『あやふや書庫』は あやふや文庫のまとめサイトです 今までに捜査された 「記憶に残る本・もう一度読みたい本」 が たくさん保管されています
紙の単行本、文庫本、デジタルのスマホ、タブレット、電子ブックリーダー…かたちは変われど、ひとはいつだって本を読む。気になるあのひとはどんな本を読んでいる? 各界で活躍されている方たちが読みたてホヤホヤをそっと教えてくれるリレー書評。 【雁須磨子(漫画家)】→→吉川浩満(文筆家)→→??? 私の両親は若くして結婚して、母は二十歳そこそこで二人の娘を産んだ。 街のショッピングセンターのレストランで両親は働いて、子供達はショッピングセンターの中に放流されて一日を過ごす。 私はだいたいゲームコーナーか本屋のまんがコーナーに入り浸っている。その頃は本屋の立ち読みが今より自由だった。楽しかったな。でもなかなかしんどいことも多かった。 そんなくらしの中で、いいことだと思うけれど親は私たちにとても厳しかった。今にして思えば若い二人が必死に生活しつつ二人も子供を育ててるのでまあしゃあない。家は裕福とはとても
東京神田の神保町は日本随一の本屋街として知られていて、それぞれに専門分野を持った古書店が集まっている。 ちょっと昔の東京ガイドブックを見ると、日本の知がここに集まるなんて紹介の仕方がされていたものだ。 そんな神保町も、さまざまな変化のせいで、どうやら専門書街ではなくなりつつあるという話。 かつて神保町には洋書の専門店がたくさんあった。とくに目抜き通りの靖国通り沿いには、神保町を象徴するかのような老舗の洋書専門店がある。けど最近の神保町では、洋書専門店は絶滅危惧種だ。 そのうちの一件は、今年になってから金土日のみの営業になった。「コロナ禍による人員削減」と貼り紙が表にしてある。 もう一件の洋書店は、建物は壮麗だが、実態はもう洋書店ではなくなりつつある。店に入ると一階は児童書コーナーを兼ねたカフェになっている。洋書コーナーは2階にあるが、店内から直接行くことはできず、脇の小道から上がるようにな
一歩先を歩くひとを知っている、幸せ。 わたしが「おしゃれ」を 意識するようになったのは とても遅く、 大学生になってからです。 初めての一人暮らし、 アルバイト代を手にして 親の目を気にすることなく 自由に選ぶ洋服。 おしゃれって楽しい。 そう気づいてから 光野桃さんの本に巡り合えたのは 本当に幸福なことだったと思います。 ads by google 『おしゃれの視線』、 『私のスタイルを探して』。 光野さんの本を読みながら、 ファッションとは ただ好きな服を身に着けるということではなく 自分の生き方、 自分から滲み出るものを 「表現するもの」なんだと知りました。 40代に入ったわたしが 今 手にしているのは 60代になった光野さんが書いた 『白いシャツは、白髪になるまで待って』(幻冬舎)。 若い頃から変わってきた体形、 肌の質感、 全体的な雰囲気。 近い将来 身に着ける衣服を考え直すこと
お世話になっております。兼業ライターの赤祖父と申します。 今まで幾つか「子供と遊ぶこと」をテーマに寄稿させていただいております。 https://soredoko.jp/archive/category/%E8%B5%A4%E7%A5%96%E7%88%B6soredoko.jp 今回は4歳半になる私の息子と、それどこ編集部の皆さまにご協力いただき、4歳児vs大人で論理的思考力を競って遊んでみている。 その玩具はコレ。 このサイコロのようなもの、「ローリーズ・ストーリー・キューブス」という。 【楽天市場】 ローリーズ・ストーリー・キューブスの検索結果 9つのキューブ6面にそれぞれイラストやマークが描かれ、合計54のイラストで構成されている。キューブを転がし、出た面に描かれているイラストを組み合わせ、即興でストーリーを作っていく……というのが基本的な遊び方。 例えば…… あなたなら、この4コ
電子書籍の普及により、本もスマホで読める時代。しかし、もし本そのものがスマホのようだったら……? 片手におさまり親指でページをめくれるという、従来の本のイメージを覆す「超小型本」がアメリカで注目を集めている。 スマートフォンならぬ「スマート本」? 『薔薇の名前』などの作品で知られる小説家のウンベルト・エーコは、本についてかつて次のような言葉を残している。 「スプーンやハサミ、ハンマー、車輪といったものと同じように、本というものは一度発明されればそれ以上進化することはない」 印刷された本というのは、デザイン面でのマイナーチェンジはあれど、根本的に進化することは難しい。実際、2000年以上前に聖書の古写本が出現して以来、本というものの形態そのものはほとんど変化してこなかった。
(笑)をとれ ポエム面白いんだぞ 詩の世界の広がりを愛せないくせに外国人は俳句を絶賛してるみたいな話聞いて喜ぶのも止めろ 学校で詩を読む時に謎の正解を作るのもやだ おれはかまきりとか 私と小鳥と鈴ととか 好きだったけどなんか意見を間違いっていわれるの謎だったし まぁそのうち詩の授業そのものがなくなるわけなんですけど あと深夜に書いたラブレター的な文脈で詩のこと馬鹿にするやつはすりこぎですりつぶしたい まど・みちお読め 金子みすず読め 室生犀星読め 谷川俊太郎読め あと好きだから高階紀一も読め 最近の人だと中家菜津子めっちゃ良いから読め サイレンと犀の岡野大嗣は歌人だけど良いから読め 読んで本当に馬鹿にしていいものなのか確認してこいちくしょうめ
ピアスを片方、落としてしまいました。 お気に入りの、ピアス。 何年も前にアガットで、夫が誕生日プレゼントに買ってくれたものです。 小さめの金のフープに、透し模様のチャーム。 控えめだけれど品を感じるこの組み合わせが、大好きでした。 数日前。 その日は長女の小学校や学童クラブの諸手続きのため、一日中、あちらこちらへ出かけました。 その日に付けていたのが、このピアス。 全ての手続きを終えて帰宅した夕方、右側のピアスがないことに気付きました。 体調がすぐれず、一旦家に帰ってきて、ソファで休みました。 右側を下にして横になっていました。 その時、ピアスの留め金が緩んでしまったのかもしれません。 いつもそばにあったものが、ない。 何年間も頻繁に身につけていたものが無くなってしまった。 小さなピアスであっても、私にとっては大きな存在感のあるものでした。 物が落ちる時、自分の何かの身代わりに落ちてくれた
5月に『アイデア大全』を読んで以来、同書に書かれている「発想法」をいくつか試している。『アイデア大全』については下記記事で感想をまとめているので、詳しくはそちらをどうぞ。 アイデアを生み出すための手法が、42個も掲載されている本書。当然、すぐに全部を実践できるはずもないので、暇なときにちょちょいと読み直しつつ試している格好。 そんな発想法のうち、継続的に取り組んでいる手法がひとつある。 『アイデア大全』を最初から最後まで読んだうえで、特に「これはぜひとも実践したい!」と感じられた手法。6月上旬から取り組むようになり、この2ヶ月以上、なんだかんだで続けられている。それどころか楽しんですらいるし、メリットと言えそうな効果も現れてきている。 それが、「ノンストップ・ライティング」だ。 スポンサーリンク テーマなし&時間制限ありのフリースタイルが楽しい! 「ノンストップ・ライティング」 あるいは「
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