毎年楽しみにしているこの一週間。(といっても最初の3日だけだが) 昨日はついに物理学賞の発表。 今年の受賞者は、「光」の分野で貢献した人たちに贈られた、ということでした。 CCDを世界で始めて作った元ベル研究所のボイルとスミス。 それから、光ファイバの長距離化を可能にして、実用化の鍵を担ったカオ博士。 CCDは、デジタルカメラの原理になっているもので、おおざっぱに言うと、光を受けて、それを電気信号に変えるデバイス。 (ちなみにCCDを初めて商品化したのはソニーのデジタルカメラですね。) 光ファイバーは、もう日本人にはインターネットなどでおなじみだけど、光の信号を何千メートルも中継点無しで伝えることが出来る技術。 さて、光ファイバについて、日本のメディアは「東北大学の西澤教授が受賞しなかったのは何故だ」と騒いでいるが、 私に言わせれば今回のノーベル賞の問題はそこではない。 まず、「光」関係の