私たちは起きて活動しているときこそ、生物の本来の姿であると勝手に思いこんでいます。 しかし、ひょっとすると生物とは寝ている状態こそが標準の姿であり、起きている状態がイレギュラーな姿の可能性があるようです。 九州大学基幹教育院の金谷 啓之氏(現東京大学大学院)、伊藤太一助教らの研究グループは、2020年に脳を持たない原始的な生物ヒドラに睡眠が存在すること、さらに睡眠の制御因子も他の生物と共通していることを発見したと報告しています。 それは生物が脳の獲得から睡眠を進化させたのではなく、むしろ覚醒を進化させた可能性を問いかけています。 寝ている状態こそ生物の本来の姿、それは常識的な認識を逆転させる非常に興味深い提案です。 THE SIMPLEST OF SLUMBERS https://www.science.org/content/article/if-alive-sleeps-brainle
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