この場所は以前から気になっていた。地図上は階段が表示されているのだが、ストリートビューで見ても階段の入口らしきものが見つからないのだ。そこで現地に行ってみると、やはり階段の入口にあたる部分にはブロック塀がある。ブロック塀の横に少し隙間が空いているので、そこから中を覗いてみると、何かある! 裏に回ってみるとやはり石段があった。踊り場には仏様が祀られている。最上段まで上ると先程のブロック塀が立ちふさがっている。両側のビルへの入口もない完全ないきどまり。かなり長大な純粋階段だったのだ。 おそらく寺の敷地内であり、塀の向こう側の車の通りも結構多いので安全上塞いだのではないか。してみると、途中の仏様はあるいは交通事故で亡くなった子供の供養のためとも考えられる。仏様の裏の文字までは確認していなかった。 (2021.3.1追記) 仏様の裏を確認したところ、戒名と昭和五十三年の日付、行年六十九歳という銘を