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ブックマーク / president.jp (9)

  • 「地方を見捨てる」という悪魔の選択が始まった…「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく

    1月1日に発生した能登半島地震で甚大な被害が出ている。神戸学院大学の鈴木洋仁准教授は「被災地は、以前から大きな地震が頻発しており、一部の専門家から危険性も指摘されていたが、この地域への対策を重視したようには見えない。誰も責任を取らない形で、なし崩しに『地方が見捨てられる』という状況が生まれつつあるのではないか」という――。 新聞が見出しに掲げた「見えぬ全容」とは 能登半島地震から1週間が経った1月8日の朝日新聞は、1面の見出しに「見えぬ全容」と掲げた。 「全容」とは、何を指すのだろうか。 死者や行方不明者の数だろうか。孤立状態にある人数だろうか。 「全容」という言葉の「全容」が見えないのである。それほどまでに今回の災害は把握が難しい。 どこで、どんな被害が生じているのか。誰が、何に苦しんでいるのか。何が、どれぐらい足りないのか。現地だけではなく、情報の中心地であるはずの東京でも、ほとんどわ

    「地方を見捨てる」という悪魔の選択が始まった…「能登半島地震」で露呈した日本社会の重苦しい未来 いつの間にか、見捨てたことになっていく
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2024/01/11
    いつの間にか地方を見捨てた結果、地方からの人口流入が止まり、東京もダメになる。東名阪を南海トラフ巨大地震が襲ったとき、一体どこが救助隊を出してくれるのか。考えたほうがいい。
  • 父は小卒、母は中卒の貧困家庭だった…前明石市長・泉房穂が「親ガチャに外れた」という言葉に違和感をもつ理由 「自分が何かをできていないこと」への言い訳にしていないか

    世界と歴史の変化を意識する 歴史の変化を意識、なんて言うと大仰に聞こえますが、「時代が変化していく途中に自分たちがいることを自覚しよう」ということです。 世界の中に、そして歴史の中に私たちはいます。そして世界はつねに動いています。ですので当然のことながら、これからどう変化していくのか先が読めれば、自分たちがどう行動すべきかもわかってきます。 たとえば私は市長だったとき、まずは地球儀を見るように俯瞰ふかんし、日のほかの地域や世界の国、都市に視野を広げてみました。そうすると、自分たちのまちに必要ないろいろな政策が具体的に見えてきます。 たとえば明石市で実施した無料のおむつ定期便は、滋賀県の東近江市がすでに行っていました。その制度をバージョンアップして、ただ届けるだけでなく、子育て経験のある人を担当者にして、毎回同じ人が届けて話を聞けば、育児をしている人も助かるのではと考え、自分たちの市により

    父は小卒、母は中卒の貧困家庭だった…前明石市長・泉房穂が「親ガチャに外れた」という言葉に違和感をもつ理由 「自分が何かをできていないこと」への言い訳にしていないか
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2024/01/03
    社会経済的地位高位の家庭で家庭学習ゼロのこどもよりも、社会経済的地位低位の家庭で長時間の家庭学習をやってるこどものほうが学力低いとの結果が。えげつない格差。
  • 医師に心付けを渡してはいけない…それでもお礼がしたい人が唯一渡しても許されるもの まともな医師は「袖の下」を渡すことで対応を変えることはない

    注目を集めようと意図的に炎上させた可能性大 少し前、SNSのひとつであるTwitterに自称研修医が「お医者さんへの謝礼・心付けは絶対に渡した方がいい」「対応やオペの丁寧さに必ず差が出る」「謝礼があると対応がガラッと変わる」などと書いて炎上しました。医師を名乗って、対応やオペの丁寧さが変わるからと謝礼を要求するようなことをツイートするのは、ありえないことです。 実際には、医師への謝礼・心付けは不要です。たいていの病院は「謝礼や心付けはお断りします」と明示しています。日には医師が30万人以上もいますので、謝礼の有無で対応を変える医師が一人もいないと断言することはできませんが、私が医師として働いてきた25年ほどの経験の範囲内では、そういう医師と一緒に働いたことはありません。 この自称研修医は「麻酔科医に渡すと金ドブなので要注意。渡しても五千円」といったことも書いているので、注目を集めるために

    医師に心付けを渡してはいけない…それでもお礼がしたい人が唯一渡しても許されるもの まともな医師は「袖の下」を渡すことで対応を変えることはない
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2023/07/11
    以前、家庭医学書で、退院してからしばらくたっての近況報告兼ねた手紙は、感謝の気持ちを感じられるとともにその後の経過もわかって参考にもなると読んだことがあったぞ。
  • 日本人はもう年金だけでは暮らせない…投資の経験のない人ほど「つみたてNISA」を急ぐべき理由 54%の人が「制度内容が分からない」と回答

    ただ、現時点でNISAは時限措置だ。NISAの恒久化は早期に実現されるべきだ。ここでいう恒久化とは、少額投資非課税制度そのものを恒久化することと、非課税保有期間を無期限にすること、を意味する。 利用者にとってNISAの最大のメリットは、世界経済のダイナミズムをより効率的に享受し、長期の視点で資金を運用することにある。それは、わが国の個人が、より安心した人生を送るために欠かせない。1990年代以降、わが国の経済成長率は低位に推移し、賃金はほとんど増えていない。財政の悪化も深刻だ。預貯金や公的年金に頼って“人生100年時代”を送ることに不安を抱く人は増えている。 個人にとって自らの責任で必要な資金を運用し豊かな人生を目指すことの重要性は一段と高まっている。NISAの恒久化などは、人々のライフスタイルに合った、より柔軟かつ持続的な資金の運用を可能にするだろう。 そもそもNISAとは何なのか NI

    日本人はもう年金だけでは暮らせない…投資の経験のない人ほど「つみたてNISA」を急ぐべき理由 54%の人が「制度内容が分からない」と回答
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2022/10/03
    いくら金融資産を積み上げても、その金融資産をモノやサービスに引き換えてくれる人がいなければ、金融資産は紙くず。いま問題になってるのは、モノやサービスを生み出してくれる人が減ってること。
  • 「女性の賃金が低いのは、ゆるい仕事を望むからでしょ」なぜそんな"クソリプ"が蔓延するのか 女性が男性よりも長時間働いている事実を知らない人が多い

    政府が来月から、企業に対して賃金の男女差を開示するよう義務付ける方針を示した。日男女の賃金格差はほかの先進国と比べても大きいが、この原因についてコラムニストの河崎環さんは「なぜ日の女性が賃金の低い仕事を選択せざるをえないかを知らず『それは女性がゆるい職業や働き方を望むから』と誤解している人が多い」という――。 ダントツに大きい日男女の賃金格差 今年7月の女性活躍法改正で、301人以上を常時雇用する企業(約1万7650社)に対し、男女の賃金差の公表が義務化される。具体的な賃金額ではなく、男性の賃金水準(中央値など)に対する女性の賃金水準の割合を算出し、正規・非正規ともに各社ホームページに開示することが想定されているようだ。 東京新聞の記事を引くと、例えば国別では、男性賃金の中央値を100とした時のOECD平均値は88.4、フランス88.2、ドイツ86.1、米国82.3に続いて日

    「女性の賃金が低いのは、ゆるい仕事を望むからでしょ」なぜそんな"クソリプ"が蔓延するのか 女性が男性よりも長時間働いている事実を知らない人が多い
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2022/06/09
    「ケアレスマン」でいられるのも男性の特権/女性が多い職場が本当に「ゆるい仕事」なのか。ディーラーの営業と介護職とどっちが「ゆるい」か。参考:http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-8da892.html
  • 「私だってスカートをこんなに短くしたくない」大人にはわからない…女子高生が短いスカートをはく本当の理由 校則の本音を語る高校教師覆面座談会

    【高校教諭覆面座談会】 SKR 20代、関西地方。教員4年目。生徒会担当などを経験。 長野 30代、長野県。教員歴8年。教務係→生徒会担当 TNT 40代、岐阜県。生徒会担当歴が長い。Twitterで、学校の在り方について積極的に発信している。 司会 内田良・教育社会学者 校則改革で教員の負担は減るか 【内田】これはあくまで働き方改革を考えたときの校則改革における副次的な産物ですが、校則を厳しくしないことで、身だしなみの指導をする機会そのものがなくなっていくのではないかと思うのです。 「ルールをなくしたら指導することが増える」のか、「ルールをなくしたら指導することが減る」のか、いかがお考えでしょうか。 【長野】校則がほとんどない学校でも、生徒指導は当然あります。ほとんどないとはいえ、例えばいじめの問題やその少ない校則に違反している生徒には指導せざるを得ません。とはいえ、その指導の中で、「こ

    「私だってスカートをこんなに短くしたくない」大人にはわからない…女子高生が短いスカートをはく本当の理由 校則の本音を語る高校教師覆面座談会
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2022/05/18
    「皆をそろえる」ことを志向するから、皆がこぞってスカート短くするんじゃないだろうか。夜間定時制のほとんどは制服がないが、それで問題が起きたと聞いたことはない。定時制でできて全日制でできない理由は。
  • 「日本の自転車事故は先進国最悪」堂々と歩道を走る"危険自転車"がいっこうに減らないワケ どこを走ってもいいと思っている

    自転車は堂々と歩道を走っている。しかし、それは世界の非常識だ。毎日12kmの通勤に自転車を使ってきた「自転車ツーキニスト」の疋田智さんは「日自転車事故比率は先進国の中でも最悪レベルだ。歩道を走る自転車にも問題はあるが、車道を走る自転車を邪魔と思うドライバーにも問題がある」という――。 車窓から見ると「邪魔」で「イライラする」自転車 「なんだか最近、テレビや新聞なんかでさかんに『これからは自転車は車道だ』って言うんだけどさ。邪魔くさいよね、チャリが車道にいると」 とまあ、この数年というもの、こういう話を周囲からよく聞く。なるほど自転車についての認識はともかく「自転車は車道」。ようやくそこまできたか。じつに慶賀。こういう方々、以前なら「自転車は歩道なんじゃん?」が当たり前だった。 だが、ネガティブだ。これを言う人は、大抵の場合ドライバーとしての立場からだ。 私はテレビ局に勤めているの

    「日本の自転車事故は先進国最悪」堂々と歩道を走る"危険自転車"がいっこうに減らないワケ どこを走ってもいいと思っている
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2022/01/07
    自転車の位置づけをあいまいにしてきたことが、この大混乱を生んでるんだと思うよ。車両なのか、歩行者の延長なのか、さっぱりわからない。
  • 海外移住した超富裕層が不幸にあえぐワケ いくら金があっても日本に帰れない

    資産5億円以上の「超富裕層」のなかには、税逃れのため海外移住し、悠々自適の生活を送る人たちがいる。しかし、彼らの一部は幸せを享受できず、「日に帰りたい」とこぼす者もいるという。なぜなのか。実名ノンフィクション『プライベートバンカー 完結版 節税攻防都市』(講談社プラスα文庫)で、超富裕層の実態を描いた清武英利氏に聞いた――。 超富裕層は真っ先にシンガポールを目指す ――超富裕層の資金を人にかわって運用する「プライベートバンカー」。書は、そんなプライベートバンカーとして、元野村証券のトップセールスマンからシンガポール銀行に転職した杉山智一氏の悪戦苦闘を中心に描かれた、実名ノンフィクションの完結版です。 【清武】書は、「2つの軸」が貫いています。1つは、大企業を飛び出した人間の成長物語です。 杉山さんは、野村証券から三井住友銀行、そして外資系銀行と転職を重ねました。野村証券でも三井住

    海外移住した超富裕層が不幸にあえぐワケ いくら金があっても日本に帰れない
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2021/10/24
    この記事を読んでると、聖書が説く貧しい者こそが幸いである(ルカ6:20)との言葉が急に説得力を持ち始める。
  • 「近所で遊ぶ子どもがうるさい」とネットに書き込む人は、ただの子ども嫌いではない 「大事な子ども」の近くから離れたい

    路上で遊ぶ子どもたちのいる場所を地図に書き込むサイト「道路族マップ」が話題になっている。子どもの「騒音」に悩む人たちは、なぜその情報をネットに書き込むのか。文筆家の御田寺圭氏は「子どもが大切にされすぎた結果、騒がしくても叱ることができなくなった。書き込む人たちは、子どもの存在におびえているのだ」という――。 住宅街で遊び回る子ども=「道路族」 「道路族」 ――というワードを、あなたはご存じだろうか? もちろん、この場合の「道路族」とは、田中角栄や青木幹雄といった族議員のことではない。 ここでいう「道路族」とは「住宅街における路地や付近の公道において、あたかも公園や庭のごとく我が物顔で遊びまわる子ども(と、その親たち)」のことを差す。当初はあくまで局所的なネットスラングとして流通していたにすぎないワードだった。しかしSNSが(とりわけ主婦層に)普及するにつれ「悩んでいるのは自分だけだと思って

    「近所で遊ぶ子どもがうるさい」とネットに書き込む人は、ただの子ども嫌いではない 「大事な子ども」の近くから離れたい
    syou_hirahira
    syou_hirahira 2021/02/19
    子どもを育てる負担から逃げようとすれば、高齢者を支える負担すら正当性を失い、高齢者の大量殺戮になるのでは。ただ負担になるだけの国民の大量殺戮は近代国家の永遠の誘惑。
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