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短歌に関するrafalegirlのブックマーク (2)

  • 「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌

    「私は短歌が好きです。一生好きです」 セーラー服姿の女性歌人・鳥居は涙を浮かべてそう口にした。2017年6月29日、短歌界で最も歴史ある「第61回現代歌人協会賞」授賞式の壇上である。 会場内にいるのは、スーツやドレスや和装に身を包んだ、いわゆる“短歌界の立派な人たち”ばかり。その中で、一見すると場違いにも思えるような鳥居だが、違和感を覚える者はほとんどいない。鳥居の短歌界での功績や、歌人としての実力、そして成人してもセーラー服を着続けている理由を、多くの人が知っているからだ。 鳥居の半生は、よく“壮絶”という言葉で表される。しかし、それは決して真実ではない。ほかに適切な言葉がないために「壮絶」と用いられるだけで、実際はもっと、もっと、辛くて悲しい。いったいどのようなものだったのだろうか。 学校から帰ると、母が倒れていた 鳥居は舞台女優の母と、脚家を目指す父の間に生まれた。しかし、鳥居が2

    「施設の新聞で字を覚えた少女」が絞り出す歌
  • 【クイズ】下の句を当てろ! 前衛的な“現代短歌”セレクション|P+D MAGAZINE

    【クイズ】下の句を当てろ! 前衛的な“現代短歌”セレクション 現代短歌には、上の句から下の句への想像もできないような“飛躍”が魅力的な作品が多数あります。今回は、斉藤斎藤、中澤系といった現代若手歌人の短歌をクイズ形式でご紹介!あなたは何問正解できるでしょうか? 2017/05/30 現代口語短歌を代表する歌人・俵万智の作品に、こんな一首があります。 いつもより一分早く駅に着く 一分君のこと考える いつもの電車の時間に合わせて家を出ている女性が、ある日、1分だけ早めに駅に着いてしまう。その“1分”の間、恋をしている相手のことを考えて時間を過ごす……というシチュエーション。 恋愛初期における、生活のすべてが“君”になってしまうような浮遊感、非日常感に、共感を覚える方も多いのではないでしょうか。 いわばこれは、意味の「わかる」短歌です。 一方で、こちらはどうでしょう。1986年、俵万智が角川短歌

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