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林 壮一に関するrsk_idrのブックマーク (2)

  • 人はどんな底辺からでも、立ち上がる:日経ビジネスオンライン

    高校教師時代の教え子から届いたEメールを読みながら、涙が零れた。 彼――ブランドン・ジョージは書いた。 「センセイ、僕、大学に行くことにしました。高校を卒業してから、今まで働いてお金を貯めてきたけれど、やっと見通しがついたんです。頑張って学んで、映画監督を目指します!」 底辺校の教え子、大学へ 複雑な家庭に育ちながら、いつも幼い弟と妹の面倒をみていたブランドン。彼には、芯の強さを感じた。私が心配しなくても、自分の足できちんと歩んで行けるタイプだと思っていたが、こういう便りは心が温かくなる。 2008年6月に高校を卒業後、ブランドンがどんな思いで暮らしていたかを知っているだけに、涙が止まらなくなってしまった。おそらく教師の喜びとは、こんなところにあるのだろう。 「やったな! 流石だな! お前を誇りに思う。近々会おう。夕でもご馳走しようじゃないか。どこにでも行きたいところに連れて行くぜ!!」

    人はどんな底辺からでも、立ち上がる:日経ビジネスオンライン
  • 最後の日は近づく――挑戦に敗れ、ボランティア現場を去らねばならない私:日経ビジネスオンライン

    「どうだった、Aの母親?」 私の顔を見るなり、テーラーが訊ねてきた(前回「『クレイジー』な母親との意外な会見」参照)。 「思ったより普通の人に思えたよ。彼女自身も、大学に復学したい、一緒に学びましょうよ! ってAの手を握っていた」 テーラーは左右に首を振りながら言った。 「ショーね。他者に同情されたい、あるいは“いい母を演じている”だけよ」 そうかもしれない。数時間の面談で、人間の素顔が見える筈もない。だが私は、努めて明るく話した。 「Aはいつになく真剣な表情をしていたから、少しはこちらの気持ちが通じたんじゃないかな」 「そうね。彼が一番長い付き合いだし、あなたとの別れるのは辛いでしょう」 実は私は、13年半過ごしたリノを離れることを決めていた。 最近下した決断ではない。およそ1年前に決めた。様々な理由が挙げられるが、最も大きな要因は、物書きとして米国デビューを果たせなかったことにある。

    最後の日は近づく――挑戦に敗れ、ボランティア現場を去らねばならない私:日経ビジネスオンライン
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