先輩のD論読んでてこの程度なら私にも書けるよなーと思ってラボ変えて3年間で書いてみたらあっさり学位取れて一瞬で萎えた(※今日の話じゃないですよ)。なんだ、この程度か。 つまり、citationがつくような論文を何本も書けたところで、何ら面白い人生は歩めないってこと。頑張ればポスドクで育英会返済の何割かくらいは稼げるかもしれない、ってのが上限なんですよ。なんか、そんなんじゃないんだよね欲しいものは。 ポスドク一万人計画のおかげで入り口が広くなった分、いろんなところの期限切れが見えやすくなって、夢を抱きにくい世の中なのかもしれないですね。今の学生たちなんて修士のころからこういう首切りをたくさん見ながら成長してるわけで、そりゃ研究のために身を粉にして働こうなんて考えが生まれるわけないよな。 せめて自分は、学生に向かって夢を語れる常勤教員になりたいなーと思うのです。http://anond.hat