吉本興業ホールディングスのトップ、大崎洋会長が、朝日新聞のインタビューに応じた。吉本では、雨上がり決死隊の宮迫博之さん、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、スリムクラブの真栄田賢さん、内間政成さんら13人の所属芸人が振り込め詐欺集団の宴会や暴力団幹部のパーティーに出席。宮迫さんは100万円、田村さんは50万円、スリムクラブは2人で15万円を受領していた。吉本は今後、明石家さんまさんやダウンタウンらトップタレントを含めた所属6千人全員と「共同確認書」を交わし、直接依頼された仕事をすべて会社に報告させることを明らかにした。一方、大崎会長は経営陣の責任について「会社外のこと」と否定した。宮迫さんら謹慎しているタレントたちの復帰時期については「1年後がいいか、10年後がいいか」と明言を避けた。 一問一答は次のとおり。 ――今回、反社会的な勢力と吉本との接点が断ち切れていなかったということが浮き彫り