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量子暗号の検索結果1 - 40 件 / 76件

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量子暗号に関するエントリは76件あります。 セキュリティニュースsecurity などが関連タグです。 人気エントリには 『“絶対に解読されない技術”「量子暗号通信」 東芝が実用化へ | NHKニュース』などがあります。
  • “絶対に解読されない技術”「量子暗号通信」 東芝が実用化へ | NHKニュース

    東芝は「量子暗号通信」と呼ばれる次世代の暗号技術を来年度アメリカで実用化する方針を決めました。実現すれば日本企業としては初めてだということです。 このため東芝は、量子を使った次世代の暗号技術「量子暗号通信」を来年度アメリカで実用化する方針を決めました。 「量子暗号通信」は、暗号化した情報とその解読に必要な鍵を微弱な光に乗せてやり取りする仕組みで、不正に解読しようとすると光の状態が変化するため鍵として使えなくなり、絶対に解読されない技術とされています。 会社は専用の機器を販売するのではなく定額制のサービスとして提供する方針で、機密性の高い情報を扱うアメリカの政府機関や金融機関などで導入が進むとみています。 実用化すれば日本企業としては初めてだということです。 量子暗号の技術は欧米や中国などでも開発が加速していますが、東芝はアメリカでどの程度広がるかを見ながら早期に世界展開し、この分野のシェア

      “絶対に解読されない技術”「量子暗号通信」 東芝が実用化へ | NHKニュース
    • 東芝、盗聴不可能な「量子暗号」でヒトゲノム約500GBの伝送に成功 世界初

      東芝と東北大学東北メディカル・メガバンク機構は1月14日、「量子暗号通信」を用いて、人のゲノムデータ約500GBを約7キロ離れた施設へ伝送することに世界で初めて成功したと発表した。量子暗号通信は原理的に盗聴を探知でき、安全性が高いとされている。同社は近く、量子暗号通信で事業展開を始める見込み。 実験では、東北大学星陵キャンパスと東芝ライフサイエンス解析センターにそれぞれ量子暗号の送信機と受信機を設置し、機材を長さ7キロの光ファイバーで結んだ。送信機からはビット情報を載せた光(光子)が発せられる。同社の量子暗号通信技術では、7キロの距離の場合には10Mbps超で伝送できるという。この速度は、2018年時点で世界最速。 量子暗号通信では、量子の経路で暗号化と復号に用いる「共通鍵」のみを伝送する(量子鍵伝送)。本来送りたい実データは共通鍵で暗号化した上で、通常の専用回線(数Gbps)で送り、受信

        東芝、盗聴不可能な「量子暗号」でヒトゲノム約500GBの伝送に成功 世界初
      • “解読されない暗号を” 次世代の「量子暗号」 研究拠点整備へ | NHKニュース

        インターネットなどの情報通信の安全を守る暗号技術の高度化を目指し、国は、ことし東京都内に「量子暗号」と呼ばれる次世代の暗号通信の研究開発拠点の整備を始めます。 こうした中、国は、「量子」を使って絶対に解読されない暗号を作る次世代の技術「量子暗号通信」の開発を本格化させることとなり、ことし、東京・小金井市に研究開発の拠点を整備することになりました。 拠点は、およそ54億円かけて整備される予定で量子暗号の技術で暗号化された通信を人工衛星を通じてやり取りできる施設や現在、使われているさまざまな技術と量子暗号を組み合わせて実用化を加速するための研究施設が設けられます。 量子暗号通信をめぐっては欧米や中国などでも開発が加速していますが、新たに設けられる拠点には関連する特許の数が世界の1位と2位を占める東芝やNECなども参加して、実用化に向けた研究で世界をリードすることを目指すということです。 国の情

          “解読されない暗号を” 次世代の「量子暗号」 研究拠点整備へ | NHKニュース
        • 耐量子暗号を図解、量子コンピュータに解読されない「格子暗号」ってどんな仕組み?

          世界初の商用量子コンピュータ「D-WAVE」の登場によって量子コンピュータ研究が世界的に活性化し、“量子時代”が訪れると一部ではささやかれるようになりました。実際にはまだまだ先の話ですが、その前に解決するべき問題があります。それは量子コンピュータの高い計算能力によって現代の暗号が解読されてしまうかもしれない、という問題です。その理由と、解読されない「耐量子暗号」の1つ、格子暗号の仕組みを図解します。 合同会社Noteip代表。ライター。米国の大学でコンピューターサイエンスを専攻し、卒業後は国内の一部上場企業でIT関連製品の企画・マーケティングなどに従事。退職後はライターとして書籍や記事の執筆、WEBコンテンツの制作に関わっている。人工知能の他に科学・IT・軍事・医療関連のトピックを扱っており、研究機関・大学における研究支援活動も行っている。著書『近未来のコア・テクノロジー(翔泳社)』『図解

            耐量子暗号を図解、量子コンピュータに解読されない「格子暗号」ってどんな仕組み?
          • 東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」を事業化 技術に自信、世界シェア25%目指す

            東芝は10月19日、原理的に破られることがないとする暗号技術「量子暗号通信」を使った事業を始めると発表した。20年第3四半期に英国で先行サービスを始め、第4四半期に日本を含め世界で展開する。25年度までに金融機関を中心としたサービスを本格的に始め、35年度までに量子暗号通信市場の世界シェアの25%を獲得したいとしている。 量子暗号通信は、光の最小単位である「光子」を使って通信する技術。東芝は2点間を専用の光ファイバーでつなぐ「量子暗号通信システム」と、既存の光ファイバー網の中で量子暗号通信を行う「量子鍵配送サービス」の2つを展開するとしている。 量子暗号通信システムは伝送距離と速度を重視するシステムで、120kmを300kbpsで伝送できる。既存の光ファイバー網を使う量子鍵配送サービスは、専用の光ファイバーを必要としないため導入が容易であることがメリット。伝送距離は70kmで速度は40kb

              東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」を事業化 技術に自信、世界シェア25%目指す
            • 量子時代のスプートニクショック、中国4600kmの量子暗号通信網

              量子コンピューターの急速な発展によって、現在の通信で一般的に使われている暗号システムが一瞬で解かれてしまう危険性が顕在化してきた。国家機密など機微な情報を守る技術として世界で量子暗号通信の開発競争が激化している。規模で世界を圧倒する中国の脅威に、世界各国が対抗する構図が見えてきた。 「中国が作りあげた量子暗号通信網は、 “スプートニクショック”のような出来事だ」――。科学イノベーションに関する調査・分析を担うシンクタンクである研究開発戦略センター(CRDS)フェローの眞子隆志氏はこう力を込める。 いわゆる「スプートニクショック」とは、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が1957年10月、人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功し、宇宙やミサイル開発のリーダーと自負していた米国が自信を打ち砕かれ、軍事的脅威を受けた状況を示す。中国が作り上げた量子暗号通信網は、「量子時代のスプート

                量子時代のスプートニクショック、中国4600kmの量子暗号通信網
              • 東芝 次世代の暗号技術「量子暗号通信」来年度にも事業化へ | IT・ネット | NHKニュース

                「量子暗号通信」と呼ばれる解読されない次世代の暗号技術を、東芝が来年度にも事業化することがわかりました。中国などとの開発競争が激しくなる中、欧米の通信大手とも提携し世界でトップシェアを握りたいねらいです。 関係者によりますと、東芝は来年度にも通信ネットワークのセキュリティー対策として、量子暗号通信を事業化することになりました。 海外での事業化に向けて、イギリスでは「ブリティッシュテレコム」とすでに提携したほか、アメリカでも現地の通信大手と提携する方向で最終的な調整に入りました。 量子暗号通信をめぐっては、中国が2025年までに全土に広げる方針を掲げるなど、国際的な開発競争が激化しています。 東芝はこの分野で保有する特許の数が世界1位と、研究開発をリードしてきましたが、欧米の通信大手などと提携していち早く事業としての展開にも乗り出すことで、世界でトップシェアを握りたいねらいがあります。 イン

                  東芝 次世代の暗号技術「量子暗号通信」来年度にも事業化へ | IT・ネット | NHKニュース
                • 東芝 英で次世代暗号技術「量子暗号通信」の試験提供開始 | NHK

                  「量子暗号通信」と呼ばれる次世代の暗号技術について、東芝はイギリスの通信大手とロンドンで試験的にサービスの提供を始めたと発表しました。 東芝は26日、イギリスの通信大手BTグループとロンドンの複数の拠点をつなぎ、「量子暗号通信」によってデータを転送するサービスの提供を試験的に始めたと発表しました。 「量子暗号通信」は、理論上、絶対に解読されないとされている次世代の暗号技術で、セキュリティーの強化が求められる金融業界や安全保障などの分野で活用が見込まれています。 26日、ロンドン中心部で「量子暗号通信」の送受信の装置が披露され、東芝の担当者がデータの安全性がどのように担保されるかなどを説明しました。 東芝は、ロンドンには機密性の高いデータを扱う金融機関が多く集まっていることなどから、事業を展開する上で理想的な環境だとしていて、サービスを試験運用しながら効果を見極めたいとしています。 「量子暗

                    東芝 英で次世代暗号技術「量子暗号通信」の試験提供開始 | NHK
                  • 東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」の事業化、これはイケそう… - 株で稼ぐ Kensinhan の投資ブログ

                    東芝が“絶対に破られない”「量子暗号通信」の事業化を発表しました。これはイケそうな気がします。これまで注目銘柄には入れていませんでしたが、このニュースに飛び乗り、今日、東芝(6502)を買いました。 いつも急な飛び乗り、飛び降りは怪我をする言い続けていますが、今回も思い付きで買いました。だから、まずは楔を打つ程度の100株しか買っていません。これから様子見ながら、下がれば買いまししていきたいです。 あと、保有銘柄で足形を絶賛していたKHネオケム(4189)も今日、追加で100株買い、これで300株保有中です。 株で稼ぐ Kensinhan の投資ブログ 東芝イケそう… さて、今日の日経平均は104円安となりました。NYダウが410ドル安となった割に日経平均の下げは限定的で節目の23,500円を前に底堅さをみせました。 これで、日本株は200万円近くの投資になりました。10月は積極的に行きた

                      東芝、“絶対に破られない”「量子暗号通信」の事業化、これはイケそう… - 株で稼ぐ Kensinhan の投資ブログ
                    • 「量子暗号通信」低コストの信号処理手法 東大が開発に成功 | IT・ネット | NHKニュース

                      インターネットなどの通信の安全性を高めるため「量子暗号通信」と呼ばれる次世代の暗号通信技術の開発が進められていますが、低コストでコンパクトな装置の実現に欠かせない信号処理の手法の開発に、東京大学の研究グループが世界で初めて成功し、量子暗号通信の普及に向けて期待が集まっています。 インターネットなどの通信では、さまざまなデータが暗号化されてやりとりされていますが、スーパーコンピューターをはるかに超える「量子コンピューター」が本格的に実用化されると、今、使われている暗号は簡単に解読されてしまうおそれがあります。 このため理論上、絶対に破られないとされる「量子暗号通信」と呼ばれる、次世代の暗号通信技術の開発が進められていて、日本は去年、東芝が事業化を発表するなど、技術開発で世界をリードしています。 現在、実用化されている技術は、光子と呼ばれる光の粒に信号を載せて通信する方式ですが、極小の粒を扱う

                        「量子暗号通信」低コストの信号処理手法 東大が開発に成功 | IT・ネット | NHKニュース
                      • 次世代暗号技術「量子暗号通信」大規模開発プロジェクト始動へ | NHKニュース

                        「量子暗号通信」と呼ばれる次世代の暗号技術の世界展開を目指して、大手企業や大学などが参加する大がかりな開発プロジェクトが、今月始まることが分かりました。 関係者によりますと、東芝やNEC、三菱電機のほか、東京大学、国の情報通信研究機構といった、12の企業や大学などが参加する量子暗号通信の大がかりな開発プロジェクトが、今月始まることが分かりました。 向こう5年間でそれぞれが強みのある技術を持ち寄り、暗号を破られずに通信できる距離を延ばし、高速・大容量の無線通信 5Gを使った場合も解読されることなく、情報のやり取りを可能にする技術などの開発を共同で進めるということです。 この分野では、保有する特許の数で、東芝が世界1位、NECが2位となるなど、日本企業が存在感を示しています。 量子暗号通信は、防衛や金融など安全保障にもつながる機密性の高い情報を守るために、世界的に需要が伸びると見込まれているだ

                          次世代暗号技術「量子暗号通信」大規模開発プロジェクト始動へ | NHKニュース
                        • 盗聴不可能な量子暗号通信、衛星含む中国全土網計画に他国が危機感

                          将来的に、産業分野のみならず安全保障分野にも破壊的なイノベーションをもたらすと注目されている量子技術。中でも、商用向けの社会実装が早いとみられているのが「量子暗号通信」である。安全保障分野で活用するにはまだ課題が多いとされているものの、盗聴が不可能であることが理論上証明されていることから、実用化されれば通信の傍受やサイバー攻撃による機密情報の漏洩リスクを回避できる可能性がある。商用ネットワークの実証では、中国がスピードと規模で他国を圧倒しているが、技術面では日本も世界の先頭集団に位置する。 東芝と同社傘下の東芝デジタルソリューションズ(川崎市)、英BT Group(BTグループ)は2023年7月5日、3社が英国ロンドンで提供する量子暗号通信の商用メトロネットワークの試験サービスに、金融機関としては初めて、英大手銀行のHSBCが参画することが決定したと発表した。 この3社は2022年4月に、

                            盗聴不可能な量子暗号通信、衛星含む中国全土網計画に他国が危機感
                          • 東芝、量子暗号通信で“世界最長”600km以上の伝送に成功 2026年までに実用化目指す

                            東芝は6月9日、原理的に破られることがないとされる次世代暗号技術「量子暗号通信」を使い、世界最長となる600km以上の通信に成功したと発表した。この記録は既存システムの通信距離の3倍から6倍に相当し、実験室での最新の実証でも約500kmが最長だったという。同社は2026年までに実用化を目指す。 量子暗号技術は、「光子」という微弱な光の量子性を利用することで盗聴を防げる一方、光ファイバーが温度変化や振動による影響を受けることから、長距離の通信が困難とされていた。 そこで、同社は2つの異なる波長の光を使って通信中の位相変動を抑制する「デュアルバンド安定化技術」を新たに開発。同社の量子暗号鍵配信プロトコルと組み合わせることで、通信距離を延ばすことに成功した。600kmの際の通信速度は1bit/秒で、従来の記録だった500kmの際の通信速度(0.1bit/秒)に比べても10倍速く、今回の技術で50

                              東芝、量子暗号通信で“世界最長”600km以上の伝送に成功 2026年までに実用化目指す
                            • 「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMらが設立。ポスト量子暗号の採用促進のため

                              AWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMをプレミアメンバーとする「Post-Quantum Cryptography Alliance」(ポスト量子暗号アライアンス)がLinux Foundation傘下で設立されました。 ポスト量子暗号とは、量子コンピュータによる暗号解読攻撃に耐性があると期待されるアルゴリズムを採用した暗号のことです。 量子力学を利用した量子コンピュータは、ある種の計算に関して従来のコンピュータとは比較にならないほど劇的な計算能力を有するため、その計算能力を暗号解読に用いることで現在利用されている暗号は短時間で解読されてしまう可能性が高いと考えられています。 そのため今後も安全な暗号化通信などを行うためには、量子コンピュータが本格的な実用に入る前に量子コンピュータをもってしても解読が困難な、量子コンピュータへの耐性を備えた暗号アルゴリズムの開発と普及が求められ

                                「ポスト量子暗号アライアンス」をAWS、Google、NVIDIA、シスコ、IBMらが設立。ポスト量子暗号の採用促進のため
                              • NEC、顔認証に量子暗号 安全性で中国勢に対抗 - 日本経済新聞

                                NIKKEI Primeについて 朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

                                  NEC、顔認証に量子暗号 安全性で中国勢に対抗 - 日本経済新聞
                                • 東芝など12機関、盗聴不可能な暗号技術「量子暗号通信網」の共同開発へ

                                  東芝は7月29日、NECや三菱電機、東京大学などと共同で次世代暗号技術「量子暗号通信網」の実用化に向けた研究開発を始めると発表した。総務省の委託事業で、期間は2024年度までの約5年間。初年度(2020年度)の予算は14億4000万円としている。 100台以上の量子暗号装置と数万単位のユーザー端末を収容できる、広域かつ大規模なネットワークを実現するために必要な技術開発や検証を行う。 東芝は代表研究機関として研究成果の取りまとめを担う他、NEC、三菱電機、古河電気工業、浜松ホトニクス、東京大学、北海道大学、横浜国立大学、学習院大学、情報通信研究機構、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構が研究開発に参画する。 量子暗号通信は、量子力学の原理を利用し安全な通信を可能にする技術。光ファイバーを使って光子(光量子、光の最小単位)に情報を載せ伝送するため、原理的に盗聴ができない。一方、光子という微弱

                                    東芝など12機関、盗聴不可能な暗号技術「量子暗号通信網」の共同開発へ
                                  • 東芝 量子暗号通信事業化へ “解読されない” 暗号技術とは | IT・ネット | NHKニュース

                                    「量子暗号通信」と呼ばれる解読されない次世代の暗号技術を東芝が来年度、日本や欧米で事業化することを正式に発表しました。 中国などとの開発競争が激しくなる中、欧米の通信大手とも提携し世界でトップシェアを握りたいねらいです。 「量子暗号通信」は、スーパーコンピューターをはるかに超える計算能力を持つ量子コンピューターでも解読できない、次世代の暗号技術です。 東芝は、この量子暗号通信を来年度、日本や欧米で事業化することを正式に明らかにしました。 日本では政府から通信ネットワークのセキュリティー対策として受注していて、国内での事業化はこれが初めてとなります。 また、海外での事業化では、イギリスの「ブリティッシュテレコム」とアメリカの「ベライゾン・コミュニケーションズ」と提携しました。 量子暗号通信をめぐっては、中国が2025年までに全土に広げる方針を掲げるなど国際的な開発競争が激しくなっています。

                                      東芝 量子暗号通信事業化へ “解読されない” 暗号技術とは | IT・ネット | NHKニュース
                                    • ポスト量子暗号 TLS が AWS KMS でサポートされました | Amazon Web Services

                                      Amazon Web Services ブログ ポスト量子暗号 TLS が AWS KMS でサポートされました AWS Key Management Service (AWS KMS) が KMS API エンドポイントに接続する際に使われる Transport Layer Security (TLS) ネットワーク暗号化プロトコルにおけるポスト量子暗号ハイブリッド鍵交換をサポートしました。この投稿では、ポスト量子暗号 TLS とは何か、 ハイブリッド鍵交換とは何か、 なぜこれらの技術が重要か 、この機能でどのようなメリットを得られるのか、そしてフィードバックの方法について説明します。 ポスト量子暗号 TLS とは? ポスト量子暗号 TLS は、ポスト量子暗号の暗号プロトコルを追加する機能です。 AWS はオープンソースの TLS 実装である s2n を使用しています。2019年6月に

                                        ポスト量子暗号 TLS が AWS KMS でサポートされました | Amazon Web Services
                                      • 中国最新鋭の量子暗号衛星「墨子」|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(1)

                                        「21世紀のスプートニク・ショック」といわれる衝撃的な事態が宇宙で起きている。連載の第1回は、ハイテクの粋を集めた量子暗号衛星「墨子」を打ち上げ、米国を凌駕しつつある宇宙強国・中国の動向について、宇宙法の第一人者で、日本の宇宙政策にも関わる青木節子・慶應義塾大学大学院法務研究科教授に聞いた。 青木 節子 AOKI Setsuko 防衛大学校社会科学教室助教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2016年4月より慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1983年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、90年カナダ、マッギル大学法学部附属航空・宇宙法研究所博士課程修了。法学博士(93年)。専門は国際法、宇宙法。 宇宙でも米中対決の時代 ——米中対決の時代です。その舞台はいまや宇宙に移りつつありますね。 青木 21世紀版「スプートニク・モーメント」(※1)といえる事件が3年前に起きました。重要な出来事な

                                          中国最新鋭の量子暗号衛星「墨子」|シリーズ・21世紀のスプートニク・ショック(1)
                                        • 量子暗号の実用化へ前進 官民で機密保護強化 - 日本経済新聞

                                          光の粒子を使って情報をやりとりする量子暗号の実用化に向けた動きが世界に広がってきた。現在の暗号技術なら簡単に解読してしまう量子コンピューターが現実味を帯び、機密保護の抜本的な強化に迫られたからだ。国家を挙げて取り組む中国や米国が先行しているが、日本も官民を挙げて巻き返しを図る。インターネットなどで広く使われる暗号は、従来のコンピューターでは短時間で解けない数学の問題をもとに成り立っている。その

                                            量子暗号の実用化へ前進 官民で機密保護強化 - 日本経済新聞
                                          • “盗聴不可”の量子暗号通信を人工衛星で実用化目指す 先行する中国に追いつけるか

                                            原理的に盗聴を必ず探知でき、通信の秘密を守ることができる「量子暗号通信」の分野で、小型の人工衛星を使って大陸間の「衛星量子鍵配送」の実現を目指すプロジェクトが、2018年から5カ年計画で始まっている。総務省や情報通信研究機構(NICT)が中心となって研究開発を進め、20年がちょうど中間の年に当たる。 世界に目を向けると、衛星量子鍵配送で日本は中国の後塵(じん)を拝している。16年、中国は「墨子」という実験用の人工衛星を打ち上げ、18年に中国とオーストリアの間で距離7600kmの大陸間量子鍵配送を実現した。一方、日本は衛星量子暗号通信の基礎となる衛星光通信の研究開発を促進。05年に光衛星間通信実験衛星「きらり」(OICETS)を打ち上げ、欧州の静止軌道衛星「アルテミス」と軌道上での光衛星間通信実験に世界で初めて成功した。しかし、人工衛星を使った量子鍵配送はまだ実現していない。 そんな中、衛星

                                              “盗聴不可”の量子暗号通信を人工衛星で実用化目指す 先行する中国に追いつけるか
                                            • NTTの新暗号、なるか世界標準 中国の量子暗号に対抗 - 日本経済新聞

                                              ネット通販から国家の機密情報のやりとりまで支える暗号通信の方式が早ければ2024年から変わる。超高速計算が可能な量子コンピューターの登場で、現行方式では簡単に解読される恐れがあるためだ。新方式にはNTTが提唱する新暗号が有力候補として残る。世界の通信覇権を握ろうと「IOWN構想」を掲げるNTTに弾みがつくか。「この暗号は簡単に解く方法があるのではないか」「いや、安全性に問題はない」。6月、米国

                                                NTTの新暗号、なるか世界標準 中国の量子暗号に対抗 - 日本経済新聞
                                              • “解読不可能”量子暗号通信の開発加速 国内企業も実用化急ぐ | NHK

                                                理論上、解読が不可能とされる「量子暗号通信」の開発が世界的に加速しています。金融や医療など秘匿性が高い情報通信での活用が期待され、国内の企業も実用化を急いでいます。 インターネットなどで使われる今の暗号は、高い計算能力を持った量子コンピューターの登場で解読されるリスクが指摘されています。 量子暗号通信は、暗号鍵の情報を光の粒子=光子に載せて伝送し、相手と共有します。 観察すると状態が変化するという量子力学の特性を生かして盗聴を検知でき、理論上、解読が不可能とされています。 実用化に向けて日本の企業も開発に力を入れ、東芝は、去年7月からイギリスの金融機関などとともにロンドンで実証実験を行っています。 すでにアメリカやシンガポールなどでも実証実験を行っていて、事業の海外展開を目指しています。 東芝の情報通信プラットフォーム研究所の斉藤健所長は「これからますます発展するインターネット社会で安全に

                                                  “解読不可能”量子暗号通信の開発加速 国内企業も実用化急ぐ | NHK
                                                • 盗聴防止へ量子暗号強化 経済安保145億円

                                                  政府が量子暗号通信の研究開発を加速する。2021度補正予算案に約145億円を計上し、実証実験や人工衛星の活用などを進める方針。機微技術である量子暗号通信の早期実用化を後押しすることで、経済安保や新産業の育成につなげる狙いがある。 政府が経済安全保障の強化に向け、盗聴が不可能とされる「量子暗号通信」の研究開発を加速する。2021度補正予算案に約145億円を計上し、実証実験や人工衛星の活用などを進める方針だ。量子暗号通信を巡っては、覇権主義的な行動を強める中国が実用化で日本などに先行している。岸田文雄政権としては、機微技術の一つである量子暗号通信の早期実用化を後押しすることで、経済安保や新産業の育成につなげる狙いがある。 量子暗号通信は、電子や光など極小の物質の世界で起きる現象を利用した技術。重要な文書や画像などのデータを暗号化し、解読に必要な使い捨ての「鍵」を素粒子の一つである光子(光の粒)

                                                    盗聴防止へ量子暗号強化 経済安保145億円
                                                  • 解説:耐量子暗号アルゴリズムとは何か?なぜ必要なのか?

                                                    量子コンピューターが実用化されれば、理論的には、現在インターネットなどで使われている暗号アルゴリズムはもはや安全ではなくなる。量子コンピューターによる攻撃にも耐える、新しい暗号アルゴリズムの開発が始まっている。 by Tammy Xu2022.09.16 9 5 暗号アルゴリズムは、プライバシーを保護して情報のやり取りを守ることで、私たちのオンラインでの安全を保ってくれる。 この記事はマガジン「量子時代のコンピューティング」に収録されています。 マガジンの紹介 しかし多くの専門家は、いつの日かこれらの暗号アルゴリズムが量子コンピューターによって打ち破られて、私たちがハッカーや詐欺師からの攻撃にさらされる可能性があることを懸念している。そして、そのような量子コンピューターは、多くの人が考えているよりも早く実現するかもしれない。 だからこそ、私たちが想像しうる最強の量子コンピューターにさえ対抗

                                                      解説:耐量子暗号アルゴリズムとは何か?なぜ必要なのか?
                                                    • 東芝の“絶対に破られない”「量子暗号通信」開発責任者を直撃 市場の4分の1を取ってリーディングカンパニーへ

                                                      原子力ビジネスの失敗、粉飾決算などが重なって巨額の赤字を計上して経営が大きく揺らいだ東芝。日本を代表する名門大手電機メーカーではこの数年、多くの事業が売却されるなど、暗いニュースが多かった。だが、この10月明るいニュースが世間の注目を集めた。 企業や政府機関に対するサイバー攻撃が相次ぎ、解読できない暗号が注目される中で、「理論上、盗聴が不可能な量子暗号通信」といわれる将来的に有望な暗号技術の開発に成功したのだ。 東芝は2035年度に全世界で約200億ドル(約2.1兆円)と見込まれる量子鍵配送サービス市場の約4分の1(2030年度で約30億ドル[約3150億円])を獲得し、量子暗号通信業界のリーディングカンパニーを目指すとしている。この事業化を目指す責任者の村井信哉・新規事業推進室プロジェクトマネージャーと研究開発センターの佐藤英昭・上席研究員にその背景を聞いた。 2000年ころから研究を継

                                                        東芝の“絶対に破られない”「量子暗号通信」開発責任者を直撃 市場の4分の1を取ってリーディングカンパニーへ
                                                      • 2兆円市場に先手、東芝が量子暗号通信を事業化へ

                                                        量子暗号通信は、光の粒子である「光子」を使った通信技術。やり取りするデータの「暗号化」や元に戻す「復号」に用いる「鍵」の情報を光子に載せて送る。光子は、光の最小単位でこれ以上分割できないうえ、不正に読み取ろうとすると状態が変化する。盗もうとした際の痕跡が確実に残ってしまうため、理論上、情報漏洩を完全に防げるという。 東芝は1991年に英国にケンブリッジ研究所を設立し、量子暗号の基礎研究を進めてきた。この研究成果をベースに日本で実用化研究を推進。2020年1月14日には東北大学と共同で、世界で初めてヒトの遺伝情報を解析した全ゲノム配列データを送る実証実験に成功したことを発表している。「実用化に耐え得る水準まで技術を高めてきた」と東芝サイバーフィジカルシステム推進部の江島克郎サブプロジェクトマネージャーは技術に自信を見せる。 量子コンピューター時代に必須の技術 ここに来て、東芝が量子暗号の実用

                                                          2兆円市場に先手、東芝が量子暗号通信を事業化へ
                                                        • AppleがKyberアルゴリズムに基づいて構築されたiMessage用のポスト量子暗号プロトコル「PQ3」発表、2024年3月のiOS 17.4・iPadOS 17.4・macOS 14.4・watchOS 10.4でリリース

                                                          2024年2月21日、Appleがメッセージングサービス「iMessage」に量子コンピューティング攻撃からメッセージを保護する「ポスト量子暗号プロトコル」の「PQ3」を導入することを発表しました。2024年3月リリース予定のiOS 17.4、iPadOS 17.4、macOS 14.4、watchOS 10.4から段階的に展開が開始される予定です。 Blog - iMessage with PQ3: The new state of the art in quantum-secure messaging at scale - Apple Security Research https://security.apple.com/blog/imessage-pq3/ Apple Announces 'Groundbreaking' New Security Protocol for iMes

                                                            AppleがKyberアルゴリズムに基づいて構築されたiMessage用のポスト量子暗号プロトコル「PQ3」発表、2024年3月のiOS 17.4・iPadOS 17.4・macOS 14.4・watchOS 10.4でリリース
                                                          • ICカードに量子暗号 凸版とNICT、情報保護へ25年にも - 日本経済新聞

                                                            凸版印刷と国立研究開発法人の情報通信研究機構(NICT)は、理論上破られない究極の暗号とされる量子暗号を使ったICカードを開発する。日本が世界でも先頭集団に位置する技術を使い2025年の実用化を目指す。医療データ用をはじめとする幅広い用途に使い、ハッキングなどによる情報流出を防ぐ。ICカードはクレジットカードや交通系の「Suica(スイカ)」など日常生活で使うものに加え、電子カルテの管理といっ

                                                              ICカードに量子暗号 凸版とNICT、情報保護へ25年にも - 日本経済新聞
                                                            • 英量子ベンチャーが日本進出 量子暗号デバイスやプログラミング基盤を展開

                                                              英量子ベンチャーCambridge Quantum Computingが日本市場に本格参入する。量子暗号デバイスの販売や、複数社の量子コンピュータで実行できるプログラミングプラットフォームを展開することで、パートナー企業と共同研究を進めたい考え。 英ケンブリッジ大学発の量子ベンチャー企業、Cambridge Quantum Computing(以下、CQC)は12月19日(日本時間)、日本市場に本格参入すると発表した。同社の日本法人を通じ、量子暗号デバイスの販売や、複数社の量子コンピュータで実行できるプログラミングプラットフォームを展開することで、パートナー企業と共同研究を進めたい考え。

                                                                英量子ベンチャーが日本進出 量子暗号デバイスやプログラミング基盤を展開
                                                              • 米国立標準技術研究所(NIST)、4つの「ポスト量子暗号」アルゴリズムを選択

                                                                米国立標準技術研究所(NIST)は7月5日(現地時間)、量子コンピュータからの攻撃から機密データを保護することを目的とするアルゴリズムとして4つの暗号化ツールを選択したと発表した。 商務省下でサイバー標準を開発するNISTは2016年から、従来の公開鍵暗号に代わる強力な「ポスト量子暗号」(または「量子耐性暗号」)と呼ぶ標準の採用に取り組んでおり、2024年には標準を公開する計画だ。 今回発表したのは、CRYSTALS-Kyber、CRYSTALS-Dilithium、FALCON、SPHINCS+の4つのアルゴリズムの選択。 ジョー・バイデン米大統領は5月、量子コンピュータが実用化されるまでに既存の暗号を強化するよう連邦機関に命じる覚書を発行し、NISTや米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)にタスクを与えた。 関連記事 重大なサイバー攻撃を受

                                                                  米国立標準技術研究所(NIST)、4つの「ポスト量子暗号」アルゴリズムを選択
                                                                • ポスト量子暗号とは - Jean-Philippe Aumasson氏に聞く

                                                                  Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...

                                                                    ポスト量子暗号とは - Jean-Philippe Aumasson氏に聞く
                                                                  • 実は簡単な「光ファイバーの盗聴」、スイスの量子暗号装置メーカーが目の前で実演

                                                                    「光ファイバーの盗聴は難しいと思っているだろうが、実は簡単だ。実演してみせよう」 量子暗号装置などを開発するスイス企業、ID Quantique(IDQ)のDirector of Strategic Quantum InitiativesであるBruno Huttner氏は、この言葉通り、筆者の目の前でいとも簡単に盗聴をしてみせた。用意したのは、光ファイバーでつながれた2台のノートPCと、盗聴用ノートPCだ(図1)。2台のノートPCの間では、暗号化されていない映像データが流れている。

                                                                      実は簡単な「光ファイバーの盗聴」、スイスの量子暗号装置メーカーが目の前で実演
                                                                    • TOSHIBAが「世界最長600kmの量子暗号通信」を達成 - ナゾロジー

                                                                      長い距離は送れなかった量子暗号通信現在広く利用されている暗号通信は、暗号鍵というものを用いて情報のやり取りをしています。 通信で送られる情報は、暗号化によって読めないメチャクチャな内容に変換されていますが、これを読むために必要となるのが暗号鍵です。 これまでも、暗号をコンピュータの計算で突破することは不可能ではありませんでしたが、それには数万年単位の計算時間が必要となるため、犯罪で試す人はいませんでした。 しかし、量子コンピュータが進歩すれば、通信の安全性が著しく低下する恐れがあります。 量子コンピュータの計算が早い理由は、簡単に説明すると10の組み合わせがある暗号を試す場合、普通のコンピュータは10回計算しなければなりませんが、量子コンピュータは量子のもつれを利用して、10の平行世界を使って1回の計算で済ませられるからです。 これは1回の計算時間が1秒の場合、普通のコンピュータで10秒か

                                                                        TOSHIBAが「世界最長600kmの量子暗号通信」を達成 - ナゾロジー
                                                                      • 量子暗号でサーバ室へも「顔パス」? 秘匿性の高い認証システムを開発

                                                                        国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とNECは2019年10月29日、認証時に高い秘匿性と可用性を持つ顔認証システムを共同で開発し、実証に成功したと発表した。特徴データの伝送時と、特徴点などの認証用参照データを保存する際に「量子暗号」と「(k,n)しきい値秘密分散」(以下、秘密分散)を用いる。不正アクセスや参照データ消失のリスクが極めて低いとしている。 急がれる生体認証の秘匿性向上 顔認証など生体情報を利用した認証方式は、本人を簡単に確認でき、パスワード紛失の危険性がない便利な認証技術である半面、生体情報が盗まれた場合は変更できないという課題がある。NICTとNECが開発したシステムは、認証時のデータ伝送を量子暗号で秘匿化し、認証用参照データを秘密分散で管理することで、こうした課題を解消する。両者によると、理論上、漏えいや盗聴は不可能だという。 NICTとNECは、この顔認証システ

                                                                          量子暗号でサーバ室へも「顔パス」? 秘匿性の高い認証システムを開発
                                                                        • 「量子暗号通信」でゲノム情報を伝送・保管 東芝が実験に成功 | NHKニュース

                                                                          東芝は、膨大な量となる人の遺伝子の解析情報=ゲノム情報を、理論上絶対に解読されないとされる「量子暗号通信」を使い、ネットワークを経由して安全に伝送、保管する実験に成功しました。世界で初めてだとしています。 実験は、東芝が東北大学病院などと共同で行いました。 ▽膨大な量となる人の遺伝子の解析情報=ゲノム情報を特殊な加工を加えたうえで暗号化し、 ▽暗号データを光の粒に乗せてやり取りする「量子暗号通信」を使い、ネットワークで結ばれた複数の拠点に伝送、保管します。 実験では、データの保管、復元がそれぞれ20分から30分程度でできたということです。 ゲノム情報は極めて機密性が高いため、ディスクやテープなどの媒体に記録して保管するのが一般的です。 今回の方法は、 ▽理論上、絶対に解読されないとされる「量子暗号通信」を使ううえ、 ▽ネットワークを介して分散、保管するため、従来よりも安全でコストをおさえら

                                                                            「量子暗号通信」でゲノム情報を伝送・保管 東芝が実験に成功 | NHKニュース
                                                                          • 東芝、量子暗号を21年に事業化 世界シェア25%目指す | 共同通信

                                                                            東芝は18日、盗聴やハッキングが理論上不可能とされる次世代の技術「量子暗号通信」システムを使った事業を2021年1~3月期から国内外で順次始めると発表した。日本企業として初めての事業化としている。30年度に量子暗号通信に関する世界市場のシェア約25%獲得を目指す。 情報通信研究機構(NICT)へ21年1~3月期にシステムを納入し、4月に実証事業を開始する。NICTは複数の拠点間で情報を送受信する際に活用する。21年4月以降、欧米やアジアにも展開する。金融機関を中心に25年度までに本格的なサービスを始めたい考えだ。

                                                                              東芝、量子暗号を21年に事業化 世界シェア25%目指す | 共同通信
                                                                            • 世界初、KDDIが1409次元の暗号を解読。耐量子暗号に活用へ

                                                                              KDDIとKDDI総合研究所は12月26日、暗号解読コンテスト「Challenges for code-based problems」において、次世代暗号として標準化が進められているClassic McElieceの1409次元の暗号解読にKDDI総合研究所が世界で初めて成功し、11月13日に世界記録を更新したことを発表した。 1409次元の暗号は10の56乗(=100兆×100兆×100兆×100兆)通りの解の候補が存在し、総当たりでは解読に1兆年以上かかるとされてきた。今回、両社は独自の解読アルゴリズムで計算対象を大幅に絞り込み、およそ2700万の解読処理を同時に実行できる並列コンピューティング環境を構築・活用することで、29.6時間で暗号を解読。これまで1347次元だった世界記録を更新した。 これにより、1409次元の暗号を解読するために必要な計算量(処理の繰り返し回数)が2の63乗

                                                                                世界初、KDDIが1409次元の暗号を解読。耐量子暗号に活用へ
                                                                              • ポスト量子暗号の中身は? Cloudflareがアルゴリズムを詳しく解説

                                                                                ポスト量子暗号の中身は? Cloudflareがアルゴリズムを詳しく解説:量子コンピュータは何を破壊するのか ポスト量子暗号標準の一部となる4つの暗号化アルゴリズム候補をNISTが発表した。Cloudflareはこれを受けて、暗号技術に対する量子コンピュータの脅威と、これらのアルゴリズムへの評価を公開した。 CDN(Contents Delivery Network)や各種インターネットセキュリティサービスを提供するCloudflareは2022年7月9日(米国時間)、将来発生すると予想される量子コンピュータによるサイバー攻撃が暗号技術に与える影響と、ポスト量子暗号(PQC)アルゴリズムの評価を公開した。 NIST(米国立標準技術研究所)が、PQC標準の一部となる4つの暗号化アルゴリズム候補を2022年7月5日に発表したことを受けたものだ。 何に使うアルゴリズムなのか NISTが発表した標

                                                                                  ポスト量子暗号の中身は? Cloudflareがアルゴリズムを詳しく解説
                                                                                • 量子暗号通信、コスト10分の1 東大が新方式 - 日本経済新聞

                                                                                  通信の安全性を高める次世代の暗号技術「量子暗号通信」の普及に弾みをつける大きな前進があった。通信に光の波の性質を使い、安価な汎用品で検出しても安全性を実証できる方法を東京大学の小芦雅斗教授らが考案した。通信装置の開発コストを約10分の1にできる見通し。NECと連携し、2025年をメドに実用化をめざす。【関連記事】・・・量子暗号通信は守りたい情報を暗号化したり、解読したりするための「鍵」を量子力学の原理でつくる。鍵などの情報を微弱な光の粒である光子にのせる。誰かが盗み見ようとすると光が乱れ、のぞかれた痕跡が残る。不正な解読は不可能とされる。光は直進したり反射したりする粒子の性質と、障害物などの後ろに回り込む波としての性質を併せ持つ。一部の用途で利用が始まった量子暗号通信は

                                                                                    量子暗号通信、コスト10分の1 東大が新方式 - 日本経済新聞

                                                                                  新着記事