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医療と本に関するshichiminのブックマーク (6)

  • 安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる

    安楽死が合法の国で起こっていること』というをご存じだろうか。 安楽死が合法の国で起こっていること (ちくま新書) 筆者の児玉真美さんは障害者やその家族の立場に立って活動しているベテランの著述家だ。その著者が、安楽死の議論と実践が進んでいるオランダやカナダなどの現状を伝え、議論のたたき台としてまとめたのが書、ということになる。 安楽死・尊厳死・自殺幇助といったまぎらわしい語彙を理解するにも向いているだろう。 いわゆる人権先進国で安楽死が急増している 人の生死を扱う書籍だけに、『安楽死が合法の国で起こっていること』にはドキドキする話題やセンシティブな議論が多い。なかでも強い印象を受けたのは、カナダやベルギーやオランダやスイスで安楽死が合法化され、しかも急速に広がっているという話題だった。 たとえばカナダでは2016年に安楽死が合法化されたが、少なくとも当初、その条件は慎重に設定されていた

    安楽死が合法化されたら日本は姥捨て山になる
  • 麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 - HONZ

    麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 歴史、特に最悪の医療の歴史などを読んでいると、あ〜現代に生まれてきてよかったなあと、身の回りに当たり前に存在する設備や技術に感謝することが多い。昔は治せなかった病気が今では治せるケースも多いし、瀉血やロボトミー手術など、痛みや苦しみを与えるだけで一切の効果のなかった治療も、科学的手法によって見分けることができるようになってきた。 だが、そうした幾つもの医療の進歩の中で最もありがたいもののひとつは、麻酔の存在ではないか。正直、麻酔のない世界には生まれたくない。切ったり潰したりするときに意識があるなんてゾッとする──現代の医療に麻酔は絶対絶対必須だ。そのわりに、患者に麻酔を施す麻酔科医の仕事は光が当たりづらい分野である。何しろ実際に手術や治療を担当することはめったにないから、麻

    麻酔で意識が落ちた時、何が起こっているのか──『意識と感覚のない世界――実のところ、麻酔科医は何をしているのか』 - HONZ
  • 特別寄稿『ブラック精神科医に気をつけろ!』第5回 若者の死(佐藤 光展)

    「通院歴もないのに突然、精神科病院に拉致監禁」「自殺願望に悩む患者に首吊り自殺の方法を教える」「女性患者に性行為でイクかどうか、を問診して治療方針を決める」・・・・・・現実の話とは思えないブラック精神科医たちのエピソードが多数収録されている『精神医療ダークサイド』(講談社現代新書)。良質のノンフィクション作品を紹介する書評サイト「HONZ」で、成毛眞氏が「2013年 HONZ 今年の1冊」と絶賛するなど、発売直後から各方面で話題を集めている。 著者の佐藤光展氏は、読売新聞東京社医療部で、精神医療の問題を粘り強く追い続けているジャーナリスト。先日も、抗精神病薬「ゼプリオン」の突然死問題をスクープして、大反響を呼んだ。精神医療の深い闇を知る佐藤記者が、『精神医療ダークサイド』で紹介したユウキさん(仮名)のその後についてレポートする。

    特別寄稿『ブラック精神科医に気をつけろ!』第5回 若者の死(佐藤 光展)
  • がんの入門書ってあるのだろうか?

    「生活目線でがんを語る会」の第2回に参加してきた。 かなりの人が罹るにもかかわらず、わたしはよく分かっていない。日人の死因のトップは、がんだ。だから、わたしが罹る可能性は高い。というよりも、それ以外の原因だと、なんとか助かってしまうのだろう。だから、今のわたしは、「まだがんになっていないだけ」と言える。 これほど身近な存在なのに、「がんとは悪性腫瘍だ」とか「外科手術や放射線治で治療できる」といった上っ面の知識しか持ち合わせがない。また、かつて言われていた「がん=死」とは限らないらしい。だが、どういう場合にそうなるのか、分からない。屋に並んでいる「がんの」は大量にあれど、誰かの「闘病記」だったり「最新医療」もしくは「代替治療」ネタだったりする。供給側からの理屈で見ると、このラインナップは、「がんを宣告された人」や「その家族」が飛びつくようなものだ。 「まだがんになっていない人」をターゲ

    がんの入門書ってあるのだろうか?
  • [書評]命の値段が高すぎる! - 医療の貧困(永田宏): 極東ブログ

    倫理的に考えれば命に値段が付くわけもないのだから当然、書名の「命の値段が高すぎる! - 医療の貧困」(参照)は比喩である。実際はというと、後期高齢者医療制度にかかる費用が莫大で日は高齢者医療を維持できるのだろうかという問題だ。 書の趣旨にかかわらず、この問題は非常に深刻でこれからの政治に大きな影を投げかけるはずだった。 高齢者医療費が高すぎて、もはや国民には払えない。高齢者も現役世代も、これ以上の負担には耐えられそうにない。だからいって、このままじっとしていては何も解決しない。 ではいったいどうすればいいのか。 いくつかの選択肢がすでに用意されている。(中略) しかしその前に、医療制度の「抜的解決」はありえないことを理解しておいていただきたい。 どの政党も医療制度の「抜的解決」を訴えている。ところが中身はお粗末なものばかりで、具体的な解決案はほとんど示されていない。国民は待てど暮ら

  • 404 Blog Not Found:直すか居直るか - 書評 - がん治療の常識・非常識

    2008年05月19日23:00 カテゴリ書評/画評/品評Medicine 直すか居直るか - 書評 - がん治療の常識・非常識 講談社ブルーバックス編集部高月様より献御礼。 がん治療の常識・非常識 田中秀一 「死因不明社会」の書評を見て献くださったとのことだが、こちらは死因は明瞭になっている分、治療はそうでないというものを扱った一冊である。 書「がん治療の常識・非常識」は、読売新聞の医療情報部次長である著者が、現在の日におけるがん治療の現状と問題点を一冊にまとめたもの。 目次 - がん治療の常識・非常識 患者にとっての最良の選択とは? 田中秀一 講談社 第1章 がんは当に治るようになったのか? 第2章 抗がん剤治療は有効か? 第3章 がん手術の落とし穴 第4章 軽視されてきた放射線治療 第5章 免疫療法と代替療法はほとんど効果なし 第6章 知られざるがん検診のデメリット 第7章

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