Appleを追い出されたジョブスは、NeXT社を立ち上げてNeXT CubeというワークステーションとNeXTSTEPというOSを開発した。このNeXTSTEPがMachカーネルを採用していてBSD Linuxの系譜を持っている。 余談ではあるが、ジョブスがAppleに戻ってくると、そのNeXTSTEPを次期MacOSであるMacOS Xのコアとして採用させてしまった。つまり、これ以降のMacはNeXTの後継とも言える。このNeXTSTEPは、開発当初から高度な抽象化が行われており、それが、00年代のPowerPCからIntel x86、そして今のM1へのシームレスな移行を可能にしている。