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本と街づくりに関するshichiminのブックマーク (2)

  • 『火の見櫓―地域を見つめる安全遺産』火の見櫓からまちづくりを考える会(鹿島出版会 ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 一基にひとつの「火の見櫓物語」のスタートに 敦ちゃんちと俊ちゃんちの間に火の見櫓はあった。昭和40年代、山形県の内陸部の小さな集落を通る道と用水路が交わる地点で、近くには消防団のポンプ車庫がある。半鐘の音を聞くのは春と秋の火災予防週間で、朝夕定時に、カーン、カンカンカーンというリズムが繰り返された。子どもにとって火の見櫓は、その役割よりそれが立つ場所が重要で、「遊んではいけません」の鎖をくぐって湿っぽいコンクリートの土台に座り込んだり、鉄骨にのぼったり用水路を飛び越えたりして遊んだものだ。 櫓に見晴し台はなく、左手で梯子につかまったまま右手で半鐘を鳴らすタイプのものだった。火の見櫓なんてどこでもだいたいそんなものだろうと思っていたら、とんでもない。書に収録されているのはおもに静岡県内のものだが、細部にわたってあまりにも多彩で驚いてしまう。まとめたのは「火の見櫓からま

    『火の見櫓―地域を見つめる安全遺産』火の見櫓からまちづくりを考える会(鹿島出版会 ) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • [書評]地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?(久繁哲之介): 極東ブログ

    地方都市が衰退している。象徴的なのはシャッター街だろう。かつては栄えていた中規模都市の駅前商店街はさびれてしまった。かつてそこで購入されていた商品は、郊外型の大規模ショッピングセンターに移った。かくして、地方の暮らしでは自動車が生活の必需品となり、自動車や公共交通などの移動手段がない人びとは、料品・日常品を購入することも困難となる。歳を取って十分な生鮮品も購入しがたく、買い物難民とも呼ばれるようになる。地域衰退の帰結のひとつだ。 衰滅していく地域をどう再生し、活性したらよいのか? 多くの人が知恵を絞り、そしていくつかは成功したと語られている。当だろうか。書、「地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか?(久繁哲之介)」(参照)は、まず地域再生の成功例と言われているものが、当に成功例なのか疑っていく。 もし、喧伝された成功例が当に他の都市でも模倣可能な成功例であれば、それは

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