アイルランド首都ダブリン(Dublin)で記者会見を開き、児童性的虐待の犠牲者たちに謝罪するディアミド・マーティン(Diarmuid Martin)大司教(2009年11月26日撮影)。(c)AFP/Peter Muhly 【11月27日 AFP】アイルランドのカトリック教会の聖職者らによる児童虐待問題に関する政府の調査報告書が26日発表された。30年以上にわたって虐待が隠ぺいされ、関係機関が被害者に誠実に対応していなかったことに対し教会と政府は謝罪した。 今年5月には、全国のカトリック教会が運営する施設で1930年代から子どもたちに対し、性的、肉体的、精神的な虐待が広く行われていたという事実を初めて明らかにした衝撃的な調査結果が発表されていた。 イボンヌ・マーフィー(Yvonne Murphy)判事らがまとめたこの750ページにおよぶ報告書は1975年から2004年にかけてダブリン(Du