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本と事件に関するshichiminのブックマーク (2)

  • 『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』ロシア史上最悪の遭難怪死事件に挑む - HONZ

    一般に、は読めば読むほど物知りになれると思われがちだが、実際は逆だ。読めば読むほど、世の中はこんなにも知らないことであふれているのかと思い知らされる。その繰り返しが読書だ。 「ディアトロフ峠事件」をぼくはまったく知らなかった。これは冷戦下のソヴィエトで起きた未解決事件である。 1959年1月23日、ウラル工科大学の学生とOBら9名のグループが、ウラル山脈北部の山に登るため、エカテリンブルク(ソ連時代はスヴェルドロフスク)を出発した。 男性7名、女性2名からなるグループは、全員が長距離スキーや登山の経験者で、トレッキング第二級の資格を持っていた。彼らは当時のソ連でトレッカーの最高資格となる第三級を獲得するために、困難なルートを選んでいた。資格認定の条件は過酷なものだったが、第三級を得られれば「スポーツ・マスター」として人を指導することができる。彼らはこの資格がどうしても欲しかったのだ。 事

    『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』ロシア史上最悪の遭難怪死事件に挑む - HONZ
  • 『謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件』 - HONZ

    正に「青天の霹靂」と、いうヤツである。 何故、人よりホンの一寸ばかし読書が好きなだけの、40過ぎの一介のスタイリストの元に、あの開高健ノンフィクション賞と、大宅壮一ノンフィクション賞の最終候補に残る様な、格派ノンフィクションの文庫版解説という大役が回ってくるのだろうか。 しかも書は、あるファッション・デザイナーの評伝でもなければ、映画や演劇の衣装について考察されたでもない。自身、娘を持つ身としては、胸が抉られ、読む事すら躊躇われるような、痛ましく哀しい事件のノンフィクションである。 この、畑違いとお門違いが同じ皿に盛られてやってきた様なオファーに、正直俺はビビってたじろいだ。「無理です」と、一言電話口で言葉を発せば、こうして身分不相応を完全に自覚しつつ、言い訳めいたフレーズを羅列しなくても済んだかもしれない。 だが、僕は散々迷ったフリをしながら、必ず書かねばなるまいと思ってもいた。そ

    『謝るなら、いつでもおいで 佐世保小六女児同級生殺害事件』 - HONZ
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