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本と言葉に関するshichiminのブックマーク (3)

  • 神と人とをつなぐもの~『白川静──漢字の世界観』 松岡正剛著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン

    昔日の学生運動盛んな折、多分にもれず、京都の立命館大学も全学封鎖されるにいたった。が、「S教授」の研究室だけは普段通り、深更に及んでもなお煌煌と明かりがついていたという。 「学生たちにはそのたった一つの部屋の窓明りが気になって仕方がない。(略)無言の、しかし確かに存在する学問の威厳を学生が感じてしまうからだ」 作家で京大教授でもあった高橋和巳は、『わが解体』で当時の様子をこのように記している。 漢字の研究を軸に東洋思想の根底を探求したS教授こと、白川静は、2000年に渡り定説となっていた漢字の字源解釈を覆した研究者である。今でこそ、その業績は「白川学」と呼ばれ賛辞されてもいるが、長らく無名に近い存在であった。 世事をものともしない不覊独立のたゆまぬ歩みがつくり上げた学問領域は、民俗から詩歌、字書編纂と、およそ個人で成し遂げたとは思えないほど幅広く、さながら知の山脈を形成している。 著は白

    神と人とをつなぐもの~『白川静──漢字の世界観』 松岡正剛著(評:尹雄大):日経ビジネスオンライン
  • 404 Blog Not Found:今世紀最重要の一冊 - 書評 - 日本語が亡びるとき

    2008年11月09日05:00 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages 今世紀最重要の一冊 - 書評 - 日語が亡びるとき まずは書の存在を教えてくれた、梅田望夫に感謝したい。おかげでAmazonが在庫を切らす前に注文することが出来た。 日語が亡びるとき 水村美苗 弾言かつ断言する。 日語で何かを成しているものにとって、書をひも解くことは納税に匹敵する義務である、と。 書「日語が亡びるとき」は、今世紀においてこれまで書かれた中で、最重要の一冊(誤読が多かったので、少し表現を具体的にしてみた。確かに元の「今世紀」だけでは今後書かれるも含まれてしまう)。 ノンフィクションのを紹介する際、ふだん私はここに目次を入れているのはblogの読者であればご存知かと思う。しかしこと書に限っては、それは、入れない。隅から隅まで、頭から順番に最後まで読まれな

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  • 水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan

    とうとう、水村美苗の長編評論「日語が亡びるとき」がになった。 書の冒頭の三章(280枚)が「新潮」9月号に一括掲載されたのを一気に読み感動してから数か月、待ちに待った刊行である。 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見るこのは今、すべての日人が読むべきだと思う。「すべての」と言えば言いすぎであれば、知的生産を志す人、あるいは勉学途上の中学生、高校生、大学生、大学院生(専門はいっさい問わない)、これから先言葉で何かを表現したいと考えている人、何にせよ教育に関わる人、子供を持つ親、そんな人たちは絶対に読むべきだと思う。願わくばこのがベストセラーになって、日人にとっての日語と英語について、これから誰かが何

    水村美苗「日本語が亡びるとき」は、すべての日本人がいま読むべき本だと思う。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
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