韓国政府は、中東地域での自国の船舶などの安全を確保するため、韓国独自の取り組みとして、ホルムズ海峡に部隊を派遣することを決めました。 具体的には、すでにアフリカのソマリア沖のアデン湾に派遣しているおよそ300人の部隊の活動範囲を一時的に広げる形で対応するということで、国会の同意は必要なく、すぐに活動を開始できるとしています。 また、ホルムズ海峡への部隊派遣は、韓国独自の取り組みとして行い、アメリカが主導する有志連合には参加せず、必要に応じ協力をするとしていて、有志連合には連絡要員として将校2人を派遣する予定だとしています。 韓国は、アメリカとイランの双方との関係や中東情勢などを踏まえ、慎重に対応を検討してきていて、国防省の関係者は、今回の決定についてすでに両国に伝え、アメリカからは歓迎と期待が示され、イランからも理解を得られたと説明しています。 米韓両国は、韓国に駐留するアメリカ軍の経費や