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1日の利用者が日本で最も多い新宿駅。4月には南口にバスターミナルができ、ますます機能が拡充する。だが、新宿駅は複雑だ。地下空間は時に「ダンジョン(地下ろう)」といわれるほど。新宿駅はなぜ、分かりにくいのか。渋谷駅や東京駅など、駅の構造分析で知られる昭和女子大学の田村圭介准教授に聞いた。
近所で緑色の杭に「生産緑地」と書かれた農地を目にしたことのある方は多いはずだ。筆者の自宅の近くにも生産緑地が点在している。 簡単に言ってしまえば、都市部の住宅街などの中にある農地は、ほとんどが「生産緑地」だと思っていただいてよい。今回は、この生産緑地に迫る「2022年」問題を取り上げたい。 固定資産税が一般農地並みに まず生産緑地とはどのような土地なのかを、説明しよう。 生産緑地は、市街化区域内の土地のうち「生産緑地地区制度」に沿って管轄自治体より指定された区域である。土地の要件等は「生産緑地法」によって定められている。対象となるのは、首都圏・近畿圏・中部圏内の政令指定都市である。 1991年(平成3)年、市街化区域内の「生産緑地」について、固定資産税および相続税の課税が「宅地並み」から「農地並み」に引き下げられた。政府が、都市部の農家に宅地並みの固定資産税や相続税を課すのは現実的ではない
「2019年ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会には間に合いませんが、お許しいただきたい」 安倍晋三首相は17日午後、首相官邸5階の執務室で、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相にこう頭を下げた。 それでも不満そうな表情の森氏に首相が示したのが、建設計画を見直した場合の工期などを示した1枚の紙だった。 「ギリギリ間に合うと希望的なことを言ってできないとかえってまずいでしょう」 森氏は、内容を確かめると小さな声で応じた。 「それじゃ、やむをえませんね」 首相が示したA4の文書は、国土交通省などが作成したものだった。もう一度、コンペをやり直して半年以内に設計を決定し、20年春に完成させ、五輪には間に合わせるという計画見通しが示されていた。
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相は17日のBS朝日の番組収録で、新国立競技場の建設計画について「見直した方がいい」と述べ、計画見直しを容認した。発言の詳細は以下の通り。 ーー新国立競技場の建設費が当初の1300億円から総工費2520億円に膨らんだ 「私も分からない。ただね、国が造ろうと民間が造ろうと相手はゼネコンだ。その企業にとっては命がけだ。そこで折り合いがつかないから」 「一生懸命、(総工費を)下げようと思ってらっしゃると思うが、交渉しているのは、JSC(日本スポーツ振興センター)は文科省の下部機構、こんな大きな事業をするような部署はない。専門家はいない。もともと学校給食とか交通安全とか。toto(スポーツ振興くじ)を扱うようになって、お金が入るようになった。1000億円以上売り上げがある。文科省はスーパーゼネコンを相手にするようなところはない。業者と交渉
先日、共同通信が新国立競技場の連載を配信したでしょ。初回の見出しが「きっかけはラグビーW杯」だ。はは~ん、ときたね。反対してる連中は、国立競技場に反対している人たちは、戦略的に僕を一番の悪者にしようとしてるわけですね。 経緯を説明すると、ラグビーW杯が決まった時、「せっかくビッグイベントがくるんだから国立競技場の改築のいい機会だな」となった。耐震も免震もやってないし、老朽化も進んでいるけど、サッカーや早明ラグビーなどは超満員だ。時に危険で改築は10年来の課題だったんです。 もう一つ。国立競技場はもう陸上競技の公認競技場じゃなくなった。陸連(日本陸上競技連盟)が世界大会をやりたくてもできない。つまり陸上、サッカー、ラグビーなどスポーツ界にとって新国立競技場は悲願だったわけです。 そこにたまたまラグビーW杯が決まった。その時は民主党政権。だから西岡武夫(故人、元参院議長)さんにラグビーW杯の議
《建築家の安藤忠雄氏の会見終了後に始まった日本スポーツ振興センター(JSC)の鬼沢佳宏理事の取材対応が続いている。取材陣の質問は、2019年に予定されているラグビーW杯と工期との兼ね合いや、具体的な費用の問題などに入っていく》 --国立の建設に関してJSCの建物の改修、解体の費用は含まれているか。2012年11月の有識者会議でラグビーW杯の話は出たか 鬼沢理事「国立は8万人規模。(JSCは)敷地内にあるので移転も必要になったが、今回の新国立の建設費には含まれていない。12年11月の有識者会議でW杯が出たかは確認しないと分からないが、公募要項には工期は2015年11月からスタートして42カ月で完成すると書かれている。その前提で進めば、ラグビーW杯には間に合うという前提で工期は設定されていたのは事実です」
《新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画に関し、デザイン採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏の会見が終了。安藤氏が退席した後、日本スポーツ振興センター(JSC)の鬼沢佳弘理事が報道陣に対応した。記者からは計画見直しに関する質問が飛んだが、「国、文科省等と相談し、指示があれば」と明言することはなかった》 --デザインを決めた際、設計図がないとコストが分からないのではないか 鬼沢理事「デザインコンペから基本設計、実施設計というのは通常、国際的にも、あるいは将来その土地のランドマークとなる場合、ありうるプロセスだと思う。コストの問題についていろいろなご意見、ご批判をいただいているが、本来デザインコンペのところですべてするのは確かに難しかったんだろうと思うが、その後基本設計、実施設計の中で工期の問題、コストの問題、これもできるだけ圧縮、短縮できるよう努力を重ねてきた。しかし資材
【新国立・安藤忠雄氏会見】(3完)「ラグビーも五輪も両方できたほうがいい」 計画見直しは「やっぱりこれは調整しないといかん」 《新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画に関する建築家の安藤忠雄氏の会見は、当初予定されていた20分が経過。ここで会見を仕切っていた日本スポーツ振興センター(JSC)側が「最後の質問にしたい」とアナウンスした》 --配布資料に「2019年ラグビーW杯を見据えたタイトなスケジュールが求められた」と書かれているが、現在東京五輪・パラリンピック大会組織委の森喜朗会長の影響力はどれくらいあったのか。また新国立競技場について「森喜朗記念競技場」「森喜朗古墳」という呼び名を世間から付けられていることについてどう思うか 安藤氏「まず五輪のことを考えてました。19年のラグビーも知っていた。ネーミングについては近々ときどき、あちこちから聞こえてきます。その当時は全然聞こえていません。
【新国立・安藤忠雄氏会見】(2)「ゼネコンの人たちも、もうからなくても『日本の国のために頑張る』と言ってほしい」「徹底的なコストの議論にはなっていない」 《2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画に関し、デザイン採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏の会見が続く。パネルを用いながら経緯の説明を続ける安藤氏。ざっくばらんな関西弁の安藤節に、時折取材陣からも笑いがこぼれる》 安藤氏「『8万人を多い』という人がおりますが、8万人はもう決まっとるんですよ。だからどうしようもないんです。場所も。われわれ審査委員は、(その条件を)引き受けました。断ることもできますが、『これは無理だ』と。だけど私たちは『勝ってほしいな』『日本のために役に立てばいいな』という思いがありました。そこが間違いだと言う方もいますが、私には、それ以外選択肢はあり
《2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設計画に関し、デザイン採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が16日午前、都内で記者会見を開いた》 《競技場の総工費が2520億円と膨らんでいる要因には、2本の巨大な鋼鉄製アーチで屋根を支える特殊な構造「キールアーチ」があるとされ、選定の経緯や説明を求める声が上がっていたが、安藤氏は、日本スポーツ振興センター(JSC)が整備事業案を報告した7日の有識者会議に欠席。下村博文文部科学相が「何らかの形で発言してほしい」と述べるなど、安藤氏の発言に注目が集まっていた》 《ノーネクタイのスーツ姿の安藤氏は、JSCの幹部らとともに登場。詰め掛けた報道陣約200人を前に、マイクを握って語り始めた》 安藤氏「みなさん、こんにちは。『有識者会議に出席しなかったから、全て安藤の責任だ』というのは、ちょっとわ
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の整備主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の有識者会議は7日、整備費を2520億円とする工事計画を了承した。屋根に特殊な構造を採用したことなどで、昨年5月時点から約900億円増えた。大会後に先送りした設備なども含めると総整備費は3千億円近くに達する可能性がある。JSCはこの日初めて競技場の整備費の内訳を明らかにした。設計の
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、運営するJSC=日本スポーツ振興センターが開いた有識者による会議で、改築費は斬新なデザインにこだわるなどした結果、当初よりも900億円多い2520億円になることが決まりました。膨大な建設費に批判が集まるなか、5年後に向けた計画が進められることになりました。 会議の中で、JSCは、新国立競技場について斬新なデザインの象徴となる「キール・アーチ」と呼ばれる弓の形をした柱を残して、開閉式の屋根の設置を先送りにし、観客席を一部着脱式にしたうえで、改築費を去年5月の基本設計からおよそ900億円増やして2520億円にすることを報告しました。 増額分のうち、最も多いおよそ765億円は、「キール・アーチ」を造って設置するために必要な特殊な技術や資材のための経費などだということです。 また、建設費に含まれていない、開閉式
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