「吾輩は猫である」など、誰もが知っている文豪、夏目漱石。 亡くなって100年になることし、生前の姿そのままに動き、話すことができるロボット「アンドロイド」としてよみがえらせようという計画が動きだすことになりました。 この計画は、漱石が少年時代に学んだ私塾をルーツに持つ、東京・千代田区の二松學舎大学が企画し、自分そっくりのアンドロイドを作ったことで知られる大阪大学の石黒浩教授が製作にあたるほか、漱石の孫で漫画評論家の夏目房之介さんなどが全面的に協力します。 7日発表された計画によりますと、生前にとられた身長や体重、手形のデータのほか、亡くなったときにとられた顔の型をもとに、漱石をアンドロイドとしてよみがえらせるということです。 人工知能を搭載して簡単な会話ができるようにするほか、房之介さんの体型や声、それに当時の記録などから漱石の肉声や癖、表情も再現し、半年の製作期間を経て来年4月には実際の