米インターネット検索大手グーグルとロシア鉄道は15日までに、ロシアの首都モスクワから極東ウラジオストクを結ぶ全長約9300キロのシベリア鉄道の車窓からの風景の映像を、ウェブサイト上で公開し始めた。 ロシアに行かなくても世界最長の鉄道の雰囲気を楽しむことができ、ロシア鉄道は「家でもオフィスでもシベリア鉄道の旅を堪能できる」としている。 風景は昼間に撮影された計150時間分で、モスクワ−ウラジオストク間で実際にかかる約1週間の旅の長さにほぼ相当。「シベリアの真珠」とも呼ばれるバイカル湖や、延々と続くタイガ(針葉樹林帯)、ホームで列車を待つ市民などを鉄路の響きとともに見ることができる。 アドレスはhttp://www.google.ru/transsib(共同)