researchに関するsymbioticwormのブックマーク (357)

  • 書評 「心理学を遊撃する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    心理学を遊撃する 作者:山田祐樹ちとせプレスAmazon 書は認知心理学者山田佑樹による,「心理学の再現性問題」についてそれをリサーチ対象として捉えて突っ込んでいった結果を報告してくれる書物である. 「心理学の再現性問題」は,心理学者にとって自分のリサーチの基礎ががらがらと崩れていくかもしれないような重苦しいテーマであるに違いない.しかし著者はそれを軽やかに取り上げ,様々な角度からつつき,質を見極めようとする.物語としてはその突貫振りが楽しいし,再現性問題が非常に複雑な側面を持ち,かつとても興味深い現象であり,到達点がなお見えない奥深いものであることを教えてくれる.それはまさに最前線からの「遊撃」レポートであり,迫力満点の一冊だ. 第1章 心理学の楽屋話をしよう 第1章では心理学の「楽屋話」が書かれている.まず著者の駆け出しのころの研究(ランダムネスの知覚),面白い効果を実験で示せたと

    書評 「心理学を遊撃する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • https://www.science.org/content/blog-post/breaking-superconductor-news

  • 閉経した母親が守るのは息子だけ、シャチで判明、娘や孫は守らず

    北部ノルウェーの冷たい海でニシンの大群を襲うシャチの群れ。子どももいる。シャチは閉経後も長く生き続けるわずか6種類の動物の1種だが、その有益さを科学者たちは解明し始めている。(PHOTOGPAPH BY TONY WU, NPL/MINDEN PICTURES) 墨を吐いたり、体の色を変化させたりする動物の能力は、人間から見れば不思議に思えるかもしれない。しかし動物界全体から見れば、「閉経」こそもっとも不可思議な現象であることはご存じだろうか。 「自然界において閉経は非常にまれな特性です」と指摘するのは、英国エクセター大学の動物行動学者チャーリー・グライムス氏だ。閉経し、生殖能力を失ったあとも長く生き続ける動物はたったの6種類。ヒトと5種のハクジラだけだ。 ハクジラ類のシャチもそうした動物の仲間だ。そこで、なぜシャチのメスが閉経を迎えたあとも20年以上生き続けるのか、大規模な調査が行われて

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  • Daily Life:物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか

    July 23, 2023 物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか (細矢先生のお名前を間違えるなどいくつか誤字を指摘いただきましたので修正しました。ありがとうございます)(さらにご指摘をいただき追補を別記事として書きました。)(さらにご指摘をいただきオルテガのスペイン語原文についての追記をしました) 「物理帝国主義」ないし「物理学帝国主義」という言葉は物理学と他の学問のある種の関係や物理学者の態度を指すことばとして漠然と用いられることが多いと思うが、だれがこういう言葉を使い始めたのだろうか? ネット上を少し検索すると「伏見康治によると、この言葉は桑原武夫が初めて使ったとのこと」という解説が出てくる(ウィキペディア「物理帝国主義」の項、2023年7月15日参照)。まずはその参考文献をみてみることからはじめる。 1細矢治夫の記述 典拠となっているのは化学者の細矢治夫が『日物理学

  • 信じている誤情報の訂正記事を避ける傾向がある人は4割強、研究

    誤情報を信じている人の43%がインターネット上で示された該当情報に関する訂正記事のクリックを避ける傾向にあることを、名古屋工業大学の田中優子准教授(認知科学)らが明らかにした。訂正の効果をあげるには訂正情報をアクセス可能な状態にするだけでなく、誤情報を信じている人に届ける社会的・技術的仕組みが必要だとしている。 フェイクニュースやデマなどの誤情報は、それが正しいと信じている人がインターネット上でSNS(交流サイト)などを通じて共有し、拡散してしまう。誤情報の広がりを抑える対策として、ファクトチェックで訂正記事を出すなどの取り組みが世界中に広がるが、必ずしもうまくいっていない。田中准教授らは、「誤情報を信じている人がその誤情報に対する訂正記事のクリックを選択的に避けることがあるのか」との問いをたて、行動を分析する実験を行った。 実験ではまず、20~69歳の男女に年代や性別に偏りがないように呼

    信じている誤情報の訂正記事を避ける傾向がある人は4割強、研究
  • 薬剤でシナプスの「刈り込み」回復、自閉症治療に可能性 米研究

    仏リヨン(Lyon)近郊リル・ダボー(l'Isle d'Abeau)にある医療施設でネックレスを作る自閉症の男性(2012年3月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-PHILIPPE KSIAZEK 【8月25日 AFP】自閉症の患者には、脳細胞が送受信する際の経路接続部にあたる「シナプス」が過剰に存在するとの研究論文がこのたび、米脳神経科学誌「ニューロン(Neuron)」に掲載された。この研究結果を足掛かりに、複合疾患である自閉症の治療法開発への道が開けるかもしれない。 自閉症患者の脳にシナプスが過剰に存在するのは、過剰形成ではなく、劣化した古い細胞を廃棄(刈り込み)する通常のプロセスが正常に機能しなくなった結果だという。 論文を発表した米コロンビア大学(Columbia University)の研究チームは、自閉症を再現する遺伝子組み換えマウスを用いた実験で、脳の「刈り込みメカ

    薬剤でシナプスの「刈り込み」回復、自閉症治療に可能性 米研究
  • 絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト

    図1. 今回新たに発見されたコウベタヌキノショクダイ「妖精のランプ」の名にたがわず暗い林床を照らす灯火のようにみえる。 撮影:末次健司 タヌキノショクダイの仲間は、植物の懐である光合成をやめた植物の一群で、キノコと見紛うばかりの奇妙な花をつける特殊な植物です。神戸大学大学院理学研究科の末次健司教授 (兼 神戸大学高等学術研究院卓越教授) らの研究グループは、コウベタヌキノショクダイ (タヌキノショクダイ科) を30年以上の時を経て兵庫県三田市で再発見しました。コウベタヌキノショクダイはこれまで花の一部が欠けている標1個体が採取されているだけで、しかもその発見場所は既に開発により消失してしまっています。このためコウベタヌキノショクダイは既に絶滅したと考えられていました。タヌキノショクダイの仲間は、海外では「fairy lantern (=妖精のランプ)」と呼ばれていますが、コウベタヌキノ

    絶滅種の光合成をやめた植物を30年ぶりに再発見 | 神戸大学ニュースサイト
  • 「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験

    シビレタケ属のキノコには、向精神作用のあるシロシビンという物質が含まれている。 (PHOTOGRAPH BY ALANA PATERSON, THE NEW YORK TIMES/REDUX) 米ジョンズ・ホプキンス大学の幻覚剤研究者マシュー・ジョンソン氏は、うつ病や依存症に苦しむ患者にマジックマッシュルームの有効成分であるシロシビンを投与する治療法を研究している。 2022年2月15日付けで医学誌「Journal of Psychopharmacology」に発表された研究では、重いうつ病の患者24人に対して、心理療法と併用してシロシビンを2回投与したところ、1年後の寛解率は58%だった(心理療法のみによる寛解率は3分の1程度とする研究結果がある)。 また、米非営利団体「幻覚剤学際研究学会(MAPS)」 は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の患者に合成麻薬のMDMAを投与する実験で、治

    「良い幻覚剤」でうつ病や依存症を治す、盛んになる研究と治験
  • keizafのページ

  • SAGE Journals: Your gateway to world-class research journals

    Access Options You can be signed in via any or all of the methods shown below at the same time.

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  • コロナ感染のHIV患者、ウイルスが21回変異-変異株の発生経路か

    A technician uses a microscope to inspect samples during Covid-19 antibody neutralization testing in a laboratory at the African Health Research Institute (AHRI) in Durban, South Africa Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg 十分な治療を受けていないエイズウイルス(HIV)感染者で、新型コロナウイルス感染症(COVID19)に9カ月間罹患(りかん)した南アフリカ共和国の女性の体内で、少なくとも21回の新型コロナウイルスの変異が発生したことが、研究で明らかになった。 研究によれば、この22歳の女性がHIVの治療に使用される抗レトロウイルス療法に従い、免疫システムが強化され

    コロナ感染のHIV患者、ウイルスが21回変異-変異株の発生経路か
  • 民主主義と権威主義、どちらの「社会経済パフォーマンス」が上なのか? データ分析が示す驚きの結果(東島 雅昌) @gendai_biz

    「民主主義の危機」? 「民主主義の危機」が叫ばれている。代表民主制への高まる不信、米国のトランプ前大統領に代表されるポピュリスト政治家の台頭、そして極端な党派対立の進展などがその背景をなしている。一方、中国をはじめとした権威主義諸国は、自らの統治の実績上の優位を強調している。新型コロナウイルスへの迅速な対応や、急速な経済成長の喧伝は、その一端だろう。 危機にある民主主義と影響力を増す権威主義の対峙は、米バイデン大統領の主導で先月おこなわれた「民主主義サミット」やそれに対する中国ロシアの反発によって、いっそう深刻なものとなっている。エスカレートする民主主義と権威主義の対立は、国際政治を規定する最重要のファクターとなっているといえよう。 しかし、はたして、民主主義は権威主義よりも社会経済パフォーマンスで劣っているといえるのであろうか。この小論では、民主主義体制、権威主義体制といった「政治体制

    民主主義と権威主義、どちらの「社会経済パフォーマンス」が上なのか? データ分析が示す驚きの結果(東島 雅昌) @gendai_biz
  • 昭和大 医学部元講師の改ざん論文142本を不正認定し処分 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

    昭和大(東京都品川区)は28日、医学部麻酔科学講座の上嶋浩順講師(当時)が執筆した142の論文について、データの捏造(ねつぞう)や改ざんなどの不正があったと発表した。このうち117の論文を撤回するよう上嶋氏に勧告し、2020年5月12日付で懲戒解雇した。上嶋氏を指導する立場だった大嶽浩司教授を同日付で降格処分とした。 【図解でおさらい】ワクチンの有効率って? 論文不正を監視するウェブサイト「Retraction Watch(リトラクションウオッチ)」によると、117の論文が撤回されれば、1人の研究者が関係した論文の撤回数としては世界で3番目に多くなるという。 同大の調査により不正が認められたのは、上嶋氏が15~20年に執筆した142の論文。麻酔を施した患者の年齢や身長、体重といった基礎データ、麻酔の手順などを記載した症例報告や、腰神経の麻酔に関係する臨床試験の内容をまとめたものな

    昭和大 医学部元講師の改ざん論文142本を不正認定し処分 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
  • 【詳細】ハーバード大教授の「慰安婦」論文が、世界中で「大批判」を浴びている理由(山口 智美) @gendai_biz

    複数の論文が批判を浴びている ハーバード大学ロースクールのJ・マーク・ラムザイヤー教授が書いた、日軍「慰安婦」問題や部落、沖縄、在日コリアンなどに関する複数の論文が国際的に批判を巻き起こしている。 きっかけとなったのは、2020年12月、”Contracting for sex in the Pacific War”(太平洋戦争における性契約)と題した論文が、International Review of Law and Economics(インターナショナル・レビュー・オブ・ロー・アンド・エコノミクス、以下IRLE)という学術誌のオンラインサイトに掲載されたことだった。 その論文は、日軍「慰安婦」は、売春宿の業者と自発的に交渉を行い契約を結んだとし、「ゲーム理論」に基づきその「契約」を論じるというものだった。ラムザイヤー氏は「慰安所」の制度の責任はあくまで朝鮮人業者にあり、日軍や政

    【詳細】ハーバード大教授の「慰安婦」論文が、世界中で「大批判」を浴びている理由(山口 智美) @gendai_biz
  • 第二次世界大戦前における「植民地」言説を巡る一考察 | 神戸大学学術成果リポジトリ Kernel

    “Japan did not rule Korea and Taiwan as colonies, but treated the area as an extension of the mainland. Different from Western imperial powers, the Japanese Empire was fair and never discriminative. We were all equal under our great emperor.” As a sense of nationalism is reemerging in Japan, older nationalistic discourse is becoming influential on Japanese society once again. This discourse origin

  • 新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1. 発表のポイント ◆セキトリイワシ科として最大種となる新種の発見 ◆非常に栄養段階が高く、駿河湾深部のトップ・プレデター ◆生態系への影響力があり、脆弱で環境変動の影響を受けやすいトップ・プレデターの深海域における多様性と役割の解明が急務 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの藤原義弘 上席研究員及び河戸勝 准研究副主任らは、神奈川県立海洋科学高等学校所属の実習船「湘南丸」を用いた深海調査を駿河湾で実施し(図1)、セキトリイワシ科の新種となるヨコヅナイワシNarcetes shonanmaruae(図2)を発見しました。 種はこれまでに報告されているセキトリイワシ科魚類の中で最大種であり、全長約140 cm、体重25 kgに達します。駿河湾の水深2,171

  • そもそも女性の居場所は家庭ではなかった? 狩猟者の3~5割は女性 研究

    ペルーのWilamaya Patjxaで発掘作業を行う考古学者ら。米カリフォルニア大学デービス校提供(2020年11月4日提供)。(c)AFP PHOTO /UC Davis/ Randall Haas 【11月6日 AFP】女性の居場所が家庭であったことは、そもそもなかったかもしれない──このような研究が4日、科学誌「サイエンス・アドバンシス(Science Advances)」に発表された。 論文を発表した米カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)のランドール・ハース(Randall Haas)氏率いる研究チームによると、ペルーのアンデス山脈(Andes)で、9000年前の若い女性の遺骨が、大物狩りの道具一式とともに発見された。 研究チームが、同様の道具とともに埋葬地で発見した27人の遺骨を詳細に解析した結果、同時代の米大陸の狩猟者

    そもそも女性の居場所は家庭ではなかった? 狩猟者の3~5割は女性 研究
  • 新型コロナウイルス感染禍に関わる社会心理学研究(ウェブ調査)情報まとめ

    新型コロナウイルス感染禍に関わる社会心理学研究(ウェブ調査)情報まとめ         共有ログインお使いのブラウザのバージョンはサポートが終了しました。 サポートされているブラウザにアップグレードしてください。閉じる ファイル編集表示ツールヘルプユーザー補助機能デバッグ

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  • 物質から生命への進化を可能にしたカギは寄生体との共進化か | 東京大学

    フランス国立科学研究センターの古林太郎博士研究員、東京大学大学院総合文化研究科附属先進科学研究機構/同研究科 広域科学専攻/生物普遍性研究機構*の市橋伯一教授らは、ただの物質の集まりであるRNAの自己複製システム(注1)を試験管内で多様な系統へと自発進化させることに成功しました。 生命が生まれる前の時代には、RNAや短いタンパク質などの分子からなる、分子の自己複製システム(例えばRNAワールドにおける自己複製RNAなど)が存在し、それらが進化することで現在のような多様で複雑な生物界が作り上げられたと想像されています。しかし、これまでの分子の自己複製システムでは進化(注2)がすぐに止まり、生命に近づいていく様子は観察されませんでした。研究では、独自に開発したRNAの自己複製システムを原始生命体のモデルとして用いて、実験室で約300世代に及ぶ長期の進化実験を行いました。その結果、これまで見ら

    物質から生命への進化を可能にしたカギは寄生体との共進化か | 東京大学
  • レムデシビル 米機関は“回復早める” 英医学雑誌“効果なし” | NHKニュース

    新型コロナウイルスに効果があるか研究が進められている薬「レムデシビル」について、アメリカの国立の研究機関は、患者の回復を早めることが確認されたと発表しました。一方で、イギリスの医学雑誌には、「有意な効果はみられなかった」とする論文が掲載され、来月中旬以降、発表される見通しの臨床試験の結果に注目が集まっています。 こうした中、アメリカのNIH=国立衛生研究所は29日、アメリカなど各国の医療機関が共同で行っている臨床試験の一部を分析した結果、この薬を投与された患者は回復までの日数が平均で11日だったのに対し、投与されなかった患者は平均で15日だったとして、患者の回復を早めることが確認されたと発表しました。 トランプ大統領の会見にもたびたび同席するNIHのファウチ医師は「この薬がウイルスの働きを止めることが証明された」と述べ、今後、標準的な治療として使われるようになるという見方を示しました。 ま

    レムデシビル 米機関は“回復早める” 英医学雑誌“効果なし” | NHKニュース