって爆速で解決できます。もちろん今日の暗号技術が持つセキュリティ性を一瞬にして破壊してしまう可能性はありますが、同時にこれまで以

                                    量子コンピューターの頭脳であるQPUとは一体何なのか?をNVIDIAが解説
                                  • ノーベル物理学賞に米欧の研究者3人 「量子もつれ」証明に貢献 | NHK

                                    ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、物質を構成する原子や電子のふるまいについて説明する理論、「量子力学」の分野で、「量子もつれ」という特殊な現象が起きることを理論や実験を通して示し、量子情報科学という新しい分野の開拓につながる大きな貢献をした、フランスの大学の研究者など、3人が選ばれました。 スウェーデンのストックホルムにあるノーベル賞の選考委員会は、日本時間の4日午後7時前、ことしのノーベル物理学賞の受賞者を発表しました。 受賞が決まったのは、▼フランスのパリ・サクレー大学のアラン・アスペ教授、▼アメリカのクラウザー研究所のジョン・クラウザー博士、そして▼オーストリアのウィーン大学のアントン・ツァイリンガー教授の3人です。 クラウザー博士とアスペ教授は「量子もつれ」と呼ばれる量子力学を象徴する現象が理論だけでなく、実際に存在しうることを証明しようと、1970年代から研究に取り組んできまし

                                      ノーベル物理学賞に米欧の研究者3人 「量子もつれ」証明に貢献 | NHK
                                    • Javaで量子コンピューターを学ぶ

                                      この記事はGMOアドマーケティング Advent Calendar 2019 14日目の記事です。 GMOアドマーケティングのT.Nです。 先日参加したJJUGのOracle Code One 2019 報告会で、 今年のOracle Code Oneは、量子コンピューターの話題が中心だったという話を聞きました。 発表されていたJavaチャンピオンの方も、 Oracle Code Oneで発表されたものは次の時代に必ず来ると言っていたので、 量子コンピューターの時代に備えて、報告会で紹介されていた Quantum Computing API for Java を使用して量子コンピューターを学んでみることにしました。 Quantum Computing API for Javaは、Javaで書かれた量子コンピューターのシミュレーターです。 今回のブログでは、2019/11/25時点のソースコ

                                        Javaで量子コンピューターを学ぶ
                                      • 人間は、超高速で文節を表示されてもちゃんと読める→その理由は、読むときのある動作が省略されているから「これすご」

                                        tdual(ティーデュアル)@MatrixFlow @tdualdir 株式会社MatrixFlow代表取締役CEO兼CTO。 「「「人類を無駄な労働から解放する」」」 ノーコードAI構築サービス「MatrixFlow」を提供 大学院で理論物理(超ひも理論)の研究してましたが目が覚めて機械学習と会社を始めました。 好きな言葉「乃公出でずんば蒼生を如何せん」 matrixflow.net

                                          人間は、超高速で文節を表示されてもちゃんと読める→その理由は、読むときのある動作が省略されているから「これすご」
                                        • Googleが1万年かかる計算問題を3分20秒で解き終える量子コンピューターを完成させる

                                          Googleが、「世界最速のスーパーコンピューターでも1万年かかる計算問題を3分20秒で解くことができる量子コンピューター」を開発したと発表しました。 Google AI Blog: Quantum Supremacy Using a Programmable Superconducting Processor https://ai.googleblog.com/2019/10/quantum-supremacy-using-programmable.html Quantum supremacy using a programmable superconducting processor | Nature https://www.nature.com/articles/s41586-019-1666-5 量子コンピューターは、従来型のコンピューターが情報を処理する単位である「ビット」に代わ

                                            Googleが1万年かかる計算問題を3分20秒で解き終える量子コンピューターを完成させる
                                          • 北九州の小倉に行ってきて量子コンピュータベンチャー立ち上げを手伝ってきた話 - Qiita

                                            はじめに 北九州の小倉というところに行ってきました。いろいろ学びがあったので忘れないうちにまとめておこうと思います。量子コンピュータベンチャーを東京で立てるのより数倍難易度が高そうです。また、現在は東京でのビジネスが崩れつつある業種があり、やはり地方での機運が高まっています。さらに九州は他のエリア(関西より)よりも先端技術に対して取り込みが早いので、全国のいいケーススタディになりそうです。 小倉? KOKURAで、コクラです。おぐらではないです。というところから始まりました。 北九州? 北九州市(きたきゅうしゅうし)は、福岡県の北部に位置し、関門海峡に面した九州最北端の都市である。九州の玄関口として栄えた歴史を持ち、1963年(昭和38年)に門司、小倉、若松、八幡、戸畑の五市の対等合併[1]を経て、三大都市圏以外では初の政令指定都市として誕生した[2]。 https://ja.wikipe

                                              北九州の小倉に行ってきて量子コンピュータベンチャー立ち上げを手伝ってきた話 - Qiita
                                            • 量子コンピュータに破れない暗号はつくれるか? 【近刊紹介】縫田光司 著『耐量子計算機暗号』|森北出版

                                              新刊、『耐量子計算機暗号』(2020年8月上旬発行)の発行に先立ち、著者の縫田光司先生による本書の紹介文と、「まえがき」を公開します。 *** 『耐量子計算機暗号』の紹介 記:縫田光司(東京大学准教授) 現代の高度情報化社会を支える基盤であるインターネットなどの情報通信技術を、安全性の面でさらに下支えしている技術の一つが「公開鍵暗号」です。一方で、従来の計算機(コンピュータ)とは異なる物理原理により高速な計算を行う「量子計算機」の研究開発が、近年特に勢いを増しています。両者は一見すると関連が薄そうに思えるかもしれませんが、実は、量子計算機の大規模化によって公開鍵暗号の安全性が脅かされる、という悩ましい関係があります。 より詳しくは、現在の主要な公開鍵暗号(RSA暗号と楕円曲線暗号)の安全性評価の際に「この問題は計算機でも解くのが非常に難しいであろう」と前提としていた問題が、量子計算機にとっ

                                                量子コンピュータに破れない暗号はつくれるか? 【近刊紹介】縫田光司 著『耐量子計算機暗号』|森北出版
                                              • Intelが12量子ビットの量子コンピューターチップ「Tunnel Fall」を発表

                                                Intelが2023年6月15日に量子コンピューター研究用チップ「Tunnel Fall」を発表しました。Tunnel Fallを用いることで、研究者は大規模な実験設備を用意せずとも量子コンピューターの研究に取り組むことができます。 Intel’s New Chip to Advance Silicon Spin Qubit Research for Quantum Computing https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/quantum-computing-chip-to-advance-research.html#gs.0rodgr Intel Introduces Tunnel Falls Silicon Qubit Research Chip - YouTube 量子コンピューターは現行のコンピューターの性能を大

                                                  Intelが12量子ビットの量子コンピューターチップ「Tunnel Fall」を発表
                                                • Googleの「量子超越性」実証とは何なのか? | つくばサイエンスニュース

                                                  量子コンピューターは量子力学の原理を利用して計算する次世代コンピューターです。大手IT企業の開発競争や無数のスタートアップの誕生、そして米中貿易摩擦の舞台となるなど、世界的な関心が高まっています。最近の注目トピックスは、Financial Times誌が9月21日付けで掲載した、Googleの研究チームが量子コンピューターの「量子超越性」を実証したとするニュースでしょう[1]。 この文章を書いている時点で、これに関する正式な論文発表はまだありません。本当であればとても画期的な成果で、物理学や計算機科学の歴史に刻まれるような、重要なマイルストーンですが、専門性の高い内容のため憶測や誤解も生じています。ここではGoogleの研究者チームが挑戦したと考えられることと、その結果の重要性についてご紹介します。 1.量子超越性とは? 「量子超越性」(Quantum Supremacy)とは、スパコンを

                                                    Googleの「量子超越性」実証とは何なのか? | つくばサイエンスニュース
                                                  • スパコンで1万年かかる計算、200秒で グーグル実証:朝日新聞デジタル

                                                    米グーグルの研究チームが開発している量子コンピューターが、現在のスーパーコンピューターで1万年かかる計算を約200秒で終えたとする論文が23日付の英科学誌ネイチャーに載った。 量子コンピューターは理論上、従来型のコンピューターをはるかに超える速度で計算できると期待されているが、実際に上回る速度を実現したことで、実用化に向けて大きな節目になりそうだ。 論文によると、チームは量子力学的な効果を使う特別なチップを使い、スパコンの15億倍にあたる計算速度を出したという。ネイチャー誌はライト兄弟による動力飛行機の初飛行になぞらえ「量子コンピューティングが離陸する」とする解説記事も同時に掲載した。 ただ、今回は特定の計算のみの結果で、実用化までにはなお多くの山がありそうだ。また、開発を競っている米IBMはブログで「それほど高速化していないはずだ」と反論した。(勝田敏彦)

                                                      スパコンで1万年かかる計算、200秒で グーグル実証:朝日新聞デジタル
                                                    • Q&A形式で分かる 量子コンピューターの 基礎知識

                                                      Fundamentals of Quantum Computing Q&A形式で分かる 量子コンピューターの 基礎知識 次世代コンピューティング技術として注目される量子コンピューター。原理や実装方式など、量子コンピューター関連記事を読む上でのガイドとなる基礎知識をQ&A形式でまとめた。(文:宇津木健 監修:藤井啓祐=大阪大学教授) by MIT Technology Review Japan2022.12.15 35 17 Q:量子コンピューターとはどんなものか? A:量子力学の原理に基づいた新しいコンピューター 量子コンピューターは「量子力学特有の物理状態を積極的に用いて高速計算を実現するコンピューター」と言える。量子力学特有の物理状態とは、たとえば原子や電子、光子などのミクロな世界で見られる「量子重ね合わせ状態」や「量子もつれ状態」という、量子力学によって説明される状態のことを指す。こ

                                                        Q&A形式で分かる 量子コンピューターの 基礎知識
                                                      • まるで陰陽?量子もつれ状態の光子をリアルタイム可視化することに成功 | TEXAL

                                                        量子力学が明らかにした現実離れした現象の1つに「量子もつれ」がある。量子もつれ状態の粒子はリンクしており、例えば量子もつれ状態の粒子を互いに遠方まで(宇宙の端と端でも)引き離したとしても、片方に与えた情報が瞬時にもう片方に伝わるという不思議な特性を持つ。Albert Einsteinはこれを “spooky action at a distance(不気味な遠隔作用)”と呼んだ程だ。 今回、オタワ大学の研究者らは、「光を構成する素粒子である2つのもつれた光子の波動関数をリアルタイムで可視化することを可能にする新しい技術」を実証し、まるで陰陽太極図のようにもつれあう光子の驚くべき画像をもたらした。この量子状態を測定する新しい方法は、現在のシリコンベースのシステムよりもはるかに高速な量子コンピューターの開発に利用できる可能性があるという。 陰陽太極図研究者らは今回の新たな技術を「2光子デジタル

                                                          まるで陰陽?量子もつれ状態の光子をリアルタイム可視化することに成功 | TEXAL
                                                        • グーグル量子コンピューターの本当のすごみ 日経サイエンス - 日本経済新聞

                                                          去る10月、グーグルを中心とする研究グループが、世界最速のスパコンで1万年かかる計算を量子コンピューターで200秒で実行したと発表した。このニュースは量子コンピューターがスパコンを超えたとして大きく報じられたが、最も重要なポイントがしばしば見すごされている。それは量子コンピューターが「たった53個の素子で」スパコンをしのぐ計算を実行したことだ。グーグルが開発した量子コンピューターは、0.2ミリ

                                                            グーグル量子コンピューターの本当のすごみ 日経サイエンス - 日本経済新聞
                                                          • 東大でIBM製127量子ビット量子コンピュータが稼働開始 「従来不可能だった大規模・複雑な計算可能に」

                                                            東京大学と日本IBMが、127量子ビットのプロセッサを搭載した量子コンピュータ「IBM Quantum System One with Eagleプロセッサー」の稼働を始めた。従来のスーパーコンピュータでは不可能だった大規模で複雑な計算が可能になるとしている。 東京大学と日本IBMは11月27日、127量子ビットのプロセッサ「Eagle」を搭載した量子コンピュータ「IBM Quantum System One with Eagleプロセッサー」の稼働を始めたと発表した。従来のスーパーコンピュータでは不可能だった大規模で複雑な計算が可能になるとしている。 2021年にはIBM製27量子ビットの量子コンピュータを日本で初めて設置しており、今回のマシンは量子ビット数が以前に比べ約4.7倍に。23年6月には米IBMとカリフォルニア大学バークレー校が科学誌「Nature」で、100を超える量子ビット

                                                              東大でIBM製127量子ビット量子コンピュータが稼働開始 「従来不可能だった大規模・複雑な計算可能に」
                                                            • 量子コンピュータ事業化始めて7年、資金調達して3年たった今、世界的に量子コンピュータの早期実用化の道は絶たれ、もはや使命感しかなくなった by Yuichiro Minato | blueqat

                                                              量子コンピュータ事業化始めて7年、資金調達して3年たった今、世界的に量子コンピュータの早期実用化の道は絶たれ、もはや使命感しかなくなった

                                                                量子コンピュータ事業化始めて7年、資金調達して3年たった今、世界的に量子コンピュータの早期実用化の道は絶たれ、もはや使命感しかなくなった by Yuichiro Minato | blueqat
                                                              • 疑似ブラックホールで「ホーキング放射」を確認したという研究結果

                                                                「車椅子の物理学者」と呼ばれたスティーヴン・ホーキング博士が1974年に予言した「ホーキング放射」を疑似ブラックホールで確認したとイスラエルの研究チームが発表しました。 Lab-grown black hole analog behaves just like Stephen Hawking said it would | Live Science https://www.livescience.com/black-hole-analog-confirms-hawking.html ホーキング博士は1974年、「ブラックホールは『放射がない』という意味でブラックという名前だが、量子効果を考慮に入れると実際には熱的な放射を行っているはずであり、その放射は時間によらず一定である」と予測しました。 量子力学における不確定性原理では、真空は真に何もない空間ではなく、仮想粒子が対生成と対消滅を繰り返

                                                                  疑似ブラックホールで「ホーキング放射」を確認したという研究結果
                                                                • 量子GAN入門 - Qiita

                                                                  はじめに 去年から量子コンピュータの勉強会に参加するようになったのですが、そこでとりあげられていた量子GANのお話が難しいながらもとても面白かったので、論文を読んでまとめることにしました。 また、量子GAN実装の方法も書いてあったので、MDR社のblueqatとpytorchでコードを書いてみることにしました。 論文のリンク↓↓ https://arxiv.org/pdf/1807.01235.pdf 論文の要旨 GANはDiscriminatorとGeneratorを交互に競合させながら学習を進めることで、本物に近いデータの生成を可能にするネットワークです。本論文ではDiscriminatorはそのままにして、Generatorを量子ゲートでおきかえています。これにより既存のGANや、量子機械学習と比べていくつかの点で有用だそうです。 古典的なGANでは勾配消失問題により、離散的な値を生

                                                                    量子GAN入門 - Qiita
                                                                  • Pythonで量子コンピュータを動かしたい - Qiita

                                                                    はじめに Googleが量子超越性を実証したとのNewsが出て最近量子コンピュータが何かと話題だったので軽く調べていたのですが、誰でもお試しで量子コンピュータ(後述しますが、量子アニーリング方式の方でGoogleか開発を進めている方式とは異なる)を誰でもお試しで動かせる方法があったのでこちらにまとめました。 筆者は本領域の専門家ではないので、説明に誤りがある箇所があるかもしれません。その点はご了承ください。 参考 量子コンピュータの理解と、実際に量子コンピュータを動かすに当たって下記を参考にさせていただきました。 量子コンピュータが変える世界 寺部 雅能 (著), 大関 真之 (著) 出版社; オーム社 D-wave Leap(量子コンピュータを動かすためにこちらで登録) Ocean Software Documentation(量子コンピュータを動かすためのPythonライブラリ) 量子

                                                                      Pythonで量子コンピュータを動かしたい - Qiita
                                                                    • 光の速さを測ろうとした彼らの失敗が得た発見 | 幻冬舎plus | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

                                                                      19世紀に行われた光速の変化を実際に測定する実験。これが失敗してしまった理由とは? (写真:gremlin/iStock) 光速c、電子の電荷の大きさe、重力定数G、プランク定数h。 宇宙を支配する物理の4大定数を、NASA元研究員の小谷太郎氏がやさしく解説。 史上最も有名な失敗実験、そして天才アインシュタインの登場で、人類は光速の真理を知ることになる。 史上最も有名な失敗実験 地球は宇宙空間を疾走しています。それは光行差現象からも確かめられます。この地球の疾走は光速測定にどんな影響を与えるでしょうか。 光を地球が追いかける場合、追いつくことはできませんが、光速は地球の速度だけ遅く観測されるのではないでしょうか。そして逆に光と地球が正面衝突コースにある場合、光は速くなるのではないでしょうか。 ……当たり前のことをなんだかくどくど言っているように聞こえますか? 確かに19世紀にはこれが当たり

                                                                        光の速さを測ろうとした彼らの失敗が得た発見 | 幻冬舎plus | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
                                                                      • 素粒子が持つ「スピン」というパラメータについて「スピンは角運動量であり、プラスマイナスがあるが、実際に回転しているわけではない」という説明があったのですが、これが何を意味するのかよくわかりません。「実際には回転しているはずだが、それを観測するのは不可能」と言う意味なのでしょうか? あるいは「計算上は角運動量が存在するとしか説明できないが、実際には回転しない事が分かっている」と言う事なのでしょうか。研究者がスピンをどうイメージしているのかも気になります。 | mond

                                                                        素粒子が持つ「スピン」というパラメータについて「スピンは角運動量であり、プラスマイナスがあるが、実際に回転しているわけではない」という説明があったのですが、これが何を意味するのかよくわかりません。「実際には回転しているはずだが、それを観測するのは不可能」と言う意味なのでしょうか? あるいは「計算上は角運動量が存在するとしか説明できないが、実際には回転しない事が分かっている」と言う事なのでしょうか。研究者がスピンをどうイメージしているのかも気になります。 「スピン」という名前にまつわる混乱は、当の物理学者を悩ませちゃってる問題だね。結論から言えば、スピンは粒子自身の自転運動とは何の関係もないよ。なのでスピンという名前自体が誤解の素なので、何か別の言葉に置き換えるべきだったんだけど、スピンの概念が定着したころには、膨大な記述変更に伴う混乱がありうるので今更変えられなかった、っていうところだね。

                                                                          素粒子が持つ「スピン」というパラメータについて「スピンは角運動量であり、プラスマイナスがあるが、実際に回転しているわけではない」という説明があったのですが、これが何を意味するのかよくわかりません。「実際には回転しているはずだが、それを観測するのは不可能」と言う意味なのでしょうか? あるいは「計算上は角運動量が存在するとしか説明できないが、実際には回転しない事が分かっている」と言う事なのでしょうか。研究者がスピンをどうイメージしているのかも気になります。 | mond
                                                                        • 量子の世界では、小さな過去干渉が未来を変える「バタフライ効果」が存在しないと判明! - ナゾロジー

                                                                          SF小説の世界で、タイムマシンを作った記念に幼少期のヒトラーを見に行く計画を実行したとします。 しかし未来に帰ると、ヒトラー率いるナチスが全世界を支配する世界に変わっていた…。 過去に”少し”干渉しただけで、世界に”大きな”影響を与えてしまったのです。 SFに詳しい人ならば、これはいわゆる「バタフライ効果」のせいだと気付くと思います。 バタフライ効果とは過去の些細な改変であっても、出来事の連鎖反応を引き起こし、未来を全く別物に変えてしまうという考え方です。 今回の研究のより、私たちの感覚とは大きく異なる量子の世界では、このバタフライ効果がほとんど起こらないと判明したようです。 アメリカにおいて軍事・機密研究の中核として知られるロスアラモス国立研究所が行った量子コンピューターによる「タイムトラベル」シミュレートでは、過去の情報にダメージを与えても、「現在」に戻った時にはほとんど変化がないこと

                                                                            量子の世界では、小さな過去干渉が未来を変える「バタフライ効果」が存在しないと判明! - ナゾロジー
                                                                          • 量子コンピュータは何がすごいのか? NASAとGoogleが世の中の空気を変えた(リケラボ)

                                                                            量子コンピュータは何がすごいのか? NASAとGoogleが世の中の空気を変えた 未来を変える可能性のカギとは? 量子コンピュータといえば、次世代のコンピュータ。実態はよくわからないながら、何かとてつもない可能性を秘めている……。そんなイメージが先行する中で「量子コンピュータは決して万能ではない。けれども際立つ省エネ性能があり、未来を変える可能性を秘めている」と語るのが、東北大学大学院情報科学研究科の大関真之教授です。 大関教授は量子コンピュータを活用して社会の課題解決に挑むベンチャーを起業し、メーカーとの共同研究も進めています。量子コンピュータは世界の未来をどう変えるのでしょう。また変革を実現するためにはどのような研究が必要なのでしょうか。「研究はひたすら楽しい」と語る大関教授に、次世代コンピュータが秘める可能性を伺いました。 量子コンピュータのすごさとは ——量子コンピュータは、量子力

                                                                              量子コンピュータは何がすごいのか? NASAとGoogleが世の中の空気を変えた(リケラボ)
                                                                            • 量子コンピューターは物理法則で許された最強のコンピューターである! (1/4)

                                                                              大阪大学の藤井啓祐教授は、量子コンピューター研究におけるトップランナーの1人。今回は特別に、量子コンピューターの過去現在未来を私たちにもわかりやすく解説していただいた 〈後編はこちら〉 あのGoogle論文を査読した日本人教授に聞く 2019年10月、「量子超越性を達成した」というGoogleの発表は世界に大センセーションを巻き起こした。量子超越性とは、現在のスーパーコンピューターでは長時間かかる計算を、量子コンピューターを使えば遙かに速く実行できることを意味する。Googleは、同社製の53量子ビットの量子コンピューターを使い、現時点で最速のスーパーコンピューターを使っても解くのに1万年かかる問題を、10億倍速い200秒で解くことに成功した。 この発表は、大きな話題となり、比較対象のスーパーコンピューターを開発したIBMから2次記憶も利用するなどで2.5日でシミュレーションできるといった

                                                                                量子コンピューターは物理法則で許された最強のコンピューターである! (1/4)
                                                                              • Apple、「iOS 17.4」の「iMessage」に量子コンピューティング攻撃防御の「PQ3」搭載へ

                                                                                米Appleは2月21日(現地時間)、同社のE2EEのメッセージングサービス「iMessage」に“画期的なポスト量子暗号プロトコル”の「PQ3」を導入すると発表した。“iMessage史上最も重要な暗号セキュリティアップグレード”という。3月に予定しているiOS 17.4、iPadOS 17.4、macOS 14.4、watchOS 10.4のリリースで展開する計画だ。 PQ3は、高度な量子コンピューティング攻撃からメッセージを守るための堅固な暗号化と防御を提供する。そうした攻撃が実行されるのはまだ何年も先だとAppleは考えているが、ポスト量子認証の必要性を評価しているという。 「実用レベルの量子コンピュータはまだ存在しないが、豊富なリソースを持つ攻撃者は、データストレージコストの低下を利用して量子コンピュータの出現に備えている可能性が高い。こうした攻撃者は、現在はまだ復号できないデー

                                                                                  Apple、「iOS 17.4」の「iMessage」に量子コンピューティング攻撃防御の「PQ3」搭載へ
                                                                                • 理論物理学者カルロ・ロヴェッリが語る、直感に反する「現実」の存在 | その現実は、実は間違いかもしれない

                                                                                  その人が書く本は、世界中の言語に翻訳され、物理学関連の書籍としては「異例の」売り上げを記録している。新著『ホワイトホール』(未邦訳)もそんな異例の一冊になるのだろうか。仏誌「ロプス」に掲載された、その人、理論物理学者カルロ・ロヴェッリへのインタビューを読めば、邦訳版の発売が待ち遠しくなってくる。 才気あふれる物理学者とは、カルロ・ロヴェッリのような人のことを言うのだろう。この人の本を読んだり、講義を聴いたりすると、まるで天才がこちらにも感染したかのように、一瞬にしてすべてが明快になるのである。それはロヴェッリによる科学の解説が「俗受け」を狙ったものだからではない。むしろ、彼は思考の道筋を示し、対立する見解も紹介する。ときにはそういったことが人生においてどんな意味を持つのかについても語る。 ロヴェッリは、もともと理論家だった。「ループ量子重力理論」の提唱者の一人として知られる。ループ量子重力

                                                                                    理論物理学者カルロ・ロヴェッリが語る、直感に反する「現実」の存在 | その現実は、実は間違いかもしれない