生きさせろ、とは何とも他人任せのタイトルだ。しかし、そうとしか言えない悲惨な状況に追い込まれた若者たちがいる。 たとえば、ひきこもれる家庭すらなく、漫画喫茶で寝泊まりする若きホームレスたち。子どもを連れて派遣先や請負先の工場を渡り歩く「子連れ請負」たち。彼らに向かって“努力が足りない”と説教するような自己責任論に、著者は激しく反論する。ワーキングプアが増えている背景には、安価で流動性の高い労働者を階層として固定化しようとする経済界の企みがあるのだと。 なぜ、こんなことになったのか。本書で詳しく触れるが、九五年、日経連(※)が明確に宣言したからだ。これからは働く人を三つの階層に分け、多くの人を使い捨ての激安労働力にして、死なない程度のエサで生かそう、と。つまるところ、国内に「奴隷」を作ろうという構想だ。なんのことはない、この状況は十年以上前から用意されていたのである。 (※編注:日本経営者団
日経ビジネスオンライン連載中に賛否両論を巻き起こし、「日経らしからぬ(一応申し上げますと、弊社は日本経済新聞社とは別の会社です)」と、お褒めとお叱りを頂いた「U35男子マーケティング図鑑」が、大幅な加筆と再構成を加え、よりパワーアップして書籍になって帰ってきました。その名も『平成男子図鑑 ~リスペクト男子としらふ男子 』。 本書の出版を記念して、著者の深澤真紀氏がぜひ会ってみたいと企画したのは、若者を扱った話題の新書『若者はなぜ3年で辞めるのか? ~年功序列が奪う日本の未来』『搾取される若者たち ~バイク便ライダーは見た!』の筆者、城繁幸氏、阿部真大氏との鼎談だった! どうやら、書籍には書ききれなかった、U35(アンダー35)の男子世代への思いを、彼らとぶつけ合いたいらしい。お2人から快諾を頂き、話が始まるやいなや、バブル世代への怒りでいきなり噛み合った3人の大暴走が始まった。異論・反論、
なぜ若者は3年で辞めるのか?…「親の甘やかし」「非正社員でもいいやという考え」と人事担当、大学教授ら分析 1 名前:ちゃん敏腕記者「ばぐ太」って何者だφ ★ 投稿日:2006/12/15(金) 12:25:00 ID:???0 ・大卒入社3年以内で36.5%の社員が辞める―。 ●成果主義に失望 「成果、成果と頑張ったところで、給料は20万円ソコソコ。残業は多く、拘束時間は 長いのに、結局は給料は年功序列的に決まっていて年かさの先輩が圧倒的に高い。 これじゃ、ヤル気は起きません。しかも、40歳ちょっとでリストラ対象……。 こんな現実を目のあたりにして、若者たちは“これが成果主義か”と早々と 失望してしまうのです」(日大教授・松野弘氏) ●非正社員でもいいや パート、派遣社員、契約社員など非正社員の数は労働者の3分の1に及ぶ。 この10年余り、企業はリストラを進め、正社員を減らしてきた結果だ。
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