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猫
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東京大学 発表のポイント 野鳥の一種・シジュウカラが翼の動きをジェスチャーとして使用していることを発見。 これまでジェスチャーによるコミュニケーションは人間や類人猿など、ごく限られた動物でしか見つかっていなかった。 今後、さまざまな分類群を対象に、ジェスチャーに関する研究が盛んになると期待される。 発表概要 東京大学先端科学技術研究センター鈴木俊貴准教授と杉田典正特任研究員による研究グループは、野鳥の一種・シジュウカラが翼の動きをジェスチャーとして用い、特定のメッセージを伝えることを発見しました。 ジェスチャーは私たちにとって大切なコミュニケーション手段です。例えば、見て欲しいものに指を差したり、挨拶の時に片手を上げたり、別れ際に手を振ったり、体の一部を動かしてさまざまなメッセージを伝えます。 従来、ジェスチャーは人間や類人猿において特別に発達したコミュニケーション手段だと考えられてきまし
ホーム ニュース プレスリリース 謙虚なリーダーのもとで心理的安全性が高まりメンバーが本領発揮しやすくなる―職場においてリーダーの謙虚さと心理的安全性が果たす役割― 東京大学 発表のポイント 日本の企業において、リーダーの謙虚さが心理的安全性を介してプレゼンティーズムに影響することがわかりました。 チーム単位で働く職場において、リーダーの謙虚さ、心理的安全性、そしてプレゼンティーズムの3変数がどのように関係しているか初めて明らかにしました。 メンバーが活躍できる職場の人的環境や文化的条件を考え、介入をデザインする上で示唆に富む結果といえます。 謙虚なリーダーシップは、心理的安全性を介してプレゼンティーズムと関連する 発表概要 東京大学先端科学技術研究センターの松尾朗子特任助教、熊谷晋一郎准教授らの研究グループは、複数の業種の日本企業を対象に調査を実施し、リーダーの謙虚さが高まると心理的安全
1.発表者 吉村 有司(東京大学先端科学技術研究センター 共創まちづくり分野 特任准教授) 高橋 哲也(東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 修士課程) 青田 麻未(群馬県立女子大学文学部 美学美術史学科 講師) 2.発表のポイント 芦原義信が『街並みの美学』で提唱した建築の第一次輪郭線・第二次輪郭線を機械学習で定量分析することにより、都市景観における「感性的なもの」の自動抽出手法を開発した。 街路景観を構成している「非感性的なもの/非美的なもの」を抽出しマッピングすることを試みた。 建築の第一次輪郭線や第二次輪郭線を空間クラスター分析することにより、個々の建築ファサードの類似性とその連続性を「景観の連なり」として定量化する手法を開発した。 3.発表概要 建築家の芦原義信が著書『街並みの美学』(注1)のなかで「ヨーロッパの都市景観は美しく、なぜ日本の都市景観はこれほど醜いのか」と疑問を
2022年10月28日、グローバルセキュリティ・宗教分野の小泉悠講師が第18回中曽根康弘賞 優秀賞を受賞しました。中曽根康弘賞は、公益財団法人 中曽根康弘世界平和研究所が、政治、経済、文化、科学技術等、多様な分野において国際的に見るべき業績をあげている若い世代に対して表彰を行い、その努力をたたえるとともに、新たな活動を奨励することで、真に平和で豊かな国際社会の実現に資することを目的としています。 【受賞理由】 ロシアに関する軍事・安全保障政策の専門家として、ウクライナ侵略において正確、迅速かつバランス感覚に優れた情報を積極的に発信することで、国内世論の形成に大きく貢献するなど顕著な実績を挙げた。 【受賞のコメント】 40歳という節目に、大変名誉な賞をいただけました。ここからの10年間をどう走っていくのか、大きな指針になったと思います。研究による知見を政策に活かすという従前からの問題意識に向
1. 発表者 西澤 啓太(東京大学先端科学技術研究センター 特任研究員) 森 章(東京大学先端科学技術研究センター 教授) 2.発表のポイント 生物多様性の形成と維持の根幹ともいえる「群集集合プロセス(注1)」が緯度に沿って変化することを世界で初めて発見しました。 世界中で行われた100本以上の研究結果の統合解析により、異なる手法で行われた複数の研究を、手法の影響を排除しつつ比較することに成功しました。 本研究成果は、生物多様性がこれまで維持されてきた根源的なメカニズムの解明に大きく寄与することが期待されます。 3.発表概要 熱帯と温帯、寒帯で全く異なる生物が出現するように、地球の緯度は生物相に大きな影響を与えています。このような生物相の緯度勾配変化は数世紀にわたって研究されてきましたが、生物多様性を支えている仕組みと地球の緯度との関連性はこれまで明らかにされてきませんでした。 東京大
1. 発表者 吉村 有司(東京大学先端科学技術研究センター 共創まちづくり分野 特任准教授) 熊越 祐介(東京大学先端科学技術研究センター 共創まちづくり分野 特任研究員(研究当時)) 小泉 秀樹(東京大学先端科学技術研究センター 共創まちづくり分野 教授) 2. 発表のポイント ジェイン・ジェイコブズの都市多様性の概念を生物学で提案されている「種の多様性指数」を用いて定量化し、都市環境への経済的な影響を検証した。 都市多様性とエリア毎の売り上げをスペイン50都市で検証した結果、多様性が高いエリアでは小売店・飲食店の売り上げが向上するという相関関係が見られた。 ジェイコブズの都市多様性の概念の指標化および今回実証した効果は、都市計画やまちづくりといった分野にデータに基づいたアーバンサイエンス(注1)という新しい局面をもたらす可能性を示すものである。 3. 発表概要 都市研究や社会学、経済学
3.発表者: 児玉 龍彦 (東京大学 先端科学技術研究センター がん・代謝プロジェクト プロジェクト リーダー/東京大学名誉教授) 川村 猛 (東京大学 アイソトープ総合センター 准教授) 4.発表概要: 東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトと、全国の6つの大学・研究機関からなる新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会では、次の結果を得ましたので、本日12時にZOOMウェビナーで発表します。 URL: https://zoom.us/webinar/register/WN_L_tOmFCaQmmxuSLrN3f8nw 5.発表内容: 都内一般医療機関で5月1日または2日に採取され、(株)LSIメディエンスから匿名化提供された10代から90代の500検体で、3例が抗体陽性であった。 陽性例は20代、30代、50代いずれも男性であった。 今回の測定 都内の一般医療機関で採取さ
混迷が進む中東情勢の深層を、国内でもっとも把握する研究者の一人として知られる池内恵教授。氏のもとには近年、その知見を求め、政府の中東政策担当者や企業の海外進出責任者、メディア関係者が途切れることなく訪れる。昨年10月には、先端研内の自らの研究室の名称を「イスラム政治思想分野」から「グローバルセキュリティ・宗教分野」に改め、研究の対象領域をさらに広げた。長い間、「遠くて馴染みの薄い国々」であったイスラーム諸国と日本との関係性が大きく変わりつつあるいま、池内教授は何を目指すのか――。 「先週までイスラエルに出張していて、帰ってきたばかりなんです」 2019年2月半ばに研究室を訪問した取材チームを、池内教授はそう言って出迎えた。 出張の目的は、ヘブライ大学、テルアビブ大学などイスラエル国内の主要大学や研究機関との関係強化だ。以前までの出張は、数カ月間の長期にわたって一国に滞在し、学者から市井の人
脳内の神経信号の伝播速度は時々刻々と変動していることを明らかに 2 mm角に1万個以上の電極を用いて活動電位の伝播を可視化 [ 2013/07/19 ] 1.発表者: 高橋宏知(東京大学先端科学技術研究センター 講師) ウルス・フレイ(理化学研究所生命システム研究センター 国際主幹研究員) 2.発表のポイント: ◆2 mm角に1万個以上の計測点を有する微小電極アレイ(注1)を用いて、活動電位(注2)が神経細胞内を複雑な形状の軸索(注3)に沿って伝播する様子の可視化に成功。 ◆活動電位の伝播速度は一定ではなく、部位ごとに大きく異なり、また、時々刻々と変化していることを明らかにした。 ◆軸索は単なるケーブルではなく、能動素子であることを示唆しており、脳の新たな情報処理メカニズムの解明につながる可能性や軸索が創薬における新たな標的になる可能性がある。 3.発表概要: 私たちの脳には、1000億個
飢餓・絶食時に酢酸(酢)が体温や血糖を維持し、運動能力を保つなどのエネルギー源として大変重要であることが、東大先端研酒井寿郎教授らの研究グループにより明らかとなった
一言で言うとバーチャル・リアリティ(以下、VR)だと思います。もっとも、VRはもともとは、映像技術で映像空間の中に入り込んでいくような話がほとんどだったんですが、最近はそれだけじゃなくて、上岡さんのウェアラブル・コンピュータとか、山下君の一般の空間の中でのバーチャルな体験とか、概念的にだんだん拡張されていますよね。「拡張されたVR」っていうのが、現在の研究テーマになりますかね。 もう少し具体的に掘り下げていきたいんですが、要するに拡張された技術要素として、リアルな空間で何かを楽しむとか、テクノロジーと人との境界領域みたいなところに、テーマが広がってきた、ということですね。 VRという技術が登場したのは、80年代のちょうど終わり頃ですよね。その頃のVRって、ゴーグルをかけて、データグローブという特殊な手袋をはめて、目の前にあるCGの物体とリアルタイムでインタラクションできる技術が登場してきた
「それを使う人間が何をしたいか」から出発する、ナレッジインタラクションデザイン 特任教授 中小路 久美代 PDF(166KB)
● 小田急線/東京メトロ千代田線・代々木上原駅より徒歩12分 ● 小田急線・東北沢駅から徒歩8分 ● 京王井の頭線・駒場東大前駅西口から徒歩10分 ● 京王井の頭線・池ノ上駅から徒歩10分
知能工学研究室 + 知識創造研究室 教授 堀 浩一 多くの組織において、知識の創造と活用のサイクルがうまくまわっていないのはなぜか? この問いに対する答は、単純ではない。多くの問題が複雑に関係している。しかし、その中でも、根本的な問題として、人々がそもそも知識とは何であるかについて正しく認識していない、という問題は、重要であろう。 従来、多くの場合、知識というのは、形式的に記述することができ、万人が共有することができる何物かである、と考えられてきた。大学の授業で教える教科書や産業界で使われるハンドブックの類がそれである。しかし、これは、知識のごく一部にすぎない。実際に知的な活動を行っている人々は、知識というのは生き物で、言わば固体ではなく液体で、文脈によってどのようにでも形を変えるものであることを、知っている。知識は、引出しの中にしまっておいて、必要に応じて引き出して使えるような「物」では
東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:宮野 健次郎)の中邑 賢龍(なかむら けんりゅう)教授らの研究グループとソフトバンクモバイル株式会社(本社所在地:東京都港区、社長:孫 正義)は共同で、「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(携帯電話を使用した、障がい児のための学習支援の事例研究プロジェクト)を本日より開始します。 同プロジェクトは、障がい児(特に認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、読み書き障がいや自閉症、知的障がい、肢体障がいを含む)の学習支援において、携帯電話の活用方法とその有用性について事例研究を行います。
いまから10年以上前、ソフトウェアの設計に取りくんでいた大学院生のころに、はじめてインターネットに接続してみた。そのときの印象が強く残っている。「がっかりしたんです」。テレビできれいな映像を見慣れているのに、インターネットは文字がただ並んでいるだけだった。以来、ウェブの世界をさらにヴィジュアル化したいと考えてきた。 ボトムアップのコンテンツ制作 現在はコンテンツ流通に関わる研究を幅広く進めている。「つくるところから見るところまで」――デジタルコンテンツの、制作、編集、蓄積、検索、配信、管理、保護、表示など、いくつもの研究が同時に進行しているが、その一環したコンセプトは「動画像をテキストデータと同程度に手軽に、かつ、思い通りに扱えるようにしたい」ということである。現在、動画像を制作するのは、単にシナリオのみを制作する場合と比較して1000倍以上のコストを要するし、配信するためにも1000倍以
偏西風の蛇行が中高緯度海洋との連動によって増幅される仕組みを解明 ―季節的な異常天候の予測精度向上に繋がると期待― 中村 尚 小坂 優
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