ethに関するsymbioticwormのブックマーク (67)

  • おざなりの動物福祉 「ビジョンない」農水省 金子冴月 - 日本経済新聞

    「具体的なビジョンはない」と農林水産省の幹部自らが認める。家畜にとって快適な飼育環境を整えるアニマルウェルフェア(動物福祉)。吉川貴盛元農相が収賄罪に問われた事件で取り沙汰されるようになったテーマだ。動物福祉の向上には施設の改修など投資が必要で、畜産家は負担が増しかねない。検察側は、吉川氏が鶏の飼育に関する国際的な指針案について反対意見をまとめ、鶏卵業者を利するよう動いたとみている。農水省

    おざなりの動物福祉 「ビジョンない」農水省 金子冴月 - 日本経済新聞
  • 読書メモ:エルスターの「酸っぱい葡萄」 - 道徳的動物日記

    功利主義をのりこえて:経済学と哲学の倫理 作者: 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房 発売日: 2019/11/12 メディア: 単行 ↑ 上記のに収録されているヤン・エルスターの「酸っぱい葡萄:功利主義と、欲求の源泉」を読んだのでメモを残す。実は以前にもエルスターの単著の方の『酸っぱい葡萄』を図書館で借りていた*1。だが、内容が難しくて途中の読むのを諦めてしまった。今回も途中から体調不良になったこともあって、ちゃんと理解できているかどうかは自信がない。でもまあせっかく読んだので備忘録的にメモを残すことにした。 ・いちばん面白く思えたのは、「適応的選好形成」と「計画的性格形成」の区別をしているところ。これに関しては、訳者による単著の方の「あとがき」から引用する。 適応的選好形成とは、大まかに言えば、実行可能な選択肢に応じて選好が変化すること、とりわけ、実行可能な選択肢が貧弱である場合に

    読書メモ:エルスターの「酸っぱい葡萄」 - 道徳的動物日記
  • Equality and Its Implications: Roger Crisp

    以下の文章のWEB上での公開に関する注意 以下の文書は、ロジャー・スティーヴン・クリスプ博士(Dr. Roger Stephen Crisp)の論文「平等とその含意」(Equality and its Implications)の全訳です。この翻訳は、クリスプ教授の許可により、『実践哲学研究 第23号』(京都大学倫理学研究室内 実践哲学研究会)に掲載されたものを、クリスプ教授に再び許可を受けてWEB上で公開するものです。 この文書に関しては、個人使用の目的でダウンロードすることのみ許されます。再配布や再掲載等の行為は著作権の侵害にあたります。 Except for the download for the purpose of private use, NO PART of this document may be duplicated, republished, re-uploaded,

  • 動物倫理とポストモダン思想 - 道徳的動物日記

    davitrice.hatenadiary.jp ゲイリー・シュタイナーの主張は以前にも人が書いた短い記事を訳して紹介したが、何しろ短かい記事だったのでシュタイナーの主張がわかりづらかったかもしれない。今回は、シュタイナーが著書『動物と、ポストモダニズムの限界』で行っている主張の要点を私なりに短くまとめて紹介しよう。 シュタイナーはポストモダニズム思想が動物倫理の問題について行っている主張を手厳しく批判している人である。『動物と、ポストモダニズムの限界』で特に批判の対象となっているのはジャック・デリダとデリダに影響された思想家たちだ。…で、私はデリダのをはじめとしてシュタイナーの批判対象となっている思想家たちのはほとんど読んだことがない。なので、シュタイナーの批判がアンフェアなものであるとしても私には判断できないし、シュタイナーの主張をまとめている(かつ、私の主張も結構入っている)こ

    動物倫理とポストモダン思想 - 道徳的動物日記
  • 飲めばモラルが向上するクスリ「道徳ピル」をご存じか(堀内 進之介) @gendai_biz

    飲むと他人への信頼感が増す、服用すれば共感能力が向上する、使うと認知能力が改善する……そんな、人間のモラルを向上させるクスリ「道徳ピル」。実験レベルでは効果が実証され、すでに一部では密かに使っている人々もいる。海外には、誰もがこうしたクスリを服用することを義務化せよ、と主張する論者もいる。これは、人類を救う希望なのか、それともディストピアへの道を開く存在なのか--。 科学技術で「道徳的」な人間を作り出す 他者への思い遣りや配慮、協調的な関係の構築と維持は、人間が生活を送る上での不可欠の要素だ。私たちは、誰もが健全な社会関係を築く資質を備えている。 とはいえ、それはいつも十分に発揮されるとは限らない。事実、民族紛争や宗教対立、飢餓、内戦、ヘイトクライム、性差別等々、さまざまな問題が山積している。ルイ・アームストロングは「なんて素晴らしい世界なんだ(What a wonderful world

    飲めばモラルが向上するクスリ「道徳ピル」をご存じか(堀内 進之介) @gendai_biz
    symbioticworm
    symbioticworm 2018/08/04
    オキシトシンが強化できるのはいわゆるシステム1的な道徳だろうし、そういった同族共感ベースの道徳はそもそも戦争のような部族間対立を抑止するより強化するかもしれない。デフォルトの選択肢にはなりにくそう。
  •  Enlightenment Now その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Enlightenment Now: The Case for Reason, Science, Humanism, and Progress (English Edition) 作者:Pinker, Steven発売日: 2018/02/13メディア: Kindle書はスティーヴン・ピンカーの2018年2月の新刊だ.ピンカーはこのような主題を扱った前著「The Better Angels of Our Nature」で,世界に暴力の減少傾向が実在することを示し,その要因を実に詳しいデータとともに解説した.それは私の目から見ると圧倒的に説得的だったが,進歩嫌いのインテレクチュアルには,なお頑強に抵抗する人々が存在したらしい.ピンカーも「人々が悲観的に傾く原因として,ニュースビジネスの傾向と心理学的バイアスがあることは理解していたが,それでもデータとグラフで説得できると思っていた.しか

     Enlightenment Now その1 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • スティーブン・ピンカーによる「動物の権利運動」論- 道徳的動物日記

    スティーブン・ピンカーの『暴力の人類史』では、様々な資料や統計を駆使して、人類が歴史を通じていかに暴力を減少させていったかが示されている。扱われている「暴力」の種類も様々であり、国と国同士で行われる戦争やある社会が特定の集団に行う虐殺など集団間でのマクロな暴力から、残酷な処刑や拷問に決闘や魔女狩りなどの慣習に殺人事件などの集団内での暴力まで、いずれの形の暴力も減少していると示されている。第7章「権利革命」では、アフリカアメリカ人などの人種マイノリティ・女性・子ども・同性愛者などのマイノリティの権利が、特に20世紀後半に各国で認められるようになり、それらのマイノリティに対する暴力が減少していったことが論じられている。そして、動物に対する暴力とそれを減少させた「動物の権利」運動も、この第7章で取り上げられている。 『暴力の人類史』は様々なテーマが少しずつ取り上げられている一方で、それぞれのテ

    スティーブン・ピンカーによる「動物の権利運動」論- 道徳的動物日記
  • アニマルライツとフェミニズム - 道徳的動物日記

    The Feminist Care Tradition in Animal Ethics: A Reader 作者: Josephine Donovan,Carol J. Adams 出版社/メーカー: Columbia Univ Pr 発売日: 2007/11/01 メディア: ペーパーバック 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る ヴィーガンフェミニズム論争とは何だったのか ・上記のSutaro氏の記事にも書かれているように、Twitterにてフェミニストのシュナムル氏が「ハーゲンダッツをべた」という旨の発言をしたことに対して、ヴィーガンのRac氏が「フェミニストなのに乳製品を肯定するのか」と批判しことをきっかけに、ヴィーガニズムとフェミニズムに関わる議論がにわかに巻き起こったようだ。その議論にはいわゆるTwitter論客も多数参加していたようだが(そして、その大

    アニマルライツとフェミニズム - 道徳的動物日記
    symbioticworm
    symbioticworm 2018/01/30
    ブルームやグリーンに言及。わたしもフェミニズムの理念には大枠で賛同しつつも戦略的にはこちらを採る。
  •  「モラルの起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    モラルの起源?実験社会科学からの問い (岩波新書) 作者: 亀田達也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/07/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 書は社会心理学者亀田達也による「モラルの起源」と名打った一冊.このテーマについてはこれまでも様々な議論があり,私としても大変興味があるところでもあり,手に取った一冊ということになる. 冒頭では書の書かれた経緯が記されている.それはここ十数年に渡り繰り返されてきた「教育学部や文学部などの文系の学問は社会の役には立っていないのではないか」という批判の流れが,ついに2015年6月に文科相から全国の国立大学に対して教育養成系学部,人文社会科学系学部について速やかな組織改革を求める公式通知が出されるという形になり,その中で「組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換」に努めるように明示されたことが背景にある.

    symbioticworm
    symbioticworm 2018/01/10
    グリーンにも言及されてるようで面白そう。
  • Where Does Moral Authority Come From?

  • Ethical standards urgently needed for neurotechnology, say researchers and ethicists

    Ethical standards urgently needed for neurotechnology, say researchers and ethicists Otherwise we might end up as puppies for AI, as Elon Musk has warned A group of researchers and ethicists delivered a warning in Nature in November about the dangers of neurotechnology and AI (sorry, guys, we missed this earlier). The Morningside group, headed by Columbia University neuroscientist Rafael Yuste, cl

    Ethical standards urgently needed for neurotechnology, say researchers and ethicists
  • 研究しないのも研究倫理 - こにしき(言葉・日本社会・教育)

    友人からこんな文章を教えてもらった。 日社会学会倫理綱領にもとづく研究指針 http://www.gakkai.ne.jp/jss/about/researchpolicy.php 全文引用したいくらい重要な内容だが*1、長くなるので、特に重要な部分だけを抜粋する。 (2)研究・調査に関する知識の確実な修得と正確な理解 研究対象の特質、問題関心、テーマや人的物的資源に照らして、どの方法が適切か、的確に判断するためには、調査方法の基礎を十分理解しておかなければなりません。自分がどのような情報を求めているのかを自覚するとともに、調査の意図やねらいを対象者に明確に伝えるためにも、先行研究など…の蓄積をふまえることが必要です。このような知識を確実に修得し、理解していることが、専門家としての、また調査者としての責任であることを認識しておきましょう。 (3)社会調査を実施する必要性についての自覚 社

    研究しないのも研究倫理 - こにしき(言葉・日本社会・教育)
  • タイラー・コーエン「リベラルならざる改革者たち:進歩派と優生学」

    [Tyler Cowen, “*Illiberal Reformers*, on Progressives and eugenics,” Marginal Revolution, January 28, 2016] トーマス・レナードがすぐれた新著を出した.副題は,ずばり『進歩派時代における人種・優生学・アメリカ経済』だ. もう読者は大方知っていることだと思うけど,これはかなりひどい話で,初期の進歩派たちも19世紀後半のアメリカ経済学者たちも,あきれるほどの人種差別者であり優生学の信奉者だった.しかも,そうした人種差別はかなり根深く経済学の職業的な構造に入り込んでいた.アメリカ経済学会 (AEA) にも人種差別は根付いていたし,他の学会も同様だった. ケヴィン・ドラムが,同書を読んで面白い指摘をしている(ぜひ,元記事を全文読んでほしい.下記のおてがるな抜粋以外にも大事なことがある): 20

    タイラー・コーエン「リベラルならざる改革者たち:進歩派と優生学」
  • 天才を作り出す?「賢い遺伝子」の研究は是か非か

    高い学習能力を持つ子どもたちがいる。それが遺伝子によるものであることを明らかにすることが、その子たちのためになるのだろうか?(PHOTOGRAPH BY DAVE THOMPSON, PA WIRE, AP) 平均より背の高い人がいれば、大きな腰、明るい色の髪、長いつま先、平たい足を持つ人たちもいる。こうした私たちの見た目に遺伝子が関係していることに異を唱える者はいない。しかし、知能はどうだろう。遺伝による性質と言えるのだろうか。 受精後まもない「胚」の段階で遺伝子操作を行う技術が現実のものとなりつつあるなか、近い将来、人工的に知能を高めた赤ちゃんを作れるようになる日はもはや夢物語ではないかもしれない。 しかしその前に、知能に貢献する遺伝子についてよく理解しておかなければならない。一部の科学者は「賢い遺伝子」の存在を追い求め、彼らの研究は激しい非難の対象になっている。最も恐れられるシナリオ

    天才を作り出す?「賢い遺伝子」の研究は是か非か
  • Religious children are meaner than their secular counterparts, study finds

    They found that religious belief is a negative influence on children’s altruism. “Overall, our findings ... contradict the commonsense and popular assumption that children from religious households are more altruistic and kind towards others,” said the authors of The Negative Association Between Religiousness and Children’s Altruism Across the World, published this week in Current Biology. “More g

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  • 「宗教は子供の利他性・道徳にマイナスの影響」(ガーディアン紙)

    "Religious children are meaner than their secular counterparts, study finds," The Guardian, November 6, 2015. キリスト教・イスラム教・無信仰の家庭の子供たちを対象にした心理学研究の報道.宗教的な家庭の子供ほど利他行動が少なく,不正への罰をきびしくするという結果が得られたそうだ. たとえば,子供たちにステッカーをあげて,「ただ,みんなにあげるほどたくさんはないんだよ」と伝えたとき,その子供が人と分かち合うかを調べて,利他行動をはかったところ,キリスト教・イスラム教の子供は,無信仰の子供と比べて利他行動が少なかったという. 『ガーディアン』の記事から: 対象は5才から12才の子供,およそ 1,200人. 国・地域はアメリカ,カナダ,中国.ヨルダン,トルコ,南アフリカ. 24パーセント近

    symbioticworm
    symbioticworm 2015/11/09
    無宗教家庭の方が、宗教にアウトソースできない分道徳教育により意識的という偏りはありそうで、宗教自体が悪影響を及ぼすかは微妙なところだが、子どもの道徳観の形成に宗教は必須ではない、ということは言えそう。
  • Hate speech · What we do · Article 19

    Hate speech – the advocacy of hatred based on nationality, race or religion – occupies an exceptional position in international law. Generally speaking, the right to freedom of expression extends to unpopular ideas and statements which “shock, offend or disturb.” Nevertheless, a number of human rights treaties, including the ICCPR, not only permit states to prohibit hate speech but actually requir

  • 動物からの倫理学

    川端裕人 『ドードー鳥と孤独鳥』(国書刊行会)いよいよ発売中! @Rsider 動物の権利のあたりをさっき読んだばかりなのだが──ピーター・シンガーが「動物の解放」と述べたのに対して、のちにフォロワーたちが「動物の権利」という言葉に言い換えたこと。功利主義の立場に立つ(ベンサムの末裔)シンガーの立場からは、「権利」とい言葉出てこない。 2010-09-16 22:51:02

    動物からの倫理学
  • Bioethics accused of doing more harm than good - Nature

    Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.

    Bioethics accused of doing more harm than good - Nature
  • 引き取られなかったダウン症児、代理出産のあり方に一石 豪州

    代理母となったタイ人の女性と、ガミー(Gammy)と名付けられた赤ちゃん(2014年8月3日提供)。(c)AFP/PATTARAMON CHANBUA 【8月3日 AFP】タイの女性に代理出産を依頼したオーストラリア人カップルが、生まれたダウン症候群の赤ちゃんを引き取っていなかったことが明らかになった。代理出産の支援団体は、オーストラリアが外国での代理出産の禁止に動くのではないかと懸念している。 報道によれば、代理母となったタイ人の女性(21)が昨年12月に男女の双子を出産したが、代理出産を依頼したオーストラリア人カップルは健康な女の子だけ引き取り、ダウン症候群の男の子は引き取らなかった。 女性は代理母になる条件として1万6000オーストラリアドル(約150万円)を受け取ったという。実子2人を学校に行かせ、借金を返済できる額だ。 しかし女性は、ダウン症候群のほか生命の危険もある心臓疾患も患

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